【ジョジョ/ジャイロ】7部の主人公はツェペリ!孤高の騎手の魅力を語る【SBR】

『ジョジョの奇妙な冒険』の中でも特に人気がある第7部『スティール・ボール・ラン』の主人公ジャイロ・ツェペリの魅力を語ります! ネタバレもあります!

『ジョジョSBR』ジャイロ・ツェペリとは?

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ジャイロ・ツェペリは『スティール・ボール・ラン(SBR)』という総距離約6000kmに及ぶ、 史上初の乗馬による北米大陸横断レースの参加者であり、法治国家ネアポリス王国の法務官(伝統ある死刑執行人)です。死刑執行人の家系であるツェペリ家の長男(5人兄弟)として生まれました。

 貫禄ある外見ですがなんと24歳! 前歯に『GO! GO! ZEPPELI』と彫られた金歯を挿しています。またかなりの女好きでもあります。

性格は破天荒で大胆ですが、いつも行動する際はそれに反して理性的かつ理論的で、常に臨機応変にトラブルを対処します! こんな兄貴がいたら頼もしいですよね~。

ジャイロ・ツェペリの魅力1:無実の少年のために命をかける熱きハート!

一見、ど派手でメチャクチャなジャイロ・ツェペリですが、SBRに参加する理由が非常に熱いですよね! グレゴリオの後継ぎとしての最初の任務を任されたジャイロが処刑しなければならないのは靴磨きの少年マルコでした。マルコはたまたま国家叛逆を目論む人物の密会の現場で靴磨きをしていただけで『国家叛逆罪』として裁かれました。 

この事にどうしても納得がいかず日々不満を募らせていたジャイロ・ツェペリはSBRで勝つことで『国王の恩赦』があることを知り、マルコを救う為にレース参加を決意します。 

この理由がめちゃくちゃカッコイイ! 見た目に反したギャップに惚れる女性は少なくないでしょうし、男が男に惚れる要素も満点ですよねぇ。『黄金の精神』を持った男の中の男です!

ジャイロ・ツェペリの魅力2:熱心にギャグを作るお茶目さ!

一見クールで男前でもジャイロ・ツェペリですが、意外にもコミカルな面もあって全力でギャグや歌を作ったりもします。ジョニィが今後の方針を考えていた時にも自作の歌『チーズの歌』をかなり得意げに披露しました。

 ジャイロ・ツェペリ自身、ギャグや歌にはかなりの自信があるようです。相棒ジョニィはもこれらをスルーせず、無表情で大絶賛! (無表情ということは……、でもジョニィは大絶賛しているし、ジャイロ・ツェペリに対して「バンド組む?」と言ってしまうからきっと面白いんだろうな……。この辺の想像はみなさんにお任せします。)

ですが、ジャイロ・ツェペリの凄さは、これだけではありませんよね! 絶体絶命の窮地でもギャグをやってしまいます(笑)。

そうジャイロ・ツェペリ渾身の名作『7日で一週間』です。いままでジョニィとジャイロが命がけで集めてきた『聖なる遺体』のパーツがすべて奪われ、さらには最後のパーツもライスボスの大統領ファニー・ヴァレンタインに発見されてしまいますが、それにも動じず、いえ、ピンチだけど笑って吹き飛ばしてしまおうという大らかさがジャイロ・ツェペリにはあります!

そしてイケメンが披露する変顔……。芸人顔負けの顔芸。並のメンタルでは出来ませんよね(笑)そこにシビれる! あこがれるゥ! 

まだまだあります、何故か笑うときに「ニョホホ」と言ってしまう癖、そして孤高でワイルドでありながら『クマのぬいぐるみ』を愛し可愛がる奇人っぷり。とにかくギャップがいいですよねぇ~。

ジャイロ・ツェペリの魅力3:武器は回転する『鉄球』!

