【攻殻機動隊】公安9課のオールラウンダー・パズのハードボイルドな魅力に迫る!

公安9課に所属するパズは愛煙家でオールバック、細めという容姿がハードボイルドさを増量させているキャラクターです。内偵捜査もこなし、戦闘も行うオールラウンダーのパズは女性にも困っていません。そこでパズのハードボイルドな魅力に迫っていきます!

『攻殻機動隊』パズとは?


漫画家・士郎正宗先生が描いた漫画「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL(ゴースト インザシェル)」は、1985年に「ヤングマガジン海賊版」で発表し、1991年にコミックス第1巻を刊行しました。
1995年には押井守監督で「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(ゴーストインザシェル)」が劇場アニメ化され、アメリカのビルボード誌のビデオチャートで第1位を獲得しています。
2002年には「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(スタンドアローンコンプレックス、以下S.A.C.)」がスカパーのパーフェクトチョイスで放送されると話題になりました。2004年には「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(スタンドアローンコンプレックス セカンドギグ、以下2nd GIG)」が放送

2006年には「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(スタンドアローンコンプレックス ソリッドステートソサイエティ、以下S.A.C. SSS)」が神山健治監督で制作されています。
2013年には、声優陣、制作スタッフなどを一新した「攻殻機動隊 ARISE(アライズ、以下ARISE)」が全4部作で東宝で公開されました。紹介したシリーズ以外にも2017年にはハリウッドで実写化され、多岐にわたるメディアミックスを展開しています。
公安9課のパズは、無口なキャラクターですが女性にモテモテ。ハードボイルド要素満載のパズは、ハードボイルド過ぎて存在感が薄い……?とも噂されています。

プロフィール


パズは陸軍警察公安9課に所属し階級は中尉で、身長は177cm。誕生日などのバックボーンは描かれていませんが、全身をほぼ義体化(サイボーグ)させているキャラクタークールで無口な性格からか、隠密行動をするのに長けているので、聞き込みや内偵調査が得意でした。戦闘能力もかなり高くナイフを使った戦闘も得意なオールラウンダータイプです。
愛煙家でいつもタバコを吸っている姿は、ハードボイルドを絵に描いたようですよね。女性にもモテモテで「同じ女とは2度は寝ない」と公言しているため、女性トラブルは絶えないようでした。公安9課の少佐・草薙素子とは別行動をすることが多く、(画面に映らない調査が多い……)謎の多いキャラクターといえます。

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アニメ版の声優の声優陣を紹介!

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アニメ版のパスは2人の声優さんが担当しています。まず1人目は、声優の小野塚貴志さんです。小野塚貴志さんは、アニメ「ハイキュー!!」シリーズの茂庭要役、「宇宙戦艦ヤマト2199」パレン・ネルゲ役の他に、「デスパレートな妻たち」ジャスティン役、「ザ・バッドマン」ロビン役など吹き替えも担当しています。パズの渋くてかっこいい姿に渋く声を当てていますよね。
続いて2人目は声優の上田燿司さんです。上田燿司さんはアニメ「おそ松さん」デカパン役、「ワンパンマン」駆動喜助役、「デュラララ!!×2転」徒橋喜助役などに出演していました。

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上田燿司さんは「第4の攻殻」と言われたARISE版でパズを担当2015年に上映された「攻殻機動隊 新劇場版」の舞台挨拶で、上田燿司さんは感極まって涙を浮かべています。前作まで長く務めていた小野塚貴志さんからパズ役をバトンタッチされて、大きいプレッシャーと共に演じていたのが伝わってきますよね。
ARISE版と新劇場版などを経て大きな闘いが終わり、本当のチームになったと涙の理由も語っています。

実写版はパズは登場しない?

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2017年にはハリウッド映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」が公開されました。草薙素子を演じるのはハリウッド女優・スカーレット・ヨハンソンさん北野武さんが荒巻大輔を演じる話題作となりましたが……。パズは……見当たりません。
(きっとパズはハリウッド版では内偵捜査をしていたので)ハリウッドデビューには至らなかったのかもしれませんね。ハリウッド版では登場しなかったパズですが、2015年に日本で行われた舞台「攻殻機動隊ARISE」には登場しています。パズ役には俳優・井深克彦さんが演じていました。
パズは忍者のように隠密行動を繰り返し居ても存在感が薄くなりますが、やっぱり個性豊かな公安9課が揃う場面ではなくてはならない人物!派手な行動はないですが、重要な任務をこなすのには欠かせないキャラクターだと思います!

公安9課の内偵調査ならパズにお任せ


パズが公安9課で主に行っている任務は、聞き込みなどの内偵調査でした。ハードボイルドな服装と、無表情な顔つきはどこからどう見ても怪しい人物ですよね。
一般人や住宅街に向かって聞き込みをしていたらかなり怖いので(相手が萎縮してしまいそう……)、聞き込みする相手は表の世界ではない(一般人ではない)、裏の世界の人間(やくざなど)を相手にしているのは想像できます。
そして、潜入捜査などの任務も付いているのが時々描かれてました。無口で物静かな人物なので、変装して潜入しても馴染みやすい(存在として気付かれにくい)のも大きいポイントのようです。
危ない橋をわたる任務の多い公安9課は、パズの適している職場で、パズの内偵調査能力は公安9課に無くてはならない技術だと感じるのではないでしょうか。

