【ガンダム00 】アレルヤ・ハプティズムの魅力を語る!二重人格マイスターのすべて

戦争をなくすための戦争を描いた『機動戦士ガンダム00』。放送から10年が経った現在でも古く感じないこの作品、古く感じない理由は個性的なキャラクターがいるからではないでしょうか?そんな個性的なキャラクターの中から今回はアレルヤ・ハプティズムについてまとめていきます!

今年で十周年!ガンダム00はどんな作品?

『機動戦士ガンダム00』2007年10月6日から放送を開始したガンダムシリーズの一つです。1stシーズンを2クール、2ndシーズンを2クール、そして劇場版作品を1作と中々長編な本作ですが、ガンダムシリーズ最後の地上アナログ放送作品にして、最初のハイビジョン制作作品でもあります。
舞台は現代から約300年後の未来、西暦2307年。3つの勢力に分かれた国家群は各地で細かな紛争を起こしつつも冷戦状態を維持していた。私設武装組織「ソレスタルビーイング」戦争根絶のための武力行使という矛盾を抱え、世界に戦いを挑む。
ガンダムシリーズのお約束でもある濃厚な人間ドラマやカッコいいメカニックは勿論ですが、本作では紛争問題軌道エレベータなどの実在する問題・話題を取り込んであります。そのため、ガンダムをあまり知らないという方でも入りやすいシリーズです。

二重人格のパイロット!アレルヤ&ハレルヤをご紹介

アレルヤ・ハプティズム

2289年2月27日生まれで、初登場時は19歳。元々はカザフスタン出身。
戦災孤児となった後、三大国家群の一つ「人類革新連盟」の研究機関「超人機関」に拉t・・引き取られ、そこで「被験体E-57」として様々な実験を受けた結果、記憶を全て失い本当の名前は本人すら知りません。今の名前は施設で会った少女・マリーに付けてもらったアレルヤの名にコードネームのハプティズムを組み合わせたもの。

温厚で命を奪う事に抵抗を覚えるなど心優しい青年なのですが、別人格のハレルヤやマイスター達、他国のパイロット達が漏れなく問題j・・もといとても個性的なため、悲しいぐらい目立たない・・。ある意味、平成ガンダムの登場人物らしい性格です。

ハレルヤ

壮絶な実験の結果生まれたアレルヤのもう一人の人格。非常に残忍かつ攻撃的な性格で、その残忍さは「超人機関」脱走時に自分(たち)が生き残るために仲間の被検体を食料確保のため皆殺しにしてしまうほど。
アレルヤが思考、ハレルヤが反射をそれぞれ司っており、二人の人格がどちらも起きた状態になるとその戦闘力は圧倒的の一言!ちなみに、それぞれの人格によって前髪の分け目が変わり、どちらの人格も出ている状態ではオールバックに。
結構アレルヤの事も考えているようでアレルヤがピンチになると表に出てきてくれます。が、基本的には粗暴なので結構な頻度で大惨事に・・。ドラマCD内ではハレルヤが一日体の主導権を握る「ハレルヤの日」というもの存在が語られています。(もちろん、大惨事に)

演じる声優はこの人、吉野裕行さん

アレルヤ&ハレルヤを演じる声優さんは吉野裕行さん。特徴的な声質であり、一度聴いたら忘れない声優さんですが、自分が特徴的な声質である事を子供のころから意識しており、なんと保育園に通っていたころから声優という職業を意識していたとか。
2017年だけでも『弱虫ペダル』『有頂天家族』などの人気作などに出演しており、現代を代表する声優さんの一人です。
『機動戦士ガンダム00』では、二重人格という難しい役をしっかりと演じきっており、作中でも所々あるアレルヤとハレルヤの一人?会話シーンはアレルヤとハレルヤの性格やテンションの違いを表現しきった名演技!必見です!

アイハブコントロール!アレルヤの駆るガンダムは?

