【りゅうおうのおしごと】名言&名シーンBEST10!将棋に魅せられた棋士たちの軌跡を振り返る!

将棋界をテーマにした「りゅうおうのおしごと!」は、若年にして「竜王」の主人公・九頭竜八一と、八一に弟子入りした小学生、雛鶴あいとの師弟関係を中心に描いた作品です。小学生棋士に(なぜか)愛されている八一の活躍や、実力のある棋士たちとの激闘の数々などを、名言・名シーンとともに振り返っていきましょう!

『りゅうおうのおしごと!』とは?

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ライトノベル作家・白鳥士郎先生が描く将棋をテーマにした「りゅうおうのおしごと!」は、主人公・九頭竜八一と、八一が竜王になった後、陥ってしまったスランプ中に出会った一人の少女・雛鶴あいとの師弟関係を中心に描いている作品。GA文庫から出版されています。
ヤングガンガンとガンガンGA(ガンガンジーエー)からは、構成・カズキ、作画・こげたおこげ、そしてキャラクター原案は人気絵師のしらび(ライトノベル版のイラスト担当)、監修・西遊棋と強力タッグで漫画連載されています。
2018年にはアニメ「りゅうおうのおしごと!」が全12話で放送され、女子小学生棋士にモテる八一が、竜王として苦悩している姿や、対局の心理戦の攻防が見ごたえのある作品でした!
今回はそんな『りゅうおうのおしごと!』の名言・名シーンをランキング形式で振り返っていきたいと思います!ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです!

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第10位

「頓死」


九頭竜八一の姉弟子で、浪速の白雪姫の異名を持つ空銀子は「女王」「女流玉座」の2つのタイトルを持つ棋士で、1400年の将棋の歴史の中で最強の女性と言われています。そんな最強の女性棋士の銀子が、密かに想いを寄せているのは弟弟子の八一でした。
クーデレ美少女で、人見知りの銀子は、頑張ってデートに誘ってみたりしているのですが……鈍感な八一はまったく気づきません。あいが登場してからは、想いを伝えるよりもヤキモチをやいてしまう場面が多く、大好きな八一に「頓死」と厳しい(厳しすぎる……)言葉を投げかける機会が増えていきました。


「クズロリオ。頓死すればいい……」「頓死しろ、ドクズッ!」「頓死しろっ!」「頓死」のバリエーションも豊かです。好きな人にも厳しい銀子ですが、こっそり顔を赤くして照れたりプレゼントされた髪留めをいつも身につけていたりと、本当は可愛い女の子なんですよね。
八一が窮地に立っている時には、必ず銀子が登場しています。八一につらく当たられていても、第一に考えて行動する銀子はとっても可愛いです!
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りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第9位

「寝たい奴は勝手に寝てろ!強くなりたかったら1局でも多く指せ!」


八一の家で、お泊りの将棋の研究会を行いたいと言って連れてきたのが、水越澪、貞任綾乃、シャルロット・イゾアールの3人の可愛い女子小学生でした。後にJS研究会(ジェーエスケンキュウカイ)と名付けられた3人の登場は、明るく楽しそうでしたね。
普通の小学生と違ったのは、お風呂を入るのも将棋で決めていたりと、将棋に絡めて過ごしていたことでした。その様子を見て、八一も竜王として4人に将棋の指導をしています。


将棋を始めると、ついつい八一も熱くなってしまい「寝たい奴は勝手に寝てろ!強くなりたかったら1局でも多く指せ!」と宣言をして、朝まで将棋の対局をし続けるという行動に出ていました。朝には銀子が「ロリ王」の証拠保存としてスマホで撮影しています。
この出来事も含めて、八一は将棋界でも小学生好きなのでは?という不名誉な噂が立ってしまいました。可愛い4人の小学生と、後に内弟子になる夜叉神天衣も小学生……確かに八一の周辺はJS率が高いですよね。
八一は、大人の女性が好きな普通の16歳の男の子。本人も師匠の清滝鋼介の娘で、棋士の清滝桂香に密かな憧れを抱いていると作中で明らかにしています。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第8位

「うわあああああ……」


プロデビューしてわずか16歳4ヶ月で竜王になった八一ですが、竜王になってから惨敗する対局が多く「[クズ竜王]九頭竜八一の失冠を信じて鶴を折るスレ」とアンチなスレもあり、なかには100スレ以上を超えている長寿スレまであるほど……。
スランプ気味の八一の将棋対局の中で、特に苦い思い出があるのは、プロデビューで戦った山刀伐尽八段との対局です。山刀と戦う前は「25年ぶりの中学生棋士誕生!!」と、メディアも盛り上がりを見せ、八一もどうせ対局するならタイトルフォルダーやA級の棋士と戦いたいと意欲を見せていました……が……。


