【ROOKIES/ルーキーズ】名言15選!甲子園に突き進む不良×熱血教師の軌跡!

二子玉川学園(ニコガク)に赴任してきた教師・川藤幸一が、野球部の不良生徒たちと向き合い信頼関係を築きながら本気で甲子園を目指す物語。川藤は夢を持つことの大切さを説き、生徒たちも仲間を信じ、自分たちの夢を信じて突き進む。川藤の発する言葉、生徒たちの素直な言葉が胸に響く。そんな珠玉の名言を紹介する。

熱き青春マンガの名作!ルーキーズとは?

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『ROOKIES』は1998年から『週刊少年ジャンプ』にて連載された森田まさのり原作の野球をメインとした青春マンガである。漫画としての人気はもちろん、後に実写化されたテレビドラマでは、後に大人気となる市原隼人、桐谷健太、佐藤健など若手俳優陣が多く出演し話題となった。その後は映画化され完結している。
主人公となる二子玉川学園の野球部メンバーや教師の名前は往年の阪神タイガースの選手たちに由来し、ライバル校となる用賀第一高校や目黒川高校、笹崎高校のメンバーは読売ジャイアンツのOB選手たちにちなんでいることも有名である。

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ストーリーは、二子玉川学園(ニコガク)に赴任してきた国語の教師・川藤幸一が、まったくの素人ながら不良の巣窟となり果てていた野球部を再建すべく顧問となるところから始まる。当初は斜に構え、川藤を馬鹿にしていた不良生徒たちであったが、川藤の自分たちに向ける姿勢に感化され態度を改めていく。
元々不良部員であったが故に、これまでに味わったことのない試練や逆境にさらされるが、川藤とともに甲子園を目指し奮闘する。作中に川藤や生徒たちが発する言葉の数々は、不良でなくても、高校生でなくても心に響き、魂を揺さぶられる。

ROOKIES名言 第15位 安仁屋

『エラーは許す!言いわけする奴は殺す!』


安仁屋ら主要メンバーの一つ年下の濱中太陽は、野球の経験もなく不真面目な態度で凡フライもまともに取れない補欠選手。そんな濱中でも、人数の少ないニコガク野球部では貴重な控えの選手でもある。ある日の練習試合で、案の定エラーをしてしまった濱中に対しエース安仁屋が放った言葉が『エラーは許す!言いわけする奴は殺す!野球をナメてんじゃねーぞ』である。
確かに。野球のみならず、何かに真面目に向き合っている時にミスをしてしまった時は言いわけなど出てこないはず。なんて言い訳をするかではなく、どうやってそのミスを取り返すか、それを考えることこそが大事ということかもしれない。言いわけしてる暇があったら、ミスを失くせ。仕事でもなんにでも通じる言葉である。

ROOKIES名言 第14位 新庄

『ナメられたらやめる事しか思い浮かばねーのか』


恐怖の野球部として校内で恐れられていたニコガク野球部だったが、川藤と出会ったことで真剣に野球に向き合おうと決心し始めていた。そんな矢先に、野球部を恐れていた生徒たちが野球を始めたメンバーは恐れるに足らずとばかりに闇討ちをかけた。それを知った若菜たちはナメられていることに我慢ならず「野球なんて辞めてやる」と息巻く。
そんなところに現れたのが、この時野球部の仲間から孤立し距離を置いていた新庄。野球部には戻らないまでも、新庄もまた川藤に出会ったことで変わろうとしていた。そして新庄から野球部を辞めようとする若菜たちに向けられた言葉。『ナメられたらやめる事しか思い浮かばねーのか、薄っぺらな決心だぜ。おまえら川藤に何教えられてんだよ』。そしてこの後、野球部の借りを返すべく一人で敵に向かう新庄。カッコよすぎる。

ROOKIES名言 第13位 沢村監督(目黒川高校)

