「インターステラー」あらすじ&ネタバレ紹介!大絶賛の理由も解説!

天才クリストファー・ノーラン監督の傑作作品!2014年に公開された映画「インターステラー」のあらすじをネタバレ込みで大公開いたします!科学者達がこぞって絶賛する「インターステラー」とは、果たしてどんな映画なのか、ストーリーを追いながらその理由を解説していきます!

クリストファー・ノーランの傑作『インター ステラー』とは



インターステラーとは2014年に公開されたSF映画です。監督はメメント、ダンケルクなどを製作したクリストファー・ノーランが監督、製作、脚本を担当しており、主演のクーパー役はダラス・バイヤーズクラブでアカデミー主演男優賞とゴールデングローブ主演男優賞をそれぞれ受賞したマシュー・マコノヒーが勤めています。

題名になっているインターステラーとは惑星間有人航行という意味で、その原題の通り作中では主人公のクーパー達宇宙航行チームが未知の惑星へと旅立ちます。人類存亡を掛けたその旅の道のりが作中では描かれており、様々な科学的考証に基づいて描かれています。
https://youtu.be/-sb8axLSXvI 

科学的考証に基づいてというのは、このインターステラーという映画が大絶賛された理由に繋がります。映画の科学コンサルタントと製作総指揮を務めた理論物理学者のキップ・ソーンワームホールを正確に描いた映画は今までなかった。ブラックホールも同じだ。今回初めて、その描写がアインシュタインの一般相対性理論に基づいていると語っています。

ソーンのコメントの通り、この作品には物語のカギとなる時間と重力場の関係ウラシマ効果運動の三法則特異点など相対性理論に基づいた様々な事象が、科学者が扱う理論や計算式ではなく映画を見る人に視覚的にわかりやすく正確に描かれており、現時点での科学力でわかっていることの多くが詰め込まれています。

『インターステラー』 ストーリー1:食糧危機に瀕する未来の地球

何よりも食糧生産が尊ばれる時代

インターステラーの物語が描く未来の地球は、地球環境の変化に人間がついていけなくなってしまった未来食糧危機に瀕している人類農業が最も尊ばれる世界です。

疫病によって小麦が実らなくなり、主な作物はトウモロコシで、農家もトウモロコシの栽培に力を入れていました。頻繁に起こる砂嵐で肺や歯が侵され、それでも何とか生きている人類には、希望という選択肢はあまり見当たりません。

職業としてはなによりも農夫になることが尊ばれ、世界中の様々な技術が少しずつ少しずつ衰退していきました。主人公のクーパーの妻も衰退した技術の犠牲者で、MRIなども使用しなくなったために脳腫瘍の早期発見が出来ず、早くに亡くなっています。

エンジニア、プロリーグなどは無い世界

農業が尊ばれる時代ですから、エンジニアや野球選手など子供が夢に描く職業の地位は低く、作中ではニューヨーク・ヤンキースが地方巡業をする草野球チームとして描かれています。

子供に夢を持たせられない時代なので農業以外の職業が進路として選ぶことが出来にくい閉ざされた社会で、エンジニアや他の様々な職業は旧時代の遺物として描かれいます。あくまでも食糧自給がメインの厳しい時代で、主人公の二人の子供も、大学や科学者などの将来の進路も学校で否定され、ひたすら農夫以外の道を大人が閉ざしている状態になっています。

未来に夢を描けない。食糧危機という厳しい状態では疫病に侵された作物と一緒に子供の夢も刈り取られてしまう。作中の未来の世界はそんな厳しい地球が舞台です。

アポロ計画は嘘だった!? かつてパイロットだった主人公、農夫のクーパー

作中では、アポロ計画は当時のソ連を牽制する為にアメリカ政府がついた大嘘だと教科書に記述されており、食料が貴重になった世界では莫大な予算が必要な宇宙開発機構のNASAに対しての風当たりも強く、政府によってNASAは閉鎖されました。

かつて宇宙飛行士のパイロットだった主人公のクーパーも、重力場の影響による飛行機事故以降は航空機を運転しておらず、エンジニアとしての生活も出来なくなった為に農夫として生活をしている父親です。夢も希望も子供に持たせない教育に対して疑念を抱きつつも、現状の解決策が見つからずに日々悩んでいました。

