【3月のライオン】桐山はただの天才棋士ではない!その魅力を10個のポイントで伝える

「3月のライオン」の主人公の桐山零は見た目は大人しそうな高校生棋士ですが、いろんな経験を通して成長をしています。そんな魅力をいろんな目線から紹介していきます。

『3月のライオン』桐山とは?

桐山零は中学生でプロの棋士になりましたが、幼少期から養父に鍛えられたこともありました。しかしそれは本人の意志であり、無理強いをされたわけではありません。養父との関係は良好ですが、養父の実子とは微妙な関係となりました。

友達を作ることもしないで、一人でいることが多く時間があれば家の中で将棋の研究をずっと行っています。高校へ入学する前に一人暮らしを始めるのですが、料理などは一切しないので冷蔵庫が空っぽだったり、カーテン付けていなかったりと将棋以外のことには無頓着な部分があります。

棋士としてのスタイルは万能型で相手の戦略に合わせて戦うことができます。対戦相手が行動や言動などで揺さぶりをかけたりしても動ずることはなく、無の状態で戦っています。

【3月のライオン】桐山の魅力その1:実際の棋士にモデルがいる?

桐山のモデルはいるのでしょうか?気になると思います……しかしあくまでも憶測にすぎませんが、羽生善治と言われています。中学生デビューしていること、容姿が似ていること、変幻自在の戦法が似ています。ただ気になるのは宗谷も同じような存在なのでどちらが羽生という所で悩んでしまいます。

宗谷の場合は羽生よりも先輩で同じく中学生デビューした谷川浩司とも言われています。実際に羽生との対局も何度も行われてきたので、自然な流れから見ると桐山が羽生で宗谷が谷川と見るのが良いのかと思います。

実際の両社の棋士も恐ろしいほどの実力者なので、漫画のモデルには相応しいのは間違いありません。

【3月のライオン】桐山の魅力その2:複雑な家庭環境

桐山が幼い頃に両親と妹は交通事故にあい亡くなってしまいました。親戚の誰かが桐山を引き取らなくてはならなかったのですが、誰も引き取ろうとはしませんでした。そんな中で桐山の父親の友人であった幸田が、桐山を引き取ることになりました。

幸田の家にはすでに息子と娘がいましたが、桐山を我が子と同じように育てました。もしろん将棋も教わることになるのですが、実子以上の才能を開花させることになり実子は心を折られる形となりました。そんな状況だからこそ家にいても居づらく、兄弟とも関係を築くことができませんでした

だから桐山はプロ棋士になり高校へと入学することを決意したのと同時に家を出ることを決意しました。ずっと棋士として頑張り続けていたから友達もろくにおらず、いつも一人の状況となりました。

【3月のライオン】桐山の魅力その3:経歴とその強さ

桐山は普段から将棋の戦略の勉強を怠ることはありません。一人で黙々と棋譜を見ては分析したり対抗策などを熱心に考えています。それに掛ける時間も凄まじく並みの棋士以上だと思います。だから何も用意しないで対戦に臨んで年下に負けたことを露骨に悔しがる人を見ると心の中でイラついています。

桐山は遊ぶこともしないでずっと将棋の勉強を続けきたのです。犠牲にしてきたものが大きいからこそ生半可に勝負する人間が許せないのかもしれません。そんな勤勉さがあるから中学で入段して現在はB級2組6段となりました。

平均年収が700万の段位なので高校生でこれは驚きですね。桐山の強さは発展途上のようにも見えるのでこれからの対戦者や対戦内容にも注目したいです。

【3月のライオン】桐山の魅力その4:年上に負けない精神力

桐山の対戦相手はほとんど年上です。数歳年上もいれば、数十歳年上もいます。そんな人たちと対戦をするのですから相手に負けない精神力がなければいけません。勝負はほんの些細なことで敗けに繋がるので、相手が動揺を誘うようなことをしてくる場合もあるのです。

しかし桐山はあくまでも無の状態を常に貫き通しています。まるで禅僧のような感じです。そんな精神力があるから川本家にふらっと帰ってきた駄目親父を言葉で一蹴できるだけの強さがあります。年下だと思って甘く見ていると火傷してしまいそうなのが桐山だと思いました。

あれだけ言葉巧みに攻めてくるあかりの父親に淡々と言い返せるのが凄い……

【3月のライオン】桐山の魅力その5:二階堂とのライバル関係

桐山の良き理解者であり、ライバルなのが二階堂です。小学生の頃から大会などで顔を合わせていたのでお互い知ってはいましたが、桐山はそこまで二階堂に興味はありませんでした。しかし二階堂は桐山のことを勝手にライバルと認めて常に追いかけ回すような形になっていました。

これには桐山も多少うんざりしているようですが、二階堂が桐山に与えた影響も大きいのです。持病のせいで体調が悪くなってしまうのに気迫で乗り切る精神的強さだったり、誰とでも話して溶け込める性格、そして師匠との固い信頼関係など桐山にないものをたくさん持っています。

だから桐山はそんな二階堂を次第に認めていくことになります。そして数少ない本当の友達にもなっていました。これからもお互いに切磋琢磨して上位棋士になってほしいです。

【3月のライオン】桐山の魅力その6:宗谷を追い求める

将棋界のトップに君臨しているのが宗谷名人です。誰もが打倒宗谷を目指して挑戦するのですが、ことごとく打ち負かされてしまいます。宗谷は棋士の中でも異質のような存在で、誰にも心を開かず、その私生活も謎で将棋をするために生きているような感じです。

