【リゼロ】勤勉たる大罪司教!怠惰のペテルギウスを知る6つのポイント

今回はRe:ゼロから始める異世界生活(略してリゼロ)に登場する狂人、魔女教大罪司教の怠惰担当ペテルギウスを紹介します!怠惰担当のクセにとても勤勉なペテルギウス。彼がなぜ怠惰なのか。そしてなぜペテルギウスが狂人になったのか。彼の過去にも少しだけ触れて紹介しますので、どうぞご覧ください!!!【ご注意】この記事には一部ショッキングな画像を使用している部分が有ります。そういった表現が苦手な方はご注意ください。

『Re:ゼロ』の狂人枠!ペテルギウス・ロマネコンティとは?


ペテルギウス・ロマネコンティとは小説Re:ゼロから始まる異世界生活(以下リゼロ)に登場する悪役で、魔女教大罪司教の怠惰担当の男性キャラクターです。緑色の頭髪痩せすぎの外見、そして狂人と言われるほどの自傷、自罰的な行動が大変コアな人気を呼んでいるキャラクターです。
アニメ第一期の終盤(小説版第3章)では白鯨に並び魔女教のもたらす脅威として、主人公のスバルに心から憎悪される相手として描かれています。今回はそんなペテルギウスのことを幾つかのポイントに分けて紹介していきます!

あなた…”怠惰”ですね?


怠惰の大罪司教を名乗るペテルギウスですが、実は大変勤勉で作中ではスバルにも何度も怠惰のくせに勤勉なと突っ込まれています。そんなペテルギウスの口癖にはあなた…怠惰ですね?という言葉が有ります。
自他ともに対して怠惰であることを罰するペテルギウスは、常に勤勉である事を心がけています。自身が勤勉ではなかったと気が付いた事柄に対しては自傷、自罰的な行為を行い(指を噛み千切る、頭を打ち付ける等)自分を罰する行動をとるのですが、ではなぜペテルギウスは勤勉なくせに怠惰と名乗っているのでしょうか。
そこには魔女因子権能という2つの物が関わってきます。

怠惰の魔女因子


怠惰の魔女因子とは第四章で登場する赤紫の頭髪の美女、怠惰の魔女セクメトの魔女の能力を凝縮したようなものです。嫉妬の魔女に惨殺された他の6人の魔女はそれぞれが魔女因子としてその権能(能力)を残しています。
ペテルギウスはエリオール大森林が虚飾の魔女パンドラに襲撃された際に自身が怠惰の魔女因子の適性が無いにもかかわらずその魔女因子を体内に取り込み、結果ペテルギウスは怠惰の魔女因子を宿し、権能を手に入れることに成功しました。
エリオール大森林の一件以降、ペテルギウスは怠惰の魔女因子を宿した大罪司教として、怠惰担当を名乗っています。

権能 見えざる手


怠惰の魔女因子の権能は見えざる手と怠惰です。見えざる手とはその呼び名の通り使用者以外には見えない手(スバルは例外)を何本も動かし意のままに操る能力です。
使用者自身は動かずとも見えざる手の届く範囲の物は掴んだり動かしたりすることが可能で、呼吸をするのも煩わしいというめんどくさがりで怠惰すぎる怠惰の魔女セクメトが発現させた能力でもあります。
ペテルギウスはこの見えざる手の権能をつかって、スバルに出会うまでに試練と称して数々の敵を屠ってきました。目に見えない何かと戦う術を持たない多くの人はこの権能に圧倒され、戦うことも出来ないままに倒され、魔女教の脅威の1つとして恐れられてきました。

ペテルギウスの勤勉な働き1:声優は松岡禎丞さん


アニメ版ペテルギウスの声を務めたのは声優の松岡禎丞です。松岡の代表作にはソードアート・オンラインのキリト(桐ケ谷和人)、ノーベーム・ノーライフの、食戟のソーマの幸平創真などが挙げられます。
初めてペテルギウスの演技をする際に松岡は現場に行くのが怖いと久しぶりに感じたと、収録後のインタビューで答えています。今までに演じてきたキャラクターとは全く違う役作りとなるペテルギウスですが、今までのどの作品よりも感情の乗せ具合が難しかったと語っています。
スバル役を演じた小林祐介はペテルギウスの役を松岡がすると知った時は収録が楽しみ過ぎて脳が震えていたそうです。
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ペテルギウスの勤勉な働き2:魔女教の福音書とは?


