【ジョジョ】ジョニィはジョジョ史上最弱? 成長過程と名言を紹介【SBR】

『ジョジョの奇妙な冒険』の中でも特に人気がある第7部『スティール・ボール・ラン』のもう一人の主人公ジョニィ・ジョースターの魅力を語ります! ネタバレもあります!

『ジョジョSBR』ジョニィ・ジョースターとは?

ジョニィ・ジョースターは19歳の元天才騎手です。事故で足が不自由になり、元に戻るためのきっかけを求めるために『スティール・ボール・ラン(SBR)』というレースに参加します。本名はジョナサン・ジョースター(通称:ジョニィ、ジョジョ、ジョーキッド)です。そうです、第一部の主人公ジョナサン・ジョースターと同姓同名です!

 恐らく、第六部のプッチ神父のスタンド『メイド・イン・ヘブン』によって発生したパラレルワールドのジョナサン・ジョースターがジョニィに当たります。

 また、ジョニィは『虫刺されフェチ』というかなり特殊で怪しい性癖を持っています(笑)。その名の通り、女性が虫に刺され、腫れ上がった皮膚に興奮するというかなりマニアックなものです。ジョニィだから許される気もします(笑)。

ジョニィ・ジョースターの魅力1:将来有望な天才ジョッキーだった!

ジョニィは裕福な牧場に生まれ、幼い頃から騎手として活躍していました。その才能は凄まじく僅か16歳でケンタッキーダービーに優勝を飾るほどです!

誰もが認める才能の持ち主であり本人も自覚していました。自分の境遇と才能から高慢な性格がますます酷くなりますが、これが災いし順番待ちの列に割り込んだ際のトラブルで銃撃され、半身不随になってしまいます。

それからジョニィは『見えない宿命に縛られている』という考え方を持つようになり、自身の未来に失望し、後悔するようになってしまいます。どちらかというとネガティブ思考になってしまいました。

ジョニィ・ジョースターの魅力2:シリーズ屈指の美形でイケメン!

ジョニィは元天才騎手でしたが、騎手時代はかなりモテていたようです。作中にもそういった描写がありました。騎手としての才能でモテ部分もあると思いますが、やはりルックスの良さも大きいのではないでしょうか。 

歴代ジョースターも皆顔が整っていますが、どちらかというと男前ばかり(第5部主人公ジョルノも美形ですがどちらかというとかわいい系の雰囲気もありますし)。

その中でジョニィは髪が長く輪郭もシュッとしていて中性的ですが、男らしさもあるんですよね。ここも今までのジョースターとは違う魅力ですよね。

ジョニィ・ジョースターの魅力3:クズっぽいけど憎めない人間くさいヤツ!

ジョニィは手段を選ばない「漆黒の意志」の持ち主ですが、どこか憎めないですよね。第一部のジョナサンとは同姓同名ながら性格が真逆です。第一部のジョナサンはとても正義感が強く、立派な紳士になるために努力を怠りません。くそ真面目で心優しく、どのような困難にも正々堂々と真正面から立ち向かえる勇気を持っています。 

それに対してジョニィは才能こそあるものの、それを自覚して傲慢でワガママです。事故で足が不自由になるとネガティブ思考に。ピンチに遭遇した際は「出来ない」と弱音を吐いたりもします。

ですが、人生の師匠であり大親友であるジャイロ・ツェペリと旅をしてくうちにジョニィは成長していきます! ジョジョシリーズの主人公らしからぬダメダメなキャラクターですが、妙に応援したくなるという魅力があります。『ジョニィの成長』を見届けることはSBRを読む醍醐味でもありますよね。

ジャイロ・ツェペリと出会った当初はあまり好かれていませんでしたが、徐々に認められるようになり、彼がレースで一位になるために協力関係を組み信頼関係を強くしていきます。旅の中盤からジャイロによる突然放たれるシュールなギャグを聞かされても大人な対応をみせているところもジョニィの良いところですよね。