『生まれ変わることは簡単だ』


ニコガクにとっての宿敵、野球名門校の目黒川高校。中学時代から名の通った選手が揃うが、それぞれが自己中心的でまとまりがない。特にエースである江夏は以前はニコガクに在籍し、ニコガク野球部の衰退のきっかけとなった張本人でもある。そんな野球エリートが集まる目黒川高校を率いるのが「名将」と名高い沢村監督。指導者として40年以上のキャリアを持ち、問題を抱える高校を渡り歩きながらその高校を強豪校として育て上げると言われる。
負けるはずのない素人集団であるニコガクに負けたことから自らの驕りと未熟さを知った目黒川高校の面々。そんな彼らを見つめる沢村監督。『生まれ変わることは簡単だ、己を見つめ直す勇気さえ持てればいい。』実力のある者、自信のある者だからこそ己を見つめ直すことは難しい。まさにその勇気をもつことこそが難しいのかもしれない。

ROOKIES名言 第12位 川藤

『自分を信じてほしいなら、人を信じよう。』


川藤の影響で変わり始める仲間を許せない新庄は、かつての仲間を裏切り者として半殺しにしてしまう。そんな新庄に川藤は『人に好かれたいなら、人を好きになる事だ。やさしくされたいなら、やさしくしよう。自分を信じてほしいなら、人を信じよう。』と諭す。
新庄が自分の居場所と仲間を大切にしていることを知っていた川藤は、自らが新庄を信じることで新庄の本来の気持ちに気づかせようとしたのだった。この川藤から新庄への言葉の出典は福沢諭吉
『人に交わるには信を以てすべし、おのれ人を信じて人もまたおのれを信ず、人々相信じてはじめて自他の独立自尊を実にするを得べし。』人と人の繋がりには、いつの時代も変わらない真理があると言うことか。

ROOKIES名言 第11位 川藤

『過去の過ちに固執するのは愚の骨頂だ』

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ニコガクの野球部が復活して初の対外試合となった用賀第一高校戦。最終回のニコガクの攻撃の前にメンバーを前に川藤が話し始める。そして、先輩たちの過去の栄光を汚してしまった彼らの行為を改めて思い起こさせる。だが『反省は絶対必要だが、過去の過ちに固執するのは愚の骨頂だ。』とメンバーのこれからの生き方や態度が重要だと言うことを説く。
生徒を必要以上に追い込むことはなく、それでいて過去の過ちについてはしっかりと自覚させる。そして同時に未来へ向けたモチベーションを上げていく。まさに指導者として抜群の人心掌握術でもある。この言葉を機にニコガク野球部も新たなステージに上がっていく。

ROOKIES名言 第10位 川藤

『遅すぎるということは絶対にない』


ニコガクに赴任して間もなく、授業の中で生徒たちに対しての言葉。『ハタチになろうが30になろうが 何かを始めるのに遅すぎるということは絶対ないんだ。』と何でも良いから夢を持つことの大切さを説く。夢に向かっている人間は瞳がキラキラしていると続け、そんな瞳を持つ生徒を育てたいと自らの夢を語る川藤であった。
自らの限界を悟ったように割り切ってしまう若者に対して、年齢は諦める言い訳にはならないと言うことを改めて考えさせる。確かに自分が本当にやりたいことや夢を見つけることは簡単ではないかもしれないし、日々流されながら暮らしているかもしれない。しかし、それを見つけた時が全ての始まりになるのかもしれない。

ROOKIES名言 第9位 御子柴

『一所懸命やって…何が悪いんだよ…』

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野球の経験者であった安仁屋は簡単に「甲子園を目指す」という川藤らに対して素直になれない。そして、下手くそなメンバーが必死になっていることに対しても見下した態度を取り続ける。そんな安仁屋に対して、チームのキャプテンであり良心でもある御子柴のまっすぐな言葉である。カッコつけることがカッコ悪いと気づかせるこの言葉が安仁屋の本音をも引き出す。
結果が出ないかもしれないことに対して、才能がないかもしれないことに対して真剣に取り組むということは先が見えずに辛いこともある。そして時にそれが無意味にさえ思えてくることもあるかもしれない。しかし、まずは一生懸命になることこそが全ての始まりであり、何よりもカッコいいことなのかもしれない。

