【ピンポン】ヒーロー見参!ペコの最高にカッコ良い5つの魅力に迫る!

ペコは『ピンポン』の中でも多くの人を救ったかっこいいヒーローとして登場します。しかし、ペコにはヒーローとしてのかっこよさ以外にもたくさんの魅力があります。そこで今回はペコの魅力を5つにまとめてご紹介します!

『ピンポン』に登場する最強のヒーロー「ペコ」とは?

お菓子好きなどかわいい一面も

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ペコは松本大洋の漫画作品『ピンポン』に登場する主人公の一人です。ペコはあだ名であり、本名は星野裕、使用しているTシャツやポロシャツにもトレードマークとして星の模様が付けられています。因みにスマイルの本名は月本で、トレードマークは月であり、対象的な関係性を表しています。
ペコというあだ名の由来は作中では触れていませんが、お菓子好きなことや、作中で一度自分を「ポコ」と呼んでいることなどからも、不二家のキャラクター「ペコちゃん・ポコちゃん」から来ているのではないかと言われています。
使用ラケットは、右ペンで表面に粒のある表ソフト、戦型は前陣速効でスピード重視の闘い方をします。特徴的なマッシュルームカットの髪型をしていますが、作中では一時期髪をロングにしていたこともありました。自分の呼び方は「オイラ」、語尾に「んよ」と付ける口癖も特徴的です。
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ペコの魅力1:アニメ版の声優は片山福十郎、映画版は窪塚洋介が担当!

『ピンポン』がデビュー作だった片山福十郎


『ピンポン』はアニメ・実写映画化されているのですが、そのどちらも人気や評価の高い作品として知られています。ペコを演じているのは、アニメ版では片山福十郎、映画版では窪塚洋介が担当しています。
片山福十郎さんは、実は本業は声優ではなく歌舞伎の囃子方として邦楽囃子方名取「住田福十郎」という名を襲名して演奏家としても活動しています。『ピンポン』のペコ役はオーディションにて大抜擢され担当することになりました。デビュー作とは思えない演技力ですね。
歌舞伎囃子方が本業であるため、『ピンポン』の後翌年に放送された『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』のブルーストリーク役をやって以降は声優業は行っておらず、本業の演奏活動や俳優としてCMなどにいくつか出演をしているようです。

映画版はハリウッド進出も果たした窪塚洋介

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俳優の窪塚洋介さんは、『GTO』や『池袋ウエストゲートパーク』などでブレイクし若者を中心に人気となりました。『ピンポン』も人気絶頂の時に掴んだ役のようです。その後も多くの作品に出演していましたが、2002年以降テレビへの不信感からテレビドラマには出演しないと公言しており、舞台や映画を中心に活躍しています。
最近では、『沈黙 -サイレンス-』のキチジロー役でハリウッド進出も果たしたことが記憶に新しく残っています。また、窪塚洋介さんは俳優業以外にも多彩な活動を行っており音楽活動では、2006年から卍LINEという名前でレゲエDeejayとして年100回近くのライブ活動を精力的に行っているそうです。
その他にもミュージックビデオの監督やカメラマンとして空水という名義で2009年から芸術活動も行っており、2015年にはレゲエダンサーとの結婚をTwitterなどで発表しました。現在の活動状況などについては、Twitterやインスタグラム、ブログなどで知ることができます。

ペコの魅力2:アクマとの因縁と男の友情

挫折を味わい覚醒のきっかけとなったライバル

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ペコの一つ目の魅力としては、スマイルと同じ幼馴染であるアクマこと佐久間学との関係性にあります。ストーリーの最初ペコは己の才能に甘えて努力をせず才能に頼り切った卓球をしていました。一方でアクマは強豪海王学園に入学し、才能を努力で補い見事にレギュラーを勝ち取りました。
そして、インターハイ予選で二人が対決し、アクマは圧倒的な力でペコを倒し、そこで大きな挫折を味わったペコは一度卓球から離れる事態となってしまいました。しかしアクマもスマイルの才能と努力の前に敗れ、卓球部を退部させられてしまいました。
その後も卓球への想いを諦めきれないアクマは、ペコに対して嫉妬や憧れの気持ちを吐露して「お前は才能あるんだから辞めるなよ」とペコを説得し再起を促しました。好き嫌いだけではない二人の関係性と自分の夢をペコに託すシーンは、作品の中でも人気のある名シーンです。

ペコの魅力3:名言が生まれたドラゴンとの熱い闘い!

反応反射音速光速!


