『仮面ライダークウガ』名言10選!だから見てて下さい!オレの…

平成ライダーシリーズ元祖にして珠玉の名作、仮面ライダークウガ。その完成度の高いドラマゆえ、名言も数多い作品でもあります!クウガに登場する数々の名言から、筆者が独断で選んだ10の名言を紹介したいと思います!それじゃあ、見ててください!俺の、名言!!

平成ライダー原点にして頂点?仮面ライダークウガ!!

出典:https://www.amazon.co.jp

仮面ライダークウガは、国民的ヒーローシリーズ・仮面ライダーシリーズの中でも、特に平成仮面ライダーシリーズの第一作目にあたる作品です。
平成第一作目にしてその完成度は極めて高く、限りなくリアリティを追求した作風優れたドラマ性で従来のライダーの常識を覆す一方、バイクアクションの徹底追及異能の力を持つことへの葛藤など、原点をしっかり抑えた作りは多大な反響を呼び、シリーズ化への礎となりました。
そんなクウガといえば、その優れたドラマから生まれた名言の数々が忘れられませんね!敵、味方含め数多くの名言が登場した本作において、筆者が独断と偏見で選んだ名言10選をピックアップし、紹介したいと思います!!

仮面ライダークウガの名言1:第2話より / 五代雄介

「こんな奴らのために、これ以上誰かの涙を見たくない!みんなに笑顔で、いてほしいんです!だから・・・見ててください!俺の!!変身!!」


前回のズ・グムン・バとの戦いで、何者かの意思に導かれるかのようにベルトを身に着け、自らの意思が固まらぬままクウガへと変身した五代雄介。しかし戦いの後、家族を殺され涙する少女・夏目実加の姿を見て、彼の中で決意が固まる。
一方、2体目の怪人ズ・ゴオマ・グの潜伏先の教会へ潜入した一条薫は、ゴオマに襲われるもすんでのところで五代に助けられる。あくまで五代を関わらせたくない一条であったが、決意を固めた五代は、毅然と叫んだ。
「こんな奴らのために、これ以上誰かの涙を見たくない!みんなに笑顔で、いてほしいんです!だから・・・見ててください!俺の!!変身!!」
―燃えさかる炎の中で、五代の姿は赤き戦士へと変わっていったのだった。


ご存知、主人公・五代雄介の名言にして、恐らく作品を代表する最も有名な名言といえましょう!五代が戦う理由が、非常にシンプルでありながら力強く表現されていて、五代雄介という人物、ひいては作品全体を流れるテーマをも表現した名台詞です!
またこの台詞で初めてクウガの基本フォーム・マイティフォームへと自発的に変身を遂げた五代ですが、同時に彼自身の殻を破るという意味での「変身」を遂げた瞬間でもあります。シンプルながらも色々な意味が込められていて、大変深い台詞ともいえましょう。
またこの場面、台詞ばかりではなく、燃え上がる教会をバックに、徐々にクウガの姿へと変身していくというシーンが大変印象的であり、作品を代表する名場面です!!

仮面ライダークウガの名言2:第41話より / 五代雄介

「そうだよ、だからこそ現実にしたいんじゃない。本当は綺麗事が一番いいんだもん。暴力でしかやり取りできないなんて、悲しすぎるから。」


五代の知り合いで女優を夢見る少女・朝比奈奈々は、尊敬していた演技の先生をグロンギ怪人に殺されてしまう。「誰かを殺してやりたいほど憎んだことがあるか?」…奈々の問いかけに、暴力では何も解決しないという事を伝える五代。
五代=クウガとして、人知れず戦い続けている事を知らない奈々は、五代の発言を「綺麗事ばかり」ときつく当たってしまう。そんな奈々に、五代は彼女の指摘を半ば肯定しつつも答えた。
「そうだよ、だからこそ現実にしたいんじゃない。本当は綺麗事が一番いいんだもん。暴力でしかやり取りできないなんて、悲しすぎるから。」

名言その2は同じく五代雄介の台詞より紹介!いくら人を守るためとはいえ、戦う決意を固めても、やはり暴力は好まない雄介。自らも矛盾に苦しみながらも戦い続けてきたからこそ言える、まさしく本心というべき台詞。
実はこの少し前の第35話にて、グロンギの中でも屈指の外道と呼ぶべき怪人・ゴ・ジャラジ・ダを、激しい憎悪の中で倒した経験のある五代。故に本当は奈々の心境が痛いほど良く分かる。しかし、同時に憎しみのまま戦う事もまた、新たな憎しみを呼ぶだけだという事も痛いほど知っている。
五代の優しさ、苦しい胸の内が良く分かる名言中の名言といえましょう。

