【ヘルシング】裏切りの老執事ウォルターの全て!外伝での活躍も紹介

「パーフェクトだ、ウォルター」この一言からにじみ出る有能にして最強すぎるヘルシング家の執事ウォルター!一体彼はどうして裏切ったのか?インテグラへの最期の言葉は後悔を含んでいたのか…?など、まさかの展開をみせたウォルターの真意とは…?

【ヘルシング】最強すぎる執事!ウォルター・C・ドルネーズとは?

先代アーサーの時代からヘルシング家に仕えていたが…


平野耕太先生による、最強すぎる吸血鬼の旦那が活躍する【ヘルシング】に登場した“人類として最強レベルの執事(バトラー)”ことウォルター・C・ドルネーズ。その人気たるや凄かったですよね!
執事と言えば…主に忠実であり、プロフェッショナルな存在で描かれるキャラクターは非常に多くいますが、その中でもウォルターはギャグ抜きで最強クラス!この最強と言う意味は、完璧な立ち回りと、純粋な戦闘力で…と、いう意味になります。
ヘルシング家の当主インテグラに仕えるウォルターですが、執事としての歴史は長く…なんと、インテグラの父、アーサーが当主だった頃から「活躍」していたというから驚き!年齢や過去、どうしてあんな事になってしまったのか等、気になる部分に迫りましょう!

『老いすら楽しむものさ、我々英国人は』


ウォルターと言えば、一度は言ってみたいセリフの上位にランクインするであろう、このセリフ!『小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?』
攻め込んできた相手へ迎撃…するかと思いきや「出撃」を決め込んだウォルター…流石、最強の執事…。衰えを理由に、手元の狂いを見せていましたがそれでもまだまだウォルターに叶う「人間」は中々いないでしょう。このセリフ、人生で使う機会があればいいんですが…。
こちらのセリフは、単行本2巻でのもの!攻め入ったグール達とバレンタイン兄妹の弟・ヤンの侵攻が、ウォルターとセラスの登場で一気に形勢逆転する場面は、カッコイイとかそういうレベルでは語れないものがありました。

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年齢は60代後半。渋みがたまらなくかっこいい紳士!


二代に渡り、ヘルシング家の執事として仕えているウォルターですが…そうなると、彼の年齢は一体いくつになるの?気になりますよねー!外見を見る限り、ハゲているというわけでもないですし、そこまでシワシワでもない…50代くらいかな?と、ウォルターが登場した際に思いましたが…
後になり明らかになったことで、14歳の時すでに執事として仕えていたというウォルター…その当時、第二次世界大戦末期の1944年。物語の舞台が20世紀末なので、インテグラに仕える年老いたウォルターは60代後半~というところ。しかし、この年齢の部分…実はちょっとした「謎」がありました。

年代別に3名の豪華声優がウォルターを演じる!


アニメでは、少年期・青年期・老年期とそれぞれ異なる声優が演じ、どのウォルターもカッコイイんです!個人的には、やっぱりヤンチャな少年期を演じた朴璐美さんが好きですが…青年期の完成したウォルター演じる浪川大輔さんも最高!
そして、なによりも老いすら楽しんでいる60代になってたウォルター…を、演じたのは清川元夢さん。清川さんと言えば【THEビッグオー】や格闘ゲーム【BLAZBLUE】でも執事のキャラクターを担当し、【BLAZBLUE】内では、なんと吸血鬼に仕える執事!不死者専門の殺し屋だった過去を持っていたりと…ウォルターに通じるものがある!(笑)
もしもアニメを見たことがない…と、いう方はTV版アニメよりも原作に沿った内容のOVA版をオススメしたいところ。ウォルターの最期の言葉など、原作を読み込んだ方ならグッとくるものがあります。

ウォルターの過去…元国教騎士団“ゴミ処理係”


そもそもウォルターって何者なの?と、【ヘルシング】を読む・観る前からウォルターの存在だけを知ってしまうと、どうしてそんなにも強いのか…本当に彼は人間なのか?と、思うのが普通ですよね。
一介の執事でありながら、敵が襲撃してきた際には「こんなのピンチのうちに入らない」と、明らかに進退窮まる状態にも関わらず状況を楽しんでいるようにも感じるセリフを残していました。ウォルターの過去…先述したように14歳から、ヘルシング家に仕えている執事であり全盛期にかけては“ゴミ処理係”を兼任するようになります。
ここでいうゴミというのはヘルシング家を脅かす吸血鬼やその類のことを指し、第二次世界大戦中には少佐率いるナチス第三帝国武装親衛隊大隊『ヴェアヴォルフ』とも交戦していた事も外伝で描かれていました。年老いても、ウォルターの実力は衰えることなく“純然たる人類最強の執事”なのです!

「パーフェクトだ、ウォルター」まさに執事の鏡、2巻からその手腕を見せる!