……対局すると限定合駒(合駒とは王手をされた場面で駒を打って受けることをいい、複数ある合駒の中でも稀に、正解がたった一つしかない場合を限定合駒)まで読み切られて大惨敗してしまいます。
対局終了後には「うわあああああ……」と、千駄ヶ谷の将棋会館から神奈川は茅ヶ崎まで走っています。「俺もうやめる!ここで働きながらサーファーになる!!」と取り乱しましたが「ぶちこわすぞわれ」と冷静に銀子に大阪に連れ戻されていました。
なんだかんだここでも面倒見がいい姉弟子。八一のショックが伝わってくるシーンです。
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りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第7位

「来なさい。踊ってあげる」

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将棋会館で行われる研修会の入会試験に挑んだ天衣は、いよいよあいと対局を行いいます。あいにとって初めて指す天衣との将棋は「こうこうこうこう……」と、あいの決めフレーズが序盤から登場していました。
「来なさい。踊ってあげる」と、状況を冷静に判断している天衣。同年代の対局は、残念ながらあいが負けていました。いつもは負けない!前向きに将棋を指しているあいは、1つのミスによって勝利を逃していましたよね。天衣の将棋に負けたのは、自分の実力不足だと感じたあいは涙を流して後悔しています。
あいの涙を見た八一は「あい、その気持ちを俺は教えてやりたかったんだ。俺や姉弟子では教えてやれないその悔しさを……」と語っています。八一の、弟子に対する心遣いが見て取れる名シーン。二人の「あい」の戦いも見ものでした。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第6位

「もっと色んな戦法を勉強しなきゃいけないんです。竜王に相応しいと認められるような将棋を」

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八一は、オールラウンダー棋士で「両刀使い」の異名を持っている山刀には、プロデビュー戦の大惨敗も含めて3戦3敗とすべて負けていました。このままでは自分の壁を破らなければいけないと考えていた八一は、捌きの巨匠(マエストロ)の異名を持つ生石充玉将にも、自分が得意ではない振り飛車系の指導を受けたりしています。
ネットの「[クズ竜王]九頭竜八一の失冠を信じて鶴を折るスレ」なども時々見ている八一は、自分がコメントでディスられているのも十分知っていました……。

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コメントを見て落ち込んでいましたが、あいを内弟子にしてから「もっと色んな戦法を勉強しなきゃいけないんです。竜王に相応しいと認められるような将棋を」と語っています。
それまでは「竜王とは?」考えすぎていたところもあった八一ハワイで敗北をした後には自暴自棄になり、あいたち周辺の人間に当たっていましたね。桂香がマイナビ女子オープンで見せた将棋は、八一を冷静さるのに十分な対局を披露していました。
将棋とどう向かい合っていくのか、どうしたら勝利ができるのかと、前向きに将棋に向かうという気持ちを再び持てた八一は、名人戦にも臆することなく挑んでいます。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第5位

「将棋の神に愛された少女なんだ」


将棋の指導をしていた八一は、街の将棋が行える場に天衣を連れて行きます。両親が亡くなってからは、1人将棋しかしていなかった天衣は、そこで心理戦が重要な人対人の将棋の戦いを覚えていきます。最初は、対局した棋士(パンサー)に苦戦していましたが、何度も対局していくと天衣らしい将棋を行えるようになっていました。
精神的に弱かった天衣が、成長した姿を目の当たりにした八一は「天衣が生み出したのは、まるで『巨大な闇』……何が正着で何が失着なのかすら分からない混沌。しかもその闇がじりじりと盤の上を侵食していく、正体不明の将棋だ」と、天衣の将棋を語っています。


パンサーに勝利をした天衣を見て「将棋の神に愛された少女なんだ」と、あいと同世代のすごい女子小学生棋士が誕生したのを喜んでいました。竜王の八一に、ここまで言わせてしまう天衣とあいはどこまで強くなるんでしょうね……!!期待と末恐ろしさが感じられるシーンでした。
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りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第4位

「こうこうこうこう……」


石川県にある由緒ある老舗旅館「ひな鶴」で開催された八一の竜王戦は、あいの実家でした。竜王戦で緊張していた八一に、あいが水を持って来たのをきっかけに、弟子入り志願をしています。
八一は、緊張していた竜王戦で「竜王になったら何でも言うこと聞いてあげるよ」と、あいに言っていたのですがまったく記憶にありません。八一の言葉を信じてやって来たあいに、将棋の対局を軽くして帰ってもらおうと考えていました。


