【となりの怪物くん】ハルはピュアすぎる天才問題児!その魅力を徹底検証

漫画家・ろびこ先生が送る不思議なラブコメディ「となりの怪物くん」。主人公・水谷雫を好きになる吉田春(ハル)は、天才的な頭脳を持つ問題児です。さらにピュアさも加わったイケメン高校生・ハルの魅力を徹底検証していきたいと思います。

『となりの怪物くん』とは?

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2008年から2013年まで「月刊デザート」で連載されたた「となりの怪物くん」は、漫画家・ろびこ先生が描いた青春ラブコメディです。全13巻が発売された「となりの怪物くん」は、累計発行部数500万部以上突破する作品となり、2012年にはテレビ東京でアニメ「となりの怪物くん」が放送されました。
ファンの間では「とな怪」という愛称で親しまれている作品は、2018年に実写映画としての制作が決定しています。主人公のガリ勉女子高生・水谷雫には女優の土屋太鳳さん、天才問題児・吉田春役には菅田将暉さんが決定し、連載が終了した後も注目が集まっている作品です。

『となりの怪物くん』あらすじ

高校1年生の主人公・水谷雫は勉強が何よりも大好きなガリ勉女子です。一方の吉田春(通称・ハル)は、中学校の頃に起こした暴力事件をきっかけに不登校となり、高校に入ってからも暴力事件を起こし、またも不登校に……。
雫は、隣の席になったハルに、先生から頼まれたプリントを届けるために家へと向かいます。ピュアなハルはその行動に感動し、雫のことをもっとよく知るために高校へ通い始めました。
それまで勉強だけできればいいと思っていた雫は、猛アプローチしてくるハルを次第に好きになっていきます。お互いを知っていく中で、「好き」とお互いに意思表示をするも、恋人同士には発展していかない2人の奇妙な関係…。それぞれの家族や友人を巻き込みながら展開していく恋模様に目が離せません。

『となりの怪物くん』ハルってどんなキャラ?

プロフィール

イケメンな高校1年生・吉田春(通称・ハル)は、4月2日生まれのO型で、身長は178cmと高身長。入学初日に上級生とけんかをして、停学処分を受けた男の子です。ニワトリの「名古屋」を愛しているハルは、入学式で新入生代表の挨拶を担当するくらいの天才的な頭脳の持ち主(停学処分を受けたため挨拶はできませんでしたが)。
中学時代に暴行事件を起こし、それ以後、父親の妹でハルにとっては叔母・三沢京子の家に預けられます。京子の死後、息子でハルにとってはいとこになる・三沢満善が経営するバッティングセンターで共同生活を始めました。


中学校時代の3年間はほとんど学校に通っていなかったハルは、家で勉強をしていたと語っています。そのため中学校の勉強範囲を飛び越えて高校の勉強もしていたからか、授業を聞いていなくても高校テストでは常にトップ成績を収めるため、ガリ勉女子の雫をいつも悔しがらせています。
離れていくのが怖い」と雫の告白の答えとして言ったハル。その後恋人同士になっていませんが、「私たちは友達だ。これからもうまくやっていこう」と言われてかなりショックを受けてしまいます。
普段のハルは「節度ある距離を保って欲しい」と雫に言われるくらい過剰な愛情を見せています。節度ある距離は何と2mと言ってしまう雫もどうかと思いますが、そういわれちゃうイケメン・ハルの過剰さをちょっと受け入れたくなりますよね。

ニワトリの「名古屋」を溺愛


登校途中に雨の中うろついていた姿を見ていたハルは、ニワトリを学校に連れてきて先生に怒られてしまいます。一度はハルと雫で同級生・佐々原宗平が引き取ってくれることになったのですが、自宅で飼っているネコがニワトリにおびえたため断念。
学校で飼育できるように手配をし、かなりマニアックなニワトリ小屋を作り、ニワトリの名前を「名古屋」と決定しました(どうやら当初は食べる気があった模様で、名前は名古屋コーチンが由来)。その後度々登場する名古屋は、「となりの怪物くん」のキャラクターマスコット的存在になり、特に拾ってきたハルは名古屋を溺愛しています。
ハルはかなりの頻度でニワトリ小屋から名古屋を連れ出し、誰かのイタズラでゆで卵が置かれていた時には(名古屋は雄鶏)涙を流して感動をしていました。動物好きなピュアなハルならではのエピソードだと思います。

