【結末ネタバレ】アニメ『凪のあすから』ストーリー完全まとめ!

TOKYO-MX等で放送されたアニメ「凪のあすから」。海をテーマにした作品は幻想的でしたよね。「凪のあすから」のストーリーを完全にまとめながら結末がどうなったのかまで全てご紹介していきます!

アニメ『凪のあすから』ってどんな作品?

出典:https://www.amazon.co.jp

アニメ「凪のあすから」は、20013年にTOKYO-MXやアニマックスなどで全26話放送されました。「レイトン教授」シリーズや「有頂天家族」シリーズなどを手掛けた株式会社ピーエーワークスが制作しています。
OPからEDまで幻想的な海の世界を表現し、登場するキャラクターの複雑な恋模様を描いているファンタジーラブストーリーとなっていました。アニメ放送開始にあたりプロデューサーの辻充仁さんは、「凪のあすから」のプロデュースを手掛けている水谷敬之さんと談笑していた時に制作の話をいただいたそう
これまでのアニメでは、株式会社ピーエーワークスの代表取締役である堀川憲司さんの作りたいアニメを制作していたそうです。アニメ界の未来を担う若いスタッフの挑戦作品なんですね。

『凪のあすから』 ストーリーネタバレ1:海と陸の世界

陸の世界へ

先島光・向井戸まなか・比良平ちさき・伊佐木要はの4人の少年少女は、海村・汐鹿生(しおししお)の中学年生で幼なじみ。汐鹿生にあった唯一の中学校だった波路中学校が廃校になってしまったため、陸の村・鴛大師(おしおおし)にある美濱中学校へ転校することになりました。
美濱中学に転校したのは4人だけのアウェー状態で、それでも波路中魂は忘れない!という意気込みで初日を迎えます。リーダー気質の光は、3人に波路中の制服を着用してくることを強く言いましたが、臆病者のまなかは「反感買っちゃうかも」と思い、美濱中の制服を着てきて光に怒られてしまう一幕もあります。
慌てて着替えに戻るも、3人はもういません。その場で泣いてしまっていると、陸の人間が、魚だと思ってまなかを捕獲しちゃったのでした。きょとんとしているまなかは、陸の人間・木原紡との最初の出会いとなります。

おふねひきとうろこ様

陸の少年木原紡に対抗意識を持つ光と、海と陸の平和を守るために行っていた「おふねひき」の儀式をしないという噂を聞きつけた海の人間たちは、まなかがうっかり紡の船に釣られたことで、ますます陸の人間に対抗意識を持ち始めています
ささいなことで光とケンカしてしまったまなかは、光の自宅である鳴波神社に住んでいる海神様の鱗だったと言う、うろこ様に煮物を届けると、御霊火をもらう口実を作って光に会いにきました。まんざらでもない光は、怒りながらもうろこ様の元へ案内することに決めます(本当は嬉しかった?)。
怪しげなうろこ様に御霊火を貰ったまなかは、「メスの匂いがする」と言われ動揺します。これは、おそらく紡に好意を持ったことを、うろこ様なりの表現で嗅ぎ取ったのだと思われます。

うろこ様のいたずら


翌朝、なかなか自宅から出てこないまなかの様子を見に行った光の目の前には、なぜか魚がひざについているまなかの姿。おちゃめ心たっぷりのうろこ様が、いつの間にかまなかのひざに「魚面そ」という呪いの魚を付けていたのでした。
かわいいまなかのひざに魚面そ魚という奇妙さに思わず笑っちゃいますが、近くで見ている光も薬を付けたりして、まなかの反応を楽しみます。魚面そもオナラのような鳴き声で抵抗するので、ちょっとかわいいですよね。

