【血界戦線】ハロー、ミシェーラ! 今日は君の最強っぷりをみんなに紹介するよ。

一夜にして異界(ビヨンド)と人界の入り混じる地球上で最も剣呑な緊張地帯と化した元紐育(ニューヨーク)=ヘルサレムズ・ロット。その街の片隅で、人類の存亡を賭けて超常的脅威と戦い続ける秘密結社ライブラの活躍と、ヘルサレムズ・ロットの超常的且つ非常識的且つデタラメな日常のドタバタを描いた人気コミック『血界戦線』。アニメ第2期『& BEYOND』も開始し再注目される本作から、今回は、最強の妹キャラ、ミシェーラの魅力をたっぷりご紹介! 「贅沢だよね、私……自己紹介も、して貰わないと出来ないから……。何せこれ(↓)が……!! これ(○)なもんで……!!」

ミシェーラはレオの妹ゆえに最強! 理由はそのジョーク……。


諸君、妹は好きか? 諸君、妹は大好きか!? 実妹は好きか? 従妹は好きか? 義妹は好きか? 幼馴染の妹分は好きか? 家庭で、学園で、夕焼けの通学路で、馴染みの商店街で、夏に帰省した田舎で、親友の家で、この地上で出遭うありとあらゆる妹属性が好きか?

無邪気に甘えてきた妹が「お兄ちゃん」と囁くのが好きか? 腕にしがみ付かれ、ボーイッシュな妹に「アニキ」とか、ちょっと幼い感じの妹に「にぃに」なんて呼ばれたらタマランだろう? 天然で、何も無い所で転んでは「イタタタタ……」と尻を摩る妹が好きか? 何をやらせても有り得ないドジで失敗ばかりだが、護ってやりたいと思わせる妹は最高だろう?

君達は一体何を望んでいる? 情け容赦無いキュン死をもたらす悪魔の様な妹か? ありとあらゆる萌え要素をこれでもかと詰め込み、一分の隙も無く萌え殺す地獄の様な妹か?


――よろしい、ならば……と言いたい所だが、そんな妹キャラは血界戦線には存在しない! そう、『血界戦線』にそんな妹キャラを求めるなんて愚の骨頂! ミシェーラがそんな普通の妹キャラなワケないじゃないですか。

ヘルサレムズ・ロット(以下、HL)を対岸に臨む岸辺まで姿を現した不気味な異界存在を相手に、躊躇いもせず「奪うなら私から奪いなさい」と言い放つ勇気! その結果、兄であるレオに後悔してもしきれない深い悔恨と罪を背負わせた容赦の無さ! そして、照れ隠しに自身の不自由な脚をネタにして場を凍りつかせる恐怖の自虐ギャグ! その癖、クラウスにして「余りに可憐だ」と言わしめるかわゆさ!

この妹、破壊力=ビッグバン級。それが、主人公レオの妹、ミシェーラ。それが、最強の妹たる所以。これは、主人公なのに主人公と全然認められない主人公レオの妹、ミシェーラを紹介する記事である!

ミシェーラ役の声優さんは、あの水樹奈々さん!

出典:https://www.amazon.co.jp

ハイ! そんなワケで、ミシェーラ役の声優さんは 17歳教ジュニア水樹奈々さんです! 「まだ概ね若い」からジュニアとか、永遠の17歳に若いとか若くないとかあるんかい

水樹奈々さんも大ベテランの域で、演じた役とか上げ出したらキリが無い方ですね。『NARUTO -ナルト-』日向ヒナタ『魔法少女リリカルなのは』フェイト・テスタロッサ『戦姫絶唱シンフォギア』風鳴翼などが有名どころ。

歌手としての活躍も目覚しく、NHKの紅白歌合戦には2009年から2014年まで6年連続出場T.M.Revolutionこと西川貴教とも、自身が出演していた『革命機ヴァルヴレイヴ』の主題歌『Preserved Roses』と、同作第2期の主題歌『革命デュアリズム』共演2013年の第55回日本レコード大賞にて企画賞を受賞しています・・・惚れるぜ姐御

ミシェーラを語るにはネタバレも辞さず!


さて、ミシェーラという妹を紹介しようとなると、ネタバレは不可避。なぜならアニメでの登場シーンが基本少ないし? 原作でも一番出番があったエピソードはシーズン1の最終回。 ネタバレ回避して語るのは無理です!というわけで、ここからガッツリネタバレします。

それでもネタバレはアウトな方! アナタは正しい! 500円握り締めて本屋さんにダッシュして、『血界戦線 10巻 -妖眼幻視行-』を読破してから続きを読む権利をアナタは持っている! え? そんなんめんどい? では、大人しくネタバレ喰らって下さい!それでは、次の項目からネタバレをどうぞ

ミシェーラが婚約者を連れて来る!? 結婚するってそんな突然な!


ザップのせいでいつものように賽の河原辺りまでハイキングしちゃった我らがレオナルド・ウォッチ。眼が覚めると、そこは最早馴染みの幻界病棟ライゼスでした。ついでに“神々の義眼”についてルシアナさん院長のマグラ・ド・グラナに相談しますが、異界と人界の医学が奇跡の融合を果たした究極の医療現場に於いてもその摘出とミシェーラの視力の回復は不可能と診断され、号泣するほど落ち込みます。

そんな折、ミシェーラから「あたし、結婚するから。来月HL(そっち)行くから」と一方的に強引に確定事項として色々とぶちまけられ、レオくんは途方に暮れます。・・・やっと退院して久し振りにスカイポ通話したら結婚宣言なんて、しかも婚約者つれてHLに来るって、レオでなくても、何かこう……情け容赦無い無茶振りに過ぎる。ほら、こういうところから“最強”っぷりが滲み出てるんですよ・・・。


