映画寄生獣は原作と違う!前後編のあらすじとキャストを紹介!

2014年に前編が、2015年に完結編と題して後編が公開され話題を呼んだ漫画「寄生獣」。染谷将太ら豪華キャストで映像化された話題作に関して、原作と映画の違いなどに焦点をあてて徹底紹介していきます!

実写化された人気漫画「寄生獣」とは?

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漫画家岩明均(いわあきひとし)さんによって手掛けられた作品である「寄生獣」。原作マンガの方は、元々人気が高く数多く存在する漫画の中でも隠れ名作として呼び声が高い作品でした。そんな名作が2014年に二部構成の前編として実写化されると、実写化人気からコミックス人気も再燃しました。そして翌年には完結編が公開され、前後編共に高い人気を誇りました。
まずは、全く寄生獣を知らないという方のために簡単に寄生獣の概要をまとめたいと思います。
先述した通り、岩明均さんによって手掛けられたこの作品は、元々中編作品として「モーニングオープン増刊号」に1988年から1989年にかけて連載されました。その後、「月刊アフタヌーン」にて、1990年から1995年までの5年に渡り連載され、着々とその人気に火が付いていきました。

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連載終了時より、長らくメディア展開はされてきませんでしたが、メディア展開第1弾として2014年10月よりアニメ版の放送開始、そしてそれに続くように同月末に実写版の前編が公開というように、近年再注目され始めた作品です。
単行本も全10巻と丁度よい長さで、短時間で読み切るにはもってこいの作品です。私も、中編漫画で面白い作品を人に勧めるとしたら、この作品を勧めます。それくらい密度の濃いストーリーとなっています。
寄生獣の概要を簡単にご説明したところで、本題へと移っていきましょう。今回は実写版の解説となりますので、原作版を知っている方は違いなどにも注目ください。

二部構成!実写版「寄生獣」のあらすじ【ネタバレあり】

寄生獣 前編


まずは、実写版「寄生獣」の前後編のあらすじを簡単にご紹介します。あくまで簡単なものになりますので、詳細部分は実際に映画をご覧になって下さい。ネタバレも含みますので、ネタバレが苦手な方はご覧にならないようにお願いします。
前編の物語は、ある男性に寄生生物(パラサイト)が侵入するところからスタートします。これが全ての始まりでした。そして、その寄生生物は主人公、泉新一の元にも忍び寄っていました・・・
東京都東福山市(実在しない都市)で母と暮らす、主人公の新一。自分が暮らす日本でそんな恐ろしいことが起きているとは微塵も思わない就寝中の新一の元にも寄生生物ミギーが寄生することとなります通常寄生生物は耳から侵入するものの、新一の場合はイヤホンで音楽を聴いていたため、鼻からの侵入に。そして、翌朝異変が起きます。


翌朝、ひそかに体に違和感を覚えた新一でしたが、見た目に変化がなかったため特に気にすることなく学校へ向かいます。すると、学校で自分の右手が勝手に動いたり、伸び縮みしたりというような特異な現象が次々と起こります。病気を疑った新一が家に帰って調べていると突然自分の右手に目が現れます。それが、新一とミギーの出会いでした。
新一がミギーに寄生されるのと時を同じくして、町でも寄生生物による人間の捕食活動がスタートします。しかし、見た目は普通の人間。これでは、どれが寄生された人間か分かりません。するとミギーが「自分と同種に近づくと存在が分かる」と。ここから、新一VS寄生獣の戦いが幕を開けることとなります。


まずミギーが目を付けたのが、閉店した中華料理屋「万福」でした。すると、そこの主人である寄生獣が襲い掛かってきます。ミギーは新一を守るために主人を殺害することとなりました。
それから数日後、新一の通う高校に新任教師の田宮良子が赴任してきます。田宮に対し、ミギーはいつになく興味を示すこととなります。この意味は後程。その帰り道、寄生生物Aと出くわした新一とミギー。死闘の末、Aを倒した新一とミギーでしたが思いがけない展開が。絶命していなかったAが、新たな人体を求めたまたま通りがかった新一の母に寄生してしまうのでした。
その後、新一の母に寄生したAと新一・ミギーペアが再び激闘を繰り広げます。この戦いによって新一は負傷。意識不明の重体に陥ります。


2日後、意識を取り戻した新一は母を殺し母の身体を乗っ取ったAへの復讐を誓います。時を同じくして、広川という男が新一が暮らす東福山市長へ立候補します。しかしこの広川、実は寄生生物側の人間だったのです・・・
寄生生物のことは、世間には認識されていませんでしたが、ちょうどこの頃「人間に寄生する生物がいる」との噂が立ち始めます。そして、新一の元にも、「万福」と警官に寄生していたA殺しの犯人の指紋が一致したということで、刑事が訪れることとなり展開もあわただしくなってきます。
久しぶりに学校へ登校した新一。そんな新一のクラスに転校生島田がやってきます。その折、新一はミギーから衝撃の告白を受けることになります。その内容は、Aとの死闘で新一を救うため新一の体内に完全に入り込んでしまったため、一時的に機能停止になるというものでした。これにより、ミギーがいない間は実質新一1人で対処いなければならなくなります。


