【エウレカセブン/チャールズ】レントンの父親役のかっこよすぎる活躍を振り返る!

『交響詩篇 エウレカセブン』に登場するチャールズは父親役となって主人公レントンを導いてくれます。迷えるレントンを一時の出会いで指南し、お手本となってくれました。そんなかっこいい父親役の活躍を振り返ります。

『交響詩篇 エウレカセブン』チャールズ・ビームスとは?


チャールズ・ビームスは『交響詩篇 エウレカセブン』に登場する男性キャラクターです。主人公との一時的な出会いだけで交流するサブキャラですが、その存在は主人公にとって大きく重要で、ファンの思い出にも深く残っています。
メンバーとのすれ違いが多く、必要されていないと感じたレントンはゲッコーステイトから家出するのですが、その家出の道中で出会ったのがチャールズでした。チャールズはレントンを自分たちの船に招き入れ、父親のように色々なことを教えます
しかし彼の正体はゲッコーステイトを倒すために雇われた傭兵で、最終的にレントンとは対立することになります。悲しい運命を持った夫婦は涙ながらにレントンを送りながらも、傭兵としての誇りを全うし、ファンの心に名シーンを多く残しました

『交響詩篇 エウレカセブン』とは?


『交響詩篇 エウレカセブン』はアニメ制作会社のボンズによって企画・制作されたアニメーション作品です。2005年から2006年にかけて50話が放送されました。ボンズはバンダイと共同で「Project EUREKA」を立ち上げ、同じ世界観を共有するゲームや漫画も出ています。
レントン・サーストンという名の少年がニルヴァーシュと呼ばれるロボットに乗った少女と出会い、恋をし、ゲッコーステイトのメンバーとなって世界を救う旅に出るストーリーです。冒険の中でレントンは英雄と呼ばれた父親のことや、世界の秘密を知って行きます
主人公たちが多くの人たちと多くのことを経験していくことで、世界とどのように向き合うのかを決意していく成長の物語がウケました。いまなお人気の続く作品で、2017年から新たな劇場版が随時公開されています。

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声優は小杉十郎太


チャールズ・ビームスの声を担当したのは声優の小杉十郎太です。もともと松竹で営業をしていた小杉は知り合いのつてでナレーションの仕事を始めます。そして事務所命令で『機動戦士Ζガンダム』のオーディションに参加し、みごとヘンケン艦長役に合格したのが声優としてのデビューでした。
野太いダンディーな声が特徴的で、おじさまと呼ばれる年齢の紳士役が多い印象です。他にも『金田一少年の事件簿』の剣持警部役など、子供を導く中年の役柄を多く演じています。それ以外では野心を持った男の役も多いです。

チャールズの魅力1:妻のレイと世界を放浪

レントンと出会ったとき、チャールズは妻のレイと世界中を旅し、自由奔放な生活を送っていました。初登場のときは音楽イベントでノリノリにやっており、イメージも勝手気ままに遊んでいるおじさんといった感じです。
彼らと知り合ったレントンが船に案内されると、そのイメージは少し変わります。チャールズが妻のレイと旅をしながら、世界中で色々なことを経験し、色々なことを見てきたことがわかるからです。
そして仲睦まじい夫婦がお互いを気にかけながらお互いを敬愛し合う姿は、親が家にいなかったレントンの目には新鮮に映ります。誰もが羨むような美しい夫婦としての在り方を見せてくれるキャラクターなのです。

チャールズの魅力2:実は凄腕の傭兵


そんな自由で奔放な暮らしをしているチャールズたちですが、傭兵家業で生計を立てているという悠々自適な生活とは真逆のギャップを持っています。もともとは軍に所属しており、退職金がわりにもらった白鳥号があまりにも月光号に似ていたため、レントンを驚かせました。
チャールズはレントンを愛機に乗せています。そこでレントンは自分たちとは違ったLFOの乗り方を体感し、パイロットとしても色々なことをチャールズから学びました。彼らの生き方にはレントンにとっての理想があったのです。
パイロットとしてだけでなく、人間として男としての心構えをチャールズは教えてくれます。それは言葉であったり、行動であったりと様々です。そんなチャールズはレントンにとって父親のような存在となりました。

チャールズの魅力3:機体は夫婦で駆るスピアヘッド

傭兵家業を始めるにあたって、チャールズ夫妻は白鳥号だけでなく、2体のLFOを退職金代わりとして受け取ります。それがスピアヘッドです。その名の由来となった頭部にある槍のようなツノが特徴的です。
その機体をチャールズはまるで自分の体のように大空を滑空したり飛ばしたりすることができ、その姿はまさに勇姿といった感じでかっこいいです。素早い反応速度と力強い攻撃とで、奇襲攻撃ですらものともせず相手を翻弄します。
基本はチャールズが出撃し、レイが白鳥号を操縦するスタイルです。白鳥号は自動操縦でき、レイもスピアヘッドに搭乗して夫婦で大空を駆ることがあります。夫が青、妻が赤い機体で空という戦場を蹂躙する姿がかっこいいです。