ペテルギウスや魔女教信徒たちが持つ黒塗りの本、福音書とは所有者の未来を書き示すという性質を持つ本です。強欲の魔女エキドナのもつ叡智の書を複製したもので(エキドナ曰く魔女教徒のもつ福音書は出来損ないだそう)所有者以外の人間が開いても解読はおろか読むことも出来ないようになっています。
ペテルギウスにとって福音書は嫉妬の魔女サテラの示した行動の指針のようなもので、実際には起こる事象のみが記述されていきますがペテルギウスを始めとする大罪司教や魔女教徒達は独自に解釈し、試練と称して福音書に記された未来にするように有事を起こすよう行動しています。

嫉妬の魔女サテラへの恋慕と愛


ペテルギウスが恋慕を募らせ、崇め、愛を乞う存在の嫉妬の魔女サテラとは、400年前に他の6人の魔女を殺し世界の半分を飲み込んんで封印された恐怖の存在です。銀髪のハーフエルフの美少女だったサテラ。彼女はどんな人物だったのでしょうか。
封印から400年が経過した現在でも恐れられている嫉妬の魔女サテラですが、実は嫉妬の魔女はサテラの1人格で、殺された6人の魔女たちは嫉妬の魔女とサテラを区別して扱っていました。
嫉妬の魔女が生まれるきっかけになったのは、サテラが魔女因子を適合が無いのに体に受け入れ、その因子不適合から生まれた狂気の人格が嫉妬の魔女です。しかし、6人の魔女を殺害し世界の半分を飲み込んだのはサテラで、別の人格である嫉妬の魔女が何をしたのかは今はまだ語られてはいません。

福音書に書かれた運命と白紙が示す意味とは


ペテルギウスが行動を起こしたメイザース領での魔女教の凶行ですが、ペテルギウスの福音書にはその凶行以降の行いは一切記載されておらず白紙になっていました。
ペテルギウスはその白紙部分を訝しみスバルに何故かと尋ねますが、元々福音書を持たないスバルは意味が分かりません。後にエキドナの作った叡智の書の複製品をもつ人工精霊のベアトリスの本もエキドナの死後400年前から白紙になっており、自身の行動が制作者であるエキドナの意思から離れると自身の持つ本に記述がなくなると考えていました。
叡智の書の複製品と魔女教の持つ福音書は別のものですが、白紙=意図から外れる、または死亡するという部分は大差なく、ペテルギウスの場合は未来が無いという意味でした。
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ペテルギウスの勤勉な働き3:大罪司教の目的と半妖の少女


王選への参加表明を王都で行ったエミリアと、その後ろ盾として名乗りを上げたロズワール。その表明は国民や諸侯たちだけに留まらず魔女教にも届いていました。ハーフエルフの嫉妬の魔女サテラを崇拝する魔女教にとって、ハーフエルフのエミリアという存在は見過ごす事が出来ない存在です。
嫉妬の魔女サテラの封印後ハーフエルフに対して魔女教が様々な凶行(試練)を行ってきており、多くの民は王選に対して参加表明をしたエミリアの事も魔女教が放ってはおかないだろうとの見立てを行っていました。

ロズワール領にてエミリアに試練を!


魔女教の大罪司教、怠惰担当のペテルギウスの目的はハーフエルフの王候補エミリアが嫉妬の魔女サテラを降臨させる器かどうかを試練を通じて確かめることでした。試練の結果、嫉妬の魔女サテラの器にふさわしいとなればサテラを降臨させ、そうでなければハーフエルフに生まれたということだけで殺す。
ペテルギウス達にとってエミリア自体に何の価値もなく、ただハーフエルフであるというだけで身勝手に試練を課せ意に沿わなければ命を摘み取っていい存在。魔女を下す器の選定の為には村を一つ潰す事すらもなんとも思わないペテルギウスの言い分にスバルは嫌悪と憎悪を抱きました。
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ペテルギウスの勤勉な働き4:ペテルギウスの正体とは


対ペテルギウス戦でスバルが何度もループする事になった原因は、ペテルギウスの能力の不可解さにあります。怠惰の魔女因子を受け入れたペテルギウスの能力は見えざる手、そして怠惰の権能です。
怠惰の権能についてはアニメ版で語られる事は有りませんでしたが、怠惰の権能とは怠惰の魔女因子に対して適性のない存在の戦意を挫き、正気を奪って自称、自罰行為に陥れさせる精神汚染系統の能力です。
この怠惰の権能による精神汚染にはかかる人とかからない人が有り、ペテルギウスはこの怠惰の権能の能力を戦場を混乱させるためと、ある選定のために使用していました。

