【交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい】あらすじ&結末ネタバレ!あったかもしれないもう1つの物語とは?

「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」のあらすじをネタバレアリで紹介していきます。また「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」の作品情報や見どころなどもあわせて紹介していきたいと思います。

「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」とは

出典:https://www.amazon.co.jp

まずは「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」って何?という人向けに作品の基本的な情報を紹介していきたいと思います。
まず、そもそも「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」は2009年に公開された劇場アニメで、2005年に放送をスタートしたテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の関連作品となります。
といっても、「交響詩篇エウレカセブン」の続編というわけではなく、登場人物の設定やストーリーが「交響詩篇エウレカセブン」と「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」では全く異なっています。その理由は本作の特異な立ち位置に由来するのですが……それは記事内でご紹介いたします。

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監督、脚本は京田知己氏が務めています。またアニメーション制作はあのボンズが担当しています。
ボンズは「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」以外にもアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(2009-2010)やアニメ「僕のヒーローアカデミア」(2016-)のアニメーション制作なども担当しています。
次からはそんな「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」のストーリーを4つのパートにわけてネタバレアリで紹介していきたいと思います。またパート毎にはそのパートの見どころも紹介していきたいと思います。
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あらすじ1:レントン8年ぶりにエウレカと再会


ある日のこと、主人公の少年レントンと少女エウレカは先生と慕う人物、ドミニクに誘われ団地の裏にある山に行き、そこで雪の下に埋もれる花「雪月花(ゆきつきのはな)」を見に行く。
雪月花には「100年に1度、星の粉が降る日に、虹色の光を放つ花が咲く」という言い伝えがあった。そして、その虹色の光の中で願いごとをするとそれは必ず叶う、のだという。
ドミニクはそこでレントンとエウレカに、自分の代わりに雪月花が咲くこの丘を見守って欲しい。そしていつか2人で虹色に輝く花を咲かせて欲しい、と伝えるのであった。


翌朝、ドミニクはさよならも言わずにレントンとエウレカの元を去った。それから1週間後、レントンはドミニクが死んだことを知るのであった。死因は人類の敵であるイマージュを倒す研究をしていたレントンの父による実験だった。
さらに、エウレカは人民解放軍に連れ去られてしまう事態も起き、レントンは1人となってしまう。それから8年後、レントンは人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号の2曹パイロットとしてイマージュと戦っていた
レントンはその戦闘の最中、エウレカと再会する。そして、レントンはエウレカを自身の駆るKLF(クラフト・ライト・ファイター/Kraft Light Fighter)・ニルヴァーシュに乗せ、人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号へと帰艦するのであった。


人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号へと帰艦したレントンとエウレカ。そこでレントンはエウレカからエウレカについての様々な情報を聞く。エウレカが人間を調査する目的でイマージュによって送り込まれたスパイロボットであること。
人民解放軍にさらわれてから酷い実験を受けたこと。何度も死のうとしたこと。でも、そのたびにペンダントを見て死を踏みとどまったこと。もうすぐエウレカが死を迎えることを人民解放軍の科学者から聞かされたこと。
エウレカの藤色の瞳の中の、赤い筋が消えた時が最期の時であること…

見どころ1 幼生ニルヴァーシュがかわいい!


「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」に登場するニルヴァーシュは「交響詩篇エウレカセブン」では見ることのできない不思議な妖精のような姿をすることがあります。
この時のニルヴァーシュがめちゃくちゃかわいいのです。イライラした時に胸をあったかくしてくれるような癒しキャラで筆者はペットとして欲しいと思っています(笑)。
そんなニルヴァーシュを「交響詩篇エウレカセブン」では見ることができません。なのでぜひ、「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」を鑑賞する際には、かわいいニルヴァーシュに注目してみることをオススメします。
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あらすじ2:ドーハの悲劇と青き星


しばらくの時間が経ち、ベッドで横になっていたレントン。しかし、突如として人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号と人民軍の最新鋭戦艦の戦闘が始まってしまう。レントンはニルヴァーシュで出撃するものの何故味方同士が戦っているのか分からなかった
そんな中、レントンは人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号のマシューより、自分たちが反乱したことを聞かされる。さらにレントンはマシューによってニルヴァーシュのキルスイッチを押されてしまうのであった。
その後、レントンは人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号のメンバーにより拘束され、エウレカもまた彼らに強奪されてしまう。拘束されたレントンは人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号のホランドから様々な事実を知らされる。


人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号のメンバーはとある実験のモルモットだったこと。その実験でホランドたちは自らの眼で青き星を見、そこが自分たちのいるべき場所であると悟ったこと
そして、ホランド達が参加させられた実験の名前が「ドーハの悲劇」であるということ。実験の結果、ホランド達は常人の3倍のスピードで成長するようになったこと…
この話を聞いたレントンは反発。それでも人を殺して良い理由にはならないとホランドたちを非難するのであった。その後、レントンは再び牢に閉じ込められてしまう。
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見どころ2 「交響詩篇エウレカセブン」とのリンク


このパートで見どころとなるのは「交響詩篇エウレカセブン」とのつながりを感じることができるあるカットです。それはホランドたちが「ドーハの悲劇」によって青き星を見るカットです。
この青き星がある宇宙は「交響詩篇エウレカセブン」の物語の舞台となった宇宙で、それは「交響詩篇エウレカセブン」を見たことがある人ならわかると思います。
基本的に「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」は「交響詩篇エウレカセブン」とは別宇宙の話なので、ほぼ両者に関わりはないのですが、こういったワンカットがあると「交響詩篇エウレカセブン」ファンの人には嬉しいですよね。

