『デプスパ』の原作エピソードを紹介!赤いヒーロー×赤いアンチヒーロー!

MARVELキャラクターである不死身のアンチヒーロー「デッドプール」と正義の蜘蛛男「スパイダーマン」の二人が絡んでいる公式デプスパエビソードを紹介!

デプスパとは?

第四の壁を壊すおしゃべり傭兵・デッドプール×赤いオタクヒーロー・スパイダーマン


スパイダーマン、デッドプールはともにMARVELのキャラクターです。スパイダーマンは名前通りの「蜘蛛男」。蜘蛛の糸を巧みに操る、科学オタクな生真面目ヒーローです。それと打って変わり、デッドプールは不死身で息を吐くようにジョークばかり言う、ちょっぴりイカれたアンチヒーロー

そんな正反対な二人の共通点と言えば「赤」。二人のコスチュームはとても似ているのはよく言われていることですが、実はデッドプールのキャラクターモチーフになったのがスパイダーマンなんです。デプスパの関係性は「デッドプールが一方的にスパイダーマンを友人兼憧れのヒーローだと思い接する」というもの。

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普段狂気的な言動に満ちたデッドプールが、スパイダーマンを前にすると少年のように純粋になったり、スパイダーマンの気を引こうと一生懸命になっているところが本当に可愛いんです!スパイダーマンの身長が177cm、デッドプールの身長が188cmで、二人の身長差は10cm以上。

スパイダーマンが細身なのに対し、デッドプールはがっちりマッチョ体型という体格差も萌え要素です。以下から具体的なエピソードについてご説明していきたいと思います。こちらの記事もチェック!

デプスパエピソード1:スパイダーマン/デッドプール プロローグ

デッドプール アニュアル #2

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待望の競演がついに始まる―まずはその前に、彼ら凸凹コンビの過去のブロマンスを読んでおこう!というコンセプト通り、今までのデプスパの未邦訳共演作が詰め込まれた一冊です。スパイダーマン/デッドプール プロローグの中には、ファンの間で邦訳が待たれていた「デッドプール アニュアル #2」が収録されています。ちなみにこちら、公式がデプスパと銘打っている本です。

この話、1コマ目からスパイダーマンがいきなりデッドプールのことをぶっ叩きます。デッドプールに対して当たりが強いのが通常営業なのですが、今回はなんだか様子が違います。

「君が本当にデッドプールだってこと、僕に信じさせられるのかい?」
「は?何言ってんだよスパイディ」

デッドプールはそう言うと、躊躇なく自身の胸に弾丸を打ち込みます。デッドプールは先ほど書いたように不死身であり、ヒーリング能力に長けています。

つまりこんな狂気的なことをできるのは「本物の彼」だけなんですね。

 

デッドプールが本物だと安心したスパイダーマンは、自身が宿敵カメレオンの変幻自在の術により人間不信に陥ってしまったことを告げます。助けようとしていた市民が、実はカメレオンで何度も攻撃され、何も信じられなくなったためにいきなりデッドプールを攻撃してしまったわけです。

その後、スパイダーマンは一般女性に変幻していたカメレオンに薬品を注入され、気絶してしまいます。とっさにデッドプールはカメレオンを窓から投げますが、それをスパイダーウェブで救うスパイダーマン。結局カメレオンには逃げられてしまいました。

スパイダーマンは気絶してる、それにカメレオンにも逃げられてしまった…そこでデッドプールが提案したのが、「自分が囮になってカメレオンを殺す」というものでした。どこまでも正義のヒーローであるスパイダーマンの辞書に「人殺し」の文字はないので、俺ちゃんが殺してやるぜ!と意気揚々にはしゃぐデッドプール。

タイツを交換したあと、「ヒーローのお約束」と言い顔を見ずにマスク交換をするデッドプール。きちんと銃も持った偽スパイダーマン(デッドプール)は

「カメレオンをブッ殺したらマスク返しに来るからね」

となんと額にキスをします。これだけでもすっごく可愛いのですが、その後スパイダーマンとして行動するデッドプールにも「スパイディ愛」が溢れています。

銃を持ってきたものの、スパイダーマンになったからには簡単に使わないぞ!と思っていたり、ヘビを操るヴィランに対し「動物のヴィラン!昔のスパイダーマンだ!」とはしゃぐ姿はまさに純粋なファンそのものです。


最後デッドプールが二人(片方がスパイダーマンでもう片方はカメレオン)になってしまい、どちらかを撃つことを迫られた偽スパイダーマン(中身デッドプール)がカメレオンを見事見破ったのですが、その理由がスパイディ愛に溢れています。「本物のスパイダーマンは悪人でも殺さない、バーカ!」と言い見事に当ててしまうデッドプール。初めはデッドプールに対して嫌々だったスパイダーマンも、最後は二人とも息ぴったりになっているのが素敵です。

デプスパエピソード2:デッドプール:モンキー・ビジネス

Deadpool 19,20,21

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表紙が「メイド服を着たデッドプール」という超インパクトがあるこの一冊。実際メイド服を着ているシーンは数ページなのですが、そこでもデッドプールがスパイダーマンに自身のメイド服姿を見せつけていたりとデプスパ要素ありの一冊。


モンキー・ビジネスの内容は、暗殺者ばかり狙う「ヒット・モンキー」にデッドプールが狙われていることを知り、二人は(というかスパイダーマンが)望まないチームアップをする、というもの。ハートマーク全開「俺ちゃんを助けてね!」と言うデッドプール。それに対して超絶塩対応なスパイダーマン。アンチヒーローの彼が、ヒーローになりたい一心で「俺はスパイダーマンの動きを学びたいだけさ。最前列で見学できそうだ!」とはしゃいでいるのもとっても可愛いです。