学校ではひざに布を当ててごまかしますが、美濱中のクラスメイトたちにまなかはからかわれてしましました。思わず教室から飛び出したまなかは、途中で海の人間が水中で生活するためには大事な体全体を覆う「エナ」が乾いたために倒れてしまいます
倒れたまなかを助けたのは紡で、まなかを連れて行き介抱をしてあげました。そこで魚面そを見つけ、「食うかな…」とエサをあげようとします。足に付いた魚面そを見て、驚かない紡がカッコ良すぎますよね。まなかは紡と2度も運命的な出会いをしたために、好意を持ち始めるのでした。

あかりの恋

光の姉・先島あかりが陸の人間とキスをしているところを4人は目撃してしまいました。あかりが母親代わりである光はひどく動揺します。海の人間は陸の人間と結婚したら「追放」になり、その後は海に戻らないことが通例なのだそう。結構厳しい掟ですよね。
陸の人間は、海で息ができないので仕方がありません。まなかは、大切な人と家族になりたいと思うことは全然悪いことではないのに、海から追い出すのは意地悪だと言ってむきになりました。

光は大切な2人の女性が、陸の人間に連れていかれるかもしれない…。あかりのことも、まなかのことも、光は怒っていたので思わずまなかに八つ当たりをしてしまいます。そのことで大喧嘩に発展し、まなかは海の世界へ1人で帰っていきました。
2人をみていたちさきが光をとがめますが、今度はちさきにも八つ当たり…。こうなると光の怒りは止められずに、要は先に海の世界に帰っていったまなかといさきを追いかけていきました。

クラスメイトとのいざこざ


ある日いつもは消極的なまなかが、調理実習で作ったちらし寿司を他の男子生徒に振舞おうとしますが、海の人間からの食べ物はいらないと突っぱねられてしまいます。それでも引き下がらないまなかに対して、男子生徒は思わずちらし寿司を払ってしまい、床にぶちまけてしまいました。
それがきっかけで、まなかのことで熱くなった光と男子生徒は険悪なムードになってしまいます。その場は、仲間たちや先生が仲裁して切り抜けましたが、密かに制作していた「おふねひき」の儀式で流すおじょし様が壊されていたことで、光は大喧嘩をしてしました。
その日は1人だけ帰らされた光と、自分から帰ると言って帰ったまなか。後片付けをするためにまなかと要は学校にいることになります。ちさきはこれまで思っていたまなかのことを要に思わずつぶやいてしまいました。

美海とさゆ


小学生の潮留美海と久沼さゆは、あかりのことを前からよくは思っていませんでした。エスカレートしてきた2人のいじわるに、あかりも次第に落ち込んでいきます。美海はあかりの恋人・潮留至の一人娘で、3年前に母親・潮留みをりを亡くしていたのです。みをりは元々は海の人間で、あかりとも知り合いでした。
潮留家を交流を深めていくことで、至に対して密かな恋心を抱いていきます。あかりはお葬式の時に美海の泣いている姿を見て、母親を亡くした自分と光の姿を重ね合わせました


あかりの話を聞いたうろこ様には、「みをりがいなくなって、その後釜に入ろうとした」とストレートに言われてしまいますが、至のことを憧れていたあかりが2人を支えていきたいと思った感情は自然な成り行きだと感じますよね。
美海は、1人のお姉さんとして好きだったあかりが、もう1人の大好きな父親と結婚するという展開に思考がついていけなくなったのだと思われます。光がおじょし様を壊したのは、クラスメイトたちではなかったことで、自分の非を謝りました。
光の謝っている姿を物陰から見たさゆは要にとがめられます。大事な親友の美海のために良かれと思って、おじょし様を壊したのだと打ち明け正直に謝りました

『凪のあすから』 ストーリーネタバレ2:それぞれの恋模様

まなかは紡が好き?


