【十二大戦】憂城は十二大戦最凶の戦士!能力や意外な魅力を徹底解説!

西尾維新のバトルロイヤル小説、【十二大戦】。12人の戦士たちが12年に1度集まり、ただ1人生き残るための壮絶な殺し合いが始まります。どの戦士もたぐいまれな能力を持ち、この十二大戦に選ばれるべき人物ではありますが、その中でもひときわ異彩を放つのが「卯」の戦士、「憂城(うさぎ)」です!十二大戦中、最凶の戦士「憂城」の能力や魅力について、たっぷり紹介しちゃいます!

『十二大戦』卯の戦士・憂城とは

さて、『十二大戦』中の「卯」の戦士、憂城とはどんな人物なのでしょうか?『十二大戦』という作品は、12の章によって構成されていて、各章の中扉ページの裏面に、その章の要となる戦士のプロフィールが記載されています。このプロフィール欄が、戦士たちの意外な一面を垣間見せてくれて非常に面白い!
というわけで、今回の記事の主役である「憂城」のプロフィール「第九戦」の中扉ページをめくってみますと…、そこに書かれているのは「詳細不明」の1単語…。
ええ―――――!!!!そんな馬鹿な!!!!ちなみに残りの11人の戦士たちについては、事細かに詳細が記載されているんですよ。戦士の紹介記事を書くにあたって、このプロフィールが非常に重要となってくるというのにこの仕打ち…。どうしたものでしょう…。
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【十二大戦】ストーリー結末ネタバレ!十二支バトルロイヤルの結末は? | festy(フェスティー)

■12年に1度、十二支の戦士が集まり、誰か1人生き残るまで戦うバトルロイヤルが開催されます。戦いの優勝者は、どんな願いでも1つだけ叶えることができますが、戦いの行方は果たして…?という、どこかの世界の物語。戦いの結末は?戦士たちそれぞれの願いや想いは?そして優勝者は何を願うのか…?この秋アニメ化もされて話題沸騰中の【十二大戦】をネタバレ!徹底的にご紹介いたします

憂城の全て1 肩書は「異常に殺す」正体不明の最強戦士!

というわけで「詳細不明」な「憂城」なのです。読者に分かるのは、まずひときわ異様な外見です。白髪兎のような赤い眼。バーテンダーのような雰囲気ではあるものの、上半身は裸付け襟蝶ネクタイのみ。ホットパンツサスペンダーで、大きすぎる兎のしっぽうさ耳カチューシャです。ほんと、見た目も最凶ですね…。
そして、両手に持つ大ぶりな刃物、「白兎」と「三月兎」で敵対する相手を躊躇なく薙ぎ払う。その戦いぶりは狂気じみていながらも、機械的に、的確に相手の息の根をとめるために動きます。
『十二大戦』に登場する戦士たちは、皆戦いを始める前に互いに名乗りを上げるのが通例となっています。憂城の肩書きは「異常に殺す」。これほどピッタリな肩書きもありませんね。というわけで、そんな謎に包まれた憂城の魅力をがんばって紹介します!

憂城の全て2 憂城の声を演じるは若手声優、岡本信彦!

12人の戦士の中でも1番の不思議キャラと言えるであろう憂城の声を演じるのは…?人気若手声優の岡本信彦さんです!優しげな声で好青年を演じる一方で、どこか中性的とも感じられる声で、女装した男性狂気じみたキャラクターを演じることも…。
今回の憂城という異様なキャラクターも、男性らしいのか女性らしいのか、そしてどこか無垢を感じさせる幼さの見える狂気を見事に表現されています。声優活動を始めたのが2006年という、まだ活動時期は10年程の注目される若手声優の1人です。
そんな岡本さん、かなりの将棋好きで知られています。イベントなどではハンデ付きではあるものの、プロ棋士と対局をして勝利することも…!『十二大戦』という試合(ゲーム)を楽しむような憂城と、どこか通じる所があるかもしれませんね??

憂城の全て3 憂城の願いは「お友達が欲しい。」?

出典:https://twitter.com

この「十二大戦」で優勝した戦士は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることできます。12人の戦士たちは、この大戦に強制的に参加させられる運命ではあるものの、それぞれがそれぞれの「たったひとつの願い」を胸に抱いているわけです。
では、憂城の願いは何なのかというと…?「お友達が欲しい。」戦士によっては作中ではっきりと記されることはなかったものの、この各自の願い事についても、やはり各章の中扉に記載されています。
どういう意味での「お友達」なのか、願い事の詳細は未だ不明なままですが、確かに憂城は物語の最初から最後まで「お友達作り」に奔走していますものね。この「お友達作り」に関しては次の章で詳しくご紹介します!

