あいうらがカニ…神アニメである4つの理由を語り尽くす!

『あいうら』はとある事情で有名になった名作カニアニメです。その数々の名(迷)演出によって視聴者へ強烈なインパクトを残しました。今回はそんなファンの間で話題騒然のアニメ『あいうら』について紹介します。

アニメ『あいうら』とは


まずは概要について。アニメ『あいうら』とは2013年4月から6月頃に放送された5分アニメです。かわいく個性的な女子高生たちを描く4コマ系の日常アニメで、飾らずに描かれた彼女たちの日常や空気感が魅力的な作品になっています。『あずまんが』や『ゆゆ式』などの雰囲気が好きな方はきっと気に入るはず。
しかし、一方でそのアニメ化作品はOPや演出、EDなど様々な点でカオス……。あまりにもインパクトが強く、本編とミスマッチなそれらの演出は大きな波紋を呼び、アニメの終了した今でも語り草となっています。今回はそんなアニメ『あいうら』の魅力について紹介します。

あいうらの魅力1 キャラクター達がかわいくって魅力的!


まず初めに紹介する魅力は本編で活躍する可愛いキャラクター達についてです。『あいうら』には個性的でかわいらしいキャラクターたちが何人も登場します。また、アニメではこのキャラクター達の声優さんに新人を多く起用。あか抜けていない自然で繊細な声優さんの演技を堪能することができます。
――まあ、そのため演技はちょっと癖があるのですが……。このナチュラルな声優さんの演技もあいうらの特徴として一部のファンの間で有名です。そこで、この項目ではキャラクターの魅力とともに声優について紹介します。

天谷奏香(CV:中島唯)

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ということで、初めに紹介するのは彼女。我らが主人公っぽい人こと、天谷奏香さんです。彼女を一言で言い表すならば「アホ」。とにかくポジティブで明るく、そのバカっぽい絡みは若干鬱陶しくも愛らしい、ウザかわいいヒロインです。また、初対面の人にニックネームをつける癖があり、作中でも「ゆっこん」や「やなんちょ」などのあだ名を量産していました。
そんな奏香の声を担当するのは声優の中島唯さん。彼女はこの『あいうら』が声優デビュー作。新人でありながら、「あいう♥らぶ」というユニットを他のメンバーと一緒に組んで、この作品のOP&EDなども歌っていたりと様々な活躍を見せました。なお、歌った曲が……。

岩沢彩生(CV:飯田友子)。

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彩生ちゃんはそんな奏香の幼馴染です。金髪ショートヘアとボーイッシュな顔立ちが非常にマッチした超イケメンガール。素っ気なくクールな態度も最高にカッコいいです。辛い食べ物に強く、奏香の作ったポイズンクッキーを平然と口にしたりしていました。対照的に甘いものは苦手な様子。そのためか、アニメの1話では激辛たい焼きを購入していたり。
そんな彩生ちゃん役は声優の飯田友子さん。2011年頃に声優デビューを果たした声優さんで『あううら』が初主演作品。その他、現在では『アイドルマスター シンデレラガールズ』速水奏役などとして活躍しています。

上原歩子(CV:田村奈央)


最後に紹介する彼女はこの作品のもう1人のメインキャラクターで、本作の貴重な常識人枠。身長150cm以下のとっても小さい女の子で、本人はコンプレックスに思っているようですがそこがまた良い。ゆっこんかわいいよゆっこん。
そんなゆっこん役は声優の田村奈央さん。彼女も2011年頃にデビューした声優さんで、この『あいうら』が初レギュラー作品。その後も『アイドルマスター ミリオンライブ!』木下ひなた役や、『ワールドトリガー』雨取千佳役などとして活躍しています。
『あいうら』にはこの3人のほかにも魅力的なキャラクターがたくさん登場します。ちなみに『あいうら』というタイトルは上記キャラの頭文字をとって「この3人+その他の人らの日常」という意味があるそうで、タイトル通り、全員を主役にした群像劇風のストーリーも魅力的です。

あいうらの魅力2 原作はニコニコ発のウェブ漫画

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そんな彼女たちの活躍する『あいうら』の原作は漫画家の茶麻さんの描くウェブ漫画です。ニコニコ静画で2011年3月から2014年4月までの約3年間配信。作中と現実の時間の流れが同じ珍しい作品で、メインキャラの高校入学から卒業まがリアルタイムで描かれていました。
また、ウェブ以外にも2011年8月からは『4コマnanoエース』などの漫画雑誌でも連載。この雑誌の休刊後も『月刊少年エース』へ移籍して2014年4月まで連載していました。どちらも単行本化されており、全7巻のコミックを発売しています。