あかりの恋愛は汐鹿生の村人たちにもばれて大問題となっていきます。4人もあかりの姿を見て、自分たちの心がザワザワ……。あかりのために何かすることはないかと学校で作戦会議をする4人は、光と要、まなかとちさきでそれぞれ別の教室に別れます。
まなかが教室で発見した海の生物「うみうし」は、赤いお腹をしていました。お腹の赤いうみうしに、誰にもいえない気持ちを伝えると教えてくれるという言い伝えです。黒石を吐いたら間違った気持ち綺麗な石をはいたら宝石のように永遠に輝き続ける気持ちだと言われています。
うみうしの話から、まなかとちさきは、女子2人は恋愛話へと発展していきました。「ねえまなか…紡くんのことが好きなの?」ちさきの問いかけにまなかは何とも言えない感情があることを打ち明けます。

あかりの恋の行方


あかりは美海に至に別れを告げたということ知らせ、そのことで美海が行方不明になってしまいます。電話口で動揺するあかりに、光は俺が探すから、黙って美海の母ちゃんになれ、大人ぶってもおれの母ちゃんにはなれないと怒鳴りつけます。
夜になってようやく見つかった美海を、説得するものの帰らないと頑として譲りません。光はあかりに美海を仲間と一緒に一晩預かるといい、夜を共にすることにしました。
そこで明かされた美海の本当の気持ちは、大好きな母親が亡くなった時に傷ついた心の内……。「大好きにならなければ、あんなに苦しくならない…」あかりのことも本心では大好きな美海は、新しい母親として受け入れた後に、また何かで失ってしまったらさらに傷ついてしまうからと打ち明けました。


本心を打ち明けたことで、美海は気持ち的にすっきりし「うみうし…」とつぶやいて光に頼みごとをしました。翌朝、光と一緒にあかりの職場の商店で一つの行動にでます。以前からあかりの職場の壁にガムで感情を落書きしていた美海は、「どっかいかないで」と本当の気持ちを光と一緒に落書きをしました。
美海にとって、ガムの落書きがうみうしの代りになっていたんですね。あかりも本心を至と美海に言ったことで、あかりの恋のハッピーエンドを迎えました。

『凪のあすから』 ストーリーネタバレ3:ぬくみ雪とおふねひき

巴日(ともえび)の思い出


クラスメイトや美海・さゆも壊れたおじょし様作りを手伝うことになりました。まなかが自分に気を使っていることがいたたまれなくなったちさきは、まなかに対して冷たい行動をとってしまいます。
幼い頃から姉妹同然で育ってきたまなかとちさきは、自分たちが大人になっていくのに戸惑っているのかもしれません。天気が良く、ぬくみ雪が降った時に太陽が3つに反射する場合があることを巴日と海の人間たちは言っていました。綺麗な巴日を見るために、まなかは強引にちさきを誘い出します。
幼い頃巴日を見れなかった思い出があったまなかとちさき。少し大人になって巴日を一緒に観れたことで、これからもずっと一緒に過ごしていきたいと再認識していきました。お姉さんだったちさきと、妹だったまなかが対等な関係になった瞬間なのかもしれませんね。

「おふねひきをやろう!」


陸と海の中学生たちが完成させたおじょし様で再燃した「おふねひき」の儀式ですが、汐鹿生村も鴛大師村の大人たちは聞く耳を持とうとしませんでした。ですが、陸の人間、海の人間との垣根を無くし制作したことがきっかけで、美濱中のクラスメイトたちは一致団結していきます。
子供たちが制作した「おじょし」様の前で、汐鹿生村と鴛大師村の大人たちが会議をするもののお互いの利害関係がからんできて中々話はまとまりません。至やあかりもやってきて援護射撃をしましたが、ついには揉めている最中におじょし様も破壊されてしまいました。子供たちが思っている以上にいがみ合いは根深いものだったんですね。

陸に降り出した「ぬくみ雪」


陸と海の大人たちのいざこざをきっかけに、光とあかりは陸の世界で住むことを決意します。しばらくてからニュースで「ぬくみ雪」が降ったことが報道されたことをきっかけに、ストーリーは大きく動き出していきます。異変にいち早く察知したのは海の人間たちでした。うろこ様を交えて、今後どうなるのかの対策を練っていきます。
光はこれまでの出来事を経験していき、まなかのことを感情で接するのではなく、「見守っていく」ことで自分の恋を消化していく考えをちさきに話していました。ちさきも光のことを静かに見守っていることで大人になろうとしています。それぞれの恋の変化が見えてきましたよね。


