【ウルトラセブン】パンドンは強い?弱い?史上最大の侵略を検証する

最終話にして最大の危機を迎えるウルトラセブン。地球防衛の長きにわたる戦いで満身創痍のウルトラセブンが待ち受ける最大の敵とは!?・・・かつてないスケールで、ウルトラセブン最後の戦いを飾った「史上最大の侵略」。セブンの最後の相手となった怪獣こそ、火を吐く大怪獣・パンドンです。最終話で出てくる怪獣だ、きっとかのゼットンのように滅茶苦茶強いに違いない・・・!しかし、世間ではパンドンの評価は真っ二つ。強い?それとも弱い?最終2部作の紹介にて、その強さを確認してみましょう。明けの明星が西の空に輝くころ、一つの光が宇宙へ飛んでいく。それがこの記事なんだよ!(?)

ウルトラシリーズ珠玉の傑作!ウルトラセブン

『ウルトラセブン』といえば、『ウルトラマン』に続く円谷プロダクションの巨大ヒーロー作品第2作目にして、現在でもなおウルトラシリーズの最高傑作ともうたわれる名作中の名作!決してウルトラマンセブン等とは呼んでいけない!!
当初は、宇宙図作成業務の一環として地球にやって来たに過ぎなかったセブン(恒点観測員340号と言われていました・・・地球でいう所の公務員なんでしょうかね?)。
しかし、(おそらくは仕事の関係上?)多くの宇宙人が地球を狙っているという話を聞いていた事、また地球人の素晴らしさに感動したセブンは、地球に留まり、侵略をもくろむ宇宙人や怪獣と戦う決意をするのです。

地球防衛軍の精鋭部隊・ウルトラ警備隊は、宇宙からの来訪者であるにも関わらず、地球の為に命がけで戦う彼に敬意を表し、ウルトラ警備隊7番目の男・ウルトラセブンの名を与え、共に戦い続けてきました。(ゆえにウルトラマンセブンではないのです・・・)
しかし、長きに渡る宇宙人や怪獣との死闘によって、遂にセブンの身体は限界を迎えてしまいます。傷ついた彼は、一刻も早くウルトラの星へ帰還しなければ、命を落としてしまう・・・!そんな矢先、最後にして最大の侵略作戦が、彼を待ち受けていたのです。
史上最大の侵略の尖兵として送り込まれた怪獣こそ、パンドンです。最終回に出てくるのだから、さぞかし強い奴に違いない・・・しかし、パンドンに対する評価はファンの間でも真っ二つ!一体どういう事なのでしょうか?次項からは、パンドンの実力の程についてご紹介いたしましょう!!

最後にして登場!火を吐く大怪獣・パンドンとは

2度にわたって登場!

〇双頭怪獣パンドン
・身長 40m
・体重 15000トン
・出身 ゴース星
ゴース星人が地球侵略の為に送り込んだ怪獣。双頭怪獣の別名通り、鳥のような2つの頭を持つ。口からは高熱の火炎を吐くことが出来る他、かなりの怪力を誇るという設定もある。(ウルトラセブンのOP歌詞にある「火を吐く大怪獣」である唯一の存在である)
セブンが長きにわたる激戦の過労によって、エメリウム光線すら満足に放てないほど衰弱していたこともあり、セブンのこめかみを殴って悲鳴をあげさせる、投合しようとしたアイスラッガーを叩き落とすなどの活躍を見せるが、最後はアイスラッガーをナイフのように振るったセブンにより、左手と右足を切り落とされ、敗北する。

出典:https://twitter.com

〇改造パンドン
※身長・体重はパンドンと同一
ゴース星人により左手と右足に義手・義足を取り付けた状態で蘇生されたパンドン。爆破されたゴース星人の基地より置き土産として登場し、セブンと最後の戦いを繰り広げる。
セブンのダメージは更に深刻となっており、一度は投げつけたアイスラッガーを右手でキャッチし優位に立つも、ウルトラホークの援護射撃を受けてスラッガーを投げそこなう。間もなくスラッガーをセブンに投げつけるも、体勢を立て直したセブンの念力によって反転したスラッガーで首を切り落とされ、またも敗北する。
なお、一戦目と違い高熱火炎は使用しなかった。(改造による影響か、他の事情によるものかは不明)

パンドンはアイスラッガーで2度やられる!?

