【機動戦士ガンダム00】中性的なティエリア・アーデの5つの魅力に迫る!

ガンダムマイスターにして、ヴェーダとアクセスできる権利をもった人造人間(イノベイダー)。類い希なる美貌をもつ中性的なティエリア・アーデの5つの魅力に迫る!

『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデとは?

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ティエリア・アーデは本作でメインとなるソレスタルビーイングのガンダムマイスターで、非常に中性的な容姿が特徴的なキャラクター。また戦闘型イノベイドでもあり、量子コンピュータ『ヴェーダ』とアクセスできる人造人間でもある。そのため、どちらかのに偏っていなくただ外見年齢が製造時の16歳で固定されたまま、という人間を超越した存在であるとも言える。
作中では基本的に少年寄りの言動(しかし男女どちらともとれる)で常に冷静沈着、またヴェーダに依存に近い信頼感を抱いており、マイスターの存在もあくまで任務遂行に遵守すべきという持論を持っている。そのため一見自分勝手ともとられる同じマイスターの刹那・F・セイエイに対しては敵意を抱く場面も当初は見受けられた。


また、自分の存在意義元少年兵だった刹那実験体だったアレルヤよりも迷走しているような節も見受けられる。まだ生まれて製造年月が少ししか経過していないのもあるのか、計画通りに事が進められないと自身を責めるなど精神的な幼さも当初は見受けられた。
特に一時期ヴェーダからのアクセス権の拒否や自身を気にかけていたマイスターにとって兄貴分的存在のロックオンの死別といった不幸が重なったことから、自分の存在意義を考えるようになり、二期以降は人間らしい言動や協調性も身につけて成長していく。

『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデの魅力1

その美しさ、性別不詳


本編ではその中性的な容姿をいかして、セクシーな女装姿を披露している。(ちなみにドレスのチョイスはスメラギ・李・ノリエガ)しかし、本人は任務だから、と仕方なく遂行しているだけで本来は男装に近い格好か、男女どちらともとれるような露出の少ない格好を好む。(設定で肌を見せることを嫌うため)性別不詳を逆手にとった男女どちら側としての側面を見せるティエリアに視聴者はドキドキしっぱなしだ。しかし、ティエリアを見ていると人間の性別としての記号のもろさも実感せざるおえない。
たまに男性と誤表記があったものの、基本的に公式もティエリアに明確な性別の設定はしておらず、まるで神話のがそうであるかのように、女性でもあり男性でもあるような身体と精神を保有する、人間とは別格の存在であるようにもとれる。

揺れ動く一人称の謎


シーズン1の10話、誰もが衝撃をうけた常に冷静沈着で距離をとっていたティエリアの脆さが発覚した重要な一人称がぶれる場面。当初ティエリアは自身を含めた4人のマイスター同士の間やソレスタルビーイングのメンバーに対しても壁を作り「俺」という一人称で通していた。しかし、この10話では一人称の激しいブレが見られる。例えば私たち人間も成長過程や環境、また改まった場面において一人称が変わるケースも少なくはない。しかし、この短時間でのブレは視聴者に、それほどまでにティエリアのアイデンティティーの崩壊を訴えかけている。
最終的に「僕」を経て、「私」弱くなっていき、最終的に「僕」二期以降は落ち着いていくのだが、もともと男女どちらでもあり、どちらでもないように製造され、恐らく男女どちらの精神概念も植え付けられているであろうティエリアの製造設定時の人格の面においての不安定さも垣間見れるシーンでもある。(つまり男女どちらも混ざっている故に生じやすい精神的なブレなのかも知れない)

『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデの魅力2:名台詞から読み解く人物像


「万死に値する!」  マイスターとしてふさわしくないと否定の後に言い放った台詞。現在までティエリアの代名詞とも言える台詞になっているが、万死なんて堅苦しい言い回し、流石ティエリアと言わざるおえない。ティエリアだからこそ似合う台詞でもある。簡単に言うと1万回死んだ方がいい、と言っているので意外と子供の喧嘩の捨て台詞めいているのは気のせいだろうか。
「違う!僕は人間だ!」  人類を見下すイノベイド側ではなく、人間としてリボンズ(イノベイダー)と決別する道を選んだ時の名台詞。またその後に、かつてのどこか他人を見下していた頃を思い起こされるリボンズに説得を試みるも失敗している。「人類を導くのではなく、人類と共に未来を創る」「それが僕たちイノベイドのあるべき姿だ…!」説得をするティエリアに対して、拒絶をしめすリボンズに対して「そうやって人を見下し続けるから、わかり合えない!」と人間らしく成長した姿を伺わせる。

『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデの魅力3:大きな影響を与えたロックオンとの関係

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画像のキャラクターがロックオン(双子キャラなので、今回さすロックオンは一期のニールとする)ロックオンはマイスターのリーダーでもあり、最年長の青年でもある。人なつっこくフレンドリーで非常に面倒見の良いことから、最年少の刹那や壁を作っていたティエリアを非常に気にかけていた。
名言でもティエリアがリボンズとは別の人間と共存していく道を選んだのも、彼の影響があったからと言っても過言ではない。ヴェーダの意思は絶対であり、自身も人間とはどこか違う任務遂行のためだけに作られた改造人間だと自覚していたティエリアだったが、一期で自身の命を投げ出してまで救ってくれたロックオンに人間の強さや尊さも実感させられる。


