【文スト】福沢諭吉に驚愕の過去が!乱歩との出会いや能力を紹介

漫画『文豪ストレイドッグス』武装探偵社の社長・福沢諭吉。薄暮の組織と呼ばれる探偵社を率いる福沢諭吉の原点や異能力を紹介!

「文豪ストレイドッグス」最強の社長!福沢諭吉とは?


『文豪ストレイドッグス』の武装探偵社社長・福沢諭吉は、凛とした姿で個性派揃いの探偵社員を治める男だ。武道を達人の域にまで極め、冷静で古風な印象を与えるが、猫好きだったり可愛らしい少女である鏡花に甘かったりと、意外にも可愛いものに弱い面も持っている
卑劣な手段には絶対に屈さず、かなりの社員思いでもある福沢は探偵社員や事務員からも慕われており、普段は我儘な乱歩でさえも福沢に褒められるとなると即座にやる気を出すほどだ。そんな理想的な社長・福沢の魅力を振り返ってみよう!

『文スト』福沢諭吉の全て1:凛とした声色!福沢諭吉の声優は小山力也さん


凛とした福沢を演じるのは、小山力也さん。小山さんといえば「名探偵コナン」の毛利小五郎役や「Fate Zero」の衛宮切嗣が有名だが、福沢とは似ても似つかないキャラクターである。しかしそこはさすが小山力也さんといったところで、多くの視聴者が持つそのイメージを一切感じさせることなく福沢を演じている。
渋いキャラクターを多く演じる小山さんの声色は、福沢諭吉の凛とした筋の一本通った生き様にぴったりだ。福沢が社員に命を下す際の背筋が伸びるような声は、まさしく小山さんにしか出せないものだろう。

『文スト』福沢諭吉の全て2:まさに社長向き?異能力「人上人不造」とは?


福沢諭吉の異能力「人上人不造(ひとのうえにひとをつくらず)」は、福沢の部下の異能力の出力を調整することのできる稀有な異能力だ。異能「月下獣」を制御できずに災害指定猛獣となっていた中島敦や、携帯からしか異能「夜叉白雪」を操ることのできなかった泉鏡花は、探偵社入社試験に合格し福沢の部下となることで異能力をある程度制御できるようになっている。
社員の異能を調整することのできるという、まさしく上に立つ者向きの異能力を持つ福沢。異能力だけではなく福沢は、敦が拐かされたときには即座に業務を凍結させその行方を調べさせたり、福沢自身の命の危機となっても街の均衡を守るよう社員に告げたりと、その人格も人の上に立つ器である
こちらの記事もチェック!

『文スト』福沢諭吉の全て3:孤剣士・銀狼として名を馳せた強さ!


福沢諭吉はかつて、政府直属の”五剣”と呼ばれるほどの剣客の一人だった孤剣士・銀狼といえば黒社会でその名を知らぬ者は居ない政府最強の暗殺者だったのだ。福沢は政府の上官たちに依頼され、終戦時に戦線拡大を訴えていた好戦派の官僚や、それに癒着していた海外軍閥の長を斬っていたという過去を持っている。
剣の他にも武術を極め、達人の域に達している福沢諭吉は、数人の刺客に一斉にかかってこられても素手で軽くあしらう。敵に差し向けられた刃物さえも素手で止め、投げ飛ばす力を持つ。弟子である国木田独歩は福沢が敵襲されたと推測してもまったく動揺せず心配もしていなかった。それはひとえに、福沢の実力が信頼に足るものであったからである

『文スト』福沢諭吉の全て4:知られざる過去!人生を変えた乱歩との出会い

出典:https://www.amazon.co.jp

福沢諭吉の人生を変えた出来事・・・かの江戸川乱歩との出会いは、小説「探偵社設立秘話」で語られている。国のためにと暗殺を請け負っていた福沢は、いつしか暗殺の依頼を心待ちにしている自分に気がついた。自分は国のためではなく、人を斬る快楽のために人を殺しているのではないかと恐れた福沢はその仕事から離れ、その腕前を活かして用心棒を始める。
その頃に出会ったのが江戸川乱歩だ。乱歩は自身の非凡さを理解していない子どもだった。乱歩の真実を瞬時に見抜く頭脳は才能であるのに、乱歩はそれを「皆も分かっている当然のこと」だと認識していたのだ
福沢は、最初は我儘で自分勝手に振舞う乱歩と早く離れたくてたまらなかった。しかし、乱歩の「なぜ世界は子どもの自分にも分かるようなことを指摘しないのか」という疑問に、福沢は答えざるを得なくなったのだ