脅威の憑依能力と10人の指先


ペテルギウスが怠惰の権能を使って行っていた選定は、ペテルギウス自身の正体と深くかかわってきます。
ペテルギウスの正体は精霊です。通常の精霊は精霊術師と契約して魔法を施行する事が出来ます。契約者を得た精霊は契約者が体内に取り込んだマナを使用して様々な行動が可能になり、精霊を使役する精霊術師は通常体内のマナを分け与える事で精霊の力を借りて様々な魔法の力を得る事が出来ます
しかしペテルギウスは契約をするのではなく、無理やり意識を乗っ取り体を利用するという憑依能力に優れていました。そして憑依先の選定として怠惰の権能を利用し、適性の有無の確認をしていました。


そして、ペテルギウスは怠惰の権能に適性の有る人間を10人集めて指先として使役し、自身に何かがあった時(現在の憑依先の殺害、死亡)の為のストックとして手元に置いています。
スバルが一度目のループでペテルギウスの殺害に成功した際、倒したはずなのに女狂人や男狂人が現れたりスバルが狂人化したのは精霊体になったペテルギウスに憑依された為で、怠惰の権能に適性のある人間、すなわちペテルギウスの持つ怠惰の魔女因子に適性のある人間が指先として利用されていました。
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ペテルギウスの勤勉な働き5:スバルは天敵!激戦の末のペテルギウスの最期


何度もスバルやエミリアたちを殺害しループを繰り返させたペテルギウスでしたが、ついにその悪行も最期を迎えます。
一度しか渡り合う事が出来ない場合、権能や見えざる手、憑依など全てを見抜く事が出来ず、その為に多くの人間がペテルギウスの行う試練によって命を奪われてきましたが、死に戻りをするスバルには死ぬたびにペテルギウスに対する対策を練る事ができ、初見殺しとも言われたペテルギウスのアドバンテージを死に戻りの能力によって克服しました。
そのためペテルギウスにとってはスバルは今迄に出会ったことのない天敵といっても過言ではありません。

対スバル・ユリウス戦


更に、ペテルギウスにとって不運が重なる事になるのは、ユリウス・ユークリウスの参戦でした。精霊のペテルギウスにとって、既に他の精霊と契約をしている精霊術師は怠惰の権能が効かず無力化する事もできなければ、憑依することも出来ない厄介な相手です。
さらに、見えざる手が見えるスバルと視界を共有して見えるようになっている。そして、いざという時の為のキープだった指先も全て倒されている。ペテルギウスにとっては最悪な時に最悪の二人がタッグを組んだようなものでした。

伸ばした指先とペテルギウスの最期


スバル・ユリウスのタッグに負け、憑依者を両断されたペテルギウスは、スバルに憑依しその体内で嫉妬の魔女に逢います。しかし、違う、あなたじゃないという拒絶の言葉を聞きペテルギウスは元の憑依していた死に掛けの体に戻りました。
長い間恋焦がれてきた存在からの拒絶というほの暗い絶望を抱いたペテルギウスは、そのまま落石の下敷きになり戦闘は終了しました。そのまま死亡したと思われていたペテルギウスですが、エミリアの元へ竜車を走らせるスバルを柄も言えぬ姿で追い掛けてきます。


最早人としての姿ではなく執念と狂気だけの姿となりスバルを追いかけてきたペテルギウスでしたが、スバルがペテルギウスから奪った福音書を外に投げ捨てると、一瞬正気に戻って嫉妬の魔女サレラからの寵愛の証と信じ続け最も大切にしてきた福音書に手を伸ばしバランスを崩してしまいます。
途端に竜車の車輪に巻き込まれ残っていた体をすり減らしながら、ユリウスからスバルが借り受けた微精霊イオの炎を込めた一撃に打たれ、遂にペテルギウスは長い長い生の最期を迎えました。
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ペテルギウスの勤勉な働き6:ジュースとエミリア 知られざる過去の話


第4章(小説版14巻)聖域での試練ではそれまで描かれていなかったエミリアの過去があらわになります。現在は氷で閉ざされたエリオール大森林。エミリアが試練で見るエリオール大森林は緑豊かなエルフの郷でした。
幼いエミリアはそこで実父の妹で育ての親、フォルトナとエリオール大森林に暮らすエルフ達と共に穏やかに暮らしており、。フォルトナをはじめとするエルフ達はエミリアが幼い当時(100年ほど前)は魔女教に援助を受けて生活していました。

