【シャーマンキング】麻倉葉は元祖脱力系主人公!その活躍と名言などを紹介

いまなお根強い人気を持っている『シャーマンキング』ですが、その理由のひとつに主人公の麻倉葉の存在があります。友情・努力・勝利がテーマで有名なジャンプ作品ですが、その努力の部分を見せないところが新しいです。そんな麻倉葉の活躍と魅力を紹介します。

『シャーマンキング』麻倉葉とは?

麻倉葉とは『シャーマンキング』に登場する主人公の名前です。シャーマンの王となるべく、修行のために上京してきます。そこで小山田まん太と知り合って友だちになり、多くのライバルとの死闘を繰り広げて強くなっていくのです。そして因縁という大きな運命に翻弄されていきます。
そんな過酷な環境にいるからにはどれだけタフな主人公なのかと思ってしまいますが、朝倉葉自身はかなりゆるい人間です。修行や勉強嫌いで、楽に生きたいが信条で、いつもけだるそうにしています。ですがここぞというときにはやる気をだして、なんとかしてくれる頼れる主人公です。

『シャーマンキング』

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『シャーマンキング』は週刊少年ジャンプにて1998年から2004年の6年間に渡り連載されていました。シャーマンと呼ばれる各国の霊媒師たちが自分たちの持ち霊を使ってバトルを繰り広げ、シャーマンの王を目指します。くしくも未完のまま打ち切りとなってしまいましたが、2008年に完全版が発売されてラストが補完されました。
2001年にはアニメ版が放映されています。連載当時のアニメ化ということで、原作とは違ったラストが用意されました。最近になってアニメ版リメイクの話が持ち上がっていましたが、作者である武井宏之の「前作と同じキャストでなければOKは出せない」の一言で残念ながら頓挫してしまっています。いまなお人気のある漫画です。

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麻倉葉の魅力1 何事も気にしない脱力系ゆるふわ主人公!

麻倉葉を表す言葉としてゆるふわ主人公という言葉が当てはまります。劇中でも他のキャラクターたちから言われる通り、かなりゆるい性格です。ことあるごとに楽に生きたいと言い、修行からも勉強からも逃げ続けます。
彼の言う楽に生きたいというのには、周りの人間にも楽になって欲しいという願いが込められています。いつもゆるい麻倉葉ですが、他人のためには自分を過酷な状況に置ける主人公です。
麻倉葉はよく「ふんばる」という言葉を使います。「がんばる」や「どりょく」するではなく「ふんばる」です。仲間と一緒にもうひとふんばりすれば、楽な未来が見えてくる気がして、葉らしさがあります。

麻倉葉の魅力2 誰もが楽できる世界を夢見る王たる資質と名言

すべてのシャーマンたちの頂点に立つシャーマンキングすべての魂の源であるグレートスピリッツの力を借りて、世界を統べる力を手にすることができます。自分たちの願いを持ってシャーマンキングになるべく集まるシャーマンたち。
そんな中で葉は「世界中のみんなが楽できる世界」と、なんともゆるい目標を掲げるのです。しかしそこにはゆるい葉だからこそ見せる優しさがあります。その優しさに王たる資質があるのです。
そんな葉は「なんとかなる」が口癖で、名言になっています。肩の力を落として自由な発想で道を切り開く葉らしい名言です。それでなんとかしてくれるのだから、頼りになります。これは決して適当な言葉ではなく、前に進もうとする意志が込められているのです。

麻倉葉の魅力3 自然と彼のまわりに集まる個性豊かな人々

人間の親友、小山田まん太

王たる資質を持つ存在のまわりには自然と人が集まってきます。麻倉葉が上京してきて初めてできた友だちが小山田まん太です。ひょんなことから墓場でたむろしている葉を発見したまん太。次の日クラスに転入してきた葉と友だちになります。
幽霊がみえるヤツに悪いやつはいねえ」が口癖の葉はすぐにまん太を友だちにします。幼い頃、シャーマンの家系である幽霊が見える葉をまわりの子供たちは気味悪がって遠ざけていました。
そんななか初めて出会った幽霊が見える自分以外の人間に葉は嬉しかったのでしょう。それ以来、小山田まん太はシャーマンではないですが、無二の親友となりました。そんなまん太も葉を慕っており、最高の親友です。

永遠のライバル、タオ・レン

タオ・レンは中国からやってきたシャーマンです。誰よりも星を愛していますが、その星を汚す人間を害虫とみなして毛嫌いしています。彼もまたシャーマンキングを目指しており、力を求めることに貪欲です。
冷徹さに徹しており、初期には人を殺すこともあり、ゆるい麻倉葉とは真逆のキャラクターとなっています。ことあるごとにライバルキャラとして、葉の前に立ちはだかります。これまでにない強敵に、葉も熾烈な戦いを余儀なくされ、その度に成長するのでした。
その戦いのなかで成長したのは葉だけではありません。タオ・レンもまた葉のゆるさに感化されていき、最終的には葉の良き友人にもなります。人に影響を与えるのは良き主人公の証拠です。