しかし桐山もそんな宗谷に似ていました。あらゆる感情を押し殺して将棋に費やしてきたので、川本家と知り合うことがなければ同じようになっていたのかもしれません。問題はそれで幸せなのか?ということでもあります。

将棋のトップに君臨することができたらそれで満足なのか……人として寂しくて心を開くことがなくてもいいのか……宗谷は桐山の川本家と出会っていなかったらの姿なのかもしれません。だから桐山は人として生きる幸せを手に入れながら、更に将棋の高みを目指していくことを選択しています。

満たされながらも勝てる将棋を指すことが今の桐山の目標でもあります。

【3月のライオン】桐山の魅力その7:高校生活での新たな発見

桐山は友達と呼べる人間がいませんでした。いつも孤独で一人で過ごしていることが多かったのもありますし、中学生棋士と呼ばれてはなかなか近寄りがたいです。だから自然と人を遠ざけている部分があったのですが、高校へと入学してからその様子ががらりと変わります。

まずは先生ですが、趣味が将棋ということもあり桐山に興味を持ってどんどん話しかけ、昼食を一緒に食べたりして距離を詰めてきました。そして科学部の野口くんの存在です。彼は悟りを開いたような人間で桐山にいろんなことを教えてくれました。

だから桐山は将棋以外の新たな発見をしたり、人と話したり活動することの楽しさを高校に入ってから初めて知ったのです。今まで何も楽しそうにやっていない桐山ですが、高校に入ってからは何でも楽しそうに行えるようになったので、人として成長したことがよく分かります。

【3月のライオン】桐山の魅力その8:川本家との絆

桐山と川本家は切っても切れない縁で繋がっています。長女のあかりが桐山が酔いつぶれたことをきっかけで家族ぐるみの付き合いが始まったのですが、桐山にとって第2の家族のような感じになりました。

今まで住んでいた家には自分の居場所がどこにもありませんでしたが、川本家では桐山は無くてはならない存在になってしまいました。本音で桐山に話しかけて頼ったり、頼られたりする関係が温かく何とも言えません。

無感情だった桐山が感情を手に入れたのも川本家でいろいろな人間と接し、一緒にいろんなことをしたからです。もしも川本家と出会わなければ桐山はきっと不器用な生き方しかできない人間になり、ずっとひとりぼっちだったのかもしれません。

川本家も問題をいろいろ抱えていますが、桐山も一緒になってその問題に立ち向かっていくところが見ていて「がんばれー」と応援したくなります。

【3月のライオン】桐山の魅力その9:突然のプロポーズ

川本家の大きな問題の一つが蒸発した父親です。この男がまたクズのような性格で仕事はやりたくなくなったら辞め、好きな女性ができたらそっちに乗り換え、子どもができても川本家へ押し付けようとしていました。

これには桐山も我慢がならなくなったのですが、父親が「部外者は引っ込んでいて」という発言にカチンときたのか、何故かその場で次女のひなたに結婚のプロポーズをしてしまいます。これで部外者ではないでしょ!という感じでしたが、周りの人間は当然のようにぽかーんですね。

これにはひなたも戸惑い父親も動揺するのですが、桐山は意志を変える気はありませんでした。ここからも見て分かるように本当の川本家の家族になりたいのだと思いました。上辺だけの付き合いではなく本当の家族になることで、桐山はこの先も希望を持って生きていけるのでしょう。

しかし高校生が中学生に結婚宣言は突拍子もないことなので驚きます。

【3月のライオン】桐山の魅力その10:声優はあの河西健吾

アニメ「3月のライオン」の桐山零の声優の担当は、河西健吾です。2006年に声優デビューして、2010年6月、『スターにアイ・ラブ・ユー』のクリストファー役で初主演となります。桐山零以外の役で有名なのは、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガスです。

脇役が多いのですが、これからの活躍が楽しみな声優でもあります。

桐山は学校と川本家を通じて成長している!

桐山は中学生で棋士デビューしましたが、それまでの道は普通の状況ではありませんでした。両親と妹は交通事故で死別し父親の友人のプロ棋士の元で過ごすことになります。しかしそこにも実子がいたので自分の居場所というものが感じられませんでした。

将棋しか自分にはないと思いあらゆる時間を将棋の勉強に費やしてきたからこそ中学生でデビューできたのですが、人としての中身がなかったのです。それを救ってくれたのが川本家であり、桐山は遅い人間形成を始めたのです。

人と距離を置き、無感動で無感情に等しい桐山が心を開いたのです。もしも桐山が棋士としての才能がなかったら完全にヤバイ人のままで終わってしまったかもしれません。川本家とその周りの人間とたくさん接することで人の大事な部分を知ることになりました。

そして川本家だけではなく、高校の先生と部活の同級生からもいろんなことを得ることができました。こちらの記事もオススメ!

3月のライオン【前編】 Blu-ray 豪華版(本編Blu-ray1枚+特典DVD1枚)
東宝 (2017-09-27)
売り上げランキング: 1,135
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ
白泉社 (2008-02-22)
売り上げランキング: 8,444