『となりの怪物くん』ハルの魅力1 天然すぎる天才問題児


ハルの魅力は、なんといってもピュアさが一番ではないでしょうか。「メガネをかければ委員長になれる」と信じたハルは、クラスで学級委員を決める時にメガネをかけて必死にアピールします。
結局は選出されませんでしたが、高校生なのにピュア過ぎちゃいますよね!雫がプリントを家まで持ってきてくれたことに、友達が欲しいと願っていたハルはかなり感動し、不登校だった学校にも通い始めます。
好きな気持ちを雫にストレートにアピールすることは、ハルのトレードマークとも言っていいほどですよね。雫がアドバイスしてくれることにはほぼ100%に近い割合で実行に移す行動派の部分もありました。

ハルのスゴイところは、ピュアさだけではなく、成績も優秀という部分ではないでしょうか。学校のテストでは、授業もきちんと聞いていないのに常にトップを維持し、雫に嫉妬されちゃうこともあります。
頭脳明晰でイケメン、どこか天然で雫の言動には一喜一憂するというのが、ハルの魅力を最大限に引き出していくというところなのかもしれません。

『となりの怪物くん』ハルの魅力2 明らかにされていく春の過去

ハルの大切な人・叔母の京子と息子の満善

ハルが中学時代に不登校になったのは、親切にしてくれた同級生がハルを嫌な目で見たことが発端で暴力を振るったことが原因でした。家族でどうにもならなくなったハルを、叔母の京子が面倒をみることになります。
京子はハルに自分の子供を育てた時と同じように接していきました。そんな愛情豊かだった京子はハルが高校に上がる前に死去…。京子のこともあり、失うことが怖くなってしまったハルは、本当に好きな雫を前進で素直に受け止めることが出来ないでいたのです。
京子の死後は、バッティングセンターを営んでいる京子の息子・三沢満善(ハルにとってはいとこ)の家に住むことに。ハルは満善のことを、優山よりも頼りにしているお兄さん的存在として接しています。

ヤマケンとは幼い頃からライバル

ハルと同じくらいにイケメンで頭の良い高校生・山口賢二(通称・ヤマケン)は、ハルが通っていた学校の幼等部から初等部では同級生だったことがあります。その当時はハルをいじめていたために、ハルにとっては会いたくない相手として登場してきました。
しかし、会うごとにヤマケンは雫に魅かれていき、ハルにとっては恋のライバルになっていきます。ヤマケンも絶対に奪えないと感じていても、雫にラブコールを送っているのは健気に思えちゃいますよね。
でも、もしかしたら、ハルとのライバル関係が楽しいのもあるのでは?と思う場面も多々あり、雫にはっきりと振られた後も2人に(特にハルに)関わってきたことで証明されていると思われます。

『となりの怪物くん』ハルの魅力3 【ネタバレ】春と優山の関係は?


優山が来るとどこかへいなくなってしまうハルは、実は本当の兄弟です。大好きな雫を置いてでも優山とは会いたくないと考えているハルは、一番嫌いで一番好きだった人物…。優山もハルのことを守る気持ちは誰よりもあり、吉田家の戻ってからも変わらない仲の良い兄弟としているはずでした。
それが月日が経つごとに、父親の見る目がハルに向けられていることを感じ始めます。そんな気持ちの中でハルの家出騒動が発生し、優山は何かが切れてしまいます。「僕たちはお前のお陰でこの家に来れたんだって。僕がどんな気持ちでお前を見てるか想像したこともないだろう」耐え切れなくなって家出したハルに、気持ちを打ち明けた優山。

そんな気持ちで一番大好きな兄がいたとは気付かなかったハルは深く傷つきます。その出来事があり、ハルは中学で暴行事件を起こし、叔母の京子のところへと引き取られることになりました。
ハルに代って吉田家の後を継ぎ、自分の居場所を確保し続ける決意をした優山。吉田家に引き取られなかったら、仲の良い兄弟のままだったのではないかと想像すると、少し切なくなってしまいますよね。

父親との確執

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ハルと優山の父親・吉田泰造は、雫もテレビで観たことがある大物政治家です。ハルが7歳の時に優山と一緒に泰造の家に引き取られましたが、女性関係にだらしが無く、泰造の愛人スキャンダルが発覚した後のパーティーでは、雫の母親も口説いた様子が描かれています。
想像していた暖かい生活とは間逆の生活とななり、中学校で暴行事件を起こした後は、叔母の京子の家に預けられることになります。京子が亡くなった時に、吉田家の人間が葬儀に来なかったことから、溝がさらに深まっていきました。また雫と長い間恋人同士にならなかったのも家族のことが原因となっていたのが容易に想像できますよね。

『となりの怪物くん』ハルの魅力4 【ネタバレ】春と雫はどうなるのか?

