【∀ガンダム】名セリフランキングTOP13!ガンダム作品の終着点は名言の宝庫です!

全てを内包するガンダムシリーズが行きつく先の物語として制作された『∀ガンダム』。牧歌的でありながら戦争に向けて動いていく世界を魅力的な音楽と独特なメカニックで彩った作品です。独特な台詞がインパクト抜群な∀ガンダムの名台詞を今回はランキングでご紹介!

名作『∀ガンダム』名セリフを振り返ろう!

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1999年4月9日からガンダム誕生20周年作品として放送された『∀ガンダム』。全てを意味する∀の記号の名の通り全てのガンダム作品が行きつく先として作られたガンダムの総決算的作品の本作。
メカニックデザインに『スタートレック』シド・ミード、キャラクター原案に『ストリートファイター』シリーズの安田朗、音楽には名作を多数生み出した菅野よう子と作品を彩るスタッフは超豪華!監督・脚本はガンダムの生みの親である富野由悠季と万全です。
独特の台詞回し、富野節は本作でも全開。そこで、今回はそんな印象に残る『∀ガンダム』の名台詞を私見をもとにランキング形式で紹介していきます!今、∀の風が吹く!

∀ガンダム名言ランキング【13位~10位】

【13位】「ユニバース!」


まず、最初に紹介する13位は∀ガンダムと言えばお馴染みの「ユニバース!」がランクイン。ムーンレイスが感極まった際に発する感嘆符であるこの言葉。富野監督曰く、「南無三」「Oh my god!」という意味合いの言葉なのだとか。
特に印象に残るのは第49話「月光蝶」で、ギンガナムの駆るターンXとハリー大尉率いるスモー部隊との戦いでのものではないでしょうか?言葉のキャッチボールを超えた言葉のドッジボールとでも言うべき台詞回しは流石富野監督といった内容です。
インパクトがあり、語感的にも言いやすい言葉なので色々な作品で引用される事が多いこの台詞、∀ガンダムを見る前から知っていた方も多いはずです。気合を入れる時に言ってみたら意外といい成果があるかも?

【12位】「ガンダムにはお髭がありますか!?ありません!」

次の第12位にランクインしたのは第12話「地下回廊」での台詞。赤く燃える溶岩にロランの乗る∀ガンダムを追い詰めたコレン・ナンダーに対してキエル・ハイムと入れ替わったディアナ・ソレルが説得のため言ったのがこの台詞です。
この回、ガンダムである∀を見て興奮するコレンを説得するためディアナ様は銃を片手に溶岩の流れる戦場に向かいます。さらには説得に応じないであれば処刑も辞さないという判断を下します。上品でありながら決断はしっかりするディアナ閣下の性格がよくわかるエピソードです。
この回でディアナ様は「ガンダムに髭はありません!」と言い切っていますが、∀以外にも『機動新世紀ガンダムX』で主人公の後半での乗機として登場するガンダムDXにも髭のようなものが・・。ガンダムにも髭はあるのです!

【11位】「全く!マニュアル通りにやっていますというのは、アホの言うことだ」

第11位にランクインしたのは第49話「月光蝶」でミリシャ・ディアナカウンター連合軍に苦戦する自軍に対してぼやいた台詞。この事に業を煮やしたギム・ギンガナムがターンXで出陣する事で『∀ガンダム』の物語は最終局面へと突入します。
普段から大物っぽい事を言っているギンガナムですが、実は実戦経験が殆どないある意味珍しいラスボスです。ギンガナム艦隊全体に言える事ですが、そんな人にマニュアル云々と言われても説得力がない・・。
そんなギンガナムのこの台詞ですが、劇中での状況を除けば日常生活で言いたくなる台詞ではないでしょうか?この台詞もそうですがギンガナムの台詞は言ってみたくなる魅力的台詞が多い!何なのこのプードルみたいな髪形の人・・。

【10位】「戦場でなァ、恋人や女房の名前を呼ぶ時というのはなァ、瀕死の兵隊が 甘ったれていうセリフなんだよ!」

第10位にランクインしたのは11位と同じく第49話「月光蝶」からの台詞。ギンガナム艦隊から取り戻した∀ガンダムでターンXを強襲したジョゼフ・ヨットが撃墜確認もせずに彼女の名前を呼んだ事に対してギンガナム先生の死亡フラグ教室が炸裂します!
この回でジョゼフが動かしている∀ガンダムはギンガナム艦隊で整備されており、以前核ミサイルを収納してた格納部にとんでもない範囲・火力のビームキャノンを装備しています。そんな武器での強襲にあっさり対応しているのを見るにギンガナムの実力の高さがわかります。
また、∀ガンダムとの戦いに割り込もうとした同じ艦隊の仲間であるスエッソン・ステロを躊躇なく撃墜しており、ギンガナムの気性の荒さが分かるシーンでもあります。もし、実戦経験もそれなりに積んでいたのであれば実力・気性共にシリーズでも危険な相手だったのかも・・?

