【聲の形】島田一旗の本心は最大の謎!6つのポイントで考察してみた

不思議な存在感を放つ少年・島田。石田の運命を握ったキーパーソン島田の『聲の形』における役割とは・・・!?

『聲の形』島田一旗ってどんなキャラ?


島田一旗は大今良時による漫画『聲の形』の登場人物の一人。小学生の頃は活発だった主人公・石田将也とは対照的に、冷静でどこか紗に構えたような印象の少年です。対照的な2人ではあるのですが、奔放な石田との時間は島田にとっても楽しいものだったのでしょう。同じクラスになってからは広瀬と3人でつるんで遊んでいました。
石田とともに橋から川に飛び込むなど危険ギリギリの遊びをする島田。3人揃ってやんちゃをしているのですが、幼い頃から島田は世渡り上手さが垣間見えるシーンが多数あります!
石田の母親には「僕も楽しくて勝也くんと一緒にいる」など大人が欲しい答えを意識したような返答。周りの状況を細かく見ており、将也が靴を盗まれた時も「将也の靴ってこれだろ?」と犯人を突き止めたこともあります。

島田の性格のルーツは家庭環境にあり?!

洋服も動きやすいというよりはきっちりとした印象のものを身につけている島田。小学校6年には塾にも通い始め、ピアノも習っているとか。どうやら厳格な家庭で育ったようです。
石田とともにハメを外しているのはその厳格さの反動だったのでしょうか・・・。危険なことをしていても、自らが不利にならないようにきっちりラインを引く賢さを持つ島田・・・その場の空気に合わせた適度な相槌が絶妙です。
幼い頃からとっても冷静で、やんちゃの延長で石田が大人に殴られても動じない・・・。発言や振る舞いもどこか大人びています。厳しい習い事などをすることで大人と心地よく過ごすための処世術を身につけたのかもしれませんね。

島田一旗を知る1 声優は小島幸子と西谷亮!


島田は子供時代と高校生、2人の声優によって演じられました。子供時代を務めたのは数々のアニメ作品に出演するベテラン声優・小島幸子さん!可愛らしくもどこか大人びだ様子が、幼い頃からどこか達観したような島田の雰囲気にぴったりです。
高校生の島田を演じたのは新人声優・西谷亮さん!活動期間は数年ながら、早くもメインキャラクターを務める実力派声優さんです。島田を演じた際は、石田にとってトラウマとなっている島田を存在感たっぷりに演じています!クールなイケメンボイスは今後の活躍にも期待が高まります。
2人の声優によって表現された島田は、登場場面は少ないにも関わらず絶大な存在感!石田の運命を変えた島田の謎めいたキャラクター性に興味が尽きることはありませんね。

島田一旗を知る2 親友だった石田や広瀬との関係


石田と幼馴染だった島田は、クラスが一緒になってからは広瀬を交えて3人でよく遊ぶようになりました。石田を中心として危険スレスレのスリルある遊びに毎日のように没頭する3人。石田の家に集まって遊ぶ様子はとても仲が良さそうでした。
しかし、来年からは中学生ということもあり塾に通い始めた島田は石田との遊びから距離を取ろうとしていました。そんな時に転校してきた西宮が、3人の関係を変化させます。最初は遠くから戸惑うように西宮を眺めていた石田ですが、徐々にいじめるようになってしまいます。
直接手を下すことはないものの、島田は石田を強く止めることはしませんでした。ただ笑って傍観する日々が続いた後、ある時石田はいじめの主犯格として罰せられることとなったのです。西宮をいじめていたのはクラスぐるみでのこと。でも、その罪をかぶったのは石田一人でした。

島田と石田・・・壊れた友情


その後、石田をいじめのターゲットとした島田。日頃の行いがいいせいか、石田の証言は教師たちに受け入れられず、島田のいじめはエスカレートしていきます。中学になってからも、島田により石田が過去にいじめをしていたことは知れ渡り、石田を孤立させるのでした。
かつて仲の良い友人だった島田と石田。石田は島田を慕っているように見えましたが、島田の方はどうだったのでしょう?島田は石田の無茶な行動を冷静に観察しているようにも見えます。「こうすると失敗するのか」と石田を見て学んでいるようにも感じる島田の行動・・・。
そして、島田は石田が西宮にしていたいじめをそのまま石田にしてみせます。痛みを知った石田は、自分の人生をかけて償いをしようと踏み出します。それに連鎖するように自己改革を起こす関わる人々。島田は歯車を回す火付け役となったのです。