ある日、汐鹿生村に帰ったまなか、ちさき、要たちが学校に来なくなります。その様子を異変に感じた光が帰ると汐鹿生村にはぬくみ雪が降り続き、村から出てはいけないと言われたとまなかから聞かされました。
大人たちの制止を振り切って光に伝えに来たまなかの健気な姿に、感情を抑えられなくなった光は思わずまなかを抱きしめちゃいます。いつもの様子と違う光に怖くなったまなかは拒絶……。ここで初めてまなかは光の好きの感情を知ったと思われます。

それぞれの思い


ぬくみ雪が降り積もることで、エナの力を借り汐鹿生村の人間たちは冬眠に入ることで危機を乗り切ろうとしていました。食事も絶ち、冬眠の準備に入ることでこの先どうなるか分からない状況。4人も学校でのエナの水分補給の間隔短くなっていき、冬眠が近いことを実感していきます(エナは乾燥に弱いので、ある一定時間で塩分を含んだ水分を補給しなくてはいけない)。
あかりは結婚を決め、まなかも自宅にある赤くなったうみうしに自分の気持ちを伝えています。要もちさきの家に行って両親のいる目の前で告白しちゃいます。驚くちさきですが、かなり鈍いちさきにははっきり言わないと分かりませんよね。

ありがとう美濱中学校


おじょし様となることを決めたあかりの姿を見て、ちさきも自分の気持ちを告白しようと決意します。小さい子から冬眠が進んでいく中で、夜の中学校に訪れる4人。
不安な気持ちを隠すように笑いあう4人ですが、要はまなかのことをどう思っているのか光に問いただします。もう会えないかもしれないという現実に向き合ったことで、「おれは、まなかが好きだ」と真剣に告白しました。
まなかは、仲間たちの関係が壊れるのを恐れて思わず逃げ出してしまいます。その後気持ちをどうしていいか分からず、もう一度紡に釣り上げられてしまうまなか。
冬眠する前に、決着を付けたかった要の切ない気持ちをきっかけに、ちさきの切ない思いがあふれ出てしまいます。それぞれの好きな気持ちが、キュンキュンしちゃう「凪のあすから」でもかなりの名シーンだと思います。

いよいよ「おふねひき」の儀式開始


あかりの結婚式も兼ねた「おふねひき」の儀式がいよいよ開始されます。海の世界にも開始の合図と歌声が聞こえてきました。うろこ様も否定的に言っていたものの、長い間守っていたあかりの晴れの儀式のために、海の中から青い炎を道しるべにして援護をします。
おじょし様になったあかりが突然海に引き込まれあかりを助けるためにまなか、光、そして紡の船が海に飲み込まれてしまいます。陸の人間である紡を助けるためにちさきは海に入り、それを見た要も海に助けに行きます。


無事に助けた後、要は海に投げ出され、まなかもあかりを助けた後、海に巻き込まれ、まなかを追って光も海へ……。陸の人間と共に残されたのは、浮かんできたあかりと紡、そしてちさきだけとなってしまいました。
あっという間の出来事でしたが、海の中でそれぞれの助けたい人たちが分かったシーンとなったのではないでしょうか。この「おふねひき」の惨劇が起きたエピソードで「凪のあすから」は第1部が終了となります。どのキャラクターの思いもまだ結末の見えていないまま海の人間たちは冬眠へと入っていきました。

