【タイバニ】ルナティックは悪なのか?その正体と真意を追う!【TIGER&BUNNY】

TIGER & BUNNY(タイガーアンドバニー)通称、タイバニは、サンライズ制作による日本のテレビアニメ作品で2011年4月から9月までMBSほかで放送され、異色のヒーローモノとして注目され、新アニメシリーズプロジェクトの話題は『世界』トレンド8位と言う人気作品!アニメ本編は全25話で、略称は「T&B」「タイバニ」など。今回は、本編6話より登場する、青い炎を操る謎のNEXTである『ルナティック』そして勿論その正体も紹介させて頂きます!

『TIGER&BUNNY』謎多きNEXT・ルナティックとは?


死刑制度が無いシュテルンビルトに、第6話から登場する謎のNEXT!法で裁けぬ殺人者や犯罪者達を己の信念の元、殺害していきます。高温度の青い炎を操り、仮面を被っていることから正体は途中まで不明です。

独自の正義のもと単独で行動をしており、人を救う為に活動するショウアップされたヒーロー達の持つ『正義』に真っ向からぶつかる、ダークヒーローですが、『犯罪の抑止力になる』ことから、市民にはルナティック賛同派がいることも事実。

では悪とは一体何なのか。『ヒーロー』を題材にしたタイバニにおいて「何が正しいのかを決めるのは自分自身」と言うポイントに触れてくる重要キャラクターです!

ルナティック 能力は『炎を操る』こと

組み合わせにより武器としても移動としても使いこなす!

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タイバニの醍醐味であるNEXT能力ルナティックの能力は『(青い)炎を操ること』です、しかし単に発火させることに留まらず、ジェット機のように自在に空を飛んだり、クロスボウに炎をのせて攻撃したりと、ヒーローと同等、あるいはそれ以上にNEXTとして能力を使いこなします。

特に飛行速度は、ハンドレッドパワーを発動したバーナビーの移動速度と同等かそれ以上になります、毎回赤い月を背負い突如表れては、自分の行動を粛々とこなし、ヒーロー達が追いかけても逃げおおせてしまう程の能力者!

高温の炎の簡易な例になりますが、台所のコンロや、理科の実験(ガスバーナー)などで、赤い炎の温度が高まった場所に、青い炎(より高温の炎)が存在するのを見たことはあるのではないでしょうか?ルナティックが操る『青い炎』の強さが判るかと思います。

ファイヤーエンブレム曰く「瞬間的な火力は自分を上回る」

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ヒーロー側にも同じく『炎を操る』NEXTである、ファイヤーエンブレムがいますね。実際、同じ能力であることから当初は濡れ衣を着せられ、残されたルナティックの手がかりから、炎の火力テストを行っています。

しかしファイヤーエンブレム自身が、自分とルナティックの炎を比較した上で「瞬間的な火力は自分を上回る」と結論を出しました、先ほどの例えになりますが、ファイヤーエンブレムが使用する炎は赤い色をしていますね、ルナティックは常に高温度の青い炎のみを使用することから、冷静に相手を分析したのでしょう。

ルナティックの正体は裁判官ユーリ・ペトロフ

何と父親はMr.レジェンド!ルナティックの原動力は悲しい過去にあり!

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ルナティックの正体は、ヒーロー達にとても身近な存在で、さりげなく第1話にも登場している、シュテルンビルト司法局のヒーロー管理官であり裁判官でもある『ユーリ・ペトロフ』です。

ユーリの仕事はヒーローの活動中起きた、器物損壊や障害案件を裁き、司法手続きが必要な場合ヒーローを補佐する事です。では何故ヒーローサイドであるユーリが、ルナティックのような思想・理念を抱いてしまったのか……。それは、ユーリ・ペトロフの幼少期が、大きな原因となっています。

何と、伝説のヒーローであり、虎徹がヒーローとして尊敬している『Mr.レジェンド』こそ、ユーリ・ペトロフの実の父親だったのです!が、ユーリが目にしていたのはヒーローのレジェンドではなく、NEXT能力の減退により自暴自棄になって母へ暴行を加える……家庭内暴力を振るう父親の姿でした。

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現在の能力に目覚めたユーリは、母親を守る為に、咄嗟にMr.レジェンドを殺害してしまいます。そう言った過去があるからこそ、何も知らずに『Mr.レジェンド』を尊敬するヒーロー達とは全く違った道を選び、自分にとっての「正義」を自分で探し出したのです。

方法が罪人を処刑するという過激な内容であっても、ルナティックとしての信念に全くブレがないのは、家の外ではヒーロー、家の中では暴力を振るう父親・レジェンドを見てきたからかも知れません、そのレジェンドを純粋に尊敬するヒーロー達を時に嘲笑するのも、ルナティックの立場だからこそです。

勿論、人を殺めることはいけないことですが、死刑制度がなく犯罪を全てヒーローが防ぎ切れないシュテルンビルトを目にして、ルナティックとして立ち上がったユーリ・ペトロフは『完全な悪』なのか。その答えはヒーロー達と共に出してもらいたいです!ユーリとしての悲しい過去も、出来れば救いがあれば良いなと思います。

ルナティック登場回と名言たちの一部をご紹介

赤い月を背負いマントは自ら焼いてしまう!ルナティックを押さえよう

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シリアスな観点からルナティックを考察してきましたが、真面目に見ているとカッコイイより面白いが上回ることもあるルナティック。そんな一面もまたルナティックの見所であり魅力です!