あいの将棋は、八一の竜王戦で披露した「相掛かり」。自分の戦法を覚えたてなだけだと軽く八一も考えていましたが、対局が進んでいくとあいの様子が変化していきます。「こうこうこうこう……」と呟きながら考えていたのは対局の先の先……。
竜王の八一も圧倒される気迫を披露していました。それからあいの対局のフレーズとして登場します。天衣との対局では、かなり窮地に立たされて、焦りながらも勝つ将棋を目指し「こうこうこうこう……」と言っている姿が健気でしたよね。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン【番外編1】

「小学生は最高だぜ!」


シリアスで熱い対局が多い『りゅうおうのおしごと!』ですが、時にはロリ……九頭竜八一竜王の「迷言」やブッ飛んだギャグ展開なども用意されています。ここではそんな「迷」言・「迷」シーンを番外編としてご紹介します!
さて最初はこの迷言から。
初対局をした後、天衣に負けたあいは悔しさで涙を流していましたよね。その後、八一は弟子入りを天衣にした後に将棋を指しています。家に帰った八一は、天衣を弟子にしたい!あいの許可を得るために土下座までしていました。
それまで嫉妬していたあい「師匠にとって、誰が一番なんですか?」と八一に確認を取っていました。八一は一番最初に内弟子としてとったのがあいだからという意味で「そりゃ、あいが一番だろ」と言います……ここまでは良いのですが……。

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あいにとっては、八一がどう考えて言ったのかの真意を聞かなくても、自分が一番だと言われれば嬉しいですよね。その後、天衣と八一が18局指したのを聞いたあいは「じゃあ、今からあいと19局指してください!」とリクエストを出していました。
どんなことでも八一の一番になりたいあいを見て「天衣に負けたことで競争心が目覚めたんだな。だからライバルよりも1局でも多く指したいと……成長したな、あい」と心の中で感動していました。
しかしここで飛び出してしまったのが「小学生は最高だぜ!」の迷言!心の中ではっきり(問題発言を)言っていた八一は、小学生棋士を虜にする「ロリ王」と言えます!
でもそのセリフはアウトおおおおおおおお!!!

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン【番外編2】

「弟子にはできないけど・・・お嫁さんにしてあげるよ」


八一が家に帰宅すると、JS研の研究会が行われていました。一番年下のシャルロットが、八一の弟子にして欲しいと可愛く頼んできます。戸惑った八一でしたが、舌足らずで話すシャルロットの可愛さに魅了されつつも、いい加減なことは出来ないと考えて「ごめん、シャルちゃんは弟子にすることができない」と断っていました。
小さいシャルロットは八一の意外な返答に、戸惑いながら目に涙を浮かべています。「弟子にはできないけど・・・お嫁さんにしてあげるよ」と、弟子入りを断る代わりに「お嫁さん」の条件を出した八一
ですが、天衣の弟子問題でナーバスになっていたあいの嫉妬の火に、さらに燃料を投入する発言となっていました。でも、シャルロットの可愛い口調で言われたら、八一だって思わず「お嫁さんにしちゃおう」って考えるのも無理ありませんよね……しかしこれでますます疑惑に拍車がかかることに!ちょ……竜王……通報……ッ!

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン【番外編3】

「俺の大天使が壊されちゃった(泣)」


天衣の家から帰ってきた八一の目の前には、座布団を被って泣きじゃくっているあい将棋盤の前に座っている銀子「……女子会??」と困った顔で言った桂香がいました。静岡で、攻める大天使こと月夜見坂燎とタイトル戦をやっていたはずの銀子は、昼食を挟まずに対局を終了させていました。
ネットニュースでは「俺の大天使が壊されちゃった(泣)」とコメントを入れた坂燎のファンもいます。坂燎の読みが外れてあっさり銀子の勝利となったのですが、あっという間に勝ってしまったために静岡からすぐ帰って来ていたのでした。

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帰ってきた銀子は、八一に対局してもらいたかったのですが、あいにく留守……なら内弟子のあいと対局しよう!となり、あいがサンドバックとなっていたのです。いつもあいと八一のことでケンカになっている銀子は、この時あいの「弱さ」を見抜いていましたよね。
それにしても「壊されちゃった大天使」月夜見坂燎の放心状態が凄まじい。ちなみに元ネタは実在の棋士、広瀬章人氏だとか。姉弟子恐ろしや……。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第3位