この影響の大きさが一番わかりやすいのは、ロックオンという存在がいたティエリア(イノベイダー)とロックオンのような存在のいなかったリボンズ(イノベイド)のはっきりとした分岐が生じることだ。(この分岐は世界の、いや人類の存亡さえ揺るがす)もしロックオンがいなければ、ティエリアも人間に嫌気がさしてリボンズ側についてもおかしくはない。
しかし、彼がいたからこそ人間の素晴らしさ命をなげうってまで助けられた自身の存在意義について突き詰めて考えることが出来たとも言える。そして一期から二期までに数年間があいてのアニメでの時間軸の流れの間に、人間らしく冗談を言えたり笑みを浮かべるシーンや、最初衝突していた刹那との関係改善に至っている。またティエリアの例は非常にわかりやすいが、ロックオンという男はかなりマイスターやソレスタル・ビーイングのメンバーにも影響を与えている人物でもあった。
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『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデの魅力4:声優を務めるのは神谷浩史


中性的なティエリアの声を務めるのは、人気実力派声優神谷浩史だ。代表作は夏目友人帳の主役の夏目貴志や最近だと進撃の巨人のリヴァイ兵長としても注目されている。非常に猫好きであり、夏目友人帳に登場するキャラ名「にゃんこ先生」と同名の猫を飼っており、自身も非常に後ろ向きな性格なので主役を演じた絶望先生の糸色望のようなネガティブな性格を理解できる、と発言している。
またガンダム好き(自宅にたくさんのフィギュアを所有している)でもあり、声優になってよかったこととしてガンダムに携われたことと公言している。またこのティエリア役も監督からの指名をうけての抜擢だった。ティエリア以前のキャラでもガンダムシリーズキャラの声優を務め、一時は事故により退役しているが、ティエリア以降も連続でガンダムシリーズに携わっている点でも注目していきたい。
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『機動戦士ガンダム00』ティエリア・アーデの魅力5:搭乗機体一覧!ティエリアのガンダムはデブ?

ガンダムヴァーチェ

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ティエリアの初登場とともに鮮烈なデビューを果たしたのが初代搭乗機〈ガンダムヴァーチェ〉。重装甲からくる見た目の重量感からも防御力の高さや大火力で敵をなぎ払うさまはその名に恥じぬ、まさに神の所業のような圧倒的戦闘力を見せつける。(名前の由来がどれも天使に由来するため)しかし本編では本領を発揮できる要塞戦がなかったためか本来の活躍が見られなかった。主にMSや戦艦を圧倒的な火力で消滅させるシーンはあるので、そこから大火力のすさまじさもうかがえる。

ガンダムナドレ

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ガンダムヴァーチェの機体に隠されていたティエリアの切り札、それが本機〈ガンダムナドレ〉。ヴァーチェに比べると攻撃力が低そうな印象だが……この機体の真価は「他のガンダムをヴェーダを介してその支配下に置くことが出来る」という破格の能力・トライアルシステムにある!
劇中では暴走するガンダム・チーム〈トリニティ〉を制圧する為使用するも……。まるで髪のように垂れ下がったコードが強烈な印象を与える機体だ。

ガンダムヴァーチェ・フィジカル


外伝小説『ガンダム00P』に搭乗したヴァーチェのバリエーションカスタム。ビーム兵器でなくフィジカル、つまり物理兵器を運用するべく開発された機体故に、シュツルムファウストなどミリタリーな外見だ。

セラヴィーガンダム

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セラヴィーガンダムは『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』に搭乗した機体だ。第一話から搭乗するので、ソレスタル・ビーイングの復活を象徴するような機体でもある。ヴァーチェ以上の火力を誇る「8連バズーカ」は壮観。
ちなみにセラヴィーの「中」にも……。

セラフィムガンダム

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セラヴィーガンダムの「中の人」ことセラフィムガンダムは、トライアルシステムをより広範囲に展開するための機体だ。戦闘能力は極めて低いが、ヴェーダ奪還を果たした際には最強の機体になる……はずだったのだが……。
ガンダム00第二期ではかなりの活躍を見せ、「背中の顔」がまさかガンダムになるとは……と視聴者を驚かせた!

セラヴィーガンダムGNHW/3G

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機動戦士ガンダム00の外伝小説『00V』に搭乗したバリエーション機体、それが本機GNHWだ。セムと呼ばれる子機を2機積み、まさかの一機で4体というとんでもない機体だが、あまりに重すぎという理由で不採用に……。
子機のセムはそれぞれトライアルフィールドの強化を計るものだったが、さすがにやり過ぎだったか。

『ガンダム00』でティエリアの成長を振り返ろう!


当初は他のマイスター達とは一線ひき、どこか冷めていたティエリアだったが、製造されて数年の間で自身のアイデンティティーの崩壊から、初めて自分を生み出したヴェーダ以外の意思ではなく自分自身としての選択も増え、人格の形成が進んでいく。ロックオン(ニール)の死を通して奇しくも人間の偉大さや尊さを実感させられる、などどこか違う、と冷めた視線で見ていた人類と何ら変わらぬ成長過程を経て、兄弟や家族にも等しいリボンズ達を拒絶してまで人類側につく選択を行ったティエリア。
リボンズすら見ることが出来なかったヴェーダの秘匿特権の全て見ることができるまでになり、物語は劇場版へと続いていく。中性的で無機質な人形のようにクールなティエリアが、回を重ねるごとに成長していく姿に、私たち視聴者も共に成長していくように感じる『ガンダム00』10周年記念BOXも発売される今こそティエリアに注目して改めて視聴してもいいかも知れない!
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