【寄生獣】後藤はヒトを滅ぼす戦闘狂!狂気に満ちたラスボスを徹底解説!

最も新一を苦戦させた寄生獣後藤!迫りくる恐怖とともに魅力を紐解く!

『寄生獣』後藤とは?

初登場時は顔を変えて、暴力団事務所に白昼堂々玄関から侵入。暴力団員の殺戮を始めてからの自分の受けた攻撃をカウント、掃討後に通行人と即座に入れ替わり逃走するという実験的殺戮を行うなど、戦闘的な「演習」を行っている。また、「体の操縦」の訓練のためにショパンのピアノ曲を弾いている場面もある。母体である人体の大半がパラサイトに置き換わっているために、かなりの自由度で肉体の変形が可能。体はパラサイトの鎧(プロテクター)で守られており、対向走行しているトラック同士の交差による激突の衝撃にも耐え、ショットガンの直撃を複数受けるなどしても基本的にダメージを受けない。

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作中最強キャラといっても過言ではない寄生獣「後藤」。パラサイトは人をエサとしているため、ただでえ人間にとっては驚異的存在です。後藤の恐ろしさはパラサイトの中でも別格!恐ろしいのは戦闘に対する執念・・・。
初登場時、暴力団事務所に正面から侵入し受けた攻撃をカウントしながら次々に殺戮をしていきます。あっさりと次々に殺されていく暴力団員達・・・。そして、通行人と即座に顔を入れ替えて逃走するのでした。後藤はこのような実験的殺戮を好み、自らの能力を次々に開花させていきます。
後藤は殺戮能力に加えてパラサイトならではの生存本能に基づいた合理的思考が相まって、残虐な行動を繰り返すのでした・・・。この戦闘能力の高さは、頭脳派のミギーをも苦戦させるほど。作中最強キャラの風格漂います。

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『寄生獣』後藤の狂気1:1人に4体もの寄生獣が同居している

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後藤の強さの秘密は「実験的に殺戮演習を繰り返しているから」という経験の基づくものだけではありません。通常、人間1人につき1体のパラサイトが基本ですが、後藤はなんと5体のバラサイトを身に宿しているのです!後藤は、好奇心旺盛な田村玲子によって作られたパラサイト集合体なのです。
この5体のうち1体が頭部を担当し他4体を含む全身の制御をしているのだとか。しかし、この頭部を担当することはパラサイトの能力をもってしても容易ではないようです。4体ものパラサイトを統率して臨機応変に攻撃をする・・・考えただけで頭が痛くなります。
このため、頭部を担当できるのは5体のうち2体で、後藤の他に「三木」というパラサイトも頭部を務めることができます。しかし、やはり最強なのは後藤が統率しているとき。「最初から後藤だったら殺されていた」ミギーにもそう言わしめるほどの強さを秘めているのです!

『寄生獣』後藤の狂気2:強さへの執念。ミギーをも取り込む

人類を守るため、後藤の討伐をもくろむ新一とミギー。頭脳派のミギーは策を講じて後藤に攻撃を仕掛けますが、後藤の高い戦闘能力を前に手も足も出ません。そこでミギーが下した決断は「新一を逃がす」ことでした。
「2人死ぬよりは1人でも生き残ったほうがいい」パラサイトならではの合理的思考から導き出された結果のようです。寄生する対象から離れたら、パラサイトは長くは生きられない。しかし、後藤の「ミギーを取り込む」という判断によって、ミギーは命を取り留めるのでした。
4体ものパラサイトを操っているのに、さらに取り込むとは・・・。後藤の強い統率の力のなせる業です。後にミギーは後藤に統率されていた時の経験を「心地よくて、眠っていながら情報が駆け抜ける感じ。後藤の一部として生きるのも悪くないと感じた」と語ります。

『寄生獣』後藤の狂気3:最強の寄生獣!大迫力の戦闘シーン

通常のパラサイトは1人につき1体。これに対して5倍のパラサイトが寄生している後藤の戦闘は、ほかのパラサイトと一線を画しています!まず、5体のパラサイトがいるからこその変形できる範囲の広さ。全身を武器に、多方向からの攻撃を仕掛けます。この攻撃には防御に徹するので精一杯です。
また、強靭な脚力から織りなされる高速移動は退却する新一を苦しめます。後藤に狙われたら逃げることすら難しい・・・。多くのパラサイトが寄生していることにより、人間の部分がほとんど残っていないため「人間のスペックを大きくは超えない」というリミッターがないのです!
さらに、防御にも余念がありません。全身をパラサイトの鎧で守っており、その強度はトラックとの激突の衝撃にも耐え、ショットガンすらも通さないほど強靭です。どんな攻撃をもものともしない攻めの姿勢の戦闘は大迫力!