ちょっと気になることといえば、アニメ第7話において憂城が断罪兄弟と語っていた場面です。断罪兄弟が12大戦の召集会場に到着すると、そこにはバーテンダーの格好をした憂城が。(この時にはまだ、ちゃんと服を着ていました。)断罪兄弟に対して、「君たちは、仲良しなんだね。」と語っています。
その直後、君たち、僕のお友達になってよと言いながら「巳」の戦士である断罪兄弟・弟の首を吹き飛ばします。(ちなみにこの時点まで、巨大なしっぽの中に刃物はしまってありました。)
大戦中、事情があって「丑」と「寅」の戦士が急ごしらえのタッグを組んだ時も、そのタッグとの交戦によって「生きている者同士が信頼を結べる」様子に衝撃を受けたような描写があります。憂城にとって、「お友達」とはどんなものなのでしょうか?

憂城の全て4 能力『死体作り(ネクロマンチスト)』で殺した相手とお友達に…

憂城にとっての「お友達」とは、「卯」の特殊能力である「死体作り(ネクロマンチスト)」によって得た死体です。憂城の能力によって、彼に殺された者は皆、ゾンビと化し憂城の命令を忠実に果たすようになります。
「死体作り」の能力を有した憂城にとって、自分が殺した死体という「お友達」の存在は絶対です。決して裏切らない、大切な仲間。そんなお友達をもっともっと増やしたい、というのが憂城の願いなのでしょうか?
このあたりはハッキリと作品内で描写されていませんから、読者の想像力も掻き立てられるところですね。「丑」「寅」コンビと対峙した時に描かれている、「生まれる前から人生に絶望しているかのごとく」という文章からも、憂城にはまだまだ本人にしか分からない物語があるような気がします。

憂城の全て5 憂城の最後!どうなる十二大戦!?【ネタバレあり】

さて、そんな最凶の戦士、憂城の最後はいったいどうなるのでしょう?ここからはバッチリネタバレとなりますので、お読みの際にはご注意ください。おおかたの予想通り、今回の「十二大戦」において、憂城は後半戦まで生き残ります。「死体作り」の能力が、今大会において非常に有利に働いていますね。
大会開始前に殺した「巳」の戦士を始め、「亥」の戦士、「亥」が殺した鳥たち、そして優勝候補ともいわれた強さを持つ「申」の戦士、「辰」の戦士までもが憂城の「お友達」となってしまいます。
ですが、ゾンビ化した死体も不死身ではなく、細胞を壊死させるような方法であれば再び殺すことができるのです。最終的に残ったお友達は「申」の戦士。そして、最後の最後、憂城は「卯」の戦士である自分自身をも「死体作り」の対象としてしまいます。

「丑」「寅」タッグと交戦した際、2人の戦士にとどめをさされる直前に自分で舌を噛み切り、己で己を殺してしまうのです。その結果、死んでしまってもなお、優勝者の条件である「獣石を集める」という指令を全うしようとするのでした。
最後、「丑」「寅」タッグに八つ裂きにされてしまった憂城は、ゾンビになってからも憂城という1つの塊になろうとします。しかしその様子は手が裏返っていたり、手と足が入れ替わっていたり、心臓が剥き出しになっていたりという異様すぎるありさまです。
憂城は最後まで「十二大戦」を降りませんでした。結局最後の最後には優勝者を除いて皆爆弾で吹き飛ばされてしまいますが、憂城の「お友達が欲しい」という願いへの執着には恐れ入るものがありますね。こうして憂城の「十二大戦」は終了したのです。

憂城はさびしいと死んじゃいますからね!

結局憂城が優勝することはありませんでしたが、もし優勝していたらどうなったのでしょう?「お友達が欲しい」という憂城の願いと、彼にとっての「お友達」イコール「死体」ということを考えると、ちょっと考えたくはありませんね…。
あまり余計な詮索はするべきではないかもしれませんが、憂城はさびしかったのでしょうかね?なんといっても、兎という動物はさびしいと死んでしまう生き物ですから。「死体」である「お友達」が唯一、彼を裏切らない存在だったのかもしれませんね。
アニメのエンディングでは、どこかの公園のようなところで兎と戯れる憂城の姿があります。願わくばこんな可愛い憂城の日常もどこかで見てみたいものですね。
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