【攻殻機動隊】公安9課の凄腕スナイパー!サイトーの実力に迫る8つの真実!

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズにおいて、少数精鋭の「公安9課」のメンバーの一人がサイトーだ。元傭兵でありながら、その腕を見込まれてスカウトされた凄腕のスナイパーであり、常に冷静沈着で寡黙な姿にファンも多い。そんなスナイパーとして実力とその凄さ、そして人間的な魅力を紹介します。

サイトーとは?

冷静沈着な元傭兵のスナイパー

出典:https://www.amazon.co.jp

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(通称「攻殻機動隊 S.A.C.」)は、2002年から放送された士郎正宗原作のSFアニメ。その後2004年にはアニメ第2弾『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』、2006年にはシリーズの第3弾として『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』が制作された。国内のみならず海外でも人気の作品で、2017年には『ゴースト・イン・ザ・シェル(Ghost in the Shell)』としてハリウッド映画としてリメイクされた。


そんな国内外で人気を誇る「攻殻機動隊 S.A.C.」の舞台は、西暦2030年。高度化する情報ネットワーク社会の中で、より複雑になった多くの犯罪を扱うべく設立されたのが「公安9課」であり、サイバー犯罪やテロリズムの捜査など多岐にわたる任務を遂行する総合的な防諜機関とも言えた。
そんな公安9課は少数精鋭の実力部隊の中で、狙撃のプロフェッショナルサイトーである。9課に所属する前はメキシコの義勇軍である「赤いビアンコ」で傭兵をしていたとされる。スナイパーらしく常に冷静沈着で必要以上に話すこともないが、それゆえたまに発せられる言葉には重みも感じられ、仲間想いの一面も垣間見せる。傭兵時代から戦闘の経験も豊かで人間味のあるキャラクターである。

サイトーの声優を担当するのは大川透

冷静沈着な語り口

このサイトーの声を担当するのが、「鋼の錬金術師」のロイ・マスタング「ひぐらしのなく頃に」の富竹ジロウ役などで知られるベテラン声優でありナレーターの大川透である。基本的に優しく紳士的な声質でありシブいイケメンを演じることが多くなっていたが、クールな役から熱血キャラまで幅広く演じる実力派である。サイトーは口数の少ない役柄ではあるものの、その静かな語り口はまさにサイトーである。
大川透は2017年の年末に病気療養のために活動を休止すると発表され、その復帰時期は未定となっている。渋い大人を演じられる声優として、ファンのみならずその復帰が待たれている。

ハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』でサイトーを演じるのは泉原豊

オーストラリアを拠点に活躍する名優!


2017年に公開された『攻殻機動隊』の実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は主人公をスカーレット・ヨハンソン、荒巻役に北野武など世界各国の有名な俳優陣が並ぶ。そんな中でサイトー役を務めたのがオーストラリアを拠点に活動している日本人俳優の泉原豊である。海外での活動がメインであるため日本人にとっては馴染みの薄い俳優であるが、俳優としての実績は確かである。
日本でも話題となった海外ドラマ『ザ・パシフィック』、『シスターズ オブ オ―』などに俳優に出演し、『ハクソーリッジ』などではスタントマンとして出演している。強面でクールなルックスはサイトーに通じる部分もあり、メインキャストではないもののアニメの世界観を保った配役と言える。

「鷹の眼」を駆使した格好良すぎる狙撃の数々!

ビッドスタート(狙撃開始)


9課に入るきっかけとなった少佐との戦い時では、『鷹の眼』を装着する前であったが、「かなりの手練」と少佐からも認められるように風向きや発射音を正確に考慮し、「コリオリの法則(地球の自転による標的のずれ)」までも熟知していたと考えられている。電脳化以外では左眼と左腕のみ義体化されたサイトーは、9課のメンバーの中では義体化率は低いが、印象的な義眼『鷹の眼』を持っている。
『鷹の眼』は風の強さや動きを色に変換し視覚に捉えることが出来、さらには軍事衛星とリンクしており狙撃に必要な情報を得ることが出来る狙撃特化のインターフェイスだ。これにより元からの狙撃の精度がさらに高まったと言える。映画『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』で見せた元シアク共和国の特A級スナイパーでもあるラジプートとのスナイピングは、凄腕スナイパー同士の戦いとして必見である。

扱うライフルもシブい!サイトーの銃に注目!

射程に入ったら逃さない


スナイパーのサイトーにとっての命ともいえるのがライフル。原作漫画や劇場版などによってサイトーの持つ銃やライフルにも違いがある。アニメ版『攻殻機動隊S.A.C』の中では、通常は公安9課が使用する自動拳銃である『セブロM-5』『セブロC26A』『セブロC30』を他の課員同様に所持していると思われる。


そして射撃の任務にあたる際に使われるライフルは、南アフリカ・ダネル社の『NTW20 対物ライフル』である。有効射程距離は1500mから2300mで、広い場所で移動しながらゲリラなどと対峙するために比較的軽量でありながら長距離射程をもつライフルである。SF映画の『第9地区』では敵が使用しているのが見られる。
公安9課に入る前の傭兵時代には、ドイツの狩猟用の小銃『ブレイザー LRS』を使用していたことが見て取れる。映画『インセプション』や『プレデターズ』でもスナイパーが持つライフルとして使用されている。
プロフェッショナルらしく実用性・任務遂行性重視の重選択である。自身の、あるいは仲間の命がかかった道具選びにスキはなく、サイトーの矜持が感じられる。

サイトーの過去、元傭兵時代の少佐との出会いが熱い!

