【幻影ヲ駆ケル太陽】美少女ダークファンタジー5つの魅力!鬱展開の連続に耐えろ!

2013年に放映されたアニメ【幻影ヲ駆ケル太陽】。タロットの力で変身して戦う美少女というキラキラした設定から一転、仲間の死や裏切りなどの主人公たちを襲う鬱展開の連続で話題になりました。今なお語り継がれる唯一無二の世界観が印象的なダークファンタジー【幻影ヲ駆ケル太陽】の魅力を解説します!

【幻影ヲ駆ケル太陽】とは?

唯一無二の世界観が特徴のダークファンタジー



「幻影ヲ駆ケル太陽」とは、2013年7月から9月まで放送されたオリジナルテレビアニメです。「魔法少女リリカルなのは」「ロウきゅーぶ!」を手がけた草川啓造が監督を務めました。かわいらしいキャラクターやタロットで戦うという設定に、可愛い魔法少女ものだと思った視聴者は多かったはず。

ところがいざ放送が開始されると、主人公に課せられた過酷な試練や鬱展開の連続に心をへし折られる視聴者が続出。一躍「ハートフルボッコアニメ」として有名になると同時に、唯一無二のダークファンタジーとしての評判を得ました。今なお語り継がれる作品の魅力に迫ります!

【幻影ヲ駆ケル太陽】の魅力1 タロットで戦う美少女たち!

タロットの力で戦う選ばれし少女たち



「幻影ヲ駆ケル太陽」には魅力的な主人公と、彼女とともに戦う頼もしい仲間たちが登場します。鬱展開にも負けない強さを持った主人公と共に試練に挑む、美しさと強さを兼ね備えた華麗なる少女たちをご紹介します!

太陽のように明るい主人公「太陽あかり」

CV:門脇舞、 タロットは「太陽」。本作の主人公でタロットカードが好きな12歳。タロット占い師だった今は亡き母親を今でも尊敬しており、下宿先の叔父の家で生活しながら占い師のアルバイトをしていました。

ある日、魔物「ダエモニア」に襲われて「エレメンタル・タロット」のタロット使いに覚醒したことがきっかけでタロット使いの養成機関であるセフィロ・フィオーレへ勧誘されます。亡き母もタロット使いだったことを知ったあかりはセフィロ・フィオーレへ入学し、同じタロット使いの少女たちとチームを組んでダエモニアとの戦いに身を投じていきます。

冷静な弓使い「星河せいら」



CV:喜多村英梨、タロットは「星」。かつて幼馴染をダエモニアに殺された経験からダエモニアを憎んでおり、ダエモニアになってしまった人間に対しても「同情の余地は無い」と冷酷ですが、一方で友人や気を許した人には優しく思いやりのある性格です。

ダエモニアの声が聞こえるあかりとスタンスが合わず対立しますが、仲良くしていた友人がダエモニアになってしまったことで戦闘ができなくなるほど激しいショックを受けます。しかしあかりに励まされ、彼女の能力でダエモニアになった友人と会話することで苦しむ友人の思いを知ってからはあかりの信念に理解を示すようになります。

孤高のお嬢様「月詠るな」



CV:徳井青空、タロットは「月」。大財閥「月読財閥」のお嬢様。タロット使いとして生まれついたことで周囲の人間に疎まれながら育ったため自分に自信がなく、そんな自分に優しく接してくれた双子の姉が失踪して自分に疑いがかけられたことも相まって内気で臆病な性格です。

あかりが自分に優しくしてくれたことで心を開きあかりを応援するようになりますが、戦闘中に仲間を失ったショックで戦えなくなり別荘でしばらく静養することになります。そこに出現したケルブレムに自分の心の弱さを突かれ、さらにあかりを独占したいと願う心の闇に付けこまれてダエモニアへと変化させられてしまいます

チームのムードメーカー「白金ぎんか」

CV:巽悠衣子、タロットは「節制」。コテコテの関西弁を操る関西人で、ディスカウントチェーン店「サンチョ・パンサ」の社長の娘。明るく親しみやすい性格で、チームのムードメーカーです。今でこそ社長令嬢のぎんかですが、貧乏のどん底を味わった経験もあり抜け目ない性格でもあります。

先代の「節制」のタロット使いはぎんかの叔母で、タロット使いに目覚めたぎんかを父親も応援していました。しかし、対になる「節制」のカードを持つダエモニアと戦闘したことで存在が消滅してしまい、残されたチームメイトたちは大きなショックを受けることになります。

【幻影ヲ駆ケル太陽】の魅力2 敵の声が聞こえる!残酷な主人公の宿命

声を聴くことはできるのに助けられないという苦悩

あかりには他のタロット使いにはない特殊能力がありました。それは「ダエモニアの声を聴くことができる」という能力。魔物になってしまったダエモニアの声は他のタロット使いには理解できませんが、彼女だけはダエモニアの声を言葉として聴くことができます