『凪のあすから』 ストーリーネタバレ4:目覚めた海の友たち

5年後の陸の世界


悲劇が起こった「おふねひき」の儀式から5年……。海の人間たちが冬眠に入り、光たちがいた痕跡はあるものの、海の世界のことは話題にならなくなります。あかりは妊娠と出産を経験し、小学生だった美海とさゆは美濱中学校へと進学していました。
1人だけ取り残されてた後、ちさきは紡と紡の祖父・木原勇と一緒の生活を始めます。実は勇は海の世界の人間で、取り残されたちさきを優しく包んでくれました。
勇も紡もいましたが、海の人間たちが冬眠したはずというのは頭では理解しているものの、いつも一緒だった幼なじみや両親と会えない日々と言うのは想像を絶する孤独感ですよね。夜中、声を殺して泣いていたちさきがかわいそうに感じます。

冬眠から覚めた光


光が帰ってきた」家に帰ってきた紡が言った言葉は、ちさきが5年間で待ち望んでいた言葉でした。戻ってきた当初は光も普通でしたが、次第に現実を実感し戸惑い始めます。光だけが時が止まった感じになっているので無理もないですよね。
ちさきは当時のままの姿の光に動揺を隠し切れません。「みんな変わらずに一緒にいたい」と中学生の頃に願っていたちさきが、光から見て、自分がずっと大人っぽく変わってしまったことに対してちさきは責任も感じてしまいます。
光もちさきも現在の自分の姿を見せられないまま街を彷徨っていました。冬眠前に聞いていた歌がスピーカーから流れてくると、光とちさきは何かに呼ばれるように出会います。それまで止まっていた時間が動き出した瞬間でした。

変わったもの、変わらないもの


光の次に冬眠から目覚めた要は、海で不思議な音か聞こえたと言います。それは、誤って海に落ちた時に美海にも聞こえていました。紡が通っている大学で、海を調査している大学教授の三橋悟先生と紡も海の異変を感じ取っています。その後の検査で美海の体には、これまで陸と海の夫婦の間に生まれた子供には無かったエナがあることが判明しました。
ちさきのいる紡の家に居候することになった要は、ちさきと紡の微妙な変化に気付いていきます。ちさきのことを好きだった要だから変化に察知しているんでしょうね。要が目を覚ましたことで、光はまなかが目覚めることを誰よりも待ち望んでいることが分かります。


これには、光のことが好きな美海はショック。さゆも、自分に振り向いてくれない要のことで落ち込んでしまいました。美海とさゆは、ケンカしたり励ましあったりと、5年経っても変わらず名コンビなのは間違いないですよね。

眠っている汐鹿生


三橋先生と紡の調査の結果、汐鹿生の場所が特定されました。、要、美海は、さっそく汐鹿生へ向かいます。村民たちが冬眠していて、以前の活気はない汐鹿生村……。眠っているだけとはいえ、まるで亡くなっているような姿を見ると、3人は現できない複雑な気持ちになってしまいます。
汐鹿生村の現実を知って、光と要は自宅へ帰って頭を冷やすことに。初めてのことだらけで、光も要も冷静でいられない自分たちに戸惑うばかりです。光は自宅に帰って冬眠している父親に今の自分の気持ちを打ち明けていきました


2人に置いていかれた美海は、初めての汐鹿生に戸惑いながらもお菓子を食べちゃう余裕も見せています。光の通っていた波路中学校でもみんなの痕跡を辿っていくという度胸もあるのはすごいですよね。
波路中学校の校庭でうろこ様とも遭遇しています。うろこ様は、眠っている村民たちをずっと見守ってきたのかもしれません。

起きないまなか


まなかが眠っていた場所は、これまで生け贄にされてきたおじょし様の終の棲家でした。「おふねひき」の儀式の時にあかりを助けたことで、まなかが代りに生け贄になってしまったのでしょうか。
「エナ」がはがれるのが見えた光は、要と美海と一緒にまなかを救出します。まなかはあかりのところで引き取ることになりましたが、三橋先生は美海のことも含めて調査結果はしばらく発表しないと決めました。
そのことで要と紡は口論になり、紡を庇うようなちさきと壁が出来たと感じた要です。要の様子に違和感を感じたちさきも、波路中学校の制服を着てみたり、お酒を飲みたいと言ってみたりと自暴自棄になります。
お酒を探しているところを紡にばれ、梅ジュースで酔っ払って眠ってしまいました。平和に見えますが、救出したまなかはそれから1週間冬眠から覚めることはありません。