『インターステラー』 ストーリー2:娘マーフィーの部屋に現れた謎のサイン

ポルターガイスト?本が勝手に…



ある頃から突然、娘マーフィーの部屋の本棚から勝手に本が落ちる現象が始まります。もしやポルターガイストでは?と思うマーフィーにクーパーは幽霊に対する科学的根拠を説いて安心させようとしますが、マーフィーは怖がっていたのではなく、本の落下に有る程度の法則があるのではないかという事を突き止めていました。

何らかの法則何者かからのサインという言葉に引っかかりを覚えたクーパーは、ポルターガイストの謎を解明しようと一晩マーフィーの部屋に滞在し、ついにその正体を突き止めてしまいます。

選ばれた農夫 何者かがよこした座標



ポルターガイストだと思っていたのは、重力波を使用したモールス信号で表された数字でした。クーパーはその数字が座標である事を突き止め、一連の不可思議な出来事の答えを確かめようと出発します。

意図せずマーフィーも一緒についてきてしまいましたが、座標の指し示した場所へとむかいます。たどり着いた先はなにも地図には記載されていないにもかかわらず厳重に金網で囲われた何らかの施設でした。

『インターステラー』 ストーリー3:解体されたはずのNASAと人類移住計画

極秘裏に作られていた施設 ブランド教授との再会



クーパー達が訪れたのは、解体されたはずのNASAの研究を引き継ぐべくアメリカ政府が極秘裏に建てた施設でした。NASAとよばれるその施設でクーパーは、かつて宇宙飛行士をしていた頃の同僚、ブランド教授と再会します。

国家機密プロジェクトを知ってしまい本来ならば拘束される筈のクーパー達でしたが、ブランド博士の提案でクーパーの過去の宇宙飛行士でパイロットという経験を活かし、現在極秘裏に薦められている人類移住計画にパイロットとして参加することになりました。

行かないでと泣くマーフィーを置いて、クーパーは家族の為にその移住計画に参加する事を決め、一人NASAへと向かいます。

人類存続を掛けた旅-農夫と皮肉屋のロボットTARS



宇宙を旅をするチームに居たのは、なにも人間だけではありませんでした。かつて軍用として使用されていたロボットTARSも人類移住計画の為に共に宇宙へと旅立ちます。(後にドッキングした宇宙船エンデゥランスには同じ形のロボットCARSも搭乗しています。)

皮肉を言い、嘘をつき、自分の正直レベルは90%だと話すTARSは宇宙を旅する上でクーパー達には無くてはならない存在で、宇宙船船外の観測確立の統計など様々な作業を行います。科学者3人と農夫とロボット2体というメンバーが今回の人類にとっての最後の希望、人類移住計画の要として遥か宇宙の果てまで旅をすることになりました。

宇宙飛行士のメンバー(人間)

宇宙飛行士として今回の新天地を調査するメンバーは、画像の右から主人公のマシュー・マキノヒー演じるジョセフ・クーパー。アン・ハサウェイ演じるアメリア・ブランド博士(生物学者:ジョン・ブランド教授の娘)、デヴィッド・ジャーシー演じるニコライ・ロミリー博士(物理学者)、ウェス・ベントリー演じるドイル博士(地質学者)の4名です。

地球を旅立った2名とロボット2体は、土星の傍に何者かが作ったとされるワームホールをめざし、2年間の冷凍睡眠を行います。

移住候補地の3つの星



何者かが土星の傍に作ったワームホールをかつて15人の宇宙飛行士が人類を救うという使命を胸に旅立っていきました。太陽系の中には人類が移住できる星は無い為、この計画の発案者のヒュー・マン博士を筆頭にワームホールの先に新天地を探して旅立ち、12人がワームホールの通過に成功しました

惑星に到着し移住可能な環境であるという信号を送ってきたのは残った12人のうち、ミラ博士、マン博士、エドマンズ博士の3人だけでした。ワームホールを通過すると、まず一番近い星はミラ博士の到達した惑星で、一行はそこに向かうことを決断します。

しかしその惑星はブラックホールガルガンチュアの近くにある影響で惑星内は時間の経過が地球と比べると1時間が7年という長さに値する事がわかり、ロミリーとTARSが宇宙船へ残る事を決断します。

最初に降り立った星 科学者ミラが待つ水の惑星と時間の流れ



ミラ博士の待つ惑星に降り立ったのはクーパー、アメリア、ドイルの3名とCARSですが、彼らが降り立った惑星は見渡す限り一面が水で満たされており、ミラ博士の姿は見当たりませんでした。パイロットのクーパーを探査船に残し、周囲の探索を行うアメリアとドイルですが、ミラ博士が居るはずの発信源からは壊れた宇宙船の残骸だけしかありませんでした。

