【ネタバレ】アニメ『進撃の巨人』ストーリーまとめ! 強敵・女型の巨人との激闘までを振り返る!

その日、人類は思い出した――。巨大な壁の中でかりそめの平和を過ごす人間と、その外側から壁を破って襲来し人々の日常を壊す巨人。その激闘をスリリングに描く『進撃の巨人』は、原作マンガ・そのアニメ版ともにメガヒットを飛ばしています。来たる2018年7月からの『進撃の巨人』アニメ第3期放送に先駆け、今回はその第1期のストーリーを振り返っていきます。

アニメ『進撃の巨人』のストーリーを3期の前におさらい!

2009年に原作マンガの連載がスタートし、2013年にはアニメ化、2015年には実写映画化、2016年にはアニメ第2期も放送され、さらにゲーム化まで果たした超大作『進撃の巨人』。この『進撃の巨人』のアニメ第3期が、2018年7月より放送されます。
円状に形成された50メートルもの壁の内側で一見平和に暮らす人々。しかしその壁の外側にいるのは、人間を食う巨人でした。『進撃の巨人』は、ある日突然壁を破って襲いかかってくる巨人の謎と、それに立ち向かう人々の物語を描きます。
第1期放送の頃に中学生だった方は高校生に、高校生だった方は大学生や社会人になっていることでしょう。あなたたちもきっと忘れているはずです。さぁ、今一度思い出しましょう。ヤツらに支配されていた恐怖を、鳥籠の中に囚われていた屈辱を。

あらすじ1:エレンが誓う巨人への復讐

前提情報:3枚の壁と人を食う巨人

出典:http://shingeki.tv

『進撃の巨人』の世界において、人類は円状に建てられた高さ50メートルものによって外界と隔離された土地に住んでいます。壁は三重になっており、外側から順にウォール・マリアローゼシーナという名前がついています。この壁で人類は、自分たちを捕食しようとする2~15メートルの生命体・巨人から身を守っています。
それぞれの壁には通行用の扉があり、そこだけ半月状に増築された壁に囲まれた突出区画が存在します。つまり、壁を出入りするためには、扉→突出区画→扉と通っていくか、壁自体を越える必要があります。突出区画は、そこに住む人々の匂いで巨人をおびき寄せておくことで壁全体の警備コストを抑えるほか、扉が破られた際に被害を最小限にするクッションとしての役割もあります。そんな突出区のひとつから、物語は始まります。

全ての日常が壊されたあの日

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845年、ウォール・マリア最南端・シガンシナ区。人類はいずれ壁の外へ出ていくべきだと主張する少年・エレンと、彼と一緒に住む親なき少女・ミカサ、そんな二人の友人・アルミンが、そこに暮らしています。
壁の外へ出向き巨人と外界の謎を調べている調査兵団が、シガンシナに帰還します。彼らが得た成果は何もなく、ただ悲惨な犠牲を払っただけ。その絶望的な状況を見て、しかしエレンはむしろ、調査兵団に入り壁の外に出たいという思いを強めます。
100年壁が壊されなかったからと言って、今日壊されない保証はない――そんな時、50メートルを超す超大型巨人が突如壁のすぐ向こう側に出現。壁にある扉を蹴破り、その穴から巨人が侵入してきました。混乱のなか、エレンの母親・カルラが、エレンの目の前で巨人に捕食されてしまいます。

駆逐してやる、そのために生き延びる

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内側の壁の向こうへ人々が避難する時間を稼ぐべく、巨人を食い止める駐屯兵団。しかし、硬い体を持つ鎧の巨人が出現、この突進によって内側の壁の扉も破壊され、ウォール・マリアは陥落しました。
いつか必ず巨人を「駆逐してやる」と誓い、避難するエレン。避難先には難民が溢れ、食糧は全く足りません。迷惑そうに食糧を配る平和ボケした現地の駐屯兵に腹を立てるエレンですが、「大切なのは生き延びること」とミカサに諭され、配られたパンを食べます。
やがて、ウォール・マリア奪還という名目で口減らしが実施され、アルミンの祖父を含む多くの難民が犠牲に。この残酷な世界を生き延びるため、エレンたちは訓練兵に志願します。三人が入団した第104期訓練兵団を迎えるのは、鬼教官キース。辛く厳しい訓練生活が始まります。