∀ガンダム名言ランキング【9位~5位】

【9位】「地球はとてもいいところだァ、みんな、早く戻ってこーい!」

第9位にランクインしたのは第1話「月に吠える」から。ムーンレイスの地球帰還計画の先行者として地球に潜入していた主人公ロラン・セアック。ひょんな事からハイム家の使用人になったロランは夜、月に向かい気持ちを吠えます。
地球の美しさを愛するロランの純粋な気持ちがシンプルに表れたこのシーンで流れる「月の繭」は神秘的で美しい『∀ガンダム』の世界観を現した名曲です!物語後半でもED曲としてこの曲は使用されますが菅野よう子さんと『∀ガンダム』の世界観の融合は見事の一言
余談ではありますが、ロランは地球に降下後からハイム家の使用人になるまでの間は鉱山で働いていた炭鉱マン。女装をすれば並の女性では勝てないレベルの美人なロランですが腕力も体力も人一倍!誰かのように間違えても刀での一騎打ちを挑んでいい相手ではないのです。

【8位】「アメリアはわたくしがスカートのまま治めますわ」

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第8位は第50話「黄金の秋」よりルジャーナ・ミリシャの全軍指揮官にしてグエン卿の許嫁でもあるリリ・ボルジャーノの台詞がランクイン。∀とターンXが戦うこの世の終わりのような光景を目にしながらロランへの愛(!)を語ったグエンに対してリリ嬢の言葉の鉄槌が下ります。
ロランをローラとして愛するグエンに対して、ロランは男なのだからそんなに好きなら自分がスカートを履いて愛せと最初の一発が炸裂。それに対してスカートを履いたまま人の上に立つ時代ではないとグエンは返しますがリリは自分はスカートを履いたまま人の上に立つと宣言します。
環境など周りの事に躊躇して立ち止ってしまったグエンとありのままの自分でいるリリ嬢。女王補佐であり地球人を野蛮と見下すアグリッパ・メンテナーにさえ「高貴な者」と認めさせる生粋の支配者なリリ嬢ですが、月のココアに喜ぶなど所々とてもかわいい魅力たっぷりのキャラです。

【7位】「人類は戦いを忘れることなどできはしない」

7位にランクインしたのは第50話「黄金の秋」でロランの説得に対しての返答であるこの台詞。過去の戦いを黒歴史として封印し、戦わずにいるムーンレイスの考えは間違えであると指摘。新しい価値観の時代を作るために破壊すると宣言、∀ガンダムとの戦闘状態に突入します。
好戦派なギンガナムのこの言い分ですが、ムーンレイスと違い黒歴史以前の文明を維持する事が出来なかった地球人は争いまくり。∀ガンダム等MSがマウンテンサイクルから発掘されると一気にMSなどの技術が広まった事からも人は戦いを忘れられないという言い分も間違いでないのかも?
ロランと共に地球降下を行ったキース・レジェも同じように思っているのか「軍事技術って、大人の男のオモチャなんですから。男はすぐにそういう物を使いたがるんです」といった発言をしており、ギンガナム以外のムーンレイスにも疑問に思う人は多いのかと思われます。

【6位】「ディアナ・ソレルから、ディアナ・ソレルへ」「キエル・ハイムから、キエル・ハイムへ」

第35話「ザックトレーガー」でミリシャのウィルゲムとディアナカウンターのジャンダルム。それぞれの立場にありながらそれぞれを演じたキエル・ハイムディアナ・ソレルがそれぞれにそれぞれの立場で呼びかけるシーンでの台詞が第6位にランクイン。
地球メインの物語前半が月と宇宙メインの後半へと入っていく変換点にあたるこのエピソード、非戦闘地域で睨み合いながらも相手を想い合う状況がとても感動的です。また、この後月に向かいミリシャは向かうのですが宇宙での生活を描いたエピソードはとてもユニーク
瓜二つとかそういうレベルを超えたそっくりさんのキエルお嬢様とディアナ様。何か語られていない設定があるのでは?と考えた方も多いと思います。ですが、この2人の間にそういった設定はなくただ偶然似ているだけなのだとか。

【5位】「このターンX凄いよォ!さすがターンAのお兄さん!」

第5位にランクインしたのは第49話「月光蝶」での台詞。スモー数機がかりでIフィールドを照射、動きを止めた上でハリーは決死の攻撃をターンXに仕掛けます。ですが、ターンXはこの攻撃を吸収。簡単に束縛から逃れながら月光蝶を発動します。
ギンガナムはこの時、ターンXを∀のお兄さんと言っています。ですが、以前月で∀と戦った際にはターンXを∀の後継機と言っています。それだとなんじゃ・・。これ以外にもターンXは∀の監視役などと意味深な事を言っていますが詳細は不明。とても気になる・・!
そんなターンXですが、今まで幾度と戦いを繰り広げている模様。左右非対称な見た目はナノマシンでの修復が幾度と重なり元の姿に戻れなくなったためなのだとか。そんな再生機能を持ったターンXでも∀につけられた胸の傷は再生不能。ターンシリーズの性能はどうなってんの・・?