その後、新一が通う学校でも急展開を見せます。田宮が未婚のまま子を授かったということで、世間体を考え解雇されます。その後家に帰った田宮を見た両親から衝撃の一言が発せられます。「良子じゃない」と。実は田宮も寄生生物側だったのです。
そして、新一の所属する美術部でも事件が。美術部に所属していた転校生島田の髪の毛を冗談で他の部員が抜いた際、髪の毛が動き出し部室は騒然とし始めます。正体がばれた島田は部員全員を抹殺しようと考えます。それに対抗したのは、新一がひそかに思いを寄せる里美でした。騒ぎを聞きつけた新一も、現場に駆け付け里美を救出し逃走します。そして、島田との決戦で勝利を収めます


そして、Aとの決戦へ。母のことを考え、首を両断し殺そうと考えた新一。しかし、戦いの最中ミギーが戦闘不能になってしまいます。窮地に陥った新一。しかし、そんな新一を守ったのは乗っ取られているはずの母でした。苦戦はしたものの、最後はAの首を斬り復讐を終えるのでした。
その後、広川が市長に当選します。新一は、戦いで負傷した里美を見舞った病室で「これからは寄生生物を見つけ次第、1匹残らず抹殺する」と誓ったのでした。そんな新一とミギーを遠くから見つめる男の姿が・・・
という場面で前編は終了します。

寄生獣 完結編

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続いて完結編のストーリー紹介です。こちらもネタバレを含みますのでご注意ください。
警察では、事件にことごとく関わっている新一に関して「寄生生物ではないか?」という疑念が高まっていくこととなります。そこで警察は1つの案を打ち出します。人間かどうかを見極めることが出来るサイコパスの囚人・浦上に確かめさせたのです。しかし、警察の疑念とは裏腹に浦上からは「違う」との返答が返ってきました。
そんな中、寄生生物である広川が市長となった東福山市は寄生生物の温床となっていました。広川にとっては新一は敵であるため目障りです。消そうと画策しますが、広川側である田宮から、「生かしておいた方がいい」と言われ放置することとなります。


そんな折、田宮が動きます。自分に好意を向けているライターの倉森を使い、新一の情報を調べさせ始めました。しかし、新一たちもただでは済みません。尾行をかぎつけ倉森に背後の人物が田宮であるということを聞き出します。これにより、倉森も自分が利用されていたことを知り、市長である広川に盗聴器を仕掛けることとなりました。しかし、この行為が広川の怒りを買います。
ある日、娘を残し外出していた倉森が帰宅すると自分の家が燃えていました。結果的に娘は死亡。これがきっかけで、倉森も復讐を決意します。その後、広川は新一と倉森への刺客として三木というパラサイトを送り込みますがあっけなく敗北。これにより、田宮との間に不穏な空気が流れます。
しかし、そんな田宮の元にも刺客が訪れます。田宮は自分の子を部屋に置き応戦。刺客を殺しますが、倉森の策略によって子供を連れ去られてしまうこととなります。


子供を連れ去られた田宮は、里美に「新一の居場所を教えろ」とけしかけます。そんな折倉森から「東福山動物園」という連絡が届き、向かうこととなりました。
遂に倉森と対峙した田宮。倉森は復讐心から、田宮の子供を殺そうとします。そんな光景を見た田宮は、駆け付けた警官の前で自らの本性を遂に見せてしまうのでした。その後、警官隊に囲まれ銃撃を受けた田宮は、新一に「この子を人間の手で育ててあげて」と言い残し絶命します。そんな田宮を見た新一は涙を流すのでした。
時を同じくして、警察もパラサイト一掃作戦を発動すべく市庁舎襲撃を試みます。遂に市長の広川と対峙した警察サイド。射殺に追い込みますが、パラサイトだと思っていた広川はただの人間でした。それを見たパラサイト・後藤の襲撃を受け警官隊は全滅に追いやられます


