『咲-saki-』頼れる部長・竹井久の魅力に迫る!

人気麻雀漫画『咲-Saki-』において主人公・宮永咲の所属する清澄高校において生徒会長と麻雀部の部長をつとめる頼れる存在が竹井久。廃部寸前から部を立て直し、個性的なメンバーを叱咤しながらまとめあげる。そして人一倍の全国大会優勝にかける熱い想いを持つ。そんな竹井久の魅力を紹介します。

麻雀部部長!竹井久とは?

生徒会長にして麻雀部部長

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2006年から『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載が開始された麻雀漫画『咲-Saki-』(原作 小林立)は、麻雀が日常的に浸透している世界で、多様な特色を持つ女子高生たちが個人戦や団体戦で麻雀の腕を競い合う物語。2009年にアニメ化された。第二弾の「阿知賀編」、第三弾「全国編」、そして実写化、映画化と続く大人気シリーズとなった。
そんなシリーズの中で、本編と呼ばれる第一作の主人公・宮永 咲が通う清澄高校生徒会長であり、麻雀部の部長も務めるのが竹井久。高校一年時には部員は竹井一人という廃部寸前まで陥りながらも麻雀部を立て直した。持ち前のカリスマ性で強力だけど個性的な1年生部員らをまとめ上げ、念願の全国大会を目指す団体戦では中堅を務める。
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竹井久のルックス:初期はムーミン似?身長から髪型まで

知的な可愛らしさ


原作の初期ではそのルックスが「ムーミン」に似ているとして、ファンの間でパロディ化した二次創作が作られるなど話題となったが、アニメではその印象とは異なり凛々しく可愛らしい姿にファンも多い。作中では身長164センチと小柄なキャラクターが多い中では高い方で、そのカリスマ性と併せて大きな存在感を放っている。
セミロングでちょっと短めの前髪、そして常にロングスカートと黒のストッキングという姿はまさに生徒会長に相応しい模範的なルックス。真剣勝負になると髪を左右に束ねる姿も印象的だ。時に見せるお茶目な姿にも知性が垣間見えファンの間でのキャラクター人気ランキングでも上位に来ることが多い。

竹井久の声優は伊藤静!

強い女子キャラ担当


アニメでの竹井久の声を担当するのは、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の九条櫻子『オオカミさんと7人の仲間たち』の大神涼子『スターシップ・オペレーターズ』の香月シノンなどの代表作を持つベテラン声優の伊藤静。同業者やファンの間ではお酒の好きな姉御肌として通っており、出演した作品の中でも、年長者やリーダー的な女性の役が多くみられることが特徴。生徒会長で部長という竹井久にピッタリともいえる。
もちろん声優としても2003年頃からの実績があり、2016年には声優アワードにおいて助演女優賞も受賞するなど実力も兼ね備える。現在は既婚であるが、かつては百合的な言動で有名であったこともあり、作品の設定にもハマっていると言える。
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竹井久の性格:人望のあるイケメン女子

弱さも見せる愛すべきリーダー


廃部寸前だった清澄高校麻雀部には指導者もいないため、実質的に竹井が後輩を指導し、メンバーをまとめ上げている。誰もが認めるしっかり者の頼もしい存在。時に茶目っ気やSっ気を見せるものの偉ぶることもなく、メンバーそれぞれの弱点克服のためのアドバイスも的確に与えるなど、まさに誰からも愛されるイケメン女子である。
しかしそんな竹井も隙がない堅物というわけでもなく、時には弱さも垣間見せる。決勝前には部屋の隅でひざを抱えて震えていたり(本人談)、大事な試合でプレッシャーを感じすぎてポカを連発する姿は愛おしさすら感じる。時に見せるそんな弱さもまたファンを含め人を惹きつけている。

竹井久の実写版を演じるのは古畑星夏!