越えられない第一関門、それでも

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キースにそれまでの己を徹底的に否定される”通過儀礼”を終えた104期。初日で辞退する者も多いなか、食べ物に目がないサシャ、ミカサに一目惚れするジャン、可愛いクリスタと彼女にぴったり寄り添うユミルなど、覚悟を決めた104期の面々が揃います。
訓練初日、巨人と戦うために必要な移動器具・立体機動装置の適性試験に合格できなかったエレン。それでも諦めないエレンをジャンが「死に急ぎ野郎」と煽る一方、訓練兵のライナーベルトルトは、なぜ兵士を目指すのかとエレンに尋ねます。
エレンは彼らに、シガンシナでの惨劇を話します。ライナーも夜行訓練で、自分たちも故郷に帰るのが目標であることを明かしました。その後、再試験の場でエレンの器具のベルトが破損していたことが判明し、取り替えたところ無事合格。エレンの訓練は続きます。

卒業の時、再び現れる宿敵

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850年。組み手の訓練でアニと組むことになったエレンは、彼女の指摘でこの世界の矛盾に気付きます。いわく、「巨人と対抗できる力がある人ほど、巨人から離れられる」。確かに、最も安全な内地であるウォール・シーナの憲兵団に志願できるのは、成績上位10名だけ。
内地で安全な暮らしを得て、楽して感情任せに生きるのが、果たして兵士なのか。そんな疑問を口にして、憲兵団志望のジャンと対立するエレン。それから間もなく、104期は卒業を迎えます。当然のように、エレンは調査兵団に志願しました。
配属直前、ウォール・ローゼ最南端の突出区・トロスト区。ミカサやアルミンはもちろん、エレンに触発されたコニーやサシャも調査兵団に志願しました。人類の反撃はこれからだと意気込むエレンの前に、あの超大型巨人が再出現します。

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あらすじ2:再び襲来する巨人たち

初陣で次々と犠牲になる104期

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宿敵の討伐を試みるエレン。しかし、トロスト区の扉を破壊するとすぐに、超大型巨人は消滅してしまいます。104期の面々は、穴から入ってくる巨人たちの討伐と住民の避難のために、兵力として駆り出されることになりました。
ミカサは住民の避難支援を指示され後方へ、エレンや他の104期は巨人討伐のため前線へ。「誰が多く巨人を狩れるか勝負だ!」と息巻くエレンたちですが、それは完全な油断でした。攻撃を仕掛ける間もないまま、動きの読めない奇行種によって最初の犠牲が出てしまいます。
104期が次々と巨人に食べられるなか、エレンも左脚を食いちぎられ、身動きが取れなくなります。アルミンにも巨人が迫り、丸ごと口の中へ。そこに気合いでやってきたエレンがアルミンを助け出しますが、逆にエレンが食べられてしまいます。

戦わなければ勝てない、勝てなければ生き残れない

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エレンたちがいた班は、アルミンを残して全滅。一方、後方では商会のボスの荷車が詰まり、住民の避難が遅れるトラブルが発生。そこに高速で迫る奇行種。それを追跡していた先輩の精鋭をも抜き去り、ミカサが速やかに巨人を討伐し、さらに商会のボスを脅して荷車をどかさせます。住民に感謝されるなかで、ミカサは6年前のある夜のことを回想します。
ある日やってきた人さらいに両親を殺され、連れ去られたミカサ。たまたま訪れたエレンと医師である父・グリシャが異変に気付きます。グリシャが町に人を呼びに行っている間に、エレンは単独で人さらいのアジトに潜入。人さらいを2人殺すも、3人目に捕まってしまいます。代わりにナイフを手にしたミカサが、背後から一刺し。ミカサはこの時、「戦わなければ勝てない」ということを知ったのでした。

「あなたたちより、強い。すごく強い。ので、私は」

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住民の避難が完了し、戦闘は迎撃戦へ移行。壁上への一時撤退指示が出ますが、ガス不足のため立体機動装置が使えず、誰も従うことができません。ガスの補給兵が戦意喪失し、任務を放棄していたのでした。ガスが備蓄されている本部は巨人に囲まれており、もはや絶望しかない状況。
後方から飛んできたミカサに、アルミンはエレンの死亡を伝えます。ミカサは意外にも冷静な態度で、その場の兵を焚きつけて本部奪還を先導。しかし内心では激しく動揺しており、程なくガス欠によりミカサは地面に落下します。
そこに現れた巨人に、一瞬死を覚悟するミカサ。しかしエレンのことを思い出し、それでは終われないと再び刃を構えます。咆哮するミカサの背後に突如現れたのは、目の前の巨人を殴りつける別の巨人でした。追いついたアルミンに、ミカサは救出されます。