 ジョニィはジョジョ史上もっとも泣く登場人物でもあります。何かあれば泣きます。一部ではクズだ、クズだ、といわれますが、きっと良くも悪くも自分に正直で感受性が豊かなのかも知れませんね。

 そして忘れてはならないのは『乾杯』のシーンです。これはもっともジョニィの成長を感じさせる名場面ですよね。自分のために苦労して『聖なる遺体』を集めていたジョニィですが、『遺体』を手放さなければジャイロが死ぬという選択を迫られます。

ジョニィは悩みに悩んだあげく、最後の最後に泣きながら遺体を手放してジャイロを選ぶんですよね。ジョニィの弱さもあるんですが、親友のために一度諦めるのがいいんですよねぇ。その後、ジョニィはジャイロと乾杯をするんですがこれも物凄くいいんです。第7部最大の見せ場の一つでしょう!

ジョニィ・ジョースターの魅力4:足が不自由ながら戦う姿!

ジョニィが憎めない男なのは成長していけるだけはないはずです。やはり傲慢さが引き金とはいえ、足が不自由になってしまったところについ同情したくなるところも大きいと思います。

 そんなジョニィは約6,000キロメートルにも及ぶ北アメリカ大陸横断レース『スティール・ボール・ラン(SBR)』が開催されることを知り見物に行きます。そこで、ジャイロ・ツェペリと出会います。ジャイロ・ツェペリが使う『鉄球』の『回転』によって不思議なことに、事故以降まったく動かなかったはずの脚が微かに動くようになります。 

かつてのように自分の足で歩きたいと思うジョニィ・ジョースターは『鉄球』による『回転』の秘密を知るために急遽レースに参加します! さらにレースの序盤で『聖なる遺体』を手に入れることでスタンド能力を身に付けてさらには、今まで動かなかった足が僅かに動くようになり、遺体の力である『奇跡』を目の当たりにし、『遺体』を集めることを決意します。

 ここも第7部の大きな魅力でもあります。足が不自由でありながらも命がけのレースに参加するという危なっかしさに、思わず応援したくなります。歴代ジョースターと比べて超人的どころか一般人よりも弱いのに……。ジョニィがどうなってしまうのか、って心配させられてしまうんですよね。

ジョニィ・ジョースターの魅力5:手段を選ばない『漆黒の意思』!

ジョニィは目的のためなら手段を選ばないという『漆黒の意思』の持ち主です。目的を果たすためなら相手の命を奪うことすら厭わない強さもあります。

ネガティブなんですが、自分のためには強気になるんですよね。また奇跡を起こす『聖なる遺体』をアメリカ合衆国大統領ファニー・ヴァレンタイン(SBRのラスボス)は、アメリカ合衆国の幸福のために動いていましたが、ジョニィはそんなことよりも自分の欲を優先しました。

 その際もファニー・ヴァレンタインが正義で自分が間違っているかも知れないと考えますが結局は自分のために大統領を戦うことを選びます。まさに『漆黒の意思』! ジョニィが正しいかどうかは分かりませんが、やはりぶれない意思を持てるのはある意味凄いんですよね。 

ジョニィ・ジョースターの魅力6:全てを切り裂くスタンド『タスク』!

ジョニィは、自身の爪を高速回転させ、弾丸のように発射したり、あらゆる物体を切り裂くスタンド『タスク』があります。先述しましたが、聖なる遺体と接触したことにより目覚めた能力です。ジョニィのスタンドはジャイロから回転の極意を学ぶことにより成長していきます。

 タスクは、ACT1、ACT2、ACT3、ACT4の四段階に成長しました。また第四部に登場する広瀬康一の「エコーズ」のように、ジョニィは成長前のACTを使い分けられことが出来ます。

ACT1:指の爪を回転から発生するエネルギーを利用し、爪を弾丸のように飛ばします。

ACT2:『黄金長方形』から見出した『黄金の回転』の跡で爪を回転させます。放った爪弾の弾痕は自動追尾することが出来ます。ですが次元を移動するヴァレンタインを追うことは出来ません。まだACT1と違って弾数に制限があり、両手の指の数である10発を撃ち尽くすと、新たな爪が再生するまで待たねばなりません。