ROOKIES名言 第8位 川藤

『志の大きさがその人間の大きさだ』


川藤の赴任直後に、退学届けを出した小林。小林は野球を続けるために社会人に進むことになっていた。それでも甲子園を目指したかったという小林とそれをあざ笑う不良たち。そんな不良たちに対して『燕雀、安(いずく)んぞ、鴻鵠(こうこく)の志を知らんや』つまり、小さな鳥は大きな鳥の偉大な志を知ることは出来ないとし、志の大きさがその者の人間としての大きさを表すという。
夢を持つことで、笑われることもあるかもしれない。その夢が大きく荒唐無稽に見えるほど、人はそれをバカにするかもしれない。しかしバカにする人間には実現不可能に見えることでも、夢を見る人間にとっては大きな可能性が見えているのかもしれない。凡人には計り知れない人間の大きさがそこにはあるのだ。

ROOKIES名言 第7位 若菜

『信じてくれる奴だけは死んでも裏切らね~』


信頼関係を築き始めた川藤と若菜ら部員たち。そんな中で、校内で喫煙問題が起きる。当然のことながら、それまでワルとして振舞っていた野球部員たちが疑われる。川藤も職員室内でベテラン教師たちから、川藤の理想論の無意味さを諭される。しかし川藤は「私は変わりませんよ。定年を迎えて教師を辞める時には、絶対今と同じことを言ってみせます。」と言い切る。
そして、そんな川藤に信じてもらっていると痛感している若菜らは、自分たちが喫煙で疑われるのは仕方がないと理解を示しながらも、同時に信じてくれる人は絶対に裏切らないと言い放つ。まさに不良やヤンキーの論理だが、その誓いは何よりも重いものなのだろう。彼らには彼らなりの絶対のルールがあるのだ。

ROOKIES名言 第6位 川藤

『道を切り拓くものは自信と勇気だ』


決勝戦を前に、謹慎のためにベンチに入ることのできない川藤。そんな川藤がここまで奇跡的に勝ち進んできたメンバーに対する言葉。今まで積み重ねて来た努力が自信となり、ここ一番で力を発揮する勇気をもって突き進めば、道が拓けるという強い信念が感じられる。その後に続く『おまえらは勝てる!絶対に勝てるんだ!』という言葉とともに熱い。
もちろんこの言葉も、野球や時代に限らず全ての挑戦に共通して言えることである。これまで積み重ねてきた努力があるという自信と、だからこそ絶対に出来るはずだという湧き出る勇気が新たな一歩を切り拓くのだ。勝つにはそれだけの裏付けが必要だともいえ、確固たる自信と無謀ではない勇気こそ土壇場での心の拠り所なのかもしれない。

ROOKIES名言 第5位 新庄

『おめぇ一人が痛てぇんじゃねぇんだよ』


笹崎高校との試合。圧倒的な力を見せつける超高校級の笹崎高校のメンバーに立ち向かうニコガクだが、試合中に守備の要でありチームのムードメーカーでもあるキャッチャーの若菜が右手の指を骨折してしまう。なんとか隠し続けて試合に出続けようとする若菜だったが、血の付いたボールに気が付いたのが新庄。「黙っててくれ」と頼む若菜に対してあっさりと「迷惑だ」と交代を告げる
そして、一見冷たいような言葉の後に続けるのがこの言葉。『おめぇ一人が痛てぇんじゃねぇんだよ。そいつは俺たちニコガクのキズだ。みんなが痛てーんだよ。』そしてさらに『心配すんな、おまえだけ置いてくようなこたしねーよ』退くようにたしなめる新庄。普段言葉の少ない新庄だからこそ余計に心に響く。まさに中々言葉には出来ない男の友情の真骨頂を感じる。