本部奪還、謎の巨人のうなじから出てきたのは

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巨人を襲う巨人を見て、アルミンはこれを利用して本部を奪還する手立てを思いつきます。同じ頃、ジャンたちも味方の犠牲を利用しつつ本部へ突撃。自分の判断は果たして正しかったのかと葛藤するジャンに、マルコが優しく肯定の言葉をかけます。
合流した104期は、外で例の巨人が他の巨人を相手取っている間に、本部に侵入した小型の巨人を排除し、ガスを補給する作戦を実行。作戦は辛くも成功し、アルミンたちは無事ガスを補給します。
本部を脱出したアルミンたちが見たのは、例の巨人が他の巨人に食べられている光景でした。最後の力を振り絞って他の巨人を全滅させるその巨人は、ついに力尽きて倒れます。そのうなじ部分から出てきたのは、巨人に食べられたはずのエレンでした。

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あらすじ3:巨人化したエレンの進撃

目覚めると絶体絶命、エレンの運命は

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少し前、巨人の腹の中でまだ生きていたエレン。駆逐への意志を強めるエレンが手を伸ばすと、突如として全身が巨人化。エレンは巨人の腹を突き破って外へ脱出します。頭に残っていたのは、『コロシテヤル』という執念のみ。そんなあいまいな記憶のなかで目覚めたエレンが最初に目にしたのは、自分に向けられた大量の銃火器と、恐怖の表情を見せる駐屯兵団たちでした。
「貴様の正体は何だ!」と問うのは、トロスト区駐屯兵団長・キッツ。質問の意味が分からないエレンを、そばにいたミカサが刃を構えてかばいます。同じくそばにいるアルミンもろとも、このままでは対巨人用の榴弾で粉々にされてしまいます。エレンが「人間です!」と答えるも、キッツは榴弾の発射を指示。絶体絶命の状況下で、エレンが伸ばした手がそのまま巨人化し、榴弾を防ぎます。

アルミンの説得、三人を信用するピクシス司令

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煙幕の中で、エレンはさまざまなことを思い出します。あの時の避難の道中でグリシャと出会って何か注射をされたこと、自分の家の地下室に行けば巨人の謎が分かること、いつの間にか持っていたはそこに使うということ。
アルミンから、エレンが単独で逃げるか、アルミンが駐屯兵団を説得するかの二択が提案されます。当然前者を選べないエレンは、アルミンに全てを託すことに。アルミンは、巨人体のエレンが巨人に食べられていたことを根拠に、エレンが人間であるとキッツに主張します。
説得が難航していたところに、駐屯兵団司令・ピクシスが現れ、三人を解放します。エレンたちを信じたピクシスは、エレンの巨人化能力による人類の反撃を画策。「やるのかやらんのか、どっちだ?」というピクシスの問いかけに、エレンは「やります!」と答えます。

エレンに委ねられたトロスト区奪還作戦

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兵たちの中には、ここまでの戦闘で味わった巨人への恐怖から、発狂したり反逆して逃げ出そうとしたりする者が現れ始めました。人が恐怖を原動力に動くには、限界があったのです。そんな状況で、ピクシスはエレンを利用したトロスト区奪還作戦の実行を宣言。
逃げ出す兵の背中に向けて、その恐怖を自分の身内や愛する者に味わわせたいかとピクシスは叫びます。7年前の実質的な口減らしを誰も糾弾しないのは自分たちがそれによって助かっていたからで、今回はもうそれでは済まない、と。
エレンという恐ろしくあいまいな根拠にしか頼れないのなら、もはやそうするしかない。誰もがある種の諦念と自棄を抱きながら、作戦に臨みます。人類が初めて巨人に勝利するかもしれないその作戦はしかし、巨人化したエレンの暴走により、開始早々破綻しかけていました。

無残な死に方をするかもしれないのに、外を目指すのはなぜか

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すでにおとりとして2割の兵士が死亡。エレンの護衛についた精鋭班のひとり・リコは、作戦失敗を告げる赤の煙弾を打ち上げます。しかしピクシスはエレンと精鋭班を信用し、作戦中断を宣言しません。ミカサや精鋭班も、必死にエレンを巨人から守ります。
本来、巨人体は破損してもすぐに修復されるもの。しかしエレンの巨人体は全く治らず、それに気付いたアルミンはエレンを避難させるために巨人体から引きずり出そうとします。アルミンの必死の呼びかけは、エレンにはなかなか届きません。
おぼろげな意識のなかで、エレンはなぜ外に出たいなどと思ったのかと自問します。そして自答します。「俺が、この世に生まれたからだ!」と。再び巨人として覚醒したエレンは、作戦続行のため、人類の進撃のために立ち上がります。