∀ガンダム名言ランキング【4位~1位】

【4位】「純粋に戦いを楽しむ者こそ! 」「自分を捨てて戦える者には!」

第4位にランクインしたのは第50話「黄金の秋」から最終決戦の際の台詞。月光蝶を展開しながら戦うターンタイプの一見奇麗な戦いは両機の相打ち(ターンXトップが脱出しているので∀の方が優勢?)という形で決着します。
MSでの決着後、ギンガナムは刀での一騎打ちをロランに提案、ロランはこれを受けます。(初代のセルフオマージュですね!)そんな一騎打ちの最中、破損を修復するため機体周辺をナノマシンの繭が覆い始めます。ロランは刀を手放し離脱しますがギンガナムは刀を手にしたまま繭の中に消えます。
戦闘は手段であるロランは刀を捨て生き、戦闘が生き甲斐であるギンガナムは刀を捨てられず眠りにつく、それぞれの人物像を語る結末と言えます。ターンタイプ2機は巨大な繭を形成未来まで眠りにつくのですが、御大将も未来まで眠ってるのだろうか・・?

【3位】「∀だって……時代を拓けるはずだあっ!」

大台である第3位には4位と同じく第50話「黄金の秋」より、ガンダムを憎みガンダムに未来の希望を託し散っていったコレン・ナンダー最期の言葉がランクイン。共鳴したターンタイプの暴走を止めたコレンは物語最大の貢献者といえます。
このシーンでターンタイプを見たコレンは一瞬『新機動戦記ガンダムW』の劇場版での主人公機ガンダムウィングゼロカスタムを連想しています。この事や冷凍刑以前は長髪だったと言及された事からガンダムWでのライバルキャラのゼクス・マーキス疑惑が・・!
ですが、この疑惑は後のスタッフインタビューで、偶然手元にあった資料がガンダムウィングゼロカスタムだったため書いたという事が判明!ゼクス疑惑は沈静化します。専用のカプルに指揮官用アンテナを付け赤く塗っているからもしかしてあの仮面だったり・・!?

【2位】「人の命を大事にしない人とは、僕は誰とでも戦います」

第2位にランクインしたのは第8話「ローラの牛」より子供の食事を求めるムーンレイスに向けられた地球人の罵声に対してロランが言ったこの台詞。ムーンレイスである事を隠してミリシャに参加しているロランが自分の立場を捨ててでも吠えます。
ムーンレイスに土地を奪われた地球人と配給が少ないため家族に食べさせるため仕方なく放棄された農作物や逃げた家畜を利用するムーンレイス帰還民とのいざこざを描いたこの話。派手な戦闘ではなく民間人視線での戦争描写は『∀ガンダム』ならでは。
「僕は2年前に月から来ました。けど、月の人と戦います。だけども、地球の人とも戦います。人の命を大事にしない人とは、僕は誰とでも戦います」というこの言葉を違える事無く、ロランはできる限り戦いを避けつつも必要とあれば命を奪う選択も物語の中で選んでいきます。

【1位】「人の英知が生んだ物なら…人を救ってみせろぉぉぉ!!」

栄光の1位に輝いたのは第39話「小惑星爆裂」での台詞。月に向けて落下を始めた小惑星ミスルトゥを破壊するためにロストマウンテンから悪用を防ぐために持ち出した核ミサイルの使用をロランは決断します。台詞以外にもこの回は良い台詞・シーンの宝庫
この話でもそうですがロランは兵器も道具として利用する事があります。野戦病院でキエルに変装したディアナ様を助ける際には∀ガンダムを洗濯機として使用(濯ぎに揉み洗い、乾燥まで!)するなどどんなものでも人のために活かそうとします。正に道具は使い手次第
この話ではロランとソシエの核ミサイル関連の話に目が行きがちですが、破壊した小惑星の破片を破壊していたレット隊がこの話以降行方不明に。最後の謎の歌が流れる中でのお月見シーンが印象に残ります。月への帰還を何百年も願った方たちなので無事月にたどり着いていて欲しい!

名シーン・名台詞の宝庫、∀ガンダム

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今回『∀ガンダム』の魅力を名台詞ランキングという形で紹介させていただきました。ですが、この作品は名/迷台詞はここでは紹介し切れないほどあり、泣く泣くランキング圏外にしたものも多数あります。
また、台詞だけで語れない名シーンも多くあります。ガンダムとしてはかなりのんびりとした作品ですので、この空気が澄み月が奇麗に見える季節にお月見をしながら『∀ガンダム』を楽しんでみてはいかがでしょうか?
もちろん、ガンダムシリーズを見たことがないという方にもおススメですので、光栄にもこの記事で興味を持っていただけたならぜひ見てください。後悔はさせません!

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