せめてブラックボックスだけでもと部品をさがすアメリア達の元へ山のような高さの津波が押し寄せており、逃げ遅れたドイルは死亡し無事に探査船へ入る事が出来たアメリアとCARSですが、探査船のエンジンが浸水してしまいクーパーと共に探査船で漂流してしまいます。

無事に惑星から脱出したときには地球時間で23年以上が経過しており、とても長い時間を無為にしたことに打ちひしがれます。

一方、土星までの2年間+水の惑星で経過した23年の合計25年が経過した地球では、大人になったマーフィーが父を宇宙へと送り出した張本人、ブランド教授に師事しており、自身もNASAに身を寄せる物理学者へと成長していました。

人類が住める惑星が見つかった場合に人類を宇宙へと移住することが出来るスペースコロニーの研究をしています。スペースコロニーの開発には重力の方程式が示す解が必要不可欠で、それが判れば重力の制御が出来るのですが、40年以上重力の研究を行ってきた教授は当の昔に重力制御が不可能なのを知っており、皆に希望を持たせる為にをついていました。

臨終の間際に教授は自らの嘘をマーフィーに話し、クーパーが戻っても人類は助からない事を告げ、マーフィーは打ちひしがれてしまいます。

『インターステラー』 ストーリー4:稀代の天才物理学者-ヒュー・マン博士

次に向かう惑星に対し、3人の中で意見が分かれてしまいます。アメリアはエドマンズ博士の待つ星へ、クーパーはマン博士の待つ星へ。しかし、エドマンズ博士の待つ星からの信号は途絶えてしまっており、マン博士の待つ星からの信号は未だ発信され続けている事がわかりロミリーの意見で次に向かう星はマン博士の星にしようと決まりかけますが、アメリアはまだ食い下がりました。

地球にいた頃、アメリアとエドマンズは恋人同士でした。その事で向かう先に私情を挟んでいるのではないかと問われ、マン博士の待つ星への移動が決定されました。

宇宙船の残りの燃料から帰りの燃料を引くと、エドマンズ博士の待つ星へは二度と行くことが出来なくなる為、アメリアにとっては恋人と人類を秤に掛けるという大変苦しい選択となりました。

雲まで凍る極寒の星 マン博士の語るこの星の可能性



長い、本当に長い孤独に耐え切れず、タイマーを設定せずに眠りについたというヒュー・マン博士。クーパー達の迎えに心から安堵し、この雲まで凍る極寒の惑星について静かに話し始めました。

昼は67時間夜も67時間続く極寒の美しい星で、重力は地球の80%です。大気にはアンモニアが多く含まれていて水はアルカリ性。雲の下の地表では塩素は消えアンモニアは結晶質水素に変わり呼吸は可能で、恐らく生命も存在するとのことです。

何度も実地調査を繰り返した後に共に調査をしていたロボットKIPPが壊れた事をきっかけに深い孤独を感じ、データを地球へ送信してから眠りにつきました。

恐怖と孤独 マン博士の選択

―おかしいよな、地球を経った時死ぬ覚悟は出来てると思ってたが私はこの星こそ人類の故郷だと信じて疑わなかった…思い通りには行かないものだ。

共に極寒の星を探索していたクーパーを、マンは巨大なクレバスに突き落とそうとしました。彼が地球に向けて発信したデータは全て嘘で、この星には地表すらなく人類が生存するには不可能だったんです。何年もの長い間孤独と誘惑と戦い、人類として、科学者として生きたいと言う誘惑に負けてしまいました。

そしてマンは自分を迎えに来る人類を待つことに望みを掛けて嘘のデータを発信し、冷凍睡眠についたのでした。しかし、自分を迎えに来たクーパー達から他の科学者達の星の探索は全て失敗し、人類が生きられない星にいる自分の嘘のデータだけが地球に届いた事を知るのでした。

明るみになった嘘 科学者の傲慢と生存本能

始めからプランAの人類移住計画ではなく、プランBの人類保存計画だった今回のミッションの全容を知るマンは、人類という種を存続させる為に極寒の惑星のデータを封印し証拠となるロボットKIPPが使用出来ないようにしました。

もしも、全ての科学者が探索に失敗していたら。その可能性を捨て切れなかったマンは、自身の嘘のデータが記録されているKIPPに爆弾を仕掛け起動すれば爆発するように作り変えます。事象の地平線のデータ採取の為にKIPPの発信機が必要なロミリーは、KIPPを起動してしまい真実を知った瞬間に爆破に巻き込まれて死亡しました。

