【バットマン】ペンギン7つの魅力!ジョーカーに並ぶ悪役は魅力の塊だった!

シルクハットに単眼メガネ、恰幅のよい姿からは想像できない程、機敏な動きで敵を翻弄する怪人ペンギン。過去の映画では、ファンじゃなくとも心打たれる生い立ちと最期でしたね。そんなペンギンがどうして、最も偉大な敵と言われるのか…紹介したいと思います。

『バットマン』人気ヴィラン・ペンギンとは?


バットマンの宿敵と言えば…誰に聞いても一番に浮かぶのはジョーカーだと思いますが、あえて私はペンギン派!と、いうのもジョーカーに負けず劣らず、危険な魅力と内面に秘めるギラギラとした野望がかっこいいんです!
これもまた、個人的な意見ですがダークナイトシリーズよりも、本来のバットマンを知りたいという方には、ペンギンの存在は避けては通れぬ道かと。(ダークナイトシリーズを否定しているわけではありません)
まずは簡単に彼を紹介しましょう!初出は1941年、ライターのビル・フィンガーとアーティストのボブ・ケインによって生み出されました!続いては本名や…どうしてペンギンと呼ばれるのかなどなど…気になるポイントに移りましょう!

ペンギンの危険な魅力1:ペンギンことオズワルド・チェスターフィールド・コブルポット

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さて、バットマンの最も永続的な敵の1人ペンギン…彼の本名はもちろんペンギンではありません。名前はオズワルド・チェスターフィールド・コブルポット…ですが、あまり作中では記されることはありませんね。現在シリーズを展開している『GOTHAM/ゴッサム』においては“オズワルド、オズワルドォ…”と母に呼ばれることもしばしば…
しかし、どうして「ペンギン」と呼ばれているのか?今まで疑問に持たなかった方も、本名があるとなると気になってきませんか~!?ならないけど…と、言われても紹介します(笑)それは、歴代のペンギンがブレない部分、フォーマルナ装い!と、嘴のように尖った鼻にあります。(ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』では別の理由)
いわゆる「鷲鼻」とはちょっと違い、見たまんまの「嘴鼻」!また、彼と「鳥」は深い縁を持ち後に怪人ペンギンとしての姿へ変貌するきっかけともなりました。詳しくは後述するペンギンの設定をご覧ください。

ペンギンの危険な魅力2:狂人であり常識人!コミックでも大人気キャラクター

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外見以外は、これといって特徴も魅力もない…と、思われがちのペンギンですが、それはとんでもない間違い!どうして彼が、最も偉大なヴィランだと呼ばれるのか、まずは多種多様な怪人たちが潜むゴッサム・シティにおいて唯一無二な立場を確立しているという点。
ゴッサム・シティ…は、バットマンのホームグラウンドであり、殺人・強盗・恐喝・猟奇事件など一見平和そうに見えて様々な犯罪の温床となっている町ですね。“なぜか”ゴッサム・シティは厄介な事件が多いようですが、これはモデルになっている町が町なので納得…。
特に力が強い武闘派というわけでもなく…かと言って莫大な財産を築いているということもなく…人望が厚い…面もない…なぜペンギンが、ゴッサムで生き残り、そして偉大なヴィランに名を連ねているか、それは彼が持つ「コネクション」が関係しているようです。

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多くの場合、ペンギンは高級レストランまたはバーのオーナーの顔を持っています。店の名前はアイスバーグ・ラウンジ!ペンギンという名前に似合った名前ですね~アイバーグ・ラウンジは普通の飲食店とちょっと違うところ…
それは、一般向けというよりもヴィランズ向けであり高級志向な店には似合わない客の出入りが盛んということ。ここまで言えば、もうお分かりかと思いますが、ペンギンは腕力がない代わりに膨大な情報源で上に上り詰め、通う客の中には宿敵のバットマンの姿さえもあるんです!
また、裏切りや寝返りは得意中の得意!と、いうよりも口が上手いと言った方が当てはまるかも?