ガンダムキュリオス

正式には「GN-003 ガンダムキュリオス」。名前の由来は統治や支配を司る主天使「キュリオテテス」から。シリーズ伝統の飛行形態への変形機能を持った機体で、「GNビームサブマシンガン」やティエレン宇宙型を撃破したシーンが印象的な武器内蔵型の「GNシールド」などを装備しています。
実はこのガンダム、変形した際に機体を下から見上げるとガンダム顔が丸出しと変形が若干不格好。ですが、この変形には理由がります!わざとガンダム顔が見えるようにする事でソレスタルビーイングが来た事を伝える意味があるのだとか。だから、ダサくない!
1stシーズンの最後に大破。人革連にパイロットごと回収され、2ndシーズンでの敵側MSであるアヘッド開発のベースとなってしまいます。その後、キュリオスはどうなったか不明と、1stシーズン以外でも見せ場のあった他のソレスタMS達とは違いなんだか不遇な扱い・・。

アリオスガンダム

正式機体名「GN-007 アリオスガンダム」。第3世代機であるキュリオスの後継機である第4世代機。
物語の展開上仕方ないとはいえ、アリオスの作中での扱いは中々不遇な事が多く、味方を運ぶだけが出番の時や母艦であるトレミーこと「CBS-74 プトレマイオス2」のトランザム用動力としてされてしまったりと悲惨。そのせいでGNタクシーやらGN電池など不名誉なあだ名まで。
ですが、最終決戦ではGNHW/M」(GNヘビーウエポン スラッシュM)という強化武装やサポート機のGNアーチャーの投入、中の人が本調子になった事から1stシーズン同様、大暴れしてくれます。

ガンダムハルート

正式機体名称は「GN-011 ガンダムハルート」。資金難な中で開発されたため、機体性能自体はアリオスとそこまで変わらないハルート。武装を大量に積載する事でアリオスとの差別化を図っています。そのため、今までとはかけ離れた異形のシルエットに。
ガンダムシリーズを通しても珍しい複座式の機体で、でアレルヤ&ハレルヤ同様超兵であるマリー・パーファシーソーマ・ピーリスで機体制御と火器管制を行っています。(別人格も数えると4人と大所帯!)
ハルートには名前の由来になった堕天使の相方であるマルートから名前を取った「マルートモード」という超兵用OS3つを同時起動させ制御するモードがあり、このモードを発動するとその性能は圧巻!目で追いきれない超機動に3対の目が開く演出といいカッコ良さがヤバい!

アレルヤ&ハレルヤの劇中での活躍をご紹介

1stシーズン

出典:https://www.amazon.co.jp

物語の始まりの1stシーズン。ソレスタルビーイングが活動を開始すると、アレルヤは他のガンダムマイスター同様世界との戦いにその身と投じていきます。物語前半、自分が以前いた「超人機関」を破壊する活躍をみせますが、それ以降は控え目な活躍。
物語全般を通して、控え目な活躍でしたが最終局面だけは例外!アレルヤ&ハレルヤが土壇場で見せた本物の超兵の戦いは半壊した機体で戦うというシチュエーションもあって非常に熱い!00シリーズの中でもトップクラスの名バトルといえます!
圧倒的な戦いをみせたアレルヤ&ハレルヤでしたが、最後の最後で相手の捨て身の連携攻撃を受け、キュリオスは大破。アレルヤ&ハレルヤもその際に負傷してしまいます。更には、キュリオスごと人革連に回収され捕虜に!どうなる2ndシーズン!

2ndシーズン

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戦闘時に機体ごと国連軍に回収されたアレルヤは厳重な拘束をされ、捕虜に。頼れるハレルヤは(ノーヘル運転した事による)負傷により消滅と絶望的状況な2ndシーズン。そんな中、主人公・刹那と合流した仲間たちに救出されたアレルヤは新機体アリオスと共に再度戦いに参加します。
探し求めていたマリー(とソーマ)と早期に合流した事、ハレルヤが消滅もとい休んでいたため2ndシーズンでのアレルヤの活動は控え目。メメントモリ攻略戦では出撃せず格納庫で一人ポツンと動力となっていたため、GN電池などと言われてますが、戦術上仕方なかった!うん!
そんなGNでn・・アレルヤですが、最終決戦ではハレルヤが復活した事もありお約束の大活躍!母艦に押し寄せる特攻兵器ガガの群れを撃破し、敵イノベイド・ヒリングも圧倒!ついでにラスボス・リボンズにも挑みますが機体損傷の影響で離脱する暴れっぷり。

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

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2ndシーズン後、トレミーを降りて世界をマリー(とソーマとハレルヤ)と旅していたハレルヤですが、途中異変に気づき訪れた太陽光施設で外宇宙からの金属生命体ELSに襲撃されます。この襲撃シーンですが、地味にハレルヤ達のアクションがすごいです!
2年ぶりにソレスタルビーイングに合流したと共に宇宙に上がり、新機体ハルートでELSを迎え撃つのですが、圧倒的物量相手を取り込むELSとの戦いは絶望的。・・なはずなのですが、最初から本調子な上にハルートが色々ヤバいためあまり絶望感を感じない。
この映画の時点でアレルヤの年齢は26歳。アレルヤ以外もですが、ガンダムシリーズのパイロットとしては結構な年。ハレルヤも年を取って落ち着いたのかこの映画でのハレルヤは少し控え目。というより、アレルヤが扱い方を心得ているような気も・・?