そして、ロミリーの乗ってきた探査船を奪ったマンは宇宙船へと戻りますが、ドッキング経験の無い為にエアロックの解除に失敗し探査船ごと爆散し、宇宙船も殆どの燃料を失ってしまいます。

壊された宇宙船 エドマンズ博士の待つ最後の星へ


爆発の影響で68RPM(およそ時速126キロ)で高速回転するエンデュランスにクーパーは不可能だとロボットたちに言われつつもドッキングを仕掛けます。探査船を宇宙船の回転速度に合わせながら回転させ、神業とも言えるドッキングを成功させましたが、今度は宇宙船自体がブラックホールガルガンチュアに引っ張られていることが判明します。

破壊された宇宙船の中を確認すると、宇宙船エンデュランスの殆どの酸素と燃料が爆発によって失われて、既に地球への帰還が絶望的な事が判りました。

しかし冷凍保存されていた人類の胚は無事で、一行は最後の星となったエドマンズ博士の眠る星へ向かうことになります。

『インターステラー』 ストーリー5:老いた科学者ブランド教授の嘘、人類存続への願いと希望

もう叶える事の出来ないプランAの人類移住計画ですが、ブランド博士が長年研究し続けていた重力場の方程式を解くのに必要な事象の地平線と特異点を越えた先のデータが無い為に博士は方程式を解く事はできませんでした。その為、大きな嘘をつき人類を移住させる土地を探す為と偽って科学者達を宇宙に送り出すことになります。

しかし、事象の地平線と特異点の越えた先のデータさえ手に入れば今地球に残っている人類を救う事が出来る。燃料不足を解消する為にガルガンチュアの引力を利用しペローンズ過程を応用したスイングバイ航行をすることを思いついたクーパーは、同時に自身が帰れなくてもデータを地球に送れるはずだと気付き、長く共に旅をしたロボットTARSを事象の地平線に観測機として向かわせることを決断します。

ブラックホールガルガンチュアと特異点 正直レベル90%の男

―俺の正直レベルは…90%だ。

事象の地平線から2隻ある探査船と宇宙船の燃料を殆ど使い、無事に脱出した宇宙船エンデュランス号ですが、ガルガンチュアの影響で地球とは既に51年もの月日が離れてしまいました。爆発したエンデュランスにとって探査船は重量オーバーの為、燃料切れの探査船ごとTARSをガルガンチュアへと送り出します。

そして、爆発によってエンデュランスに搭載されていた次の惑星に到達するまでの生命維持装置も一人分しか使用が出来なくなってしまった為にクーパー自身も燃料切れのもう一隻の探査船にのってTARSの後を追い、人類の希望の全てをアメリアに託す事になります。

三次元から四次元へ 特異点の先に辿り着いた時間が物質になった世界 四次元超立方体テサラクト

事象の地平線の先には暗闇が広がっており、クーパーはしばらくの間は口頭で観測結果をアメリアに届けていましたが、次第にそれも届かなくなり先に事象の地平線へ入っていったTARSとも連絡が取れないままでした。

光が見えたかと思うと急激に加速する落下速度に探査船が耐え切れずに出火し、クーパーは探査船から脱出しますが更に光に向かって落下していきます。やがて辿り着いた先は無重力過去の時間が物質として積み上げられている不思議な空間、四次元超立体テサラクトの内部でした。

その不思議な空間は過去の娘のマーフィーの部屋の本棚の裏側に繋がっており、マーフィーからは観測する事はできませんがクーパー側から少しだけ観測と干渉が出来、クーパーはかつてマーフィーがポルターガイストだと言っていたのは自身が起こした事だと悟ります。



―重力は、時間を含む次元を超える事ができる。

過去の自分を引き止める為にSTAY本を落とすモールス信号でマーフィーに伝えましたが、過去のクーパーは宇宙へと向かってしまいます。行くなと叫んだ直後に先に事象の地平線へと突入したTARSから突如通信が入りました。

TARSが言うにはここは五次元に存在する”彼ら”が作った四次元超立方体テサライトの内部で繋がっている空間(マーフィーの部屋の本棚の裏)の過去の全ての時間に干渉する事ができるそうです。その話を聞いたクーパーは、自身がそのテラサイト内部に居る為、過去への干渉は出来ない。しかし、未来を変えられる可能性に思い至ります。