仮面ライダークウガの名言3:第48話より / 五代雄介

「この雨だって絶対止むよ。 そしたら青空になる! 今だってこの雨を降らせている雲の向こうには、 何処までも青空が広がってるんだ。」


遂に姿を現したグロンギの首領ン・ダグバ・ゼバの前に、黒の金の力すら及ばず完敗を喫したクウガ。ダグバを倒すため、五代はある悲壮な決意を固める…
決戦を前に、これまで自らを支えてくれた人々らのもとに赴き、穏やかなひと時を過ごす五代。妹のみのりのいる幼稚園を訪れ、園児たちの前で五代は笑顔で語る。
「この雨だって絶対止むよ。 そしたら青空になる! 今だってこの雨を降らせている雲の向こうには、 何処までも青空が広がってるんだ。」


「青空」といえば、クウガを語るうえで欠かせないキーワードの一つ。第一に思い浮かぶのが、屈指の名曲であるED「青空になる」ですが、もう一つ忘れてはならないのがこの名言です!
五代が戦い続ける大きな理由が、「誰かの笑顔のため」です。この笑顔=青空のため、誰かの涙=雨を晴らすべく、戦い続ける。それが、徹頭徹尾変わる事のない五代のスタンスであります。
五代は「青空」になって、皆を笑顔にするべく戦い続ける。それは、戦士としてだけではなく、人としても…「青空になる」の歌詞が身に染みる、素晴らしい名言であります。

仮面ライダークウガの名言4:第18話より / 一条薫

「五代に伝えてくれ・・・俺は待っていると・・・!」


グロンギ怪人メ・ギノガ・デの毒胞子を浴びてしまったクウガ。グローイングフォームから五代の姿に戻り、瀕死の重体となってしまう。世界でただ一人、五代のかかりつけの医者である椿が懸命に治療するも、一向に回復する気配はない。
そんな絶望的な状況でありながら、一条は信じるように、また祈るように椿に告げた。
「五代に伝えてくれ…俺は待っていると…!」


名言その4は、五代の理解者にして最高の相棒である一条薫の名言!
五代の戦いを当初から見守り、そして共に戦い続けてきた一条。仮面ライダーと協力する公的組織の人間というこれまた原点に回帰するかのようなキャラでありますが、その活躍度合いは目を見張るものがあります!
そうしてクウガと共に戦い続けてきた一条だからこそ、たとえ瀕死の状態であっても、五代は必ず蘇る男であると信じている…普段は中々笑わないクールなキャラクターですが、クールの内に燃える熱い感情が垣間見えるカッコいい台詞ですね!

仮面ライダークウガの名言5:第48より / 一条薫

「こんな寄り道はさせたくなかった・・・君には、冒険だけしていて欲しかった」


ン・ダグバ・ゼバの待つ決戦の場、すべての始まりの場である九郎ヶ岳に向かう五代と一条。五代はダグバと戦うべく、究極のクウガ=アルティメットフォームへの変身を決意していた。
戦いの当初から、五代を巻き込むまいとしていた一条。それでも、五代の力に頼らざるを得なかった。だがそのために、一人の心優しき冒険家の笑顔を削り、暴力を振るい続けさせてしまった…一条は五代に、そんな思いを吐露するかのように語る。
「こんな寄り道はさせたくなかった・・・君には、冒険だけしていて欲しかった」


名言その5は、同じく一条の名言から。戦いの当初から五代と共に歩み続けた一条。しかし、一条は当初から五代を戦いに巻き込むまいとしてきました。責任感が強い故に、一条もずっと、五代を戦いに巻き込んできたことを悔やんでいたのかもしれません。
五代は最後まで、敵を殴る感触に慣れる事はありませんでしたが、一条もまた、五代が戦い続ける事に慣れる事は無かったのでしょう。しかし、一旦関わる事を認めてしまった以上、そうした思いは胸の内にしまい続けていました。
そんな一条の辛い胸の内が吐露された、深い名言です。

仮面ライダークウガの名言6:第30話より / 椿秀一

「俺を殴って、どんな気がした?・・・嫌な感じがしただろ?それを、アイツはずっとやってるんだよ!身体が自分のモノじゃなくなるかも知れないって言う恐怖の中で、弱音も吐かず・・・皆の笑顔を守る為にな」


