声優・神木隆之介が演じるアニメキャラまとめ!活躍はドラマだけじゃない!

数々のドラマや映画に出演し天才子役として活躍し、その後も個性的な俳優としてオリジナリティのある存在となった神木隆之介。そんな神木隆之介は俳優としてのみならず声優としても圧倒的な活躍をしている。日本を代表する邦画アニメ作品の主要キャラクターには常に神木の名がある。そんな神木隆之介がこれまで演じたアニメキャラを紹介する。

演技派の実力俳優・神木隆之介とは?


1993年生まれの神木隆之介は、生まれてすぐに大病を患い生存できる可能性は非常に低いと医師から告げられていた。一命は取りとめるも再発の可能性を考えると、それほど長くは生きられないかもしれないと母親は覚悟した。それならば彼が生きた証を少しでも残したいと考え、子役タレントの事務所に応募したことから神木隆之介の芸能生活が始まる。
1995年に2歳で『トイボックス』のCMでデビューすると、1999年には『グッドニュース』でヒロインの息子役としてテレビドラマでもデビューを飾る。2004年には映画『お父さんのバックドロップ』で主演を務めるなど、天才子役としてドラマや映画など多くの作品に出演することとなる。


その後も、卓越した演技力と中性的な独特の雰囲気を武器に子役から高校生、成人役へとシフトしながら、数々の作品で存在感を示し続けている。そして、その圧倒的な演技力は俳優業のみならず声優としても発揮され、2001年に日本映画の興行収入歴代一位となるスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』で声優としてデビューし、その後も話題となった劇場アニメ作品で主要なキャラクターの声を担当している。

坊『千と千尋の神隠し』

丸々太ったわがまま赤ちゃん

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怪物のような八百万の神々が住む異世界に迷い込んでしまった主人公・千尋は「油屋」という名の湯屋で、恐ろしい容姿を持つ魔女の湯婆婆(ゆばーば)のもとで働き始める。「千」と名をかえられた千尋は、実直な働きぶりからお客や湯婆婆の信頼を得ていき、豚に変えられてしまった両親とともに元の世界に戻ることを目指していた。
本作『千と千尋の神隠し』内で当時8歳の神木隆之介が初の声優として担当したのが、主人公・千尋の雇い主である湯婆婆の息子である「坊」である。


赤い腹掛けをした肥満体型の赤ちゃん「坊」は湯婆婆に甘やかされて育ったためか、いつも我儘で、癇癪を起こすと泣き喚きながら暴れ、その怪力で周辺を破壊しまくる。しかし魔法でネズミに姿を変えらてしまったことで、徐々に精神的な成長を見せる。わがまま放題で凶暴なのに、千尋への愛情を示すなど愛嬌もあって憎めない
そんな強烈なインパクトのある個性的な役柄を、8歳で演じてしまう神木隆之介。まさに天才子役の名にふさわしい存在感を発揮した作品である。

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マルクル『ハウルの動く城』

癒しの存在、魔法使いの弟子

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『ハウルの動く城』は2004年に公開されたスタジオジブリ制作の作品。イギリスのファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作とし、国内外の様々な映画賞を獲得し大ヒットすることとなった。
ストーリーは、魔女の呪いによって90歳の老婆の姿に変えられてしまった少女ソフィー魔法使いのハウルと出会い、ハウルの住む動く城の掃除婦としてそのまま城に住みこむこととなり、戦いにも巻き込まれていく。


魔法使いの美青年ハウルの弟子が神木の演じるマルクルである。10歳前後とみられる歳のわりにはしっかりしており、ソフィーに対しても虚勢を張るように振舞っていた。しかしソフィーの愛情を感じることで懐き、子供らしい可愛い面を見せるようになる。
魔法のマントを使って老人の変装することもあるが、未完成な感じが可愛らしい。この役を担当した当時の神木は11歳で、マルクルの可愛らしさ同様に神木の可愛らしさを存分に感じることが出来る。

ノナ『星をかった日』

ハウルの少年時代?