戦え、自由のために

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「俺たちはみんな、生まれた時から、自由だ!」――精鋭班が巨人にやられていきます。「戦え! 戦え!」――リコやミカサが、エレンの前に立ちはだかる巨人を倒します。「行っけぇエレン!」――ついにエレンは壁を塞ぎ、人類は初めて巨人に勝利しました。
そこにちょうど、壁外調査に出ていた調査兵団が帰還。その後丸一日かけて巨人は掃討され、2体の生け捕りにも成功しましたが、手放しで勝利を喜ぶにはあまりに大きな犠牲を払ってしまいました。遺体調査中に、ジャンはマルコの遺体を発見します。
エレンは調査兵団に捕らわれ、地下牢に閉じ込められます。調査兵団長・エルヴィンと”人類最強”の兵長・リヴァイに問い詰められ、エレンは自分の家の地下室に巨人の秘密が隠されているらしいことを彼らに話します。

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あらすじ4:調査兵団・リヴァイ班へ

「今お前に必要なのは、言葉による教育ではなく教訓だ」

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ウォール・シーナに囲まれた王都で、エレンを生かすか殺すかの審議が始まりました。憲兵団は、エレンを徹底的に調査したのち処分することを提案。対して調査兵団は、エレンの力を使ってウォール・マリアを奪還することを提案します。
エレンとしては人類に貢献する意志を表明しますが、巨人の力を制御できていなかったとの報告を聞いて、エレンに懐疑を示す者も少なくありませんでした。我慢ならなくなったエレンは、「いいから黙って、全部俺に投資しろ!」と叫びます。
そんなエレンを、突如リヴァイが蹴り飛ばします。容赦なくエレンを蹴りまくるリヴァイは、自分がエレンを制御できることを衆目の面前で証明したのでした。かくしてエレンは調査兵団に引き取られ、リヴァイの監視下に置かれることとなりました。

リヴァイ班での新たな生活、忍び寄る影

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旧調査兵団本部である城。人里離れたそこはエレンの軟禁に適しており、リヴァイ率いる精鋭・リヴァイ班の待機場所となります。オルオペトラエルドグンタといったメンバーとともに、城の掃除をするエレン。”人類最強”は、掃除にも手を抜かせてはくれません。
巨人の生態調査を担当するハンジ分隊長に、エレンは実験への協力を依頼されます。エレンが概要を聞こうとすると、静かにその場を立ち去るリヴァイ班。その後エレンはハンジに、これまでの実験の話を徹夜で聞かされるのでした。
翌朝、生け捕りにしていた巨人が何者かによって殺害されたとの報告が入ります。蒸発していく巨人体を前に、エレンはエルヴィンに「君には何が見える?」と耳打ちされます。エレンはその問いに答えることができませんでした。

見つからない犯人、そして初めての壁外調査へ

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巨人殺しの犯人探しが始まりました。104期も自身の立体機動装置を提出し、調査を受けます。しかし、犯人の特定には至りませんでした。その後、エレン以外の104期も正式に配属先が決定。アニは憲兵団へ、多くのメンバーは駐屯兵団へ、ミカサやアルミンをはじめエルヴィンの演説を聞いても逃げなかった少数の勇敢な者たちは調査兵団へ進むこととなりました。
彼らが初めて参加する壁外調査は、シガンシナ区へのルート確保が主目的。新兵たちは進軍のための長距離索敵陣形を覚えることに専念します。当初の進路を変更してまで調査兵団にやってきたジャンは、再会したエレンに「お前、本当に、頼むぞ!」と人類の命運を託します。時は満ち、ついに進軍が始まります。第57回壁外調査が始まりました。

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あらすじ5:壁外調査で遭遇する女型の巨人

知性のある女型の巨人、本体は人間?