『凪のあすから』 ストーリーネタバレ5:2度目の「おふねひき」

目覚めたまなか


光のことを好きな美海は、まなかが目覚めなかったら…と思わず言ってしまい、光の怒りを買ってしまいます。気持ちが分かる紡は、自分の体験談も交えて美海を励ましました。紡に励まされたことで、光にまなかにキスして起こしてみては?と提案します。
動揺して美海を責めている光に「ひぃーくん、女の子をそんなに怒っちゃダメだよ!」と待ち望んだ懐かしい声が!目覚め方もとぼけていて、とってもまなからしかったのです。
光は「おふねひき」の儀式の後に言いたかったことを聞くと様子がおかしいまなか……。実はまなかは「おふねひき」の儀式前後の記憶を無くしていたのでした。光は、まなかの記憶が無くなった事に大切な何かが無くなったと感じかなりショックを受けます。

うろこ様から聞いた真実


「まなかはおじょし様になっていた」と光と再会した時に言ったうろこ様。以前、言い伝えとして聞いた話では、嫁入りしたおじょし様は、陸に愛する人を残してきていました。子供を宿した後、おじょし様は陸の愛する人を忘れられません。
ついには海神様はおじょし様を陸に帰すために「あるもの」を奪ったと言われています。その後陸に戻ったおじょし様は、愛する人の元に行ったのですが、残念ながら愛する人はおじょし様を追って海に入り亡くなっていました。
エナと引き換えにおじょし様を解放させた海神様は海と一体になり、うろこが現在でもただよっていると言います。海神様の一部のうろこからできたのがうろこ様でした。


「おふねひき」の儀式によって海神様のおじょし様を求める感情が再燃し、まなかが生け贄になり世界を平穏にしていたのでした。ところが、まなかの感情が外に出たいと強く思うことによって、「エナ」を失っていっていたのです。
まなかの失ったもの……それは「人を好きになること」だったのでした。失った記憶は、好きになる感情の部分に関連しているところだったのです。感情豊かなまなかが無くしてしまったものはとても大きいですよね。

まなかの記憶を取り戻すため「おふねふき」を!


まなかの「好きな気持ち」が入っているうみうしの石が見つかりました。1度目の「おふねひき」の儀式の前に自宅で見つけたうみうしから出てきた石だと思われます。うみうしの石を海の中に眠っている木製のおじょし様にかければ、生け贄の代りになるのではないかと答えを導き出しました。
うろこ様と話し合って、もう一度「おふねひき」の儀式をやってみることになります。1度目と同じく荒れ狂ってしまった海に、エナがないまなかは投げ出されてしまいました。エナを持つ人間たちは、海の中にまなかを助けに行くと感情が水中にあふれ出していきます。


再びおじょし様の墓場で生け贄として捧げられてしまったのは、まなかを助けた美海です。助け出されたまなかにエナが復活し、「好きな気持ち」も取り戻していました。そして、おじょし様の本当の気持ちは、海神様に向けられていたのです。
海神様とおじょし様が亡くなった後に、真実が分かるのはつらいですね。もちろん海神様のうろこであったうろこ様も気持ちは同じでした。その後はもちろん、海の人間たちが冬眠から目覚めて世界に平和が戻っていきます。

『凪のあすから』 ストーリーネタバレ6:人々の結末は?