初めての大喧嘩


女性スキャンダル後、泰造の復帰と優山の誕生日を兼ねたお披露目パーティーが開かれます。パーティーの条件として大物人物が提示した条件は、優山とハルの兄弟がきちんと揃うこと。これで最後と言ってハルは雫を同伴してパーティーに参加しました。
その帰り道、ハルの心に刺さる雫の言葉がきっかけで、2人は初めて大喧嘩になってしまいます。雫がひどく動揺する中で、ハルは学校に来なくなってしまいました。必死に探す雫と友人たちに、ようやくハルの居所がわかります。2人は今後付き合い方をどうしていくのかというテーマで、ハルと雫らしい話し合いが持たれ無事に仲直りをしました。

無事に仲直りをした2人ですが、ハルは雫に学校を辞め、海外で勉強したいと打ち明けてきました。実は優山の誕生日パーティーで久しぶりに会った京子の知り合いに出会い、一緒について行くことを決めていたのです。
雫も弁護士になるという夢に向かって勉学に励んでいたので、この提案を応援する形で承諾します。2人はそれぞれの道に向かって進んでいき、1年後にハルは帰ってきました。気持ちが通じ合って別れていた2人は、その後もハルと雫らしい関係を続けていくことで最終回を迎えます。
その後2人がどうなったのかは、番外編できちんと描かれていたのでファンは胸をなでおろしたのではないでしょうか。

『となりの怪物くん』ハルの魅力5 春の声優は鈴木達央さん

天才問題児・吉田春(通称・ハル)を演じているのは、声優の鈴木達央さん。「Free」の橘真琴役や「だがしかし」の遠藤豆役などを演じでいます。2018年に放送が決定されているアニメ「七つの大罪 戒めの復活」では、シリーズで演じてきたバン役を演じることが決定
「となりの怪物くん」の公式サイトでのインタビューでは、周囲の人からハルと似ていると言われたそう。オーディションで決まった鈴木さんですが、喜んだのはその時だけで、緊張感や不安感が増していると語られていました。
アニメがスタートし、鈴木さんの声を聴いた視聴者は、動くハルと鈴木さんの声がマッチしていて、そんなことを感じなかったのではないでしょうか。

『となりの怪物くん』ハルの魅力6 実写映画では人気俳優の菅田将暉さん

2017年5月には、2018年に実写映画「となりの怪物くん」が製作されることが制作・配給会社の東宝から発表されました。吉田春(通称・ハル)役には人気俳優の菅田将暉さんが演じることが決定しています。
菅田さんは、ドラマや映画などに多数出演し、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で主人公・西門め以子の子供・西門泰介として登場。泰介の悲しい結末も合わさって大ブレイクを果たします。その後、auのCMで「鬼ちゃん」として登場したことで、馴染みがある視聴者も多いのではないでしょうか。

菅田さんは、「となりの怪物くん」の実写映画化に対し、最後の制服姿となることをコメントで発表しています。共演する水谷雫役・土屋太鳳さんとも初共演だということで、土屋さんとコミュニケーションをとりながら撮影に挑みたいと話されていました。どんなハルの姿が登場するのか今から楽しみですよね!

『となりの怪物くん』ハルはやっぱり天然な天才問題児だった


水谷雫の言動で一喜一憂する吉田春(通称・ハル)は、成績優秀なイケメン高校生です。雄鶏の「名古屋」をこよなく愛し、友達を作りたいと願ったピュアな心の持ち主は、過去につらい経験を経て雫と出会います。
それまでは暴力で問題解決を図ろうとすることが多く問題児として扱われていました。雫と付き合っていく中で「人を好きになる」という感情が芽生え、暴力を振るうことはなくなります。
兄の優山を過去の出来事から遠ざけていましたが、少しだけ距離を縮めハル自信で自分がどう生きていくのかということまで答えを導き出すことまで出来るようになりました。
学校を辞め自分のやりたいことに進んでいってしまうあたりは天然な部分が残り、天才問題児のままだったのは言うまでもありません。そこがやっぱりハルらしいですよね!
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