最強の執事ウォルター、彼の見事な仕事ぶりは戦闘面以外でも遺憾無く発揮されます!アーカードからも『パーフェクトだ、ウォルター』と賛辞を受けるほど!パーフェクトなそのシーンはコミック2巻より、対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」をアーカードに渡した時のもの。
装弾数は6発のはずなのに、リロードすら旦那が気が向いた時にする程で(深く考えてはいけない)スペック・威力ともに人間には扱えない代物…これを「ただ用意」しただけではなく、なんと制作そのものをウォルターが担当。人類では扱えない拳銃を自ら造ってしまう執事とは…。
武器マニアの方であれば、この時の2人の掛け合いはパーフェクトすぎる会話だったでしょう!アーカードからの賛辞に『感謝の極み』と返すウォルター、シンプルながら「名セリフ・名シーン」として残る一幕でした。

ウォルターの最期!インテグラを逃す為、大尉を前に戦いを挑むも…


人類最強…と、謳われたウォルターも、物語中盤で「一度」は退場をします。恐らく先代に仕えていた時「以上」のピンチに陥ったウォルターは、燃え盛るロンドン市内を前にインテグラを逃がすために1人、ある意味“因縁”の相手と再開します…。
老いたウォルターは、今の自分ではどれほど時間を稼げるか…と、ここにきてまさかの弱気発言!それもそのはず、ウォルターとインテグラの前に立ちはだかったのはミレニアムの最高戦力、少佐の側近にして人狼、大尉。
必ず生きて戻れというインテグラの「命令」を…守れず、いえ“守らず”に、まさかの姿でインテグラの元に戻ってくるのです…!その時にはなんと、主を呼び捨てで!

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『ヤツは、いつから裏切っていた?』


こんなにも、絶望的な裏切りキャラクターって中々いないし、「嘘だと言ってよバーニィ」レベルでの信じがたい展開に震えたのはインテグラだけじゃないはず!一応、若返ったウォルターの姿は7巻の時点で描かれていましたが、裏切りだと明確になるのは9巻から。
8巻では、アーカードとアンデルセン神父の死闘が描かれ、9巻の冒頭では勝敗が決しましたよね。そして、読者にしんみりする間も与えず登場した「全盛期」の若々しいウォルター…!無理矢理に捕まり…身体を改造され…洗脳されていた…というセラスの言葉通りなら、どんなに良かったことか…。
インテグラを守る為に、1人敵に立ち向かったウォルター…彼はその時すでに裏切りを働いていたのか?それとも、もっとずっとまえから…?

※ネタバレ※ウォルターが吸血鬼になりインテグラを裏切る


一体いつからウォルターが裏切っていたのか…細かい事情や、吸血鬼化にいたる流れなどは描かれませんでしたが、ウォルターの裏切りをずっと前から「危惧」していたと円卓会議の参議であるロブ・ウォルシュ中将は告白します…インテグラの父、アーサーが亡くなった時にウォルターにある「忠告」をしていたそう。
家督を狙う、インテグラの叔父「リチャード」に気をつけろ、リチャードから目を離すな、インテグラから目を離すな…と。そして、リチャードがインテグラを襲撃した日…忠告を受けたウォルターは主のピンチに一体どこにいたのか?そう、ウォルターは封印されたアーカードと闘うべく、すべてを仕組んでいたのです。
インテグラにアーカードの封印をとかせ、長い時を経て雌雄を決する機会を準備したウォルター。急ぎで吸血鬼化の手術を受け、待ち望んだ時を迎えます。…しかし副作用からその身体は、アーカードと一戦を楽しむ余裕もなく全盛期の姿から次第に青年…少年へと変貌し、受けた傷を修復するスピードが追いつかず、どんどんと55年前の姿になっていきます…!

ウォルターがなぜ……裏切りの理由は…?

『アーカードと全力で闘いたい』


気になるウォルターの裏切りの理由ですが、大まかに言えば“全盛期の力を持ってアーカードと全力で闘いたい”というもの。敢えて、インテグラへ挑発とも取れる態度で接し、名前を呼ばれる事も拒否、命を賭けて闘った者を侮辱…と、それまでの「執事」としてのウォルターからは考えられない姿!
ウォルターに育てられたと言っても過言ではないインテグラ…「敢えて」の非情な命令をアーカードに下すのを、ウォルターは期待していました…『全ての敵対する勢力は見敵必殺(サーチアンドデストロイ)』と…それはつまり…アーカードにウォルターを殺せというもの!
ウォルター自身も、こうなることを望んでいたわけですが…彼の裏切りの理由はアーカードと闘いたかっただけ…とは、少々考えにくい部分もあるのが気になりますが……。

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手術を終えて“全盛期”の姿になった青年ウォルターの強さとは