チャールズの魅力4:家出したレントンをやさしく受け入れる器のデカさ

チャールズは出会ったばかりのレントンを客人以上にもてなしてくれます。彼の面倒をみてくれるばかりか、何もしなくてもいいとさえ言ってくれるのです。なにもかも自己責任だったゲッコーステイトとは違った居心地の良さがありました。
またチャールズやレイが本当の両親のように接してくれるのもレントンにとって心地よいものでした。祖父に育てられたレントンは両親の愛を知らなかったからです。チャールズたちもレントンを養子に迎えたいと言うほどでした。
ふたりに子供のいない影響もありますが、見ず知らずの子供を拾って世話をし、事情を察してすぐに養子に迎えようとしてくれるあたり、チャールズの器のデカさがわかります優しさと男らしさからファンから人気のあるキャラクターです。

チャールズの魅力5:レントンに生きる指針を与えた名言の数々

「自由であることは、その責務を負い、覚悟することだ。わかるな?」


自由とは自ら由すると書きます。自分で決めて行動するということです。自由奔放な生活をしているチャールズですが、傭兵家業では自分で考えて仕事を選び、その行動に責任を持ちます。何をやってもオッケーではなく、すべて自己責任で行動するチャールズはレントンのお手本となるのでした。

「ギリギリまで追いつめてやんねぇと、命も輝きゃしねぇからな」

傭兵家業をしているチャールズの男らしい名言です。それに加えて自由な生き方をしている彼らしい名言でもあります。傭兵という荒事で生活資金を稼ぎながら、ギリギリのところを楽しんでいるあたりがかっこいいです。

「この世の中、いつだって気持ちよくなった方の勝ち。違うか?」


自由奔放に生きるチャールズらしい名言です。初登場の印象はハイカラなノリの良いおっちゃんという感じでした。楽しいことを優先して人生を謳歌しているチャールズのこの名言は、色々なことで悩んでいるレントンにとって目から鱗で、色々学んだことの多い名言です。

チャールズの魅力6:敵であるはずのレントンの意思を尊重する


そんな運命的な出会いとなったチャールズとレントンですが、別れの時はやってきます。チャールズは軍からゲッコーステイトを撃退する任務を負っており、レントンがそこにいたことを知ると、その秘密を打ち明けます。
自分たちはこのまま養子になって欲しいという希望を伝えたうえで、レントンには自分で行く道を決めるように諭しました。そして夫婦で涙ながらに、去って行くレントンを巣立つ我が子のように見送るのです。そんな親としての愛にあふれたチャールズを好きにならずにはいられません。

チャールズの魅力7:軍にいた過去・ホランドとの確執


ゲッコーステイトとの因縁は軍にいた時からありました。ホランドとはライバルのような関係で、お互いに張りあっていたという過去があります。しかしホランドは天才的なリフボーダーで、いつも負けっぱなしのチャールズにはホランドに対する劣等感が少なからずありました
そしてゲッコーステイトが反乱を起こして軍を抜けたその日、サマー・オブ・ラブという現象が引きおこります。ホランドとエウレカによって偶発的に引き起こされたこの現象の影響で、妻のレイは妊娠できない体になってしまい、少なからぬ因縁もあったのです。

チャールズの魅力8:男の意地を見せた悲しい最後


そして戦いのときはやってきます。これは軍とゲッコーステイトとの戦いであり、チャールズにとっては永遠のライバルであるホランドとの戦いです。そして夫婦にとっては親と子の対決でもあったのです。
そんな悲しい因縁に渦巻いた戦いは、最初から不穏な空気が漂っていました。第3クールの幕開けとなる第27話「ヘルター・スケルター」はチャールズ最後の舞台となってしまうからです。
レントンの父親役としてどん底に沈んでいた彼を救い出してくれたキャラクターだけあって、わかりきっていた運命を観るのは辛いものがあります。しかしチャールズは昔の因縁を意地で成し遂げようと、さらに傭兵である仕事を誇りを持って挑もうとホランドとの一騎打ちにのぞみ、その命を散らしてしまうのでした。

チャールズの魅力9:チャールズのフェイバリット『Get It By Your Hands』に涙する

作中にチャールズのフェイバリットとして『Get it by your hands』という曲が登場します。物語の中に登場する架空の曲ではありますが、Hiroshi Watanabeというアーティストによって本作のために書き下ろされました
この曲はチャールズを失ったレイが失意のなか、夫の仇を晴らそうとゲッコーステイトに挑みながら鼻歌を奏でる曲です。悲しい夫婦の最後を飾る悲しい曲に涙せずにはいられません。キャラクターと曲とが見事にお互いに命を吹き込んだ傑作です。

子供たちに示す偉大なる父のような魅力


『交響詩篇 エウレカセブン』に登場するチャールズ・ビームスは人当たりの良い楽し気なおっちゃんという感じで登場しました。勝手気ままに生きているように見える彼も傭兵としての裏の顔があり、その人生には信念があることがわかります。
まだ子供である主人公レントンを迷いから救い出し、父親役として導いてくれるのがチャールズ最大の魅力です。良き夫であり、良き父のようなチャールズはレントンに色々なことを教えてくれて、物語においても重要な役割を持っています。
しかし昔の因縁から、悲しい最後が待っているキャラクターでもありました。運命に翻弄されながらも自分の正しい道を突き進もうとしたチャールズの姿は多くの人に感動を与え、作中の人物たちにも多くの影響を与えた重要な存在なのです。

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