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この『星をかった日』は三鷹の森ジブリ美術館だけで観られるわずか16分間の短編映画。スタジオジブリ制作の『耳をすませば』の背景画やジブリ美術館の壁画を担当していた井上直久氏の『イバラード』を原作として、宮崎駿が脚本と監督を務めた作品である。
ストーリーは、主人公の少年ノナは、時間の使い方を監視される日常が嫌になり家を飛び出し、不思議な女性ニーニャに出会う。ニーニャと暮らし始めたノナは謎の行商人スコッペロとメーキンソーにカブと引き換えに星の種を貰う。種を鉢に植え世話をしてやると、やがて種は小さな地球に育っていく。


スタジオジブリの作品で欠かせない存在になってきた神木隆之介。アニメ作品3作目にして、神木自身初の主人公を演じた作品で、作品の裏設定である『ハウルの動く城』のハウルの少年時代というノナを豊かな表現力で演じている。16分と言う短い作品にも関わらず、観るものの心に深く刻まれる。

ピー助『ドラえもん のび太の恐竜2006』

セリフは「ピュ~イ」

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2006年に公開されたドラえもん映画。首長竜の卵の化石を見つけたのび太は、タイムふろしきを使ってその卵を孵化させ、ピー助と名づけて可愛がる。しかしピー助が成長するにつれて巨大になるピー助を隠れて飼うことが難しくなる。
ピー助の本当の幸せを考えたのび太はタイムマシンでピー助を本来生きた時代である白亜紀へ帰すことを決意する。しかし、その過程で恐竜ハンターに追われたり、タイムマシンが故障するなどトラブルに遭ってしまう。


この頃映画やドラマで主演を務めるなど、子役として俳優として確固たる地位を築いていた神木隆之介。そんな神木が大人気アニメ映画に出演することに違和感はないが、その役が恐竜のピー助。セリフは基本的に「ピュ~ィ、ピュ~イ」のみ。しかしながら、生まれたての「ピュ~ィ」と、成長した「ピュ~イ」を演じ分け、さらにのび太との絆を感動的に表現できるのは神木隆之介ゆえか。

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雨宮修平『ピアノの森』

親友でライバルだから…

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1998年から『モーニング』などで連載されていた一色まこと原作の人気漫画で、2007年に映画化された。プロのピアニストを目指す少年、雨宮修平は東京から田舎町に引っ越してくると、そこで自由にピアノを楽しむ少年一ノ瀬海(カイ)と出会う。修平はカイの奏でる美しいピアノの音色に心を奪われる。
そして二人はピアノを介して友情を築くが、ピアノへの向き合い方が全く違う二人は、時に相手を羨み、挫折することもあるが、次第に互いに認め合う。そして二人はコンクールに出場し勝負することとなる。

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アニメーションであっても、幅広い層に支持される作品美しいピアノの音色と月明かりに照らされた静かな情景は観る者の心に残り感動的ともいえる。個性のある登場人物を演じる声優陣も修平を演じる神木隆之介と主人公・カイの上戸彩など豪華な演技派で固められ作品の格を上げている。
カイと対照的な個性の修平を演じる神木の声は、当時14歳とは思えない安定感である。

小磯健二『サマーウォーズ』

数学の天才、世界を救う

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2009年に公開された作品。細田守監督初のオリジナル長編作品として注目され、細田守が日本アニメーションの「ポストジブリ」と呼ばれるに至る代表的な作品となった。
作品はインターネット上の仮想世界OZ(オズ)が発達した世界、主人公の17歳の高校生・小磯健二は学校の先輩・夏希の実家で夏休みを過ごすことになった。そんな中、仮想空間と現実社会を混乱に陥れる人工知能の出現で、世界は様々な危機にさらされる。その状況を救うべく健二と夏希の一族・陣内家の面々が人工知能に立ち向かう


夏希役の桜庭ななみや谷村美月、仲里依紗など人気の若手女優陣と富司純子、田中要などベテラン俳優が声優として参加する豪華な作品。
その中で主人公・小磯健二を演じるのが神木隆之介。引っ込み思案で内気な少年が、徐々に心を開き力強くなっていく姿が印象的で、世界観にピッタリの配役と言える。この頃からは常に主役級のキャラクターを演じ、声優としても一線級と言える。

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翔『借りぐらしのアリエッティ』

神木隆之介=翔

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2010年公開のスタジオジブリ制作の作品。人間の家の床下で、静かに両親と三人で暮らす小人のアリエッティ「決して人に姿を見られてはいけない」という小人の掟の中、人間が寝静まった夜に、こっそりと床上の人間の部屋に忍び込み、生活に必要な物をちょっとずつ借りて暮らしていた。
ある日、その家に病気療養のために翔という少年がやって来た。翔はアリエッティらの存在に気づき接触を試みる。しかし小人たちは人間に気づかれたことで引っ越しの準備を始めたのだった。