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ミシェーラが視力を失った理由……レオとミシェーラの過去。


ミシェーラが視力を失った理由は、レオがHLを訪れる半年前に遡ります。家族でHLの対岸まで観光に来ていたレオとミシェーラは、その時、上位存在お抱えの眼科技師、リガ=エル=メヌヒュトと遭遇します。そして、一方的に「選ぶがよい。見届けるのはどちらだ?」と問いを投げ掛けられたレオとミシェーラ・・・。

その時、レオは恐怖で竦み上がり声も出せませんでした。が、ミシェーラは違いました。真っ直ぐ宙に浮くリガ=エルを見詰め、躊躇いも無く「奪うなら、私から奪いなさい」と言ってのけたのです。

――結果、ミシェーラは二つ目のハンデを背負うことになります。視力の喪失です。レオが“神々の義眼”を与えられる代わりに、リガ=エルはミシェーラの視力を奪って行ったのです。そうして、レオは悔やんでも悔やみきれない悔恨と、一寸でも挫ければ押し潰されそうな程の罪悪を背負うことになったのです。

ミシェーラが最強たる所以は、兄譲りの諦めの悪さ! 兄妹で勝ち取った勝利とは!?

“神々の義眼”――『妖眼幻視行』でレオとミシェーラ兄妹と闘うDr.ガミモヅによれば、それは「有史以来、人の世が大きく動く時、その存在を現す」と言い、「上位存在が歴史上の大イベントを現場で出歯亀する為の超高性能隠しカメラ」なんだそうです。

“神々の義肢”の調査と研究が目的というガミモヅは、“神々の義眼”の保有者の傍には必ず失明者が居るという伝承からミシェーラを標的にし、彼女の婚約者=トビー・マクラクランに憑依してレオの前に現れました。後にレオは、ミシェーラのその行為をこう言葉にしています。

「彼女は気付いている。いつもより少し強引だったのはそのためか。誰も頼りにできなくて、僕の所へ来た。たった一人で、得体の知れないものを背に、渡航警告都市(ヘルサレムズ・ロット)まで」


――そう、彼女は気付いてるんです。視力を失ったあの日の様に、人智を超えた得体の知れないものの思惑に、自分と婚約者が既に巻き込まれてしまっていることを

だから、頼ったのです。自分の為に、そういう得体の知れないものの闊歩する街へと危険を顧みずに渡った兄を。亀の様に前に進むことしか知らず、怯え、竦み上がり、途方に暮れて立ち尽くそうとも絶対に逃げ出さず、蹲って耐え忍び、やがて再び前に向かって歩き出す、最愛の亀の騎士(トータス・ナイト)を。


人によっては、ミシェーラはレオを頼っただけに見えるかも知れません。しかし、頼るまでが、ミシェーラなりの戦いだったのです。視えない眼と、動かない脚を抱える自分の出来る事など高が知れている。なのに、気配程度もまともに感じられない、しかし確実に何かが介在していると思われる恐怖だけを独りで背負い続ける……。

 五感で感じ取れない何か、得体の知れない恐怖を背筋に感じ続け、誰の助けも借りることも出来ず、ただ一人、助けてくれるかも知れない人の下まで独りで旅をする……そんなことをするミシェーラの勇気は計り知れません。

諦めずに耐え忍ぶ……そういう闘いも在るのです。きっとチャンスは訪れる必ず機会がやって来る。そう信じて、諦めずに耐え抜くそういう闘いもあるのです。



闘う力を持たないレオとミシェーラの兄妹にとっては、「耐える」ことが出来る限りの最大限の闘いでした。レオの眼を狙うガミモヅ対レオ&ミシェーラ兄妹の決戦は血界戦線における一つのクライマックスとも言えます

そして、諦めずに相対し続けたからこそ、ガミモヅ相手に生き延びることが出来た。仲間達がレオの異変に気付き、助けに来てくれる瞬間まで、満身創痍になりながらも命を繋ぐことが出来たのです。

直接的に相手と闘う力を持たない者にとって、勝利とは生き抜くことです。何があっても、どんな状況でも、最後まで生きてさえいれば勝ちなのです。レオとミシェーラは、超常的な脅威から生き抜くという勝利を勝ち得たのです。

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そんなワケで、ミシェーラはかわいい妹なんです。


そんなワケで、ご紹介して参りました、レオの妹ミシェーラ。彼女がどうして最強であるか、お解り頂けましたでしょうか?

受ける側の心情を一切考慮せず、自身のハンディキャップを否が応も無く認識させる自虐ギャグ。得体の知れない恐怖存在相手に自ら犠牲を買って出る勇気。そして、全貌を把握できない絶望的な状況に於いても絶対に挫けない諦めの悪さ。これらは全て、一般的な妹キャラに求められている「護ってあげたくなる感」からは遠く懸け離れています

なのに、何で筆者は「かわいい妹」と締めくくる気なのか? それは、彼女が健気だからです。照れ隠しや緊張を誤魔化す為に自虐ネタをかますのだって、レオという兄が護ってくれている、支えてくれていると強く実感しているから。躊躇いも無く犠牲を買って出たのも、レオがこれからも護ってくれる、支えてくれると信じていたからだと思うのです。


護られていると実感し、その事実に素直に身を委ねつつ、信頼し、共に歩み、闘うべき時は共に闘う……そんな必死に兄に着いて来る妹健気じゃありませんか! かわいいじゃありませんか!

そんなワケで、ミシェーラはちょっと普通の妹キャラとは一味も二味も違いますが、充分可愛いのです。可愛いの方向性が違うだけなのです。ミシェーラは、最強に可愛い妹キャラなのです。

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