うみうしに伝えた本当の気持ち


おじょし様の代りに生け贄になっていたことで、「人を好きになる」感情を失っていたまなかですが、うみうしに伝えていた気持ちがありました。美海がうみうしの石をペンダントに作りなおしてまなかに渡しています。
あかりの息子・晃がまなかに対するヤキモチで海に放り投げてしまいます(この前に晃は一生懸命書いたラブレターをまなかに渡していたのですが、それどころではなかったまなかが返事をしていなくて、晃がすねちゃったというかわいそうなエピソードがありました)。


美海が慌てて取りにいった時に聴いた「ひぃーくんが好き」。まなかもかなり前から光のことが大好きだったんですね。紡も1回目の「おふねひき」の儀式の前に聞いていたので知っていてずっと黙っていました。
汐鹿生村に平和が戻り、まなかのエナも戻りましたが、光との関係はあまり変化はありません。まなかと光は恋人同士よりも今までのままのほうが似合っていますよね。まなかを慕っている晃もエナを持つことになり、1人でまなかに会いに行っては母親のあかりに心配されています

ちさきの好きな人


「ちさきが好きだ」と光に告白した紡の話を聞いていたちさきは、その場から海へと逃げていきます。紡もエナが無いのに汐鹿生村まで追いかけていくと、紡の体にもエナが発生しました。そこでちさきに自分の感情をぶつける紡。
5年間一緒に住んでいく中で、恋人のような夫婦の関係になっていったのでした。光のことを好きだと言い続けていたちさきは、その場から逃げるようにして離れていきます。


まなかが紡のことを好きなのを知っているちさきは、紡を受け入れるわけにはいきませんでした。まなかが光を好きだったと言うことを紡から聞き、「お前は俺のことが好きだ」「やっぱりちさきは俺のことが好きだと思う」と、かなり強めに紡はちさきに告白をします。
本当の気持ちを紡に伝えたことでようやく2人は恋人同士になります。見た目はクールな紡の猛アプローチの勝利と言える結末となりました。

忘れられていた要


ストーリーが進むに連れて、空気に近い存在になっていっていた要。自分の感情を押し殺し続けて、ちさきの心の内を黙って受け止めていた要でしたが、さゆに感情を離したことでさゆから熱い告白を受けます。
そこで初めて、自分が誰かに本当の意味で必要とされていたことを知り泣いてしまいました。「凪のあすから」の登場キャラクターの中でも一番報われない役ばかりだった要にとって、ようやく報われる瞬間があってほっと胸を撫で下ろした視聴者も多かったですよね。
すぐにはさゆを受け入れることはできませんが、時間が経てば、要とさゆはいい雰囲気になりそうです。忘れられていた要でしたが、本当に報われて良かったと思います。

美海の恋の行方は?


おじょし様の墓に囚われてしまった美海は、助けたいと強く願った光の思いによって助けられました。冬眠から覚醒した後は、美海と共にいた光ですが、やっぱりなかを好きなことには勝てないという切ない結果になります。
また、まなかに全ての感情と記憶が戻ったことで、美海としても納得した上での失恋と言う形になりました。美海にとって苦い初恋となりましたが、まだまだ14歳の将来はどうなるのか決まっていません。
光の次にどんな男性を好きになるのか楽しみなところでありますよね。光と同じかそれ以上まなかのことを大好きになっていた美海は、最後に「まなか!」と呼んでいます。女同士の友情も芽生えたことも良い結末だったのではないでしょうか。

『凪のあすから』は、海が中心の名作ファンタジーアニメだった


登場キャラクターの恋愛が複雑に絡み合うアニメ「凪のあすから」。一人ひとりの思いが切ないくらいになってしまい、感情移入した人も多かったのではないでしょうか。
ストーリーの最初では陸の人間も海の人間もいがみ合っていましたが、進んでいくごとに信頼関係が出てきました。すべての登場キャラクターが他の仲間たちのことを思って行動しているのも感動的でしたよね。
感動的な人間関係をサポートするように海の世界の綺麗なことがアニメ「凪のあすから」の世界観をより幻想的にさせていたと思います。ストーリー、キャラクター、背景まで名作ファンタジーだったアニメ「凪のあすか」の続編を観てみたい!と願っている視聴者は多いとのではと感じる作品だと感じました。

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