【美味しんぼ】山岡と栗田、衝撃の結婚生活!馴れ初めとその後も解説

「美味しんぼ」は料理が中心ですが、山岡と栗田のラブストーリーでもあります。どのように出会い、距離を縮め、結婚したのかを徹底解剖して紹介していきます。

美味しんぼの山岡士郎と栗田ゆう子とは?

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東西新聞社に勤めている山岡士郎の元に新人として入社してきたのが栗田ゆう子です。会社が社運を賭けて立ち上げたプロジェクトが「究極のメニュー」ですが、その担当に山岡、栗田が選ばれました。

山岡は美食倶楽部のオーナーである海原雄三の息子ということもあり、常人以上の味覚と料理を調理する才能がありました。山岡と栗田は「究極のメニュー」を完成させるために日本各地、時には世界各国へと取材をしにいき共に行動をすることも多くなっていきます。

そしてプライベートでも友人や知人の持ってくる問題を料理を通して解決したり、人脈を増やしていくことで様々な人間との出会いもあります。栗田は普通のOLですが、物腰が柔らかく食に対してもしっかりと勉強をしているので山岡のサポート役としても実力を発揮しています。

山岡と栗田の最初の関係

最初山岡は新入社員で挨拶した栗田に何の興味も抱いていませんでした。ただの小娘としか思っていなかったので、どちらかというと距離を置いて付き合っていました。競馬が大好きで、食に対して異常なまでのこだわりが強い山岡はどこでもトラブルを起こすような人間でした。

人気店がお客を雑に扱っている様子を見れば食べる前に説教をして出てしまったり、どんなに偉い人間が「この料理はおいしい!」といって連れて来られても不味ければ悪態をついてしまいます。

尖っていたのでしょうね……しかし山岡は何一つ間違ったことを言ってはおらず、それを証明するように結果で残しています。だから栗田もそんな山岡を憧れの目で見ていったのかもしれません。

山岡と栗田の距離は仕事と共に縮まる!

山岡と栗田の距離が縮まることに繋がった仕事と言えば「究極のメニュー」しかありません。この仕事は東西新聞社が立ち上げたプロジェクトで、あらゆる食をテーマに後世に残すようなメニューを完成させるというものでした。

最初は2人ともそれほど真剣に取り組んでいませんでしたが、ライバル新聞社である帝都新聞が「至高のメニュー」を打ち出したことから一転します。「至高のメニュー」の監修は海原雄山だけに山岡にも火が付いたのです。

そして2つのメニュー対決まで行われることになったので、今まで以上にあちこちへ取材や食材集め、料理の試食を山岡と栗田で行いました。そのため一緒にいる時間が多くなり、山岡の当初尖っていた性格も徐々に丸くなり、2人の関係は縮まっていきました

栗田も取材を繰り返していくことで、食に対する知識が増え、感性も磨かれていき山岡を助ける存在になっていました。

お互いに恋敵登場!

山岡と栗田の間に恋愛感情を漂わせる出来事がありました。それまではなんとなくいい感じ……といった様子で進展もありませんでしたが、両者に恋敵が現れることで急展開していきます。

山岡を好きになったのは二木まり子で、大銀行の令嬢で祖父の権力なども利用して結婚を迫っていきます。奥手の栗田にはない行動力なので栗田も遠目に見ているばかりでした。一方、栗田のことを好きになったのは売れっ子カメラマンの近城勇です。

仕事を通じて知り合ったことから近城が一目ぼれして、こちらも猛アタックという感じになりました。お互いに恋敵が同時に現れたことで、山岡も栗田も恋愛感情というものを初めて抱くことになっていきます。美味しんぼにおいて2人の本当の関係はここから始まったのかもしれません。

山岡の決意とプロポーズ

山岡には二木まり子だけがずっと好きで側にいましたが、栗田には近城以外にも好きだという人物が現れます。それは団社長です。これには山岡も焦ります。意識しだした栗田に恋敵がどんどん登場していたのです。しかし山岡は結婚に対しての願望がありませんでした。

自分の母親が父親から酷い扱いを受けていたことを見て自分は絶対に結婚しないと決めていたのです。そのことは栗田も知っていたので山岡との結婚はできないのかも……と思っていました。

それが崩れたのは、やはり栗田とどんどん距離を縮めていく恋敵に我慢がならなくなったからです。山岡もこのままではまずい!と判断したのでしょう。だから思い切って自分の想いを口にしたのです。これには栗田も素直に受け止めていました

どちらかというと、栗田の方が山岡を好きでしたから山岡待ちという形です。

栗田家、海原家の障害

山岡が結婚をするにあたり、最大の関門が親の紹介というところです。父親である海原雄山とは絶縁のような状態になっているので、報告は直接しませんでした。そして栗田家でもこのままで良いのか?という話が持ち上がりました。

和解すべきだと山岡に迫るのですが、山岡は頑なに拒みます。そしてそこまで話すのなら結婚しなくてもいいという状況にまで発展してしまいます。山岡の心はそこまで寛容ではなかったのです。

だから栗田の両親は直接海原雄山に会い話すことになるのですが、雄山も山岡のことを許す気はないときっぱり話しました。これでもう駄目なのか?と思うのですが、栗田家は海原雄山の人格を評価して時間を掛けてでもいいから和解をしてもらいたいと思いました。