大注目の若手女優


実写版で竹井久を演じるのは、人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『コウノドリ』などにも出演していた女優で、雑誌『vivi』の専属モデルとしても活躍する古畑星夏。話題作に続々と出演するなどまさに今大注目の若手女優である古畑星夏は、竹井久を演じるにあたりそのキャラクターを「お母さん的な存在」と位置づけて、冷静さを持ちながら皆を引っ張るイメージと語っている。
古畑自身に竹井のようなリーダー的な資質はないと言うが、女性に好かれるという意味では共通していると分析する。他の清澄高校メンバーも原作のイメージに近いと言われており、古畑星夏の竹井を含め原作とアニメの世界観を損なうことなく楽しめる。

竹井久の実力:頭脳明晰な策略家

叩きつけるツモ


竹井久の雀風は基本的には効率重視のオーソドックスでそつのない打ち方である。県大会決勝では中堅として大勝ちして優勝に導くなど実力も確かである。ただし、気合が入り過ぎなのかアガリ牌をツモった際に、その牌を指で高くはじきそのまま台に叩きつける姿はカッコいいものの……マナー違反?
そしてなによりも指導者のいない清澄高校において、チーム力を上げるべく竹井が試みる企てがことごとく的確である。計算が苦手な部員には計算ドリルを、リラックスさせるためにぬいぐるみを抱かせる、そして麻雀のプロに頼んであえてコテンパンにするなどなど。竹井本人の麻雀での実力はもちろんだが、チームリーダーとしての素質が高い。

竹井久の能力:セオリー無視の「オカルト」な能力待ち?

それでいつも勝っちゃう


基本的には効率的な打ち筋で勝負を進めるが、大事な局面などで聴牌(テンパイ)した際などに、広い待ちを捨てて、中々出てきそうもない待ちを選択する。これを外から見ると明らかに「悪待ち」に思われ、メンバーからも「オカルト」的であると全否定されたこともあるが本人曰く「それでいつも勝っちゃうのよね」と自信を持っている。
実際、通常ではありえない「待ち」をしながらアガッてしまうことが多く、対戦相手の予測を混乱させたり、必要以上に警戒させるといった状況を生み出す。他にも、空リーチ(実際にはアガれないにも関わらずリーチする)や赤ドラ切り(あるだけで点数を高くする牌を捨てること)などセオリーを無視した戦術で相手を攪乱する。

竹井久の謎の過去:旧姓・上埜?福路美穂子や藤田康子との関係は?

空白の過去

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個人としても相当の実力のある竹井久は、中学時代にはインターミドルに出場していたが途中棄権している。そして清澄高校に進んでからは、団体戦はもちろん個人戦にも出場しなかったという不思議。
当時対戦経験のある現・風越女子高のキャプテンの福路美穂子は竹井のことを「上埜さん」と呼ぶことから、おそらく家庭の事情で姓が変わったと思われる。そしてそのことが経済的な影響を及ぼし、麻雀の強豪校に進学せずに公立の清澄高校にいる理由となっている。


そして、竹井久は清澄高校のメンバー染谷まこの実家が営む雀荘の常連であるプロ雀士・藤田靖子との関係も深そうだ。藤田に部の強化のために一年生部員を徹底的に負かすように頼んだりと、しっかり者の印象の強い久が頼りにしていることが伺える。竹井にとっても清澄高校にとっても重要な存在である。

竹井久の名言:心に沁みる名セリフ

自分のやりかたで


「自分にない能力を羨んでも仕方ない。自分のやりかたで、自分らしくいきましょう」と自らを奮い立たせ、「完全に裏目った いや、このツモに意味があると考えましょう」と状況を前向きにとらえる。
後輩に対しては「あなたは、たった一回の人生も、論理と計算づくで生きていくの?」と時に常識を打ち捨てることの大切さを説く。それらは麻雀ということを抜きに考えても含蓄のある言葉である。
そして時に、「3年生になって、初めてやってきた全国へのチャンス 決勝前夜に震えるくらい、いいじゃない。」「私は今年が最後、負けたら終わり。全国優勝の夢くらい見させてよ」と弱さと覚悟を見せつける。ファンならずとも心を震わせる言葉を持っていることが竹井久の魅力でもある。

全国優勝に情熱をかける!竹井久

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最初で最後のインターハイにかける竹井久の想いは誰よりも強い。かつては麻雀強豪校への進学を諦め、誰もいない部室で一人牌を握っていた。そして遂に全国を狙える強力なメンバーが揃い団体戦に出場できるその胸中は昂ぶるはずだ。
誰よりも頼りになるカッコいいお姉さん、そして名参謀でありながら人としての気持ちの強さも併せ持つ。そんな竹井久に惚れるファンも多いはずだ。竹井久がいてこその清澄高校であり、主人公・宮永咲の輝きであるといっても過言ではないかもしれない。
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