SBRの舞台は、まさに西部劇さながらです。そんな舞台でジャイロ・ツェペリが武器として使うのが『鉄球』でサイズは野球のボールほど。それを両腰に携えたガンホルダーのような入れ物に入れ、時には西部劇の早撃ちさながらで鉄球を放ちます! この描写が非常にかっこいいんですよね。 

ジャイロ・ツェペリの鉄球が武器になる秘密は回転にあります。回転する鉄球の振動が生み出す『力』によって様々な効果を引き起こすのです。これが『技術』と言われます(第2部で言う『波紋』のようなものでしょうか)。

鉄球はただ回転させているのではなく『黄金の回転』という『技術』が用いられます。この黄金の回転は自然界に存在する『黄金長方形』を持った形を見つけ出し、その黄金長方形の中心を結んで行くことによって生まれる無限の『黄金の回転』に沿って鉄球を回転させるものです。

もしくは自身の手のひらが黄金長方形になるようにします。黄金長方形によって作られた回転は、絶大なパワーを生み出すことが可能ということになります。

この黄金長方形は1:1.618の黄金率、つまり古代からこの世で最も美しい形の基本の『比率』を持っています。エジプト・ギザの『ピラミッド』『ネフェルティティ胸像』、ギリシアの『パルテノン神殿』『ミロのビーナス』、ダ・ヴィンチの『モナリザ』もこの比率を持っています。ツェペリ一族はそれを追及して来たそうです。

 ジャイロ・ツェペリ自身も「オレのは『技術(ワザ)』だ 人間には未知の部分がある」と言っているだけあって不思議な力ですよね。

ジャイロ・ツェペリの魅力4:『ボール・ブレイカー』という『技術』!

ジャイロ・ツェペリには『ボール・ブレイカー』というスタンドのようなものがあります。一見スタンドのようですが通常のスタンドとは異なり、ジャイロ・ツェペリが『回転』の技術を極めたことによって生まれた存在です。 

ほとんどスタンドなんですが、スタンドに近づこうとした技術だと解釈した方がよさそうです。ジャイロは回転を極めたことで『無限の回転エネルギー』を手に入れます。それが可視化出来たものがボール・ブレイカーです。

 ボール・ブレイカーは回転によって重力に干渉することが出来、攻撃した相手を老化させることが出来ます。この重力の干渉によって次元の壁を破れるようになり第7部のラスボスの大統領ファニー・ヴァレンタインの能力を攻略する方法を見つけます。 

またジャイロ・ツェペリにはボール・ブレイカーの他にスキャンという技術があります。作中に出てくる奇跡を起こす『聖なる遺体』の一部(眼球)と鉄球が合体したことにより、物体の内側を見る事が出来、さらには鉄球にカメラを搭載したように鉄球からの視点を得る事ができるようになりました。

 単純な腕っ節の強さではなく、技術を磨いて強くなっているところもカッコイイですよね。

ジャイロ・ツェペリの魅力5:最後までジョニィの師匠にして親友!

ジャイロ・ツェペリはジョニィの親友にして師匠でもあります。ダメ男なジョニィはジャイロ・ツェペリと旅をしていくうちに戦い方を学び、心身共に強くなり、成長していきます。またジョニィが成長するに従ってジャイロ・ツェペリも成長します。互いに高め合う姿はまさにバディものの理想形ですよね。

 最後の戦いでジャイロ・ツェペリはジョニィに師匠として、そして親友としてラスボスの大統領と戦う心得レッスン5をします。

「オレはこのSBRレースで いつも最短の近道を試みたが一番の近道は遠回りだった 遠回りこそが俺の最短の道だった  この大陸を渡ってくる間ずっとそうだった そしておまえがいたから その道を渡って来れた」と言って死ぬのです。

ずっとジョニィと旅をしてきたからこその言葉でグッと来ますよね。この熱さもジャイロ・ツェペリの魅力ですね。

ジャイロ・ツェペリの魅力6:『納得』出来る名言の数々!

ジャイロ・ツェペリは歴代主人公と同様『黄金の精神』(「正義」の輝きの中にある精神)を持っているだけに、放たれる言葉はどれも煌めいています!

 またジャイロ・ツェペリはいくつかの台詞の中で『納得』という単語を使います。ジャイロは筋が通らないことは何があってもしないのです! まさに男! 