今までを思い返す結婚前夜

山岡は今まで結婚など考えたこともなく、自由気ままに生きてきました。そこでふと自分は結婚するんだなと我に返ります。まだ見ぬ未来に不安を感じつつ一人で酒を飲みながら悩んでいると、知人が何人も山岡の元へと集まってきます

誰もが山岡のことを祝福したくて訪れたのです。そんな仲間たちと飲むことで山岡は結婚に対する不安もどこへやらといった感じでどんちゃん騒ぎをして盛り上がります。栗田は家族で食事をして栗田家の味を引き継ぐ決意をしています。

2人とも対照的な感じですが、山岡は不安を解消するために呑んでいる感じがします。やはり結婚に対しての怖さというものがまだあるのでしょうね。

波乱含みの結婚披露宴

山岡と栗田の結婚披露宴は二木と近城の披露宴と同時に行われたのですが、ただの披露宴ではありません。究極のメニューと至高のメニューの発表の場でもあったのです。

本来なら結婚披露宴ぐらい普通にやればいいのに……と思ってしまいますが、険悪なムードというよりもお祝いをするための発表といった感じです。海原雄山を披露宴に参加させるための口実でもあるのでそうなります。

何にせよ山岡と栗田は無事に披露宴を終えることができて良かったという和やかな雰囲気で終わることができました

最初はかみ合わない結婚生活

山岡は今まで独身生活が長く女性と一緒に暮らしたことがありません。自分の好きな物を好きなように料理して食べたりしているので、結婚生活でぶつかるのは食の好みでした。栗田は一生懸命山岡のために料理を作ったのですが、山岡はあれこれと指摘してしまいます。

確かに山岡の方が料理の腕は上かもしれませんが、これには栗田もイライラが隠せません。山岡はまだ女性の心をというものを理解していなかったのでしょうね。だから言いたいことをどんどん口にして栗田を傷つけてしまいました。

しかしそのことを山岡も反省して栗田に歩み寄る形で仲直りしました。結婚当初の山岡に比べるとだいぶ大人になったのは間違いないのですが、山岡が自分で作った方が早いのでは?と思ってしまいます。

知人も大喜びの栗田の妊娠

栗田の妊娠は疑惑が一度あり、山岡が舞い上がってしまうことがありました。風邪で具合が悪くなり何度か吐いていたのをつわりと勘違いしてしまったのです。しかしこれは海原雄三も同じように早合点していました。やはり親子なんだなーと感じてしまう話です。

その後周囲の知人が次々と妊娠し、ついに栗田も妊娠をしました。これには山岡を始め、知人は大喜びしました。海原家の初孫であり、栗田家の初孫でもあるのです。海原雄山は表情にこそ出しませんが、嬉しかったことは間違いないです。

山岡も妊娠後は栗田の身を心配して、家事や仕事の面でもサポートをしていました。もちろん山岡の知人であるチヨのサポートも大きいです。

栗田の出産、山岡父親になる!

栗田の出産は双子ということもあり、普通の出産に比べると大変なものになります。立ち合い出産をするのかと思いきや、山岡は残念ながら至高のメニューとの対決があったので立ち合うことは無理でした。出産したことは対決後に電話で知り病院へと喜んで向かいました

そしてその場にいた海原雄山もその話を聞いてふっと笑顔を見せました。なんだかんだ言っても嬉しいのが分かります。父親になった山岡は父親としての自覚を持たないければとその後も奮闘し、栗田をサポートしようと懸命に子育てにも参加しています。

栗田に対して出産前からもそうですが、本当に優しく接して、子どもに対しても喜びを感じていたので結婚前の山岡と性格ががらりと変わっているかのようでした。

山岡の父、雄山とも良好な関係を築く

仲たがいをずっとしていた山岡と海原雄山ですが、栗田との交際、結婚、出産を経ることで変わりました。今まで山岡が栗田と出会わなければきっとずっと仲たがいしたままお互いの気持ちを知ろうともしないで、終わっていたかもしれない家族でした。

栗田の出会いは山岡にそれだけ大きな影響を与え、未熟だった精神面を鍛え大人の考えを持たせてくれました。はっきりいって山岡は子どもがそのまま大人になったようなものです。料理や感性という意味ではすばらしいのですが、こと海原雄山に対してはまるで駄々っ子です。

栗田が二人のかけ橋の役割をしてくれたお陰で、和解することにも繋がりました

山岡にとって栗田はなくてはならない存在

山岡は最初は結婚願望もないぐーたら社員で、父親とも絶縁状態になっている気難しい男でした。しかし栗田と出会うことで、仕事に対しても前向きになり生活に張りが出てきます。栗田を意識するようになり結婚に対する考え方も変わり、人に対しても優しく接することもできるようになりました。

更に絶縁状態であった父親の海原雄山とも栗田がきっかけでお互いの誤解が解けていきます。だからこそ、山岡にとって栗田は人生を大きく変えた女性であり、なくてはならない存在なのです。

美味しんぼは、ただの料理漫画という訳ではなく、この2人の人生を見てこの先どうなるのかを楽しませてくれる作品でもあります。

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