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犠牲を出しながらも猛進する調査兵団の前に現れたのは、他とは一線を画す異様な姿をした女型の巨人。それが他の巨人のように人間を食べずにただ殺しているのを見たアルミンは、直観的に思いました。「巨人の身体をまとった人間だ!」
アルミンにはなぜか危害を加えない女型。アルミンは、女型がエレンを探していると推測しました。そこにライナーとジャンが援護に駆けつけます。兵ごとに異なる情報を聞かされているエレンの本当の居場所を、アルミンは後方中央だと推測し、ライナーたちに話します。
討伐を試みるも逆に追い詰められるジャン。とっさにアルミンが「死に急ぎ野郎の仇を取ってくれ!」と叫ぶと、女型の動きが止まります。隙をついて突撃したライナーは女型の手に一旦は収められるも、すぐに脱出。その後、女型は向きを変えて走り去りました。

予定と違い過ぎる行動に誰もが戸惑う

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馬を失い動けなくなったところを、駆けつけたクリスタによって助けられたアルミンたち。陣形を再展開し進むと、巨大樹の森にぶつかりました。アルミンたちは、なぜかこの森の入口で巨人の迎撃を命じられます。一方、陣形の別の位置にいたミカサたちも異変に気付きます。陣形の中列だけが森に入る、当初の予定とあまりに違う展開。誰もが戸惑いを隠せません。
エレンはというと、リヴァイ班とともに森の中を疾走していました。エレンもこの行動の意味が分からず、リヴァイたちに真意を問いますが、誰も答えません。もしや誰もこの状況を理解できていないのでは――そんな時、側方から女型の巨人が。仲間の援護攻撃を無視して突き進むリヴァイに、加勢を進言するリヴァイ班。これも無視していたリヴァイですが、ある時突然「耳を塞げ」と命じます。

誰を信じればいいか「俺には分からない」、でも「信じて」

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なぜか音響弾を使ったリヴァイ。その意図が分からず、単独で女型討伐に加勢しようとするエレンに、リヴァイはあえて従えとは言いませんでした。一方、ペトラはエレンに自分たちのことを「信じて」と言います。その姿に、エレンは出発前のある出来事を思い出します。
ハンジがエレンの人体実験を試みた時、なぜかエレンは巨人化できませんでした。しかし休憩中にスプーンを拾おうとしたところ、急に腕が巨人化。殺気立つリヴァイ班と、彼らをなだめるリヴァイ。彼らはエレンのことを完全に信用してはいなかったのです。
その後エレンに敵意がないと分かると、リヴァイ班は皆エレンと同じ自傷をやってみせ、謝意を表しました。だから「信じて」と――エレンも彼らを信じることに。やがてエルヴィンが仕掛けていた罠が発動し、女型の捕獲に成功しました。

「何も捨てることができない人に、何も変えることはできない」

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アルミンたちは巨人を引きつけ続けていました。森の中で鳴る地響きが、彼らの耳に届きます。エルヴィンの本当の目的は巨人殺しの犯人でもある諜報員のあぶり出しで、絶対に無実である一部の団員にしかそれを伝えていませんでした。そして、犠牲を覚悟のうえで、壁外調査としてこれを実行したのです。「何も捨てることができない人に、何も変えることはできない」とアルミンは評します。
作戦は成功、その諜報員が化けた姿である女型の巨人は、エルヴィンたちに追い詰められていました。硬質化能力を持ちうなじに刃が通らない女型。攻撃を続けていると、突然女型が大声で吠えます。すると、大量の巨人が女型のもとに押し寄せ、女型に襲いかかりました。やむなく撤退を命じるエルヴィン。しかし、中にいたであろう人間の姿は、誰も捉えられませんでした。

エレンたちに近付く女型の巨人の本体

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その本体は、エレンたちのもとに忍び寄っていました。調査兵団の制服をまとい、立体機動装置で近寄るその影は、一瞬でグンタを殺害。さらに再び女型に変身し、彼らに襲いかかります。エレンはひとり撤退を命じられ、リヴァイ班の精鋭が討伐を試みます。
一度はリヴァイ班が女型を追い詰めたかにみえましたが、潰された両目の片方だけを集中的に治すという女型の離れ業により、作戦が崩れます。エルドが噛み殺され、ペトラが蹴り潰され、そしてオルオも・・・精鋭の全滅を見たエレンは、巨人化し女型に挑みます。
巨人体の強度が弱く、不利な戦いを強いられるエレン。戦闘中、女型のとある構えに動揺し、その隙を突かれてエレンは巨人体の首を飛ばされてしまいます。駆けつけたミカサが見たのは、巨人体のうなじごと女型がエレンを頬張る姿でした。