貴様、いい腕をしているな……今から私の部下になれ


サイトーと草薙素子との出会いを描いたエピソードである『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』の第14話「左眼に気を付けろ」はファンもうなる名エピソードだ。
かつて、メキシコのゲリラ組織の傭兵として国連軍と対峙していたサイトー。すでに組織としては敗色が濃厚な中で一矢報いようと国連軍の部隊を狙撃していく。凄腕のスナイピングに部隊のメンバーが混乱し動揺する中で、少佐だけは冷静にサイトーの位置を突き止めて一騎打ちとなった。
一触即発の心理戦の末、義体の特性を利用しサイトーの一手先を行った少佐が勝利。サイトーは少佐の眼を見た瞬間負けを悟り、少佐の放った弾丸で左眼を負傷する。そして、追い詰めたサイトーに対して少佐は「貴様、いい腕をしているな。今から私の部下になれ!」と豪快なスカウトをしたのだった。
この時のことをサイトーは、「腹の底から震えが来る様な相手とのスナイピング」「あの瞬間ほど相手との心理戦で恐怖を感じた事はない」と語る。それからは、大抵の奴の考えていることは顔を見るだけでわかるようになったとも述べている……。
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圧倒的な名シーン「サイトおおおおおおおおお!そいつをよこせええええええええええ!」

キレまくる少佐


『攻殻機動隊S.A.C』第21話において、厚生労働省の「麻薬取締強制介入班」(通称:マトリ)に急襲された公安9課の少佐こと草薙素子。アームスーツで襲ってくる「マトリ」に苦戦を強いられる素子は、片腕を打ち抜かれ、さらに頭部を地面に打ち付けられて失神してしまう。そこにライフルを持ったサイトーが救援に駆け付け、アームスーツの動きを封じる。
そこで、目を覚ました素子の雄叫びが「サイトー!そいつをよこせ!」キレまくった素子はサイトーのライフルを奪うと、アームスーツを撃ちまくる。普段は冷静で取り乱すことのない少佐・素子が珍しくキレるシーンとしてファンの間でも印象的な名場面とされている。ファンの間ではネタとしてこのセリフが二次創作などでも頻繁に用いられている。
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冷静沈着なサイトーの名言を紹介!

…了解。

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寡黙でプロフェッショナルなサイトーは全編を通じて、サイトーの回顧的な回を除いてはほぼ言葉を発しない。1話の中で「了解」、「酷いな…」など一言だけなんて回も普通だ。しかし、作中多くは語らないサイトーだからこそ、発せられる言葉に重みが感じられ印象に残る。
傭兵時代に、味方が降伏することが目に見えている状況では『スリルという土産と引き替えに給料分の仕事をしてやろうと考えた』とプロとしての矜持をみせる。少佐との勝負に敗れ、スカウトされた際には『オレに断わる権利は残されていなかった。それは少佐からの最初の命令だったからだ』と潔さと謙虚な姿勢も垣間見せることもある。そして汚名を着せられそうになったサイトーを庇う仲間に対して『バトー、俺なら慣れてる。』にはサイトーらしさが詰まっていてジワっとくる。

サイトーの変貌?映画『攻殻機動隊 ARISE』ではギャンブル狂?

ギャンブル狂いの傭兵野郎


第4の『攻殻機動隊』と言われる映画『攻殻機動隊 ARISE』では、公安9課の主要メンバーのキャラ設定も刷新されている。『攻殻機動隊S.A.C』ではクールな職人気質のスナイパーだったサイトーだが、『ARISE』では元海兵隊のエーススナイパーではあるものの、金に執着する俗っぽいキャラクターとして扱われる。
さらに基本的に眠そうにしていることが多くこれは「電脳空間でギャンブル漬け」とも揶揄される。ルックスも前作までとは変わり、個性的と言うよりも謎のモヒカン風髪型も印象的だ。『S.A.C』でのサイトーを好むファンにとっては、かなり新鮮なキャラ設定と言えるかもしれない。

寡黙なスナイパー!サイトーは潜り抜けた修羅場の数が違う!


作中を通じて(「ARISE」を除いて…)クールで無口なプロフェッショナルのサイトーのカッコよさに惹かれるファンも多い。公安9課に所属する以前から死と隣り合わせの立場で戦い、凄腕のスナイパーゆえに捕虜として捕まることも叶わない。そんな壮絶な過去があるからこそ、常に冷静で見かけによらず仲間や弱者を想う余裕も見せる。決してメインではないがその存在感は貴重だ。
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