「その気持ちを大事にしてあげてください」

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月光九段から天衣のことを頼まれた八一は、あいにばれて家出されてしまいます。慌てて清滝九段のところへ行くと、あいは桂香と将棋をしていると聞かされてほっとしていました。以前清滝は、八一の将来を思って月光に預けようと考えていたと明かしています。
自分の力では、八一を成長させられないと当時考えていたんですね。ですが月光は、八一が清滝の将棋に惚れ込んで弟子となったのだからと言って預かるのを断っています。「その気持ちを大事にしてあげてください」と月光に言われた清滝は、自分が八一の才能を羨み、遠ざけようとしていると感じました。

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将棋が上手いからと言って「弟子の指導も上手とは限らない」。月光から教えられた清滝は、八一を指導するのを決意しています。
その後、清滝の元で16歳4ヶ月という若さで竜王になったのですから、良い師弟関係を築けていたのでしょうね。そして八一は、次世代の棋士を育てる悩みを師匠である清滝に語っています。いつもおおらかな清滝の天才棋士の師匠としての苦悩も聞けたのは、今後2人のあいたちを育てるのには重要な体験となりました。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第2位

「俺と家族になってくれないか?」


八一は「弟子をとっていただきたい」という日本将棋連盟会長・月光聖市九段の頼みで、神戸の豪邸に住んでいる夜叉神天衣に将棋の指導を行うことになりました。「私はあなたを師匠だなんて呼ばないから」と、八一との初対面時に強く拒絶を示しています。
拒絶を示していても、八一に将棋の指導をしてもらっていた天衣は、受け将棋が得意で、劣勢になった時に驚異的な力を発揮する強靭な精神力を持つ女の子でした。実は父親・夜叉神天祐がアマチュア棋士で、母親も将棋をしていたという女の子でした。
あいとはまったく異なるタイプのツンデレ天衣は、両親は事故で亡くなっています。1人で孤独に将棋盤に向かい続けていた天衣は、きちんと将棋を習いたいと祖父に頼んでいました。


両親が事故死する前に八一は、月光九段と天祐が対局した時に、2人が見逃していた読み筋を発見しています。読み筋を逃さなかったら自分が勝てた対局だったと知った天祐は、八一に将来は娘(天衣)が棋士になりたいと願えば、八一を指導して欲しいと願っていました。
八一は当時のことを覚えておらず、それが天衣の逆鱗に触れていたんですよね。「俺と家族になってくれないか?」「幸せにするから籍に入ろう」と積極的にプロポーズ(弟子入り)をしていました。

りゅうおうのおしごと!名言・名シーン第1位

「わ……わたしは、くじゅりゅうやいち先生の弟子になりたいんです!」


石川県にある実家から、計画を立てて八一の元に上京したあい。八一のアパートにやって来たところまでは成功していました。ですが、銀子にすぐにばれ、師匠の清滝鋼介のところへ……。八一の竜王戦から、娘の様子がおかしいと感じていた両親は、あいが上京した段階で、将棋連盟に連絡をしていたのです。
石川県にも将棋の先生はいるのでは?と言う清滝の問いに「わ……わたしは、くじゅりゅうやいち先生の弟子になりたいんです!」と、きっぱりと言っていました。「誰かみたいになりたいと思ったの初めてで……」とも理由を語っています。


八一が棋士として苦悩している姿や、それを見せまいと冷静さを保ちながら対局している姿表と裏の顔を同時に見たあいは、将棋を指したい!と強く感じたんですね。
自分も弟子になった頃に、将棋への熱い情熱や憧れを感じた八一は、(清滝の勧めもあって)あいを内弟子として認めていました。あいは男性としても、八一に好意を抱いているのが伝わってくるシーンだと思います!
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【りゅうおうのおしごと!】棋士たちの熱き戦いに注目!


主人公の九頭竜八一や、あいたち女子小学生を中心に将棋を描いた「りゅうおうのおしごと!」。アニメ版のストーリーを中心にご紹介しましたが、竜王を防衛した後の八一の苦悩や、桂香の女流棋士になれるかなれないかの瀬戸際の苦悩や、師匠・清滝の師弟関係のストーリーも感動のシーンでしたよね。
愛情表現が伝わらない銀子の想いも、ストーリーが進むに連れて痛いほど伝わってきました。あいも天衣もそれぞれ相手を思うエピソードが多く描かれています。2018年のアニメ放送中には重版がされて人気はまだまだ続いて、名言・名シーンはまだまだ増殖中!将棋に真剣に向き合った棋士たちの熱い戦いに、これからも期待が高まりますよね。