かつて未確認生命体の力に憧れ、道を踏み外しかけた青年・蝶野。彼は画家として新しい道を歩み始めていたが、ある日グロンギ怪人ゴ・ガメゴ・レに襲われ、イラストの応募のチャンスを台無しにされてしまう。
病院で目覚めた蝶野は椿に励まされるも、行き場のない苛立ちを募らせる。4号(=クウガ)となって活躍している五代に比べ、自分は惨めに失敗し続けているだけ…そんな姿を甘ったれと怒る椿を、ついカッとなって殴りつける蝶野。
だが椿は殴り返すことなく、逆に蝶野に返す。
「俺を殴って、どんな気がした?・・・嫌な感じがしただろ?それを、アイツはずっとやってるんだよ!身体が自分のモノじゃなくなるかも知れないって言う恐怖の中で、弱音も吐かず・・・皆の笑顔を守る為にな」


名言その6は、名実ともに五代のかかりつけの医者、椿秀一の名言!彼は親友の一条の頼みで、医者の立場から五代の戦いを見守り、そして支援し続けてきました。
椿もまた、一条らと並び五代と戦い続けてきた一人。医者の観点から、五代の身体が徐々に生物兵器と化していく事を知るも、それでも五代の意思を尊重し協力し続ける。彼の身体を案じながらも…
戦うたびに人でなくなっていく五代の身体の秘密を共有し、その苦しみを知るからこそ言える名言といえます。

仮面ライダークウガの名言7:第12話より / 神崎昭二

「古代ローマで満足できる、納得できる行動をした物だけに与えられる仕草だ。お前もこれにふさわしい男になれ 」


五代雄介の恩師である神崎昭二は、2000年3月15日に2000の技を身に着けて再会する事を雄介と約束していた。だが教育に疑問を感じていた神崎は、五代が学校に来なければ教師を辞めようと考えていた。
そんな彼は、五代が教え子であった頃、彼のその後を変えるサムズアップの仕草を、以下の言葉と共に教えていたのであった。
「古代ローマで満足できる、納得できる行動をした物だけに与えられる仕草だ。お前もこれにふさわしい男になれ 」


名言その7は、五代雄介の恩師・神崎先生の名言から!クウガのサムズアップといえば、五代雄介、そして仮面ライダークウガを代表する仕草といえます。そのサムズアップを最初に五代に教えたのが、神崎先生でした。
しかしながら、神崎先生は年々教育というものが分からなくなっていました。自分は子供に何が出来るのか、何のために教師をしているのか。五代に再会できなければ、教師を辞めるとまで考えていた彼。
最終的に、五代との再会を果たした神崎先生は、笑顔で五代とサムズアップを交わしあい、教師としての人生を改めて歩み始めるのです。五代に教えたサムズアップによって、自分が救われたのです。

仮面ライダークウガの名言8:第23話より / メ・ガリマ・バ

「振り向くな!」


グロンギのメ集団最強の実力を持つメ・ガリマ・バ。カマキリの能力を持った彼女は、ゴ集団への昇格の為、ゲリザギバス・ゲゲルに挑む。彼女の殺しの手口は、人間態のまま標的に近づき、すれ違いざまに怪人態へと変身、必殺の鎌で首を斬りつけるというもの。
そうして標的に、不敵にこう告げるのだ。
「振り向くな!」と。


名言その8は、クウガに登場するグロンギ怪人の一体、メ・ガリマ・バの台詞!トラウマ的な意味で印象に残る方も多くいらっしゃるのではないでしょうか…(怖)
グロンギ怪人といえば、ライダーシリーズの中でも屈指の残虐な殺人を行う事で有名な連中ですが、ガリマの殺しは、すれ違いざまに標的の首を斬り落とすというシンプルながらも特にえげつないもの!
さすがに日曜朝だけの事はあり、直接の描写は無いものの、血に染まったネックレスが落ちたり、首の落ちた音が生々しく響くなど、描写もまた容赦がありません。トラウマ度の高い名言…

仮面ライダークウガの名言9:第47話より / ン・ダグバ・ゼバ

「どうしたの?・・・もっと強くなって、もっとボクを笑顔にしてよ・・・」


第47話より。
ゴ集団最強怪人ゴ・ガドル・バを倒したクウガの前に、遂に完全復活したグロンギの首領ン・ダグバ・ゼバが姿を現した。圧倒的な力でクウガを下したダグバは、更に彼の目の前で多くの人々を超能力で焼き殺してしまう
ダグバにとって、殺しなどただのゲーム感覚に過ぎない。無邪気に遊ぶかのように殺人を続けるダグバは、クウガに痛烈な言葉を浴びせるのだった。
「どうしたの?・・・もっと強くなって、もっとボクを笑顔にしてよ・・・」