さて、まずはパンドンの基礎データについて紹介しましたが、いかがでしょうか? ・・・正直言って、戦績はちょっと、いや、かなーり微妙な感じで、ハッキリ言って弱いんじゃね?と言われてもしょうがないですね。
原因としては、コンディションが最低最悪のセブンに2度に渡って敗れたという点が挙げられます。何しろセブンは、光線技が敵に届かない程衰弱しきっており、アイスラッガーを投げつけるだけで精一杯というありさま。
そんなセブンに2度も、しかも同じアイスラッガーで敗れ去ってしまう・・・特に2度目のアイスラッガー使用シーンは屈指の名場面(後述)とはいえ、さすがにこれは無いなぁ・・・
ファンからも、セブンが万全の状態ならば難なく倒せた相手ではないかと言われることが多いです・・・やっぱりパンドンは弱いのか?

パンドン戦のクラシックBGMが秀逸

パンドンの強さ論議は一旦さておき、ここではウルトラファンの心に強く焼き付いている最終決戦のBGMについて解説してみようと思います。
満身創痍のセブンの決死の戦いにおいて、なんとクラシックがBGMとして流れるのです!!ちなみに流れた曲は、シューマンのピアノ協奏曲。これがまた、セブンの悲壮な戦いを彩る絶妙な選曲と言わざるを得ません!!
セブンの苦戦、セブンの正体を知ったウルトラ警備隊の決死の援護、そして投げつけられたアイスラッガーを念力で反転するという鮮やかな逆転劇・・・これらシーンが、クラシックによってより一層引き立ちます。
こうした神がかった選曲により、パンドンはその強さはともかく(笑)、ファンの心に強く残る怪獣となり得たのです!

ゲームで鬼強!スーパーファミコン「ウルトラセブン」でのパンドン

さて、様々な不幸要因が重なり、強さについて今一微妙な評価となってしまっている(あえて弱いとは言わないッ 泣)パンドン。しかし、やっぱり最終話は最強の敵が出てこそ引き締まるハズ!!
・・・そんな思いを知ってか知らずか、パンドンがとんでもない強さを発揮している媒体があります。それがスーパーファミコンソフト「ウルトラセブン」のパンドンです。
前作「ウルトラマン」に続いての格闘ゲームである本作に登場するパンドンは、なんとゲームの仕様上セブンが万全の状態であるにも関わらず、攻撃範囲の広い高熱火炎でバンバン攻めてくるなど鬼のような強さを発揮するのです!!

確かにこのゲーム、コマンドが入力しづらかったり、コンティニュー制限があったりと全体的に難易度は高めではありますが(一応、EASY、NOMAL、HARDと選べますが、EASYではエンディングが中途半端・・・)、原作再現度は当時にしては中々高いです。
まあ、テレビ版とは状況が少々違うとはいえ、パンドンに苦戦するという所は共通していますので、ちょっと違ったアプローチでの原作再現・・・と、いえるのでしょうかね?
と、このゲームの存在により、比較的若い世代の間ではやたらと強敵として印象に残っている事もある?パンドン。おかげさまで、その強さの評価はますます真っ二つになってしまうのでした・・・
レトロゲー好きの方や、ウルトラセブンのファンで未プレイな方は是非一度プレイし、テレビ版の興奮を追体験してみましょう!!

で、結局パンドンは強いの?弱いの?

以上、ウルトラセブン最後を飾った怪獣、パンドンについて紹介いたしました。さてさて、記事の当初から煽りに煽ってきたパンドンの強さ評価についてですが・・・
残念ながら、筆者の見解としてはやっぱり弱い奴じゃないかと考えます(泣)一応ゲーム版では滅茶苦茶な強さを発揮しているとはいえ、やはりテレビ本編でボロボロのセブンに敗北した姿は如何ともしがたいところです。
しかし、ボロボロとはいえセブンを圧倒した場面は、トラウマとして目に焼き付いている視聴者もきっといるはず!単なる強い弱いではなく、その強烈なインパクトこそ、パンドンの最大の持ち味にして、強味なのではないでしょうか!!
うん、そんな風にパンドンの事を思い、明太子とんかつとか食べてやると、きっと彼も浮かばれるんじゃないですかね?(見た目的な意味で
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