あいうらの魅力3 OPがカニ……独特すぎる演出の数々

カニ≧[゚∀゚]≦カニ≧[゚∀゚]≦カニ≧[゚∀゚]≦カニ≧[゚∀゚]≦


ということで、そんな王道的な日常ギャグモノ作品である『あいうら』。しかし、ほっこりと和む内容の原作とは打って変わり、そのアニメ化作品は色々とカオス……。その奇抜すぎる演出の数々で放送当初は大きな波紋を呼びました。
――ということでこの項ではそんなあいうらのアニメ史にさえ残りうる、名シーンの数々を紹介します。まずは、こちら。あいうらのOPについてです。こちらはアニメ『あいうら』において冒頭で流れるOPテーマソングなのですが……。
お聞きになった方ならわかると思うのですが、圧倒的カニです。カニについて歌った歌詞に、バックには実写のカニ。そしてなぜかおまけのジョブズ。一応補足しますが、『あいうら』の内容とカニは一切! まったく! これっぽっちも関係がありません!

スタッフのカニに対する謎の情熱


なぜカニなのか……。そしてなぜジョブズなのか……。様々な憶測が行きかっていますが詳細は定かではなく……。ちなみに、この実写の蟹は楽天で買ったリュウキュウサワガニらしい。EDのクレジットにもしっかり「スペシャルサンクス・リュウキュウサワガニ」の文字があり、大変シュール。
その他、このクレジットには「サワガニコーディネーター」という謎の役職もあり、あらゆる要素で意味不明です。そのあまりのインパクトから後に、『あいうら』といえばカニ。カニといえば『あいうら』。という、強烈な印象を視聴者に植え付けてしまった迷シーンです。間違いなくあいうらで最も有名なシーンであり、最早このアニメの代名詞となっています。

あいうらは2度終わる


このカニだけでも相当のインパクトですが――あいうらの凄まじい演出はこれだけではないのです……。なんとこのアニメ、EDがなぜか2つあります。本編が終わり1つ目のEDが流れた後、再び別のED曲が流れるんです。
なので、全体の流れは「カニOP→Aパート→ED(1回目)→Cパート→ED(2回目)」という狂気の構成をしています。どういうことなのだろう……。ちなみに、OPやED合わせて大体5分30秒のこのアニメ。2回目EDが流れるせいでCパートを合わせても本編が約2分30秒しかなく、本編よりも曲が流れている時間の方が多くなっています。えぇ……。

あいうらの魅力4 ふともry――作画が繊細で美しい!

素晴らしいキャラデザとともに描かれる完璧なふともも

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そんな色々とアレな本作ですが、本編は短いながらもかなり内容がよく、とても素晴らしい出来となっています。そんな本編でも特に素晴らしい、このアニメ最大の魅力は――ふとももです。間違いありません。
キャラのふとももが……すごいんですよ……。むちっとしていて……恐ろしんですよ……。キャラデザがとってもかわいいうえに、作画のクオリティがとんでもなく高い、素晴らしい本編になっています。――まあ、2段階EDの弊害で1話だけだと短すぎて何が起きてるのか分からないんですけどね!

背景は美しく、劇場アニメ並みのクオリティ


そんな素晴らしい作画の『あいうら』。それもそのはず、実力派アニメ監督の中村亮介など、このアニメはスタッフに『ねらわれた学園』という作品で活躍した方を多く起用しているんです。中村亮介監督は他にも美麗な演出で話題になったアニメ『灰と幻想のグリムガル』も手がけています。
先述の『ねらわれた学園』は、何度も映像化のなされている眉村卓の人気SF小説が原作。特に2012年に劇場アニメとして公開されたものは丁寧な作画の、非常に美しい作品になっています!
『あいうら』はこの映画作品のスタッフがほぼ全く同じメンバーで制作しています。なので作画はまさに圧巻!フトモモもさることながら、特に風景描写が目を見張るほど美しく毎回劇場版のようなハイクオリティな本編となっています。

あいうらは独特な魅力が光る名作日常アニメ!


ということで、色々ありますが……なんだかんだ『あいうら』はとても素晴らしい作品になっています。OPとEDでネタになり、本編は短いながらも丁寧な作画と描写が美しい。あらゆる意味で完成された名作です。
特に1話と最終話の演出は本当に素晴らしいので、これだけでも一見の価値があります。見て損は絶対にないアニメと断言できるので、まだ見たことのない方はぜひ視聴してみてください。開始5秒で度肝を抜かれること請け合いです。――そんなわけで以上、『あいうら』の魅力についてでした。