ペンギンの危険な魅力3:バットマン史上“無敵”かつ“最も偉大なヴィラン”と名高い

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ただし、腕力がないと言ってもゴッサム・シティで生きるヴィランズですから相応な「武器」は持っています!シルクハットにタキシード、紳士的な装いを好むペンギンは他のヴィランズと比べると若干浮いているような…
戦闘になった際も、彼の紳士的なスタイルは崩れることはなく、それゆえに通名は犯罪紳士!クラシカルなスタイルは、原作・映画・ドラマどの作品においても共通する点でもあります。ジョーカーにも言える事ですが、意外とスーパーヴィランズは紳士が多い!
殺されそうになっても、後がないところまで追い詰められても不死鳥のごとく復活するペンギンの力強さ、強運を含めたらバットマン史上では右にでるものはいないのでは?と感じずにはいられません。

武器は鋭い洞察力と傘!パラシュートからマシンガンまで万能すぎる七変化

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情報提供を元に商売をするペンギンは、厄介なことに巻き込まれがち。または、自ら犯罪を犯した後に待っているゴタゴタにおいては、いつも携えている傘が強い味方になります。ちょっとピンチの時は開いて敵に向けたらアンブレラ・マシンガンに早変わり!
逃亡の際にはパラシュート代わりにしたりと、意外と万能なんです(笑)他には、武器というよりは彼の人を惹き付ける「性質」も大きな武器ではないかと私は思うところがあり、なぜだか彼の言葉は人を信じ込ませる力があります…謎だ…。
邪魔者はあえて、別の邪魔者をぶつけて消し去る典型的な自分の手を汚さないでいく、そんなシーンもあったり…。

ペンギンの危険な魅力4:原作・ドラマ・映画では異なる様々な設定がある

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冒頭でもチラッと紹介しましたが“ペンギン”と呼ばれるまでに至った理由…そして、彼の生い立ちは作品毎にそれぞれ微妙に異なり、ファンとしては様々なポイントで楽しめるのが嬉しいところなんですよ~!と、いうかバットマンに登場するキャラクター達の生い立ちは後から後から色々と付加される事が多かったりもします。
元々は裕福な生まれだったペンギンは、幼少期に父親を肺炎で亡くしています。母は、肺炎の原因となった雨をおそれペンギンには晴れだって曇だって傘を持たせて過ごさせていましたが、風変わりな彼を同級生はバカにして「ペンギン」というあだ名をつけました。
また、ある設定では没落貴族の出でありウェイン家の執事、アルフレッドとも関係がある・・というものも。

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彼がヴィランになった経緯は、大切にしていた鳥をイジメっ子達に殺された・また母親を亡くした後に覚えのない借金に苦しんで絶望したなど…きっかけは大切なものを失ってから覚醒したペンギン、犯罪者ではあるもののそこまで残忍なことはしません。
現在、知られるペンギンの容姿ははっきりいってでっぷりとしたお腹をした至ってどこにでもいるような中年…ジョーカーやトゥー・フェイス、ミスター・フリーズたちと比べると“悪役”は薄いような…?
そしてダークナイトシリーズにはペンギンの出番もなく、残念に思っていた私ですが彼の若き日の活躍を見ることが出来る『GOTHAM/ゴッサム』皆さんはチェック済みでしょうか?

ドラマ『GOTHAM』では若き日のペンギンを見ることが出来る!


“どうして彼らは怪人になったのか?”バットマン含め、彼のライバルであり微妙な関係のキャット・ウーマンやリドラー…そしてペンギンたちの若き日を、刑事ジム・ゴードンを主に展開する『GOTHAM/ゴッサム』
オリジナル要素は少ないものの、スリリングで先の見えない展開に興奮しっぱなしの本作!ペンギンはseason1から登場していて、メインキャストの1人です。原作ファンなら「これは!」と思うような細かいネタが散りばめられており、ペンギンと呼ばれる理由もひと味違う!


彼はゴッサム・シティで底辺中の底辺…ギャングの傘持であり女主人の“フィッシュ”に折られた足の後遺症で、足を引き摺りながら歩く事からペンギンと呼ばれバカにされていました…
が、野望は大きくゴッサムのボスになることを夢見る悪党の1人!実の父の死や殺された母、そして“良き友人”のジム・ゴードンとの取引など後のペンギンが形成されるまでを見ることができます。
ペンギンを演じたのは『ウォーキング・デッド』にも出演した俳優、ロビン・ロード・テイラー!スリムなペンギンめちゃくちゃかっこいい!

ペンギンの危険な魅力5:『バットマン/リターンズ』では手が水かき!?異形の怪人!

