【ポケモン】アニメ『サン・ムーン』を失敗作とは言わせない!6つの魅力を徹底解説

アニメ・ポケットモンスターの新シリーズ「サン&ムーン」ですが、下馬評はあまり芳しくはありませんでした。

様々な酷評や暴動(!?)を乗り越えた「サン&ムーン」は本当にシリーズの汚点と言うべき作品に成り下がってしまったのか、改めて検証してみたいと思います。

『ポケットモンスターサン&ムーン』は本当に黒歴史なのか?


放送前に公開された情報で、大きな反響を呼んたアニメ「ポケットモンスターサン&ムーン」。特にキャラデザについては落胆の声が多く、残念がる声が多数ネットに挙がっていました。
ストーリーも、街から街へと旅をする「水戸黄門スタイル」というか、多くのRPG系アニメなどのお約束的展開でしたが、今回はその逆で定住して「学園物」というまったく違う要素男ブチ込んでおり、これが上手くハマるのかも注目されました。
新たな挑戦をした背景にはポケモン20周年というのもあったのかもしれない。そんな意欲作、「サン&ムーン」は神作か、駄作か、しっかりと見極めてみましょう。

魅力1・あらすじだけでは伝わらない!新たなチャレンジの数々!

ポケットモンスターとは

ポケットモンスターは1996年より発売されているゲーム、及びそれを元としたアニメのことです。ゲームボーイからスタートし、携帯ゲーム機を主体にリリースされており、基本的に新作ゲームが出ると、それを元にしたアニメが制作される形になっています。
例えば「赤・緑」発売時に第一期が始まり、ゲームボーイアドバンスで「ルビー・サファイア」がリリースされると「アドバンスジェネレーション(AG)」が、ニンテンドーDSの「ブラック・ホワイト」では「ダブルウイッシュ(BW)」が放送されています。
また、2016年にはスマホの携帯率と、GPS機能、カメラなどとの抜群の相性のある「ポケモンGO」が大ヒットを記録し、あの体操の内村航平選手がハマりすぎて離婚危機に陥った(大袈裟)ことでも話題をさらいました。

あらすじ

ゲームの「サン・ムーン」及び、「ウルトラサン・ムーン」をモチーフにしている、アニメ「サン&ムーン」はサトシらが商店街の福引で今回の舞台となるアローラ地方へと観光旅行に行くことから始まります。サトシたちがアローラ地方に赴くと、そこでは「Zワザ」なるものがあり、その習得の為サトシはこの地の島めぐりを行う事となります。
過去シリーズと違い、サトシ達は各地を廻る旅ではなく、一か所に留まり冒険をします。それどころか学校に通ったりもするのです。そう、つまり学園物ですね。小さくも大いなる冒険を繰り広げることになっていきます。他にもキメゼリフだった「ゲットだぜ!」や、「ヤな感じ~」の廃止など、微妙にマイナーチェンジをしたりもしています。

魅力2・1000まんボルトの衝撃!サトシの顔がメガシンカ?

主人公・サトシのデザインの大幅変更が話題に


前作「XY」のサトシはシリーズ屈指のイケメンと、とても好評でしたが、今作のプロモーションが始まると、サトシの顔がとんでもないことになっていたのです。あのキリッとした男前の彼はもういません。その姿に失望の声が多く寄せられました。
しかし、放送開始と同時にその反応にも変化が表れます。「絵が内容に会っている」「正直XYのだったら違和感」など、一転して高評価となるのです。脚本がどちらかと言うとギャグ路線となっているので、ゆるふわなデザインがマッチしたのでしょう。変更にはちゃんと意図があった訳ですね。
そして、結構「変顔」も披露しており、「イケメンサトシ」ではこの演出は無理だったかもしれない。それに忘れてはいけないのが、彼はまだ10歳だということ。そう、本来ならばこの感じこそが年相応なものかもしれないのです。

担当声優・松本梨香も困惑?でも変わぬ愛を誓う

実は各作品で、微妙に変わってはいるんですよね。ただ今回は今までからすると、急にガキっぽくなってしまって残念と言う声が多く挙がっているのです。梨香さんは「絵が変わっても魂は変わらない。いろんなサトシを楽しんで♪私も驚いたけどサトシへの愛はかわらない」と語っています。
でも、これもいままででも「ガキ」扱いされてきましたし、今までが大人すぎたとの声もあり、年齢詐称の疑いがある作品が多い中、年齢に合った絵柄に落ち着いただけなのかも知れませんね。
年不相応のキャラの歴史は古く、ヤッターマンなどでも12、3歳が20代のような体格で描かれており、キャプ翼でもとても小学生とは思えないデザインだったりするので、歴代アニメ的に見てもたしかに「異色」の変更かもしれないですね。

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魅力3・目指せ「Zワザ」!「面白くない」の評価を覆すスクールライフ!