島田一旗を知る3 眠そうな目がかわいい!ゆる系萌え袖男子


なぜがダブダブのシャツを身に付け、萌え袖になっている島田・・・どこか眠そうな目も手伝って、ゆるい雰囲気が可愛らしく母性をくすぐります!口数も多くなく、どこを見ているかわからない目はどこかミステリアスです。
第一印象は人をひきつける可愛さを持ちながら、ストーリーが進んでいくうちに目立つのは冷静で冷酷な一面・・・。石田のいじめを容認しながら、担任教師に問い詰められると「やめろとは言った」と迷わず友達を売ります。
直接いじめに加担していなくても、笑って容認していたからには責任は全くないとは言いえないはず。なのにその様子は罪悪感の欠片もなく・・・つかみどころがなく、可愛い外見とのギャップが印象的で、一度見たら忘れられないほどのインパクトです。

島田一旗を知る4 植野の行動はお節介?再開しても険悪


仲のいい頃の島田と石田を知っている植野は、西宮が来る前の頃のような関係に戻って欲しいと感じていました。そこで、遊園地へと出かけた際、島田がアルバイトをしている売店へと石田を誘導します。
しかし、2人の溝は植野が思っていたよりも深かったのです。楽しかった様子の石田は目に見えて元気がなくなります。仲が良かった分、関係が壊れてしまったショックは石田にとっては大きかったのでしょう。植野は島田にも「こういうおせっかいいらないから」と釘を刺されてしまいます。
石田との過去を気にしていないなら島田も普通に接することができるはず・・・しかしそうではありませんでした。島田も石田が再開するには、まだまだ時間が必要だったのでしょう。声にできない胸のしこりが、未だ胸にのこっているのでした。
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島田一旗を知る5 石田を助けた島田の本心は?


西宮を見かけた島田と広瀬は、興味本位で後をつけます。そうして石田が上から落下してくる現場の目撃者となるのでした。落下した先は、幸い水の中ですが、4階から落ちた石田はただけはすみませんでした。
島田は石田を救出するも、自分たちが助けたことは内緒にするように口止めをします。これには、どのような意図があったのでしょうか?単に「関わりたくない」ということもあるでしょうが「助けてくれてありがとう」というきっかけでの和解はしたくなかったのではないでしょうか。
友情を一方的に裏切った島田は、和解するなら対等な立場にたってしたかったのかもしれません。貸し借り関係で成り行きに任せず、けじめをつけてから石田と向き合おうとしたのではないでしょうか?
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島田一旗を知る6 原作では謎を残したまま海外へ留学・・・


石田と西宮の過去が掘り返されたことによって空中分解仕掛けていた自主制作の映画作成は、西宮の働きかけにより完成、そして文化祭では好評!新人映画賞の予選を通過したということで、メンバーは映画の公開選考会に出かけました。
しかし、映画は酷評・・・下品な言葉で罵られてしまいます。みんなで一生懸命作った映画を理解されなかったことに悲しみと怒りを覚え、仲間割れに発展しようとしたその時、現れたのは音響を担当した島田でした。
「糞みてーな奴らに認められて嬉しいのかよ」優しいニュアンスの言葉ではありませんが、気持ちは石田と同じ「みんな最高だった」という意味で発した言葉なのではないでしょうか。審査員には伝わらなくても、島田には石田達の思いが伝わっていたのでしょう。

『聲の形』島田一旗はクールなさとり世代!?パンチの効いたスパイスのような存在感


卒業後は音楽修行のためにフランスへと旅立った島田。石田は成人式に来るのかどうかを島田に尋ねます。2人の間にどのようなやりとりがあったのでしょう?そして迎えた成人式。石田は8年の時を経、勇気を出して島田に歩み寄ろうとしています。2人はどのような再会を果たすのでしょうか?
石田のターニングポイントに必ず現れ、強烈な印象を残した島田。島田は石田にとって楽しい思い出でもあり、その分大きな傷である存在です。その傷があるゆえに、自分を変えようともがき、石田は運命を切り開きます。
終始クールでつかみどころがなかった島田。しかし、島田の存在は聖痕のように何度でも辛い過去を蘇えらせストーリーにインパクトをもたらしました。過去と向き合った時、どのような展開が待っているのでしょう?辛い過去の向き合った時、そこには希望があるといいですね。