一方、かつての部屋に訪れていたマーフィーは当時起こっていたことを思い出し、父と娘の二人の思いが交差し始めます。

次元を超えた想い マーフィーに託すメッセージ

様々な事象の観測ができ、ガルガンチュアに続くワームホールを作れる五次元に存在する”彼ら”は、過去の地球を観測できても干渉する事はできません。”彼ら”というのは第五次元にまで干渉することが出来るようになった遥か未来の人類の事で、この時代に人類を滅ぼさない為に、後に偉大な物理学者となる少女、マーフィーを選びました。

しかし、観測は出来ても干渉できない”彼ら”に変わってクーパーとTARSがマーフィーへの橋渡し役として四次元超立方体テサライトへと呼ばれ、かつてマーフィーにプレゼントした腕時計の秒針にモールス信号にのせた特異点のデータを重力波で打ち込み、マーフィーに人類の未来を託します。

時計を受け取ったマーフィーは重力の方程式を解明したことでテサライトが閉じられ、クーパーは意識を失ってしまいました。

『インターステラー』 ストーリー6:その後、世界は…

目が覚めた未来とマーフィーの偉業



目が覚めたクーパーは、とても清潔な病院らしき空間のベッドに横たわっており、起き上がろうとすると傍に居た医師に124歳なのだから無理をするなと窘められてしまいました。クーパーが目が冷めた場所は、土星の近くのスペースコロニークーパーステーションでした。マーフィーが重力の方程式を解明し人類を移住させるスペースコロニーが完成して実用化された未来です。

記念館としてかつての我が家が再現された家を訪れたクーパーは、共に旅をした相棒TARSが壊れた状態で横たわっているのを見つけ、修理します。(正直レベルは95%、ユーモアは55%に設定されました。)しかし、ノスタルジーに浸るのを嫌がったクーパーは、自分がいまどこに居て、どこに行くのかという自問自答を繰り返していました。



俺が農業を好きだったって…?

目覚めてから二週間後。クーパーは、マーフィーが到着したのを知らされて病室へ向かいました。そこでクーパーは始めて、相対性理論の残酷さを身をもって感じることになります。病室のベッドに横たわっていたのは年老いて、クーパーの帰りを信じて2年間冷凍カプセルで眠る事を選んだ臨終のマーフィーでした。

自分よりも遥かに長い年月を地球時間で生きた彼女に始めは掛ける言葉が見当たらず、ようやく搾り出した言葉は記念館で聞かされた自身が農業が好きだったという言葉でした。

そしてポツリ、ポツリと二人は話し始めます。父の帰りを最期まで信じ続けたマーフィーは気持ちを伝え、子供を看取るような悲しい事よりも行くところがあるだろうとクーパーの背中を強く押しました。人類移住計画はまだ完結していないのです。

今も彼女は待っている アメリア・ブランド博士を救出せよ



アメリアが最期に向かった先、エドマンズが眠る惑星は太陽があり酸素が有る、人類が生活するのに大変適した惑星でした。しかし、アメリアが直面したのは感動的な再会ではなく、エドマンズの眠っていた冷凍カプセルはその基地施設ごと隕石に潰されているという現実でした。恐らくエドマンズは地球でデータを受信していた通信信号が途絶えたときにすでに亡くなっていたのでしょう。

愛は時空を超えたけど、彼女を救ってはくれませんでした。ただ一人取り残されたアメリアは、太陽の降り注ぐ新しい星で人類が探しにきてくれる事を願いながら長い眠りにつくことを選びます。

マーフィーに背中を押されたクーパーは、いまや相棒になっているロボットのTARSを連れて人類の移住先となるアメリアの眠る惑星を目指して旅立つところで物語が終わります。

これはよくあるただの宇宙ものじゃない!映画【インターステラー】

出典:https://www.amazon.co.jp

ここまで読んで下さりありがとうございます。今回は映画インターステラーのあらすじと見所を一挙に書かせていただきました。

私は以前からSF作品がとても好きで良くみるのですが、はじめてこの映画を見たときはとても驚きました。ブラックホールや相対性理論、重力場やウラシマ効果についてなど、視覚的にも判り易く表現されているものは大変少なく、この映画の製作された時点でわかっている事を全て三時間という枠の中に詰め込まれていたからです。

そして複線の回収もしっかりしてくれており二回目以降の視聴でも、これはこのことだったんだという発見も楽しめる映画になっています。この映画はSF作品が好きな方は勿論、宇宙のことや物理学が好きな方天文学が好きな方人類がピンチな未来を描いた作品が好きな方に特にオススメです。