なぜなら力に振り回される乱歩は、かつての福沢と同じだったからだ。人を斬る快楽を求めて剣を振るう自分のようにならないためにも、制御できない力は捨てなければならない。乱歩がその才能を捨てないためには、才能を自覚する必要があった。しかし、乱歩は両親の愛ある教育の甲斐あってなかなか納得しなかった。
そこで福沢は、苦し紛れに乱歩の才能を「異能力」によるものだと説明したのだ。乱歩に眼鏡をかけさせ、それが異能力を制御する道具だと思い込ませた。突拍子もなく行き当たりばったりで子どもを納得させる福沢というのはなかなか珍しい。さすがの福沢も、子どもの前では形無しということかもしれない。


福沢の説得の甲斐あって、乱歩は自分の才能を他の人間が持たない「異能力」だと認め、その力を大いに振るい始める。しかし、乱歩の頭脳はなまじ優秀なゆえに、乱歩は「万が一」ということを考えず己の危険を顧みない。自分の計算で自分に被害が及ばないと確信すれば、迷わず危険な行動を取ってしまうのだ
福沢はそんな乱歩の頬を打って叱った。幼く弱い乱歩が危険なときに傍に居てやれなかったことを後悔し胸を痛める福沢に、福沢に叱られ堰を切ったように泣く乱歩。ふたりの信頼関係は、ここから始まったのだ
それから乱歩は驚くほど福沢に懐き、福沢の言うことをよく聞くようになる。福沢は乱歩に依頼される事件の解決に保護者として同伴する生活を1年ほど送ったあと、あることに気づく。


それは、福沢はまだ正義でありたいということだった。人を斬る快楽に怯え、人の営みから離れたところで孤独に生きたいという思いもゼロではないが、弱きを扶け、誰かを守る正義でいたいということに、福沢は気づかされたのだ。
福沢がかつてと同じ過ちを犯さないためには乱歩の力が必要だった。そして、幼く弱い乱歩を守るためには、福沢だけでは力不足だった。福沢が目指したのは、乱歩を中心とし、武の力を持つ探偵集団・・・つまり、武装探偵社だ乱歩との出会いが、福沢にもう一度正義を貫く道を歩ませ、人の上に立つことを覚悟させた。武装探偵社社長・福沢諭吉は、江戸川乱歩との出会いによって誕生したのだ。
こちらの記事もチェック!

『文スト』福沢諭吉の全て5:ポートマフィア首領・森鴎外とは旧知の仲!


正義の組織・武装探偵社の長である福沢は、意外にも非合法組織であるポートマフィアの首領・森鴎外と旧知の仲である。ふたりの出会いは12年前。夏目の命を受けた福沢が、闇医者として活動していた森のもとに訪れたのだ。
ふたりは夏目の考えた「三刻構想」を継ぐ者たちだった。「三刻構想」とは、昼を内務省異能特務課が、夕刻を武装探偵社が、夜をポートマフィアが管轄することでヨコハマの均衡を守るという考えだ。福沢が武装探偵社社長となり、森がポートマフィアの首領となることで「三刻構想」は保たれる。
福沢諭吉と森鴎外は、出会ってから何度も衝突したが、何度かは共闘することもあった。そしてそんなときは決まって負けなしだったのだ。若い頃の森と福沢は険悪ではあるものの打てば響くような間柄で、かつて双黒と呼ばれた太宰と中也、そして現在の敦と芥川にもそっくりであったのだ。


現在は夕刻を守る者と夜を統べる者として、道を交えることのないふたり。福沢諭吉も森鴎外も、組織を率いる者として守るべきものが増えた。若い頃とは違うふたりの関係性は、ふたりがそれぞれの為すべきことをやり遂げた証である。
それでも、探偵社とポートマフィアは現在、ドストエフスキー率いる「死の鼠」を相手取らねばならない。組合戦のときは「停戦協定」だったが、果たして今回もそうなのか、はたまた共同戦線を張ることになるのか・・・?今後の展開次第では、また昔のような応酬を繰り広げる福沢と森が見られるかもしれない

人徳溢れる社長!福沢諭吉が率いる武装探偵社の未来とは?


武装探偵社はその名の通り、武装されし探偵集団だ。福沢が不在となっても、弱きを扶けるその理念は受け継がれていかなければならない。福沢はしっかりとその後のことも考えていた。福沢の後継者は、理想という旗を掲げる国木田だ。福沢も他の社員も、それを認めている。
「共食い」の異能で、危うく命を落としかけた福沢。その不在で一時的とはいえ社が揺らいだことに対し、福沢は何を感じ、これからの武装探偵社にどのように未来を託していくのか?福沢の掲げる正義と武装探偵社の行く末に、これからも注目だ
こちらの記事もチェック!