エルフの郷の魔女教徒


魔女の娘と呼ばれていた幼い頃のエミリアは、エリオール大森林に暮らすエルフたちにとても大切にされて育ちました。しかし月に何度かは通称お姫様部屋と呼ばれる木の洞に入る時間が有り、その間だけは養母のフォルトナや郷のエルフたちと離れて一人で閉じ込められていました。
ある時微精霊に導かれて木の洞を抜け出したエミリアは森の中で一人の若い魔女教の司祭と出会います。ジュースと呼ばれる緑の頭髪が特徴的な司祭の名はペテルギウス・ロマネコンティ魔女教創設者の一人で、フォルトナと魔女の娘エミリア、そしてエリオール大森林に暮らすエルフの郷に棲むエルフたちの生活の支援をし、加護を与えている人物でした。

穏やかで勤勉な司祭ジュース ペテルギウス・ロマネコンティ


初めてエミリアとジュースが出会った時、ジュースは感動のあまり泣き崩れました。ジュースは優しく勤勉で、慈愛に満ちて穏やかな性格の司祭でエルフ達やフォルトナともとても親しく、エミリアともすぐに仲良くなり、魔女教の部下たちにもとても慕われていました。
幼く天真爛漫な少女エミリアと、強く美しいフォルトナ、やさしいエルフ達と優しい魔女教の司祭ジュース。100年前のエリオール大森林にはとても穏やかで幸せな時間が流れていました。
しかし、ある日突然悲劇が幕を開けその日から現在に至るまでエリオール大森林は氷に閉ざされた土地に変わります。

怠惰の大罪司教の誕生


ある日エリオール大森林に来訪者が訪れます。魔女教過激派の中でも最も危険な虚飾の魔女パンドラ強欲の大罪司教レグニス・コルニアス。彼らに相対したジュースはエミリアとフォルトナを逃がし、二人を守る為に怠惰の魔女因子を適性が無いのを知りながら体に取り込みました。
魔女因子によって体の中から破壊される中、新たに得た権能見えざる手を駆使してレグニスと戦いますが力及ばずに負けてしまいます。両腕を失い無残に殺されかけているところへフォルトナが参戦し更なる悲劇が訪れます。


虚飾の魔女の権能とは現実に起こった出来事を否定する事で無かった事として世界を上書きする能力です。 パンドラは自らの制止の言葉を聞かないレグニスをその場へ来なかったことにしてレグニスが関わった事象を元の状態へ戻しました。
傷が無くなったジュースとフォルトナは1人になったパンドラを仕留めようとしますが逃げられてしまいます。
一方エミリアは、森の深くにある封印の扉の前でパンドラに出会い扉を開けるかの選択を迫られます。約束を守る事を選んだエミリアにパンドラは約束を守る理由を取り上げる事にしました。


そこへ駆けつけたフォルトナがエミリアを庇いパンドラに相対して最期の戦闘が再開しました。何度も魔法を打ち込むフォルトナでしたが虚飾の権能に翻弄されかけたその時、ジュースが追い付き二人は阿吽の呼吸でパンドラに全力で攻撃を叩きつけました。
しかし、虚飾の魔女の権能によってパンドラがフォルトナとパンドラを見間違えるようにジュースに仕向け、ジュースは見えざる手でフォルトナを貫き殺してしまいます。

そして訪れた100年の眠り


尊敬し愛する女性を自らの手で殺めてしまったジュースは心が壊れ、フォルトナを亡くしたエミリアは潜在していた莫大な量のマナを暴走させてエリオール大森林は長く氷に閉ざされます。
愛の、ために……ぃ。
 命を賭けて守りたかったものを、命を賭して得た力で自ら破壊した。その出来事に耐え切れず心が壊れてしまったジュース、いや、誕生したばかりの正気を失った怠惰の大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティはパンドラに連れられて永久凍土となった森を後にしました。
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ここまで読んで下さりありがとうございます。今回はリゼロに敵として登場するキャラクター、ペテルギウス・ロマネコンティについて書かせていただきました。
敵キャラなのに憎めない悲劇から生まれたキャラクターペテルギウス。狂人として名高い彼の大罪司祭としての誕生秘話は、あれだけスバルやエミリア達を蹂躙した憎い敵のはずなのに読んでいて心の奥底を締め付けられるような悲しい感覚になってしまいます。
そんなペテルギウスの働きが読めるリゼロは2017年12月に第4章の終焉までを収録した15巻が発売されました。スバルは、エミリアは、ガーフィールはどうなったのか、聖域とロズワール邸を廻る戦いの終止符となるお話が収録されているので是非是非ご覧ください!
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