名言その9は、グロンギの首領ン・ダグバ・ゼバの無邪気かつ残虐な名言!人殺しをゲゲル(=ゲーム)と称する残酷な集団グロンギの首領というだけの事はあり、その残虐性はヤバい方向に振り切れてしまっています。
彼は子供のように、純粋に人殺しを楽しんでいます。それは、人の笑顔を守るために戦い続けるクウガとは完全に真逆。クウガに対して告げた言葉も、相手の心情を皮肉って侮辱・挑発しようというのではなく、ただ思った事をそのまま言っているだけに過ぎません。
続く第48話では、「もっと強くなった」クウガの前に、血まみれになりながらも笑いながら殴り合い続けるという狂喜の姿を見せました…無邪気かつ最も恐ろしい、ラスボスらしい名言です。  

仮面ライダークウガの名言10:第48話より / 五代雄介

「じゃあ、見ててください。俺の―変身」


こちらは名言5のシーンの続きとなります。
「君には冒険だけしていてほしかった」と、悔いや申し訳なさを滲ませる一条に対し、五代は、「一条さんに会えたからよかった」と感謝を告げる。そうして五代は、一条とサムズアップを交わし、最後に告げた。
「じゃあ、見ててください。俺の―変身」
―次の瞬間、五代の姿は究極の力を持ちながら、優しい心を失っていない、全く新しいクウガへと変わったのであった…


名言その10は、その1と対を成す五代雄介最後の名言!!クウガは「俺の変身」に始まり、「俺の変身」に帰結した、といえます。
最初の「俺の変身」は、燃え盛る炎の中で力強く叫ばれました。そして最後の「俺の変身」は、吹雪舞う中で静かに告げられました。全く異なるシチュエーションでありながら、どちらにも大変な重みがあります。
しかし、台詞の対比により、変わる事のない五代のスタンスを表現しており、その変わらぬ心によって、優しさを失わないまま究極の姿へと変身することが出来たという事を上手く表現しています。まさに、作品を締めるにふさわしい名言!

番外編:いくつ読める?グロンギ語名言集


名言10選の後はちょっと趣向を変えまして、グロンギたちの交わすグロンギ語についていくつか名言を紹介しようと思います。
グロンギ語は一見不規則な未知の言語のように思いますが、実は日本語の子音を一定の法則に基づいて入れ替えただけの簡単な暗号なのです。その特異な言語から、序盤からグロンギたちは物語の根幹に触れるような内容の会話を交わしています。
本項の言葉を見て、グロンギ語の法則が理解できれば、あなたも立派なグロンギ族!…なのかもしれない(笑)

グロンギ語録1「ゾン デギゾバ クウガ!」―ズ・グムン・バ


「その程度か、クウガ!」という意味。第1話での登場、またグロンギ語の新鮮さもあって、印象に残りやすい言葉。

グロンギ語録2「ゴセンゲ バババサ パビゲサ セバギギ」―メ・ギャリド・ギ


「俺の背中からは逃げられないぜ」という意味。この言葉通り、メ・ギャリド・ギはトラックをバックさせてのひき殺しを行う残忍な奴でしたね。

グロンギ語録3「ゴセパ ザバギン バシグラ ゴ・ガドル・バ ザ!」―ゴ・ガドル・バ


「俺は破壊のカリスマ、ゴ・ガドル・バだ!」という意味。この言葉通り、ファンからは「ガドル閣下」と呼ばれる程のカリスマ的人気を誇ります。

グロンギ語録4「ビビギダダ ゴラゲゾ パラダ ガギダ ギロゴザ」―バラタトゥーの女(ラ・バルバ・デ)


「気に入った、お前とはまた会いたいものだな」という意味。この意味深な言葉を最後に、バルバことバラタトゥーの女は、物語から姿を消します。ちなみにこの台詞、制作される事のなかった劇場版への布石だったそうですが、小説版ではご期待に応え再登場いたします。
さて、あなたはいくつ解読出来たでしょうか?これだけでグロンギ語の法則がしっかり分かれば、あなたもグロンギ語の言語学者になれるかも!?

ライダー新伝説の原点、ここにあり!


以上、仮面ライダークウガの名言10選を紹介いたしました!
もちろん、この記事で紹介しきれなかった名言も多数あり、納得いかないファンもいらっしゃるかもしれません。しかしこれを機に、クウガを見直してみるというのも一興かと思います。
魂の名言に触れ、今一度ライダーの新たな伝説の原点を確かめてみましょう!!
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■2000年に放映され、現在も続く平成仮面ライダーシリーズの第一作として、数々の伝説を作り上げた傑作「仮面ライダークウガ」。あらゆる点で当時革新的なライダーであったクウガですが、その特色の一つとして、多彩なフォームを使い分けて戦うライダーであるという点が挙げられます。この記事では、特にキャラクターとしての仮面ライダークウガに焦点を当て、その能力を紹介いたします。中には平成元祖にして、最強クラス…