ROOKIES名言 第4位 御子柴

『努力したら絶対夢は叶うんだ』


マンガでは甲子園出場で幕を閉じたが、その後ドラマ化と映画化を記念して「ヤングジャンプ」にて読み切りが掲載された。これまで「努力して夢を叶えてきた」御子柴をメインにしたストーリーで、誰よりも努力してきた御子柴がプロを目指す。残念ながらドラフトからは漏れてしまうものの、努力を見てきた川藤は御子柴の夢の続きを促す
ほとんどの人間がある程度の年齢に達すると、努力しても叶わない夢があること、努力しても上には上がいることを気づき始める。そして、どこで夢の方向性を変えるのか、新たな夢を作るのかを考え始めることもあるだろう。だが、この作品では恥ずかしいくらい直球で「努力すれば夢は叶う」と言い続けてくれる。それが救いになることもある。

ROOKIES名言 第3位 安仁屋

『夢が俺たちを強くしてくれた』

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当初、川藤の熱意に心を開き野球部に復帰する仲間をバカにし、軽々しく甲子園と口にする野球の素人達にイラついていた安仁屋。しかし、自分には野球しかないことを誰より分かっており、同時にライバル校のエース級の選手に比べてもそのセンスと才能は引けを取らなかった。そんな安仁屋もまた川藤を信じ、仲間を信じることで成長していった。
そして、いつしかバカにしていたはずの「甲子園に行く」という夢をリアルな目標として据えることで、チームとしても人間としても強くなったことを自覚できたのだった。夢を持つことの大切さは、それを叶えることは確かに素晴らしいことであるが、その過程で困難に立ち向かい、挫折を経験することで人間として成長できるということにあるはずだ。

ROOKIES名言 第2位 川藤&新庄

『握れば拳、開けば掌』


ニコガクに赴任し野球部顧問に就いた川藤。自分達に理解を示し距離を縮めようとする川藤に対してイラつく新庄が殴り掛かる。その拳を受け止める。そして『同じ手なのに、握れば拳、開けば掌(たなごころ)、掌とは手のひらという意味だ。』といつか新庄が自分で拳を開いて掌を見せることを信じていると告げる。
仲間から孤立していった新庄も、川藤と関わることで徐々に素直な気持ちに気づき始める。そして初めてのチームとしての練習試合の終盤、遂に野球部の仲間の元に戻ってくる。そして代打を告げた川藤に向かい、新庄は自らの拳を広げてみせる。読者の心を熱くする名シーンである。漫画では1巻での川藤の言葉が、7巻の新庄の行動で回収される形となり、ファンの間でも人気の高い場面と言われている。

ROOKIES名言 第1位 川藤

『夢にときめけ 明日にきらめけ。』


この作品の代名詞ともいえるのが川藤の発するこの言葉。夢を持つことの大切さを説きながら、その夢を持つことが明日という未来への原動力になるという意味が込められている。現実でも、夢を持つことをバカにする人間や悟ったように夢を諦めてしまう人間が多い中で、夢を持つことのその先に何かがあるのかもしれないとポジティブに思わせてくれるようなフレーズである。
言葉自体は決してカッコいい文学的な表現であるわけではないが、その分かりやすさと、思わずプッと吹き出してしまうようなダサさが故に、逆にすんなりと心に沁みこんできて、言葉そのままの意味が印象に残る。夢を持つことが明日を明るくする。心の片隅にいつも置いておきたい言葉である。

言葉が青春を熱くする!照れくさいのがカッコいい!


不良たちが恩師との出会いやスポーツを通じて更生していくというストーリーは全く新しくない。それでもここまで多くのファンの心を掴み、名作としてあげられるのはまさに作中に出てくる言葉の数々が強烈だからこそ。
ただただ真っ直ぐな教師・川藤と、それに感化され言葉にするのも恥ずかしいような言葉を素直に言えるようになる生徒たち。「夢」「勇気」「仲間」など当たり前だけど、普段中々口にすることのない言葉が新鮮で心に響く。今青春を生きる人も、かつて青春を生きた人も、いつでも「夢」をもって熱くさせてくれるカッコいい作品。