強敵だらけのOOパイロット達の中でアレルヤ&ハレルヤはどれぐらいの強さ?

物語後半アレルヤとハレルヤがどちらも覚醒している状態(いわゆる完璧な超兵)になると、「もうこいつ一人だけでいいんじゃないか・・?」ばりの大暴れをするアレルヤ&ハレルヤですが、00のパイロットの中ではどれぐらいでしょうか?
片目負傷状態かつ狙撃仕様機体で近距離仕様の機体を相手するロックオン(兄)、空飛ぶ変t・・名パイロット・グラハム、刹那の師匠でもあり物語内でも強敵を倒しまくったサーシェス、イノベイターに覚醒した刹那にラスボス・リボンズと強敵だらけの00パイロット。
イノベイターである刹那は量子化というチート持ちなので勝てないとしても、圧倒的な反応速度をしつつ、常に思考を巡らせる思考と反射を融合した超兵状態のアレルヤ&ハレルヤはそれに次ぐぐらいの強さのはずです!

一人芝居が特徴的!アレルヤ&ハレルヤの名台詞

「本物の、超兵ってやつをなぁっ!」

なら、あの女に見せつけてやろうぜ。本物の、超兵ってヤツをなぁっ!
1stシーズン最終決戦の際に、他人を傷つける事を拒んでいたアレルヤが生き残るために例え相手を傷つける事になっても戦う事を決心した際の台詞。半壊し、損傷箇所からGN粒子を吹き出しつつもトランザムで圧倒的な攻撃を仕掛けるキュリオスがとても印象に残る場面でもあります。
この台詞を言ったシーンで同じ超兵であるソーマは反射のみで戦っているとハレルヤが指摘していますが、主人格であるマリーと和解(?)したであろう2ndシーズン以降では彼女も本物の超兵状態になれるのでしょうか?

「違う、未来を切り開く力だ!」

ハレルヤの「いいか、反射と思考の融合だ!行くぜぇー!」「これが超兵の力だぁー!」という台詞に対して、アレルヤが返したものがこの台詞。
地球を背にした背水の陣でのELSとの最終決戦という状態にあり、最初のうちは戦う事を否定的にとらえていたハレルヤが自分の力の使い道を見出したことが感じ取れる1stシーズンからの集大成といえる台詞です。
余談ですが、この台詞を言った祭のアレルヤとハレルヤのテンションの差を声優・吉野さんの演技と作画で表現しているのですが、テンションの落差がすごいため若干面白い状態に・・

「僕はもう、命を見捨てたりはしない!」

ハレルヤの「テメェの行為は偽善だ!」という台詞に対する返答がこの台詞。「それでも善だ!僕はもう、命を見捨てたりはしない!」が全文。
1stシーズンで超人機関を破壊する際に、自分と同じような超兵の被検体を助けようと考えるもその行為が偽善であるとハレルヤに言われ否定する事が出来なかったアレルヤ。このシーンでは同じような台詞に対して言い返しており、アレルヤの成長がわかる良いシーンです。
このシーンではELSに取り込まれかけていた連邦軍MSを救出しているのですが、その際に武装の一部が取り込まれたため一部を投棄しています。終盤にはハルートも満身創痍の状態で投棄。パイロット脱出後に攻撃を受け爆発するハルートの姿は何とも言えない・・。

今後のガンダムOOはどう展開していく?

今年で10周年になる『機動戦士ガンダム00』。10年前の作品ですが、00はまだ終わった作品ではありません。
「METAL BUILD ガンダムエクシア 10th ANNIVERSARY EDITION」の販売や公式サイトのリニューアル、さらには10周年記念イベント来年4月14日に控えているなどまだまだ止まりません!
劇場版ラストからエピローグまでの約50年間反イノベイター派VSイノベイターの戦争があった事が言及されており、このエピソードの映像化も期待したいところです!