『寄生獣』後藤の狂気4:戦いに敗れた後藤…執念の最後。

激闘の末ミギーを後藤に取り込まれてしまった新一。後藤を倒す術を模索しているその最中、睡眠をとっている後藤に出くわします。一世一代のチャンスをものにしようと、持っていた鉈でミギーが弱点と推測していた首を狙い切り落とそうとしますが、あえなく失敗。
目を覚まし激怒した後藤は新一の行方を追います。小賢しく向かってくる新一を「人間の戦い方」をまね、腹を殴り飛ばす後藤。しかし、すぐにとどめを刺さなかったことが後藤の運命を分けました。新一が飛ばされた先は、不法投棄されたごみの山。
不法投棄を取り締まっている警察に後藤が気を取られているすきをついて、新一は偶然手元にあった鉄棒を脇腹に打ち込みます。新一が脇腹を狙ったのは「市役所からの脱出の時に脇腹に血が付いているのを見たから」鎧の隙間の位置を推測し、一か八かの賭けに新一は勝利したのでした。

雄々しくも儚い、最強のパラサイト後藤の散り様・・・。

鎧の隙間をつかれたことは後藤の動揺を誘いましたが、新一の決死の攻撃は後藤を致命傷に至らしめることはできませんでした。新一にとどめを刺すべく迫る後藤・・・。しかし、ここから大逆転劇が始まります。ミギーを含めた6体のパラサイトが一気に統率が取れなくなったのです!
というのも、新一が後藤を攻撃した際の鉄棒に有機塩素化合物が含まれており、体の危機を本能体に察知したパラサイトたちが体から離れようと綱引きを始めたのです。さらに、新一の体に戻ったミギーは、後藤の体から離れる際に主要な臓器を傷つけてくるというおまけつき。
「この種を喰い殺せ」5体のパラサイトの集合体となることで増幅された怒りによって戦闘マシーンと化した後藤。最後は、毒によって弱体化した後藤がミギーの一撃でバラバラにはじけ飛ぶのでした。

『寄生獣』後藤の狂気5:後藤の声優を務めたのはあの声優!

後藤の声優を務めたのは井上和彦!マスコット的キャラクターからイケメンまでこなすベテラン声優です。低く響くしっとりとした声が、徐々に怒りにとらわれていく後藤の声色に妙になじんでいる・・・!
パラサイトはどこか淡々としているのに、時々感情を載せてくる不思議な生物。アニメでの戦闘も大迫力ですので、寄生獣ファンなら必見です!

寄生獣から学ぶ生命。懸命に生き抜いた後藤が新一に残したものとは

新一とミギーの共闘によって、小さな肉片となってしまった後藤。それでも、頭が必死に招集をかけ生きようと少しずつ集まっている・・・。ミギーによると「あまりに細かく散ってしまったため、復活の可能性は五分五分」だとか。同族を殺すことをためらうミギーは、新一に判断を任せることに。
肉片となっても懸命に生きようとする様を見るうち、田村玲子の「私たちはか弱い存在、あまりいじめるな」という言葉を思い出す新一。殺したくない気持ちが人間の宝と考え一度は運を天に任せます。しかし大切な人を守ることで精一杯な自分の存在の小ささを悟り、後藤を殺す決意をするのです。
「君は悪くない。ごめんよ」そう言って刃を振り下ろした新一。人間が環境を守るのは人間が滅びたくないから。人間の物差しを使って人間をさげすんでも意味がない。みんな地球に生まれ、何かに寄り添って生きた・・・。後藤の死は新一の生命感を大きく変えたのでした。

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■20年以上も前の漫画にも係わらず、アニメ、実写へ現代でも躍進し続け人を惹きつけてしまう「寄生獣」の名言や名シーンを紹介。そこには人間という生物のすばらしさや脆さ、醜さが集約しています。

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