翔の声を担当するのが神木隆之介であるが、翔というキャラクターをデザインする時点で既に声優を神木に依頼することが既定路線であったため、デザインスタッフは神木の画像などを参考に翔の動作・表情の研究をしたとされている。翔のキャラクターそのもののモデルが神木隆之介であると言われている。
それゆえにやはりこの作品に相応しいハマり役であることは言うまでもない。志田未来、大竹しのぶ、三浦友和など声優陣も超豪華で楽しめる。

狩乃シャルル『とある飛空士への追憶』

空を飛ぶのが好きなだけ

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犬村小六による人気ライトノベルで2011年に映画化された作品。中央海を挟んで1万2000キロメートルの距離を隔て、西方大陸の「神聖レヴァーム皇国」と東方大陸の「帝政天ツ上」の両国は戦争を続けていた。そんな最中、レヴァーム皇国で「海猫作戦」と呼ばれる無謀な作戦が進行する。
敵対する帝政天ツ上の領内を通り、次期皇妃となるファナ・デル・モラルを本国に送り届けるというもの。任務を命じられたのは、身分が低いが天才的な操縦技術を持つ飛空士の狩野シャルルだった。危険な長い旅路の中でまったく身分の違う二人は心を通わせ惹かれていく


多くの人気作品に声優として出演している神木隆之介だが、この作品の知名度は若干低いといえるかもしれない。原作と映画作品でシャルルのキャラクター設定が若干違うことで、神木の起用に対しても、ネット上などではファンの間で賛否があったとも言われている。
しかし、映画単体で観る者にとっては、優し気で儚い印象を持つ神木のイメージはシャルルに合っている。

立花瀧『君の名は。』

未来を変えるために

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世界的な大ヒット映画となり、海外の興行収入も『千と千尋の神隠し』を抜いて、日本映画としては歴代一位を記録した新海誠監督作品。
岐阜県飛騨の山奥に暮らす宮水三葉と東京の四谷で父と暮らす高校生の立花瀧。出会ったこともない2人がある日お互いの身体が入れ替わっていることに気付き、当初は戸惑うも互いの生活を体験しながら打ち解ける2人であった。しかし、ある日を境にその入れ替わりは無くなってしまい、瀧は記憶を頼りに飛騨に向かうと…。


いまや神木隆之介の代表作の一つともいえる本作品。22歳となっても違和感なく高校生の立花瀧を演じる。作中では瀧と宮水三葉という入れ替わる男女のキャラクターを巧みに演じ分け、その高い演技力は改めて注目された。
この作品の大ヒットには神木が主人公を演じたことも一役買っていると言えるはずだ。さらに、これをきっかけに神木の声優としての作品も改めて再評価されているという。

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ピーター『メアリと魔女の花』

まっすぐな逞しさ

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元スタジオジブリのスタッフが集ったスタジオポノックによる2017年の初映画作品である。イギリスの女性作家による『小さな魔法のほうき』を原作としている。
大叔母であるシャーロットの住む館に引っ越してきた11歳のメアリは、ある日森の中で青く光る美しい花「夜間飛行」を見つけた。その花の力で一日だけ魔法が使えるようになったメアリは、天空の魔女大学「エンドア大学」へと行き、校長のマダム・マンブルチュークと出会う。マダムはメアリから「夜間飛行」を奪い、メアリの友人ピーターも捕らえある実験をしようとしていた。


この『メアリと魔女の花』は、声優には主人公のメアリの杉咲花ピーター役の神木隆之介の他にも、天海祐希や小日向文世、大竹しのぶなど日本を代表する豪華な女優俳優陣が並ぶ。
その中でもピーター役を演じた神木についてプロデューサーは「子どもでも大人でもない、その中間に一時だけ存在する少年性を求めたとき、神木隆之介さんの声に正解がありました。」とその特別な存在感を称えている。

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子供から青年へ。声優・神木隆之介の成長と活躍に注目!


歴代の邦画興行収入ランキングのトップ3である『千と千尋の神隠し』、『君の名は。』、『ハウルの動く城』の全てに声優として参加しており、『君の名は。』では声優アワードの「主演男優賞」を受賞した名実ともに声優としてもトップの存在と言える。
二十歳を超えた今もなお、少年性を持った役を演じられる幅の広さを持ち、制作陣にとっても欠かせない声優である。そして、今や神木隆之介が出ると言うだけで作品の格が上がる。常に次回出演作が気になる。