水かきテクをアピールしてキャットウーマンを狙うが…


ティム・バートン監督がペンギンとキャット・ウーマンに歪んだ愛を注ぎ込んだ名作『バットマン/リターンズ』!大体の方が、ペンギンというと…ティム・バートン監督版のものを想像するのではないでしょうか?
原作では、嘴のような鼻とフォーマルスタイルで、至って「異形」という部分は持っていないペンギンを、悲劇の怪物として再誕させた手腕はさすがとしか言いようがありません!名門コブルポット家の長男として誕生したオズワルド
本来ならば両親の愛情を一新に受けて育つ予定…でしたが、オズワルドは両手の指が水かき、そして醜い容姿をした姿で誕生し…あまりの悍ましさに取り上げた医師も驚愕したほど。

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ただ、愛してほしかった・人に認めてもらいたかった…自作自演に狂言と最悪の展開へと向かっていきました…犯罪者ではあるものの、同情すべき点は多くキャット・ウーマンやマックス・シュレックといった悪役たちとの共演で、よりいっそう悲壮感が漂っていました…。
そして、フォーマルな装い…と、みせかけてなぜかヨダレかけをかけて口から謎の黒い液体を漏らしていたのもめちゃくちゃ気になる…特に黒い液体が…。そんなペンギンですが、キャット・ウーマンに対して執着をみせ18禁なセクハラをしていたりと、おちゃめなところも見せてくれます(笑)

ペンギンの危険な魅力6:意外と苦労人!かわいそうとの声も多い理由は?


と…以上の事から、生い立ちやスーパーヴィランに上り詰めるまでは苦難の一途を辿ったペンギン!悪役の世界も、簡単に地位が手にはいらないのは表の世界と一緒なんですね~。私が個人的に、ペンギンに同情するポイントは…
・だいたいが下っ端の下っ端、いわゆる底辺からののし上がりを目論むも障害ありすぎ
・ジョーカーやキャット・ウーマンと手を組むも最後に頼れるのは1人だけ
・『GOTHAM/ゴッサム』ではギャングとのいざこざで母を殺され、奇跡的に再開した父までも継母に殺される
・『バットマン/リターンズ』での最期の言葉「氷水でもいいから…」が切なすぎ…。
と、簡単に連ねるとこんな感じ。原作では既に犯罪紳士として活躍しているも中でも、なぜか「最弱」とみられる事もありますが、それは大きな間違いである事を、強く否定したいと思います。

ペンギンの危険な魅力7:悪の美学がある!

「お前は嫉妬してるんだ。おれは本物のフリークだけど、お前はマスクを被らなきゃならないからだ」


悪には悪の正義がある!バットマンシリーズに登場するヴィランズたちは、それぞれ理由があって怪人となることはご存知かと思います。もちろん、主人公のバットマンすらも…ゴッサム・シティの市民に認められるまで蝙蝠男と称された都市伝説、謎の怪人でした。
ペンギンとバットマン…『バットマン/リターンズ』では、どちらも両親から受けるはずだった愛情を受けずして育った、ある種「似た者同士」だった2人ですが、違いがあるとすればブルース(バットマン)の側には有能な執事のアルフレッドがいますが…

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ペンギンには信頼できる相手が誰もいなかったという点があげられるかと思います。そして、ブルースはあえて蝙蝠男に変装しマスクを被ることで億万長者の青年という本来の姿とは別人に“なっている”のです。
ペンギンは、生まれ持ってのフリーク、しかしバットマンはフリークのふりをしているだけにすぎない…陽のあたる場所とはかけ離れたところで育ったペンギンだからこその言葉ではないでしょうか。

他の追随は許さない!ジョーカーと良い勝負できるのは彼だけだ!

そんなわけで、私が自信を持って「ペンギンこそが最も偉大なヴィランだ!」と声をあげているのが、少しでも伝わったならば幸いです。ジョーカーのようにカリスマ性はありませんが、ペンギンは、狂人のように振る舞いながらも完全に自己を認識出来ており
完全に正気!なので、どんなに追い詰められた状況でも建物を爆破してやり過ごすなんて、ナンセンスな事はしません。正気、すなわち恐怖に支配される事もなければ、他のヴィランズに支配される事もないのです!
余談ではありますが、様々なヴィランを対象にしたランキングでペンギンは51位にランクインしています。この結果からみても、ただの「小者」じゃないと分かっていただけるでしょう。コミック・映画・ドラマと、余すところなく彼の魅力を堪能しましょう!
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