あらすじ3:脱走、協力、脱走


しかし、エウレカが偶然ホランド達の会話を聞き、ホランド達がレントンを自白剤で自由自在に操ろうとしていることを知る。このことをキッカケにレントンとエウレカはホランド達が彼らを追いかける軍との戦闘をしている最中にニルヴァーシュで脱走する。
脱走後、レントンはモニターを通じてホランドと会話をする。そこでレントンはホランド達が自分たちの寿命が尽きる前に青き星に行こうとしていること。そのために「ドーハの悲劇」を繰り返そうとしていること。
そして、こんどこそ「ドーハの悲劇」を成功に導くためのカギとなるのがレントンとエウレカであること。などを聞く。そしてホランドはレントンにある提案をする。


それは一緒に青き星へ行かないか?というものであった。ホランド達がこの世界で生きていけないように、エウレカもまたこの世界では長くは生きられない。
だからこそレントンとエウレカもまた時の止まった永遠に今の自分でいられる青き星へ行くべきではないか?というのがホランドの提案であった。
このホランドの取引にレントンは応じ、レントンとエウレカはホランドたちに協力することにする。が、その前にレントンは独断で30分エウレカとデートをすることにするのであった。


しばらくの時間が経ち、人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号内でエウレカは突如ドミニクからもらった雪月花のネックレスが光を放つのを目撃する。そして、その直後、月光号内のKLFが暴走を始めるのであった。
エウレカはニルヴァーシュの暴走を止めようと格納庫へ向かう。しかし、格納庫でエウレカは、エウレカがカギであることを疑う一部のメンバーにより暴力行為を受けてしまう。レントンはその場面を目撃。
その場で彼らに殴り掛かるも、揉みあいになるなかで銃で撃たれて倒れてしまうのであった。手負いのレントンを乗せた月光号はヴォダラ宮へ向かう。そこにはアネモネという女性がいた。


しかし、エウレカはアネモネを人質に取り、レントンを病院に運ぶようホランド達に要求する。しかし、その直後、エウレカは謎の生命体に襲われる。絶体絶命の状況となったエウレカ。
そんなエウレカを救ったのはニルヴァーシュとそれに乗ったレントンであった。レントンとエウレカはニルヴァーシュに乗ってその場から脱出するのであった。
脱出したレントンをホランドは追撃する。しかしその最中、ホランドは恋人で月光号のメンバーであるタルホが妊娠していることを知る。ホランドはこのことから追撃を止めるのであった。

見どころ3 ハップとストナーが殺されてしまう衝撃


(これは「交響詩篇エウレカセブン」を観た人限定ですが)このパートの見どころはやはり人民解放軍最新鋭戦闘強襲母艦月光号のハップとストナーの死でしょう。彼らは怒ったニルヴァーシュに殺されてしまうのですが、このシーンあなかなか衝撃的です。
「交響詩篇エウレカセブン」でレントンの兄や父のような存在だった2人がレントンとエウレカの味方であるニルヴァーシュに殺されているわけですからね。
「人は境遇によって敵にも味方にもなり得る」ということを「交響詩篇エウレカセブン」を鑑賞した人にとってショッキングな映像で知らしめるなかなか見どころのあるシーンです。

あらすじ4:レントンの死とエウレカの願い


一方、レントンは負った傷が原因で最期の言葉を残し死亡する。そんなレントンを抱き、エウレカはレントンに語りかける。
「私の記憶がイマージュを動かすのなら、それであなたが生き続けられるのなら、私は私でなくなっても良い…さようなら、レントン、愛してる…さぁ行きましょう。ニルヴァーシュ」
ニルヴァーシュはイマージュの中心核へと向かう。そして、しばらくの時が経ち、目が覚めたレントンは2人の故郷ワルスワにいた。目の前にはエウレカがいた。エウレカは言葉を喋ることができず、まるで赤ん坊のようになっていた。
レントンの身体には傷は無かった。エウレカは記憶と引き換えに自分の望む世界を得たのであった。

見どころ4 エウレカの別れの挨拶と記憶喪失


このパートでエウレカはレントンに別れを告げ、自分の記憶と引き換えに自分の理想とする世界を実現します。しかし、その世界にはエウレカの肉体はあっても記憶はないのです。
この一連の流れには「記憶喪失≒死なのか?」というちょっと深いテーマが隠されているような気がするのです。
なのでぜひ「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」を鑑賞する際にはこのテーマに思いを馳せてみるのもアリかもしれません。(まぁだからといって前かがみ過ぎてアニメ観るのも退屈だとは思いますが…)

あったかもしれないレントンやエウレカの人生を覗ける稀有な作品


ここまで劇場アニメ「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」のストーリーと見どころを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」はテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」とは異なる人生を歩むレントンやエウレカ、ホランドたちのあったかもしれない生き方を垣間見ることのできる作品だと思います。
「交響詩篇エウレカセブン」が好きな人には特にオススメしたい作品です。(まぁ、評価はあまり芳しくありませんが…でも作品の良し悪しや楽しみ方は100人いたら100通りあるのであまり気にしないことです)


また、この「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」は「交響詩篇エウレカセブン」を観ていない人にもオススメできる作品です。というのも「交響詩篇エウレカセブン」は全50話というボリュームだからです。
しかも専門用語も多いので、結構体力を使うアニメなのです。なので筆者的にはまず「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」を観てエウレカセブンの世界観や雰囲気を掴んでみることをオススメしたいです。
それで、もしその雰囲気や世界観に興味持ったら、次は「交響詩篇エウレカセブン」を観て、レントンとエウレカの甘酸っぱい恋愛ストーリーを楽しむのがオススメです。ということで今回はここまで。お付き合いありがとうございました。