覚醒したペコはその後オババの元で特訓を積み、「僕は先へ行く」と言ったスマイルに追いつくためインターハイ予選に再び出場しました。スマイルとの決勝のため順調に勝ち進んだペコの前に立ちはだかったのは絶対王者ドラゴンでした。
ペコはドラゴンに乗せてもらって飛ぶと宣言し、試合の中で更に覚醒したペコは「オイラ飛べるっ・・・ピカピカ見えるっ!ピンピン動くっ!インパルス走るっ!!永久記憶不滅!!反応反射音速光速!」と凄まじい速度の反応を見せ見事ドラゴンに勝利しました。
また、ペコは試合の中でドラゴンに卓球の面白さを改めて伝えることでドラゴンを自身で抱えていたものから救い出しました。ペコがドラゴンを救い出す姿は正にヒーローそのもので、ヒーロー復活の瞬間に胸が熱くなった人も多いのではないでしょうか?

ペコの魅力4:スマイルのヒーローとして返ってきたペコ!

才能に努力を重ねて遂にヒーロー見参!

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ドラゴンとの闘いに勝利したペコは遂にスマイルと対決します。試合場で再会した二人の「遅いよ、ペコ」「そう言ってくれるな。これでもすっ飛ばして来たんよ」という会話は二人の信頼関係がよく表れている名言でした。
ペコはインターハイ予選に向けて一気に特訓を重ねた影響で、膝を痛めていましたが、その痛みを諸共せずに試合ではスマイルを圧倒しました。ペコのその圧倒的な姿を見たスマイルは、いつものロボットのような無表情を崩し、時には涙を見せながら笑顔でペコと闘い、ヒーローの復活を喜びました。
結果としてスマイルは決勝で負け、2位の成績となりましたが、表彰台に上がった写真に写っていた姿では、少年時代の頃と変わらない満面の笑みを浮かべており、結果に関係なくヒーローによって救われたことがよく分かる写真となっていました。

ペコの魅力5:大人になったペコは海外で選手として活躍!

日本から世界に飛び出していったヒーロー


インターハイ予選の決勝から5年後、ペコはプロの卓球選手として活躍し、ドイツと思われる国の一部リーグで選手として活躍している姿が描かれています。ペコは日本から世界のヒーローとして本当に飛んで行ってしまったのでした。
一方スマイルはプロへ転向せずにオババの経営する「タムラ卓球場」で教師を目指す傍ら、子供たちに卓球を教えるコーチとして就任しました。その姿は高校時代からは考えられないほど表情豊かで、その言葉の端々から恩師である小泉やペコの面影を感じることができます。離れていても二人が繋がっていることを感じさせてくれる場面です。

ペコにはモデルが存在した?

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無敵の強さを誇るペコですが、実はペコにはモデルが存在すると言われています。そのモデルと言われているのが、田崎俊雄選手です。田崎俊雄選手は、1974年栃木県出身の選手で、使用ラケットは右ペン、表ソフト、戦型は速攻型で多種多様な速攻を繰り出すことから「カミカゼ速攻」と呼ばれ恐れられていました。
田崎俊雄選手は、全日本選手権で4度の優勝を果たしている他、1999年には日本人史上2人目となるドイツの卓球ブンデスリーガ1部リーグの所属チームに移籍しています。また、世界的な大会においても数々の華々しい成績を残してきたなど、ペコと類似する点が非常に多くあり、モデルなのでは?と言われているようです。
ただし、モデルについては原作者である松本大洋が言及していないため、定かにはなっていないようです。因みにチャイナこと孔文革は有名な中国人選手2人の名前を掛け合わせたものではないかと言われており、中国でも人気のキャラクターなのだそうです。

ペコのかっこよさは永久不滅!


ペコはストーリーの始め、自分の才能に驕って努力することせずに才能がなくとも努力を重ねてきたアクマに惨敗し、そのアクマから説得されることで覚醒し復活を遂げました。そこからのペコは努力を重ね、スマイルとの約束を守るために再び勝負の世界に帰ってきました。
ヒーローとして復活したペコはその後の試合で多くの選手を救い、スマイルに再び笑顔を取り戻すことができました。ペコは完璧でかっこいいヒーローとは到底言えない、才能に奢ってしまったり、挫折してしまったりする普通の人間です。
しかし、だからこそヒーローとして卓球を通して多くの人間を救う姿に感動することができるのであり、その人間らしさから生まれるヒーローとしての姿が彼の一番の魅力なのではないかと思います。世界へ羽ばたいた彼はきっと今も作品の中で自分らしく活躍していることでしょう。愛してるぜペコ。