麻倉葉の魅力4 絆も戦闘力も最高な持ち霊

最高の相棒、阿弥陀丸

幽霊や精霊を持ち霊として戦うシャーマン麻倉葉の持ち霊は阿弥陀丸という侍の霊です。上京してきた葉に地縛霊となっていたところを助けられて、持ち霊となりました。数百年まえの剣技を使って戦います
阿弥陀丸は現代にも伝説が残るほどの異名を残した最強の侍です。陰謀により何人のもの敵に襲われ、死闘を繰り広げながら死んでしまいます。その時に倒した敵の数により、「千人斬り」や「鬼人」などの異名で呼ばれるようになりました
そんな伝説が告げる通り、葉の持ち霊となった阿弥陀丸はその剣技を発揮します。仏陀斬りという一撃必殺の技を得意とし、重たい攻撃を放つ侍です。阿弥陀丸もまた葉と共に持ち霊として成長します。

進化し続ける戦闘スタイル


そんな最強タッグの戦い方は常に進化し続けています。最初の彼らの戦闘スタイルは憑依合体でした。憑依合体とは持ち霊の魂を体に宿し、その才能を自分の体で発揮することです。葉は阿弥陀丸を憑依させて、驚異的な剣術スキルを身に着けていました。
しかしシャーマンファイトに参加するためには憑依合体では足りません。そこでふたりは参加試験のなかで、オーバーソウルに行き着きます。阿弥陀丸を自分ではなく、媒介となる春雨に憑依することで強大な武器を手に入れたのです。
さらにそのオーバーソウルが進化します。葉は修行のすえに春雨だけでなく麻倉家に伝わる霊験フツノミタマの剣を用いて2段媒介でオーバーソウルすることで身に纏う甲縛式オーバーソウルを取得します。その名もスピリット・オブ・ソード白鵠です。

スピリット・オブ・アース

ハオを倒すべく最終的にスピリット・オブ・アースという持ち霊を葉は手に入れます。スピリット・オブ・アースは大自然の力を司る五大精霊のひとつです。すべての大地に干渉する力を持っており、それを扱えるほど強大な巫力を持つまでに葉は成長しました。

麻倉葉の魅力5 双子の兄であるハオとの因縁が熱い!


麻倉葉には双子の兄がいます。その名もハオ。彼の正体は1000年前の陰陽師、朝倉葉王で、この世に何度も蘇ることができます。ハオはこの世に恨みを持っており、人間を滅ぼしてシャーマンだけの世界を作ろうとシャーマンキングを目指していたのです。
麻倉家の葉は葉王の子孫でもあります。シャーマンキングになる目標を達成するためには、この計り知れないハオを倒さなくてはなりません。しかし葉はブレないゆるさで、病んだハオの心を助けてやれないかと模索します。それに悩む過程も葉らしいです。

麻倉葉の魅力6 許嫁アンナとの関係性がまぶしい

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麻倉葉は中学生にしてすでに将来を約束した女の子がいます。恐山アンナです。家系の都合で決められた相手ですが、相思相愛の仲にまで発展しています。しかし、アンナは怖いです。葉をシャーマンキングにすべく、スパルタの特訓を行ないます。
特訓嫌いな葉は彼女から逃げ回り、それを追い回すアンナは鬼嫁です。それでも過去で結ばれた強い絆をふたりは持っています。人の心が読めるアンナは負の感情から生まれる鬼に悩まされており、葉は彼女が楽に生きられるようにふんばって鬼を倒しました。
そしてアンナは葉を陰から支え、彼をシャーマンキングにすることを誓ったのです。王になる資質を持った葉とそれを支えるアンナはまさに最強の夫婦といえます。ふたりが出会ったのも葉の人柄と魅力です。

麻倉葉の魅力7 演じたのは声優の佐藤ゆうこ

麻倉葉の声優に佐藤ゆうこが選ばれました。女性が演じる少年ということで高い声ですが、その奥にハスキーな低さが混じっており、ゆるい葉にはぴったりの声でした。タオ・レン役の朴璐美と共演も多く、仲が良いことでも知られています。
声優としてのキャリアでは『銀魂』や『鋼の錬金術師』など有名作で脇役を多く演じており、作品に色を添えていました。特にジャンプ作品に多く登場しているイメージで、その声を聞いたことのあるアニメファンは多いのではないでしょうか。

麻倉葉の魅力8 続編FLOWERSでは死亡?波乱万丈過ぎる男

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前作『シャーマンキング』ではグレートスピリッツの本拠地へと入り込み、ハオと対峙。その心を救い、人類の掃討を防いでいます。続編の『FLOWERS』は葉の息子である花が主人公です。葉たちはあまり出てきませんが、その波乱万丈な人生が語られることもありました。
シャーマンファイトのあとで世界を放浪していた葉とアンナの夫婦。ふたりは紛争に巻き込まれ銃撃で命を落としてしまいます。しかし因縁のあった兄でありシャーマンキングとなったハオがそれを助けて蘇生していました。過去として語られた小さなできごとでしたが、波乱万丈な葉の人生が現れています。

麻倉葉は熱い想いや努力を人に見せない新しいタイプの主人公

『シャーマンキング』の主人公である麻倉葉は楽をしたいというなんともゆるい目標を掲げたゆるい主人公です。ジャンプ史上これほどゆるい主人公はいないのではないでしょうか。それだけにそれが麻倉葉の最大の魅力になっています。
しかしただゆるいだけの腑抜けキャラではありません。自分だけでなくみんなが楽できる楽しい世界を夢見ているだけあって、他人のために真剣になれる優しさを併せ持っています。
努力はするけど、他人は気取られないことこそ真にかっこいい主人公の素質ではないでしょうか。だから葉はいつまでも自分らしくいられて、自己の主張をあまりせず、他人のためになれるかっこいい主人公なのです。

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