高層ビル群を鋼線(こうせん)で切り倒しながら元主、インテグラの前に現れたウォルター…全盛期時代、恐らく20代半ば~30代前半…髪型やモノクルなど見た目での変化は特にありませんでしたが、やや冷たい雰囲気をまとっています…多分、シャツが黒ストライプだからというわけではなさそう。
ウォルターの実力についてですが…人類最強と言われている通り、念願だったアーカードとの勝負でも互角に渡り合うほどのもの!しかし、人であったからこそ「最強」だったという点もあり、吸血鬼化してしまったウォルターを前に、アーカードは『身も心も死神になってしまったか』と何処か寂しげな様子…。
激闘の中、やや押されているようにも見えたアーカードでしたが…ウォルターは自分の身体が、もう「もたない」ことを察しており残された時間の中で葛藤する様子は、どうしてそうまでして裏切ったんだよー!と言いたくなるほど切ない展開が繰り広げられます!

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外伝【The Dawn】では通称“ショルター”として登場

紳士とは程遠い悪ガキとしてのウォルターはファン必見!


現在は休刊になってしまった【ヤングキングアワーズ増刊号/ヤングキングアワーズプラス】では、若き日のウォルターとミレニアムの前身ナチス第三帝国武装親衛隊大隊『ヴェアヴォルフ』が交戦する、本編の前日譚的な作品【THE DOWN】が連載されウォルターファンには嬉しい“過去”を知ることができました!
しかし、残念な事に掲載誌の休刊と共に未完のまま本編も完結…ですので、ウォルターの詳しい素性…また裏切りに繋がる深い部分が描かれることなく終わってしまいました…。インテグラの父、アーサーが迫り来る脅威に『ゴミ処理係』ウォルターを派遣する…という内容ですが、この時のウォルターは14歳!
髪は短髪で執事の服装はしているものの乱暴な口調に、挑発的な態度、そして身体のラインが妙に艶めかしい!単行本ではなく掲載された分の冊子が【ヤングキングアワーズ】の付録となり、OVAでは特典映像として全3話が収録されています。

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ロリカードVSショルター懐かしいお互いの姿…決着はどうなる!?


少佐いわく『好機はくれてやった』という事ですが…少年の姿に戻っていくウォルターは一人称までが変化し、アーカードに勝つことは絶望的だと自身でも感じ取っているのか、目の生気も薄れている様子…。
アンデルセンでも勝つことができなかったのに、お前みたいな“気色の悪いガキ”が勝てるわけないだろ…というような事までアーカードに言われてしまう始末。これは流石に言い過ぎですよね(笑)気になる2人の決着ですが…間に割って入ったシュレディンガー准尉の能力により「アーカード消滅」という残念な結果となり…
アーカードが消え、ウォルターの身体にも限界が…その時、彼の身体を一発の銃弾が貫いたのです。裏切り者には相応しい末路だ、と言いながら何発も銃弾を食らうウォルター…これが本当に望んでいたことの結果なんでしょうか…。肝心のウォルターの最期ですが…全ての「けじめ」をつけ、インテグラに別れを告げ燃えていく飛行船と運命を共にしました。

おまけ…ウォルターの年齢の謎


謎が多い【ヘルシング】ですが、ウォルターの年齢に関しても気になるポイントが存在します!吸血鬼化したウォルターを前に、アーカードも1944年第二次世界大戦中の頃の姿になった際に『60年ぶりだな』と、投げかけています。
ウォルターの年齢は、1944年時点で14歳であり55年前の出来事が第二次世界大戦中…ここは本編に深く関係する部分ですね。そうすると、ウォルターは老年期の年齢は69歳…アーカードはどうして60年ぶりと言ったのか?と、いうところですが…なんの事はない「ヒラコー先生の勘違い」という線が大きいようです(笑)
連載していた当時の年数から遡り考えてしまった為のミス…と、いう見解が強いですが、真実は謎のままの方が面白いかもしれませんね。

“最強の執事”ウォルターを超える執事はそうそういない!


執事と書いてバトラーと読む…人類最強の執事、ウォルターの人気が日本のみならず、海外でも高い理由が彼の活躍やセリフ回し…また外伝などからも伝わります!「執事キャラ」というのは、大体がめちゃくちゃ有能な設定が目立ちますがウォルターを超える執事はなかなかいないと思いますね~。
めちゃくちゃ強いのに、どこでその戦術を身に着けたのか…一体どうしてアーサーに仕える事になったのか…本当に60代なのか!?などなど、もっと深く掘り下げられてもいいのに、そこが気になってしょうがない…
明らかにしないまま完結してしまった事でファン達が自由に想像…もとい妄想できるので、それはそれでいいのかもしれない…と、ポジティブに考えるのも良さそうですね!できれば外伝の【THE DOWN】は完結してほしいのですが…今後のヒラコー先生に期待しましょう!

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