今回はゲームの新システムである「Zワザ」を習得する設定を活かし、サトシは学校へと入学します。絵が大きく変わり、ストーリーも心配されていましたが、「意外な組み合わせで新鮮」「スクールの話が主体なのでキャラが掘れていて良い」などこちらも概ね好評と得ています。
一部「ほのぼの日常系好きにはいいかもだが飽きた」との意見もあるようです。ですが、学園物にすることで、毎回メンバーをフルで描く必要も無く、なんなら主人公のはずのサトシを外すことまで出来るようになるため、話に幅を持たせるとともに、各キャラの魅力を十分に伝えることができるようになっています。

魅力4・新たな試みがあってもやっぱり「ポケモン」だった!

ポケモンのテーマと言えば出会いと別れ。そして、「絆」があると思います。それは今作でも引き継がれており、島々を巡り、新たなポケモンと出逢いつつ、仲間との友情を育んでいきます。
サトシとピカチュウは言うに及ばず、アイリスとドリュウズ(BW)などのようなポケモンとの絆だけではなく、ハルカとマサト(AG)や、シトロンとユリーカ(XY)といった家族愛なども多く描かれる一方で、「美人三姉妹の4番目」のカスミ(無印)のような複雑な家庭も取り上げてきた歴史のあるシリーズ。
今作ヒロインのリーリエも、母ルザミーネとの関係が焦点となります。一見「親バカ」に見えますが、その言動には本当に娘想いか疑わしい所も見られ、やや捻じれた親子愛といった側面もあり、数々の「絆」を描いてきたポケモンらしい展開とも言えるでしょう。

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魅力5・アニバーサルイヤーはOPだけじゃなくあいつらが復活!

20周年記念でカスミやタケシがゲスト出演

ポケモンスクール開校20周年記念の課外授業としてカントー地方に戻ることとなったサトシ。そこでかつての仲間であるタケシとカスミに再会します。なんと15年ぶりの再会だそうで、「涙が出た」などの感想も出ていました。一方で「この絵でなければ」の意見もあったようですね。
勿論スクールの、ではなくシリーズの20周年の企画で、公式サイトでも「二人の活躍を見逃すな」と銘打たれるなど、特別企画でファンも、担当声優も大盛り上がりとなりました。他にもフシギダネやリザードンなど、カントーを代表するメンバーが顔を揃えまさに「神回」としてファンを歓喜させたのでした。
そう言えばカントー地方といえば誰か忘れているような?
・・・ケン・・j・・・・・クッ!頭が・・・。

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OPは初代のセルフカバーがピンポイント復帰

今回はポケモン20周年の記念作でもあります。劇場版「きみにきめた!」公開に合わせる格好でワンクルーのみのスポット復活で初代オープニングテーマ「目指せポケモンマスター」のセルフカバーが採用されました。それ以外は同じく梨香さんの歌っている「アローラ!!」ですが、往年のファンからは嬉しすぎる演出だったのではないでしょうか。
因みに劇場版も同楽曲が使用されていて、配信シングルで複数のサイトで首位を獲得など20年前から変わらない人気を維持しており、200万枚売上げたとされる伝説の名曲の名に恥じない記録を打ち立てました。

魅力6・神懸っていた作画は必見モノ!

デザインの変更は物議を醸しましたが、作品全体の作画では一転してかなりの高評価となっています。動きが良いとか、かわいいとか、話に合っているなど、制作側の狙いはしっかりとハマったのかもしれないですね。
しかしそれ以上に、一部では「作画崩壊」などと取り沙汰されることもあります。その「崩れた」とされるものは、動画の一部をコマ送りにしたもので、「中割り」と呼ばれ、あえて崩して動きを演出する技法なのだそうです。
全体としてみれば中割りの効果か良く動き、見ている人も絵柄について「違和感なくすぐ慣れた」と問題なく受け入れられていきました。

形は変わっても魂は変わらない!新たなファンもゲットだぜ!

ポケットモンスターサン&ムーンは面白いかは人によるところもあるかもしれません。しかし、抜群のノリと、スタッフの愛で、とても楽しい作品に仕上がっています。また、ゲーム「SM」をもとにしていますが、独自のアレンジで各キャラを掘り下げ、良い感じに変更されているのも高評価のようです。
初めはギャグベースだったのも、ウルトラビーストなどが絡みだしたころからシリアスパートも増え、良いバランスで物語も進んでいます。学園物としての「日常パート」、従来のポケモンらしい「冒険パート」、そして新たなポケモンとの出会いがあり「ポケモンたち」が好きな人にも楽しめる、多角方位的な安定のあるアニメにメガシンカしたのかもしれませんね。
まだ見ていないのならば、一度見てみるとその魅力にメロメロになるかもしれませんよ?

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【ポケモン】初代アニメの神回TOP5 一番泣ける回はこれだ! | festy(フェスティー)

■20年続く日本が誇る大人気シリーズ『ポケットモンスター』、そのアニメ版も最新シリーズ『サン&ムーン』に突入し、合計話数がそろそろ1000話に到達しそうです。今回は少年サトシのポケモンマスターを目指すための冒険が始まった、あの初代アニメシリーズの神回について紹介していこうと思います。