少佐こと草薙素子からも信頼は厚い


それまで断片的に話されていた公安9課の実質的リーダー・草薙素子との過去は、ARISE版で明らかにされています。素子が捜査している部屋の真下にパズはいて怪しい動きを察知し素子をナイフで襲っていました。接近戦が得意なパズでしたが、超人的な素子にあっけなく取り押さえられています。
潜入捜査官として素子の追っている組織に潜入していたパズは、掴んだ情報を教えていました素子も一緒に現場を押さえる気があるのか?と問いますが「こんな仕事でも、投げ出せないのさ」と寂しそうに笑っていました。その後、公安9課の課長になる荒巻大輔が、素子と一緒に公安9課を設立に尽力しています。


パズは「少佐が部隊を設立するのを待ってたんだ」と自ら志願して公安9課の課員になったと話していました。パズは素子の能力だけでなく「信頼に値する上官?」と初めて会った時に言われたのも決め手になった気がしますよね。パズが公安9課の課員になった時点で、メンバーはほとんど集まっていない状態でした。
それまでほとんどの捜査を1人で行っていた素子。素子の頼りになる存在として早くから行動していたパズは、素子の指示でバトー、イシカワ、ボーマ、サイトーなど、後に公安9課になるメンバーたちとも接触しています。

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2nd GIG第13話「顔 MAKE UP(メイクアップ)」


造顔作家殺人事件に、パズが関わっているという疑惑を捜査するために、公安9課が動き出します。パズが飲んでいたバーのママは、造顔作家に新しい顔を依頼しているといいました。造顔作家殺人事件で捜査をしていた刑事が、パズに殺されるという殺人事件も発生「パズと造顔作家」の接点が色濃くなっていきます。
モテ男の勘なのか、パズは自分の個人的な問題(女性問題)が事件と深く絡んでいると思い捜査に乗り出しました。浮かび上がったのは、元彼女……。元彼女は、バーのママを乗っ取っていたのです。
5年前にイシカワと一緒に暮らしていたという彼女は、自分の前からイシカワが消えた理由を知りたがっていました。我慢をしていたのに消えてしまったイシカワの「同じ女とは2度と寝ない」というセリフを気にもしていると語っていました。

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自分の中に理想のイシカワを手に入れたという彼女の姿はイシカワそのもの……。イシカワに生涯愛されるために、彼女は自分自身がイシカワになってしまおうと考えたんですね。本物のイシカワを消そうとしている彼女に「お前に殺されるなら本望だ……」と戦いを受け入れます。戦っている最中は、どっちが本物か分からずバトーが駆け付けた時には全てが終わっていました。

生き残ったパズは本物?それとも……


パズの女性に対する主義が引き金になった事件ですが、彼女の思いが切ないですよね。しかし、本当に本物が生き残ったのか疑問が残りました。素子も「それにしても、そのパズ……本物なんでしょうね?」という疑問を口にしています。
戦いの最後の場面が描かれていないのと、パズの特徴的な胸のキズがあるものの、バトーが生き残っているのがパズだと思ったのか?というのもはっきりを分かりませんでした。しかしパズは義体化された人物で、死亡したパズ(おそらく偽者)も元々は元カノがパズモデルに義体化したもの。


結論から言うと、生き残ったのはおそらく本物のパズ……だと思います。検体に回して電脳、DNAなどを調べて明らかにしたと思われますし、パズは素子がスカウトして公安9課に入れた人物なので、いくら義体化した元カノ相手でも負けないと素子は思っているのは間違いありません
いくつかの理由から考えると、素子はパズが本物であることは確信し、検体で生き残ったのは本物のパズだと確定させていると思います。

ハードボイルドなパズの名言が女性を虜にする!

「同じ女とは2度と寝ない」


パズの名言「同じ女と2度寝ることはない」そう言われてしまうと、パズをもっと好きになってしまう女性も多いのは想像できます。現に元カノは、同棲していた時には2度以上だったのでパズに虜になってしまったと語っていました。
公安9課に入る前から危険な仕事に従事していたパズは、1人の女性に執着しないようにとの気持ちから、自分に言い聞かせていたのかもしれません。そのため、初めて会った女性には必ずこの言葉を言っているのは元カノの発言からも証明されています。
また、 2nd GIG版で素子が初めてスカウトに行った時にも「俺は同じ女と2度寝ない主義だ」と伝えていました。素子とも男女関係だったの!?と思いますが、スカウトしに行った時と素子が言っていたのと、本当に2度寝ないのかを確かめたことはないと素子は言及していたので、男女の関係ではなさそうですよね。

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【攻殻機動隊】公安9課のオールラウンダー・パズは無口なジゴロだった……。


「攻殻機動隊」シリーズのハードボイルド・パズは、同じ女性とは2度寝ないと公言し、公安9課にスカウトしに来た素子にも伝えていました。1人の女性に依存しない主義を貫いた結果、元カノに命を奪われそうになりますが、慌てる素振りをみせずに対処しています。
接近戦では華麗なナイフさばきを披露し、内偵捜査では巧みな捜査をしていました。ARISE版では、公安9課の課員になる前のバトー、イシカワ、ボーマ、サイトーともギリギリの接戦の戦いを見せています。無口だけど見込んだ人物にはとことん尽くす姿は、間違いなく公安9課のハードボイルド・パズでしたよね!