その後、後藤は新一と刑事の平間を襲撃すべく彼らの元へ向かいます。激闘を繰り広げますが、やはり強者。劣勢に追い込まれた新一を救ったのはミギーでした。ミギーは自らを新一から切り離し応戦します。しかし、敗北。新一はミギーがとどめを刺されるのを見ながら去っていくのでした。
山小屋で一夜を明かした翌朝。共に一夜を明かした里美に対し、自分の無事を約束し自分を追ってきた後藤を焼却炉に誘導し、最終決戦を迎えました。序盤は後藤の俊敏な動きで劣勢に立たされた新一。しかし、またも新一を救ったのはミギーでした。ミギーはわざと自らを後藤に吸収させたのです。これにより後藤は弱体化。
しかし、新一は後藤にとどめを刺すことを躊躇します。それは田宮が残した「私たちはか弱い生物だ。だからいじめるな。」と言う言葉が原因でした。それでも、追ってきた里美を見て、「自分には守りたいものがある」と後藤にとどめを刺すことを決意。新一は勝利を収めたのでした。


最終決戦を終えてから何年か後、里美とのデートで施設に預けられていた田宮の息子に会いに行きます。どこにでもある平凡な日常。しかし最後に大どんでん返しが待っていました。
新一が里美の元を離れた直後、囚人であった浦上が里美を拉致したのです。それを追ってきた新一に「俺は何なんだ!バケモノの立場から教えてくれ!」と問いかけます。それを聞いた里美から、「バケモノはあんただ!」と言われ憤慨した浦上は、里美をビルの屋上から突き落とします。懸命に手を伸ばす新一。しかし届きませんでした。その刹那、新一はミギーの幻影を見ます。と次の瞬間、消えたはずのミギーの能力が発動し、里美を助け出すことに成功しました・・・。
以上が完結編の大まかなあらすじです。大方のあらすじをご紹介したところで、実写版「寄生獣」を様々な面からひも解いていきます!

原作マンガと実写版の違いは?


漫画原作の実写化には何かしら原作との相違点があるのがお決まりです。ということで、寄生獣において、実写版と原作との間にどのような違いがあるのかと言う点に関して見ていきましょう
寄生獣においては、原作との相違点が結構多く見られます。主人公である新一の家庭が母子家庭であることや、新一と新一が思いを寄せる里美が美術部に所属していたり(原作では特に記述がない)など物語の基盤となる設定面においてもいくつかの違いが見られます。
その他の大きな違いについて、簡単にご説明すると、原作には登場する宇田さんや加奈さんがいない、寄生獣に侵略されてしまった新一の母を倒すのが新一(原作ではジョー)、新一の母に寄生するのがA(原作ではパラサイト「泉信子」)などの違いがあります。原作ファンからするとあまり設定をいじらないでほしいというのが本音でしょうが、全く別物として考えると違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか?

実写版「寄生獣」の気になる評価は?


原作人気は非常に高い「寄生獣」ですが、実写版の評価はどうなのでしょうか?その点を調査してみました!
漫画の実写版は個人的に酷評のイメージが強いですが、「寄生獣」に関してはそんなに酷くもないようです。物語の内容が濃すぎて「少し窮屈に感じた」との意見はやや見られましたが、役者さんの演技などは原作ファンからも合格点という評価が多かったように感じます。
個人的にも漫画原作の中では素晴らしい出来だと感じたので、是非1度見て頂きたい作品です!

超豪華!実写版「寄生獣」のキャスト一覧!


「寄生獣」は内容のすばらしさはもちろんですが、キャストの豪華さでも話題を呼びました。一部ご紹介します。
主人公新一役に若手実力派俳優の染谷将太さん、声のみの出演でしたがミギー役で阿部サダヲさん、田宮役に深津絵里さんなど主役クラスにはそうそうたる演技派俳優の面々が顔を揃えました。
このほかにも、里美役の橋本愛さん、島田役の東出昌大さん、倉森役の大森南朋さん、広川役の北村一輝さん、新一の母・信子役に余貴美子さん、三木役にピエール瀧さん、浦上役に新井浩文さん、平間役に國村隼さん、後藤役に浅野忠信さんなど豪華な面々が脇を固めました。

実写版「寄生獣」の主題歌は?

実写版「寄生獣」の主題歌を務めたのは人気バンド・BUMP OF CHICKENです。前後編通して彼らが主題歌を務め、前編の主題歌として「パレード」、後編の主題歌として「コロニー」が使われました。
どちらもBUMPらしい楽曲となっています。映画の世界観もうまく取り入れつつ、BUMP独特の世界観もしっかりと表現されている楽曲です。
どちらも抜群に聞きごたえのある楽曲です。映画と共に是非1度聞いてみて下さい!

言わずと知れた名作の実写版も見逃すな!


いかがでしたか?全く知らないという方にも、ざっくりとでもお分かりいただけたでしょうか?
正直この記事ではお伝えできないほど、魅力満載の1本です。原作ファンの方も、全く原作を知らない方も楽しめる映画だと思います!
原作を知っている方は、原作との相違点などに着眼してみるとまた違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか?とにかくこの作品は見ないと損です!まだ見ていないというそこのあなた!名作漫画の実写版を是非ご覧になって下さい!