連れ去られたエレンを奪取、あまりにも残酷な世界

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逃走する女型を追うミカサに、リヴァイも追いつきます。ミカサは、あくまでエレンは生きていると主張。リヴァイは、女型の討伐を諦めエレンの救出に専念するようミカサに忠告してから、女型の全身の筋肉を削ぎ、動きを止めます。その姿に油断したミカサが思わず討伐しようとしますが、女型が急に動き出し、ミカサをかばったリヴァイは負傷。しかし、エレンの救出には成功しました。
帰路につく調査兵団に、やはり巨人が迫ります。仲間の遺体を棄てて荷物を軽くしなければ逃げ切れないような状況。世界はあまりにも残酷でした。あの時シガンシナで見たのと同じように、何の成果も得られないままの帰還。目覚めたエレンは、犠牲が無駄に終わったことに涙します。この悲惨な結果に調査兵団の信用は失墜し、エレンの憲兵団への引き渡しが決定しました。

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あらすじ6:決戦、女型の巨人

ついに判明する女型の巨人の正体

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ウォール・シーナ、ストヘス区。憲兵団に配属されたアニは、王都にやってくる調査兵団の一行の護送を命じられます。憲兵団の上層部は腐敗しており、アニたちは横領を目撃。止めに入るも一蹴された正義感のある新兵に、アニは少しばかり同情をみせます。
任務中、フードを被ったアルミンに呼ばれたアニ。アルミンはエレンの逃走に協力するようアニに言います。しかし、わざわざ最奥のストヘス区に来てから逃走を図る、妙に周囲に人の気配がしないなど、アニは不審点に気付きます。
合流したエレン・ミカサとともに地下を通ろうとした時、アニは「そっちには行けない」と足を止めました。押し問答になる一行。やがてミカサは「不毛」と刃を抜き、アルミンも煙弾を発射。隠れていた調査兵団によるアニの確保は間に合わず、アニは女型の巨人に変身しました。

巨人化できないエレン、何を捨てて何を得るか

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遡ること数日前。エルヴィンはこれまでの調査やアルミンの証言から、女型の巨人の中身をアニであると特定し、ストヘス区での急襲作戦を立案しました。しかし結果としてアニの確保には失敗。巨人化したアニは、エレンたちのいる地下道を容赦なく踏み抜きます。
エレン自身、先の戦闘で女型がとった独特の構えを見て、その正体には気付いていました。そんな状況であるにも関わらず、どういうわけか巨人化できないエレン。ミカサたちがおとりになり、女型を一旦エレンから遠ざけます。
戦場と化していくストヘス区。調査兵団や民間人が次々と犠牲になっていきます。罠を張って一度は女型を捕らえるも、すぐに振りほどかれてしまいます。この残酷な世界で、何を捨てて、何を得るか。エレンは考え、そして思います。『駆逐、してやる。いや、殺す!』

エレンvs女型、最終決戦

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エレンにはかつて、いつもつまらなさそうにしているアニが、格闘技を披露する時だけは楽しそうに見えていました。一方のアニの脳裏には、故郷の父の姿が蘇ります。アニのほうも、何かを捨てて何かを得ようとしているのです。
巨人化したエレンを打ち負かし、逃走を図る女型。しかしエレンも、ほとんど本能的に女型に飛びつきます。ついにエレンは女型を仕留め、うなじからアニを引きずり出そうとしますが、アニの頬を流れる涙を見て、最後の最後で躊躇。その隙に、アニは自身を硬い結晶体で覆ってしまいます。
人間性を捨ててまで巨人を駆逐したとして、それは勝利なのか――戦いの後、エレンはそんなことを思います。エルヴィンは今回の作戦を受け、人類の進撃はここからだと締めくくります。女型が崩した壁の一部からは、巨人の顔が覗いていました。

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物語は『進撃の巨人 Season2』へ続く・・・

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恐怖を、屈辱を、思い出していただけましたでしょうか。案外、私たちが忘れてしまっているだけで、この世界には大きな壁があるのかもしれません。そしてその向こうでは、巨人のような何かが、私たちを飲み込もうとその力を蓄えているのかもしれません。たとえばそう、大災害とか。
冒頭にも述べた通り、『進撃の巨人』の物語はアニメ第2期『進撃の巨人 Season2』へと続きます。エレンがなぜ巨人化したのか、アニがどこから来たのかなど、解決していない謎も多いなかで、第2期ではさらに謎が深まっていきます。
第3期視聴前にこれまでのストーリーを観直しておきたい、でもアニメを全話観直すのは難しいという方には、前後編に分かれた劇場版総集編がオススメです。『Season2』と合わせて、7月までに必ずおさらいしておきましょう。

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