ACT3:ジョニィが自身を撃つことによって自分の肉体を爪弾の回転に巻き込み、巻き込んだ肉体を別の爪弾を出して攻撃します。

ACT4:ジョニィ自身の回転に加え、馬の走る力で得た回転を合わせることによって得た『無限の回転』エネルギーにより、敵の行動をすべて無効化して最終的には粉々にします。ACT4は次元の壁も超え、与えたダメージは無限に続きます! 恐ろしい! 

また拳によるラッシュ攻撃時の掛け声は、空条承太郎と同じく「オラオラオラオラ……オラァ!!」です。ここはやはりジョースターを名乗るだけありますよね。

ジョニィ・ジョースターの魅力7:「ありがとう」成長しながら生まれる名言の数々!

ジョニィはジャイロ・ツェペリと旅をしていくうちに成長していきます。それと共にジョニィから発せられる言葉の強度も強くなっていきます。第7部は他の部と同様名言が多いのですがここではジョニィの成長が感じられる台詞をピックアップしてきます。 

『迷ったら『撃つな』……だ! だがもう『迷い』はない』 アクセル・ROとの戦いに苦しむジョニィは、何度も「爪弾」を放とうとしますが、その度にアクセル・ROのスタンド『シビル・ウォー』による幻影で「迷ったなら撃つのはやめなさい」と止められ、躊躇します。ですが。アクセル・ROに自分の生きる目的となった『遺体』を奪われた時、ジョニィは腹を固めるのです。 力強いですよね!

「君は『受け継いだ人間』だ!」今まで多くのことを教わったジャイロ・ツェペリに対して、DIOを警戒するようにジョニィが言った言葉です。頭ごなしにジャイロ・ツェペリに対して強く言うのではなく、ジャイロ・ツェペリのアイデンティティを考慮して『受け継いだ人間』と表現した所に二人の関係性が出ていますよね。 

『ありがとう……ありがとうジャイロ 本当に……本当に……「ありがとう」……それしか言う言葉がみつからない……』ずっと旅を共にしていたジャイロ・ツェペリに対してジョニィが最後に胸の裡で放った言葉です。涙無しには読めません。万感の思いだったんでしょうね。こういう言葉が出るようになったのもジョニィの成長が見られますよね。

第8部ジョジョリオンでは死亡している? その原因と謎は?

第8部『ジョジョリオン』にもジョニィは登場します。ジョニィは、SBRの準優勝者でもあるノリスケ・ヒガシカタ(東方乗助(憲助))の娘・理那と結婚し、ジョージ・ジョースターⅢ世と女の子を授かります。これがジョジョリオンの物語(呪いの物語)が始まったきっかけは、ジョニィにあります。

 理那と結ばれたジョニィの幸せは長くありませんでした。理那は原因不明の不治の病(身体が石のようになる病)にかかります。

それを取り除くためにジョニィはかつて自分が手にした『聖なる遺体』の力に頼ろうとして、収納されている地下シェルターから『遺体』を盗み出します。そして日本政府の要望による馬術指導のために来日し、政府の追手から逃れて理那の病を治すことに成功します。 

ですが、あろうことかその病が息子のジョージに移動します。ジョニィはSBRの旅での出来事を思い出します。それは、誰かが救われたとしてもどこかの誰かが必ず不幸を掴むことになることです。

その連鎖を断ち切るためにジョニィはACT4の爪弾を遺体の上に乗せたジョージに撃ち、『病』と自らのスタンド攻撃を自分自身に移動させることによって自らの命と引替にジョージを病から救いました。悲しいのですがジョニィらしい最期ですよね。 

大切な人のために死ぬという点では第1部のジョナサンと同じ運命を辿っているところも感慨深いですよね。第8部はまだまだ呪いについて多くの謎が残されていて、今後またなんらかの形でジョニィが登場するか楽しみですね。