いつものことなのですが、今回は特別新婚ホヤホヤの奥さんのようにデッドプールがスパイダーマンにベタベタくっついている様子が見られます。二人の掛け合いの「相棒らしくスパイダーケーブルで泊めてくれよ」「冗談じゃない!」「なんだよそれ、俺たちは相棒だろ?」「相棒じゃない!」というシーンが、二人の関係性を表していて面白いです。

デッドプールがスパイダーマンのことを「ベイビーボーイ」という愛称で呼ぶDeadpool #19、デッドプールがスパイダーマンを「スパイダーケイブ(スパイダーマンの家)買ってやるから家に泊めてくれよ、俺ちゃんお金持ちだぜ?」と言い、さらに一緒に住もうと全力で口説いているDeadpool #20が収録されているので、デプスパ好きさんにぜひ読んでいただきたい一冊です。

珍しくデッドプールが敵の「ヒット・モンキー」を怖がっていて、スパイダーマンがそれをバカにしていたりします。いつもはデッドプールを邪険に扱っているけれど、こういうところを見ると、案外スパイダーマンの方もデッドプールのことを嫌いなわけじゃないのかも…?と想像が広がりますね。

デプスパエピソード3:スパイダーマン/デッドプール :サイドピース

スパイダーマン/デッドプール #12

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本のピンク具合と邦訳の「可笑しな二人の物語」の文字。表紙からしてデプスパ要素満載の一冊。クリスマスにヒーローたちがパーティーをする中、スパイダーマンとデッドプールは馴染めずのけ者に

仕方なく二人は望まないけれど、聖夜で盛り上がる街中を二人で歩くことになります。そこへクリスマスを間違った祝い方をされてブチ切れているサタンを名乗る神が現れて二人が頑張って接待する….というお話。


「デッドプールに変な薬を飲まされ、幼児化してしまったスパイダーマン」という、非常に珍しいスパイダーマンの一面を見ることができます。「すご〜い!」しか言えなくなっているスパイダーマン。某動物フレンズのキャラを連想させます…。飲んだ後にスパイダーマンがジュースの成分を確認してシーンがあるのですが、そこで出てきた「ユリコマ」「ヨヒンベ」の効果が…

 

デプスパエピソード4:スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス

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冒頭でご紹介させていただいた「スパイダーマン/デッドプール:プロローグ」を経て、「ブロマンス」から本格的に二人のチームアップがスタートします。

デッドプール→スパイダーマンという一方的なラブコールを送ってはいるものの、スパイダーマンは終始一貫してそっけない様子。そんな二人がこれからどうなっていっちゃうの!?という内容になっている一冊です。二人の絶妙な関係を味わいたい方を絶対に裏切らない一冊となっております。

ちなみにブロマンス「ブラザー」と「ロマンス」を組み合わせた造語。肉体関係のない男同士の愛情、という意味を持っています。本の帯に書かれた「友情?それとも愛情?どっちなの!?」という言葉は二人の関係そのものをわかりやすく表現されていると思います。

冒頭からいきなりトバしてのスタート。同人誌なのか?と一瞬疑ってしまうくらいのCP要素。絶体絶命なのにこんなお気楽な会話をしているデッドプールといつも通りの返しをするスパイダーマン。そしてそんな二人の密着感に萌えます。ヒーローになりたい!とスパイダーマンの手伝い(邪魔)をするデッドプール。いつも通りそんなデッドプールを邪険にしつつも、デッドプールのヒーローになりたいという思いだけは徐々に認めるように。

でも実はそれはデッドプールの口実だった!暗殺者であるデッドプールは、スパイダーマンに非常に近しい人物である「ピーター・パーカーの首にかかった賞金1億ドルの獲得」という目的があって…!?というストーリー。デッドプールはスパイダーマンがピーター・パーカーであることを知らないため、ここからどうなっちゃうの…と純粋に物語としても非常に楽しめる一冊になっています。不器用ながらもスパイダーマンを喜ばせようと接待している様子が微笑ましく、笑いを誘います。

 


「娘の存在は最近になって知ったんだ。誰も知らない俺の秘密。ここなら安全だ。俺がバカやめて一人前になれば、父親になれる。人は変わる」

デッドプールはそう言い、スパイダーマンからの信頼を得るために、娘「エリー」と引き合せます。デッドプールはこれでお互いに秘密のない関係になったと思っているのですが、スパイダーマンは暗殺計画のことは知らないにも関わらず、自身の正体を明かすということを誰にもしなくなっています。そして、デッドプールの方もスパイダーマンへの愛にも似た友情を抱きながらも、残虐的な過去のせいで殺すことに躊躇をしなくなり、今もなお「ピーター・パーカー」を殺そうとしています。

すれ違う二人は本当に変わることはできるのか?「ブロマンス」では、普段のふざけたデッドプールではない、少しシリアスな一面を見ることもできます。

赤い二人の今後の絡みに注目!

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二人の背景が濃いからこそグッとくる!アメコミの良さをふんだんに生かしたデプスパからはこれからも目が離せません!

まだ邦訳されていないデプスパの公式作品もたくさんありますので、今後の動きに注目です!

2018年6月から映画「デッドプール2」が公開され、日本でもデッドプールの認知度がだんだん上がってきて嬉しいです。いつか映画でデプスパの絡みを見られる日が来ることを祈って…

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