個人活動ですから、ルナティックにスポンサーはないのですが、時に演出の為だとばかりにお手製であると思えるマントを燃やしてしまうなど、考え始めると少しクスっとしてしまう所もあります。

それでは実際の所はどうなのか、ルナティックの若干中二病っぽくもある(だけどカッコイイ)登場シーンとその名言をいくつかご紹介します!刮目せよ!

私の名はルナティック。私は私の正義で動く<7話>

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赤い月に青い炎、そして謎の仮面に妙にカッコイイ声と、「ルナティック」の存在がきっちり焼き付いた後の、初めての名乗りです。

『虎徹の正義』と正面衝突した際の台詞で、この言葉を受けて、虎徹は「お前のやってることは正義でも何でもねえ、ただの人殺しだ!」と返しています。そしてこの7話のラストにユーリ・ペトロフが登場しているので、お前か!と声で気付いた人も多いのではないでしょうか。

正義VS正義、けれど形は全く違うと言う、ヒーローモノには必須な熱いシーンです!

タナトスの声を聞け<8話>

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ルナティックと言えば、この台詞が一番印象に残っている人も多いのではないでしょうか?タナトスとは、ギリシア神話に登場する死そのものを神格化した神のことであり、またフロイトの精神分析用語では自己破壊に傾向する死の欲動と言う言葉でもあります。

死神の声を聴けと言う直訳なのか、自分の罪に耳を傾けた上で死を受け入れろと言う意味なのか、要所要所の台詞に「タナトス」が登場するので、ルナティックにとって「タナトスの声」がどう言ったものなのか考えてみるのも面白いです。

このシーンで虎徹が素手によりルナティックの仮面を割ったことが、ルナティックに名前を覚えさせる切欠になった様子。話のラストにルナティック=ユーリ・ペトロフと言うネタバレも!(ルナティックの衣装を着たユーリ登場)

刮目して己の全てを省みろ……<21話>

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続きはこうなっており「真の罪人を裁きの導に導く事こそ私の正義。翻って、今貴様が偽りの正義の手に委ねられる事……それを看通するのは私の信条に反する」――この台詞は虎徹が凶悪殺人NEXTの容疑をかけられ、仲間であるヒーローの手にかかりそうな時に、ルナティックが発する言葉です。

冤罪を着せられた虎徹が、真実を知らないヒーローに裁かれると言うのは、「真の犯罪者を裁く自分」からすると許せないと言う意味です。さらに「貴様の正義はこんなところで潰えてしまうのか」と、逃げるだけの虎徹を良い意味で煽るような台詞もあります。

シリアス面を多く書き出しましたが、虎徹には「顔にグローブ付いてんぞ」と言われてしまうルナティック。是非一度アニメを観返して赤い月が出たら画面に注目してみて下さいね!
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ルナティックの声優は遊佐浩二さん

常識人と狂気を演じ分ける色濃い存在感!

出典:https://www.amazon.co.jp

普段はユーリ・ペトロフとして一般人に紛れ、仕事をこなし、一方ではルナティックとしての狂気染みた存在感!この両者を演じているのは、遊佐浩二さん。納得のキャスティングだなと思えます。

『PAPUWA』のアラシヤマや『BLEACH』の市丸ギン、そしてコナンの犯人役としてのキャストの回数も多いことで有名な方!多彩なキャラを演じて来ているので、ユーリ・ペトロフとルナティックの温度差や、仮面をしていて見えないルナティックの感情などが声で聞き取れる素晴らしい演技です!

ルナティックのキャラクターソング「タナトスの声を聞け」も遊佐浩二さんが熱唱されています。

自らの正義を貫く姿は一見悪役ではあるが……

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死刑制度のない世界で、許しがたい犯罪者がいたとしたら。と言う難しい部分に触れる存在ルナティックですが、記事内で触れた通り、ルナティックにはルナティックとしての「揺るぎない信念」は存在しており、「犯罪者でないものは決して裁かない」のです。

それが最終回直前に訪れた、虎徹の危機を助けるエピソードに繋がっています。黒幕マーベリックの『人に新たな記憶を植えつけられる』能力により、虎徹がバーナビーを含めたヒーロー(信頼する仲間)から追われる事になった際、ルナティックは何にも属さない存在だからこそ、虎徹が凶悪殺人を犯していないと己で判断し、無意味な裁きから逃がしました。

犯罪者を裁くだけではなく、違った角度からも自分の正義・信念を貫いている事が判る終盤は胸熱!最初は悪役のように登場しますが、段々とその存在に惹かれていきます、ライジングで一度ルナティックに関して纏めたと思わせる節がありましたが、新アニメプロジェクトでも登場して欲しいキャラクターです!