しかし、言葉を理解できてもダエモニアになってしまった人間を元に戻す方法はなく、相手を殺すことへの恐怖と罪悪感から一度はセフィロ・フィオーレから脱走。しかし、自分に出来ることを探して再び戦いへと戻り、やがて自らの過酷な運命と向かい合うことになります。

【幻影ヲ駆ケル太陽】の魅力3 仲間の死、裏切り…心が折れそうな鬱展開

戦うと消滅してしまう「対カード」



ダエモニアとの戦いの最中、衝撃的な事実が判明します。それはタロット使いが使っているタロット「エレメンタル・タロット」とダエモニアになる人間に与えられる「ディアボロス・タロット」は元は一つのタロットが裏表にわかれたもので、同じタロットを持つタロット使いとダエモニアが戦うとお互いが消滅してしまうという事実でした。

消滅を回避する方法はないため、同じタロットを持つダエモニアが現れたら逃げるよう忠告される主人公たち。そんな主人公たちの前に現れたのは、チームメイトの白金ぎんかと同じ「節制」のタロットを持つダエモニアでした。

戦うと消滅すると知っていながらも戦いに挑む!



節制のダエモニアと戦えば節制のダエモニアから生まれる多数のダエモニアも根絶やしにできる、そして節制のダエモニアと戦えるのは自分だけ。戦うと自分も消滅してしまうと知りながら、白金ぎんかは節制のダエモニアと戦うことを決意します。

「ウチと一緒に消えてもらおか!」 とダエモニアに見栄を切りながら、激しく戦うぎんか。戦闘が終わり、決着がついたときにはぎんかはもうその場にはいませんでした。チームのムードメーカーの消失はあかり達だけではなく、視聴者の心にも大ダメージを与えました。

もう許してください!鬱展開はまだ続く



さらに、ぎんかの消失でショックを受けて自分の別荘で静養していたるなにもダエモニアの刺客が忍び寄ります。かつての双子の姉のように自分に優しく接してくれたあかりを独占したいと願い、せいらにひそかに嫉妬していたるなは冷遇されて育った影響から「愛されたい」という強い願望を持っていました。

自分の心に抱えていた闇を高等ダエモニア・ケルブレムに暴かれ、るなは彼の能力で狼のダエモニアへと変化させられてしまいます。 ぎんかに続いて二人目の脱落者を出した怒涛の鬱展開に、心が折れてしまった視聴者の脱落者も続出しました。

【幻影ヲ駆ケル太陽】の魅力4 宿命の敵ケルブレムの正体は?

見た目は謎の美少年、その正体は?



不幸を招くタロット「ディアボロス・タロット」を操り、タロット使いたちの前に立ちはだかる高等ダエモニア「ケルブレム」。人間たちを次々とダエモニア側に引き入れ、さらにるなの元へ直接出向いて彼女をダエモニアにしてしまうほどの実力者です。

普段は美少年の姿をしていますが変身能力を有しており、知っている人間そっくりに外見を変化させたり性別や声までも変えることができます。あかりに執着しており、あかりの母親の墓に花をそなえていたりあかりの父親のシルエットに髪型が似ていたりと謎の多いキャラクターです。

あかりをダエモニアへ引き入れようと暗躍する

終盤、あかりのもとにケルブレムが現れます。彼の目的はあかりをダエモニアの側に引き入れることでした。さらに彼の暗躍でセフィロ・フィオーレは暴徒に襲われて建物は燃やされ、跡形もなくなってしまいます。

「僕のところに来れば、せいらとるなを助けてあげる」というケルブレム。ダエモニア化したるなと変身できなくなったせいらを助けるため、あかりはケルブレムの手を取ります。ケルブレムの真の目的は、あかりを依り代にしてダエモニアを「生命」へ進化させること。あかりを助けに向かうるなとせいらですが、果たして間に合うのでしょうか!?

【幻影ヲ駆ケル太陽】の魅力5 OPはLiSA&EDは岡本菜摘

OPはLiSA!



【幻影ヲ駆ケル太陽】のOPテーマ「träumerei」(トロイメライ)を歌うのは新進気鋭のアニソン界の歌姫、LiSA。EDテーマ「-Mirage-」はLiSAが目標!と公言している期待の新人アーティスト、岡本菜摘が担当しています。

どちらも希望の見えない世界で戦う少女たちを描いたダークファンタジー【幻影ヲ駆ケル太陽】の世界を彩る名曲ですので、是非アニメを視聴の際にはOPとEDにも注目して見てください!

【幻影ヲ駆ケル太陽】は鬱展開だけじゃない名作!

今だからこそ見返したい!唯一無二の世界



魔法少女ものと見せかけたダークファンタジーアニメ【幻影ヲ駆ケル太陽】をご紹介しました。同年に放映され同じくダークな展開の魔法少女もの「魔法少女まどか☆マギカ」とよく比べられる本作ですが、まどマギとはまた別方向の独自の世界観を確立した隠れた名作だと思います。

まだまだ記事では紹介できなかった魅力的なキャラクター視聴者の心をへし折るポイントもたくさんありますので、気になった方は是非本編を視聴してみてください。記事を読み切れた方ならきっと脱落せずに最後まで視聴できるはずです!