 物語の序盤、ツェペリ一族の家業を父から受け継いだ時でも、それを大切に思いつつも、無実の少年を処刑しなければならなくなったらジャイロ・ツェペリは抗います。理不尽な現実に怒りを見せ「オレは一族を誇りにしてるし 父の『後を継ぐ!』 この仕事はオレの「宿命」だ それは何も変わらない… 昔からも これからも だがオレは納得したいだけだッ!」と答えます。 

ジャイロ・ツェペリは物語終盤では「時々 つくづく思うんだ ご先祖様ありがとうってね」という言葉を残しているだけに、先ほどの台詞は相当な思いで言っていることが分かります。

 さらには「俺は国王から命ぜられる この任務を我が心の「誇り」としたい! 有罪か無罪か!『納得』は必要だッ! 『納得』は『誇り』なんだ!」と言い切ります。誇りを持っているからこそジャイロ・ツェペリは戦うんです!  

「オレは『納得』したいだけだ!『納得』は全てに優先するぜッ!!でないとオレは『前』へ進めねぇッ!『どこへ』も!『未来』への道も!探す事は出来ねえッ!!」という言葉も残しています。とことん納得するまで戦うジャイロ・ツェペリのかっこよさが際立ってますね!

ジャイロ・ツェペリの魅力7:声優は『浜田賢二』と『三木眞一郎』

SBRはまだアニメ化されていませんが、ジャイロ・ツェペリが登場するゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 ALL STAR BATTLE』とVOMIC(ヴォミック)という集英社が配信しているインターネットサービスの作品があります。そのジャイロ・ツェペリが登場する作品の声優を紹介します。

浜田 賢二

浜田賢二さんは、1972年4月12日に福岡県出身です。青年から老人役をこなせるほど、演技の幅が広いのが特徴です。

 『デュエル・マスターズ』の切札勝利、『Paradise Kiss』の小泉譲二〈ジョージ〉、『黒子のバスケ』木吉鉄平、『ジョジョの奇妙な冒険

ダイヤモンドは砕けない』片桐安十郎など数多くのアニメ、ドラマ、洋画の吹き替え、ゲームに出演するのみならずナレーターとしても活躍しています。

三木眞一郎(みきしんいちろう)/ジョジョの奇妙な冒険 ALL STAR BATTLE担当

三木眞一郎さんは3月18日に東京都出身です。ハンサムな声質から、クールな青年役、主人公の兄貴分的な役柄に定評がありますが、ヘタレな二枚目半、ポケモンなどの人外を演じるなど、演技の幅は広いです。

 『頭文字D』藤原拓海、『ドラゴンボール超』ザマス、『偽物語』貝木泥舟、『キルラキル』美木杉愛九郎、『銀魂』坂本辰馬など多くの作品に出演しています。

ジャイロ・ツェペリの本名を英語にして辿るシーザーとの関係とは?

ジョジョファンなら第6部と第7部の関係を辿ってしまいますよね。第6部ではプッチ神父によって世界が一巡手前まで来て、『メイド・イン・ヘブン』が発動する手前までの世界はパラレルになってしまいました。

 おそらく第2部のジーザー・アントニオ・ツェペリに対になる存在こそ第7部の主人公ジャイロ・ツェペリです。この根拠はジャイロ・ツェペリの本名はユリウス・カエサル・ツェペリにあります。英語の綴りではIulius Caesar Zeppeliです。英語読みはジュリアス・シーザー・ツェペリとなります。

第2部のシーザー・アントニオ・ツェペリの英語綴りはCaesar Antonio Zeppeliなので、ジャイロ・ツェペリはシーザー・アントニオ・ツェペリが一巡した後の存在(パラレルワールドのシーザー)ということになんでしょう。

それを踏まえて第2部と第7部を読み直すと色々な共通点が見つかりますよね。大きな所ですとやっぱり最期は壮絶なところが似てるな、とか、ツェペリの熱い思いをジョースターが受け継ぎラスボスに勝つんだなぁ、とか。

壮大な物語の中の至るところに人間賛歌描かれているからこそジョジョの奇妙な冒険は多くの人に愛されてるんでしょうね! 改めて興味が湧いたら第2部と7部を合わせて読むんでみましょう!

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