【STEINS;GATE 0】世紀の発明!人工知能アマデウスの秘密に迫る!【ネタバレ注意】

ついにあの伝説のアニメ”シュタゲ”の待望の二期が開始しました!今回はSTEINS;GATE 0に登場する人工知能、アマデウスの謎に迫ります!もしも、あの時岡部が諦めていたら…。そのIFの世界の延長を垣間見る事ができるシュタゲ0。今回はアマデウスの事を主体に、第一期の紹介も絡めて書いていきますので、どうぞご覧ください。

STEINS;GATE 0とは


シュタインズゲート0とは、2015年12月に発売されたSFアドベンチャーゲームで、前作シュタインズゲートの続編として発売されました。
もしも、あの時 岡部が諦めていたら…
前作シュタインズゲートでの最後で移動しなかったら岡部は、そして牧瀬紅莉栖はどうなったのか…。あの時諦めていたら起きていた事を軸に進む物語を描いたものが”0”の物語で、厨二病を忘れた岡部や突如として勃発した第3次世界大戦によって変わっていく世界が垣間見る事ができます。

前作STEINS;GATEはどんなアニメ?


今回ご紹介する”0”のアマデウスの前に、前作シュタインズゲートのおさらいを少しだけしておこうと思います。
前作シュタインズゲートは2009年5pb.によって発売されたSFアドベンチャーゲームで、2011年4月よりアニメ版が放送されました。主人公の岡部倫太郎は東京電機大学の1年生で、未来ガジェット研究所(通称ラボ)の創設者、そして重度の厨二病です。
ラボのメンバーの橋田や幼馴染のまゆりと共に日常の生活を少し便利にする道具の開発に明け暮れる毎日でした。しかしある日、偶然訪れたタイムマシーンについての講演会で牧瀬紅莉栖と出会い、そして牧瀬の死亡している場面を偶然見てしまう所から物語は始まります。

物語の主軸になっている分岐点とは?


ゲームシュタインズゲートでは、フォーントリガーというシステムが採用されており、携帯電話の通話を取ったタイミングや送受信するメール等で物語が分岐し、6つのエンディングが用意されているマルチエンドゲームです。アニメ版ではゲーム内の最終章、トゥルーエンドのストーリーが採用されておりヒロインが牧瀬紅莉栖のルートの物語です。
偶然発明してしまった電話レンジ(仮)と連動した岡部の携帯電話過去にDメールを送ることで過去が改変され、それによって世界線が少しずつずれていく。最初は面白半分に行っていた実験が、取り返しの付かない未来へと繋がっていき岡部は改変してしまった未来を元に戻す為に奔走する物語です。

0に登場するアマデウスとは一体何か


さて話を0に戻しまして、今回0の物語の主軸になるのはアマデウスというシステムです。アニメ版では第2話でそれが一体何かというのが明らかになりました。
アマデウスとは人間の生体脳を記憶ごと機械にコピーし、思考や感情等をコピーを元に再現し会話や思考を実現させたボトムアップ型の人工知能のことです。アニメ版で岡部が比屋定真帆に出会う切っ掛けとなった講演会では、人工知能アマデウスとして三日前に記憶のコピーをした比屋定が画面に映し出され、会場を驚愕の渦に巻き込みました。
この実験には二人の記憶提供者がおり、一人は発表した比屋定、もう一人は牧瀬紅莉栖でした。

元になった一人の少女とは?


アマデウスの実験に生体脳の記憶を提供したもう一人、牧瀬紅莉栖はアメリカにあるヴィクトル・コンドリア大学付属脳医学研究所の研究員で比屋定の後輩でした。二人は共にアレクシス・レスキネン主任研究員(通称レスキネン教授)の元で研究を行っていました。
アマデウスの開発もその研究所で行われており、牧瀬の想起した人間の記憶をデータ化する理論を基に作られました。牧瀬が日本で死亡した後は比屋定とレスキネン教授がアマデウスの製作を受け継いでおり、現存のものは牧瀬の死後に製作されたものです。
牧瀬の生体脳データは日本に帰国する直前のものがデータ化されており、本編より8ヶ月前の牧瀬です。

天才アマデウスと努力家サリエリ


アマデウス、その名前を聞くと17世紀に生きた音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。幼少の頃から音楽の才能を開花させ、天才として世に名をはせた音楽家モーツァルト。
比屋定もアマデウスの名前にかの天才音楽家を連想した事がアニメ第2話に登場した彼女のIDからわかります。比屋定のIDはsarieli。モーツァルトと同じ時代に生きたオーストリア皇帝に仕える宮廷音楽家達の長、アントニオ・サリエリの名前を使用しています。
映画アマデウスではサリエリがモーツァルトの殺害を自供するシーンがありますが、実史では殺害を認めておらず、サリエリはモーツァルトの死後も彼の曲をよく演奏し才能を認め親交があったことが伺えるそうです。)

天才少女牧瀬紅莉栖と比屋定真帆の苦悩


比屋定は牧瀬に対して自分を先輩と呼び慕ってくれる可愛い後輩唯一無二の親友のように思う気持ちがありましたが、才覚に恵まれ研究室のブレーンとして活躍する彼女に強い劣等感を感じていました。比屋定は自分と牧瀬の関係をサリエリとモーツァルトの関係に例えて、牧瀬がアマデウスなら自分はサリエリだと考えていました。
しかし、突如日本で死亡した牧瀬。比屋定は強い悲しみ喪失感とそして、自分は牧瀬紅莉栖を一生超える事ができないという絶望を背負うことになります。
ゲーム版のシナリオ、存在証明のオートマトンで比屋定は生前に牧瀬が自分と比屋定の関係をモーツァルトとサリエリに例えていた事を知ります。実史でのサリエリとモーツァルトは互いを認め合い尊敬しあっていたように、牧瀬は比屋定の才能を認め尊敬していた事を知りました。

【ネタバレ注意】アマデウス、リーディングシュタイナーに目覚める!?【真帆ルート】


5つの終着点と1つのトゥルーエンドがあるシュタインズゲート0ですが、今回はゲーム版に焦点を当ててアマデウスに起こった変化を紹介していきます。5つのルートの中でアマデウスに最も変化が起こったのは比屋定真帆がヒロインになっている通称真帆ルートこと、存在証明のオートマンに繋がるルートです。
存在証明のオートマンのシナリオには、閉時曲線のエピグラフ時に柳林神社内でスマホの電源を切り、起動秩序のエクリプス内でアマデウスがのっとられた直後に掛かってくるアマデウスからの着信を無視すると存在証明のオートマンのシナリオに移行することが出来ます。

神はサイコロを振らない。アマデウスが真帆に遺した言葉


存在証明のオートマンのメインは比屋定と牧瀬比屋定と桐生友情の物語で、比屋定の持つアマデウスの制御コードを狙ったレイエス教授とアマデウスを守る為に奮闘する比屋定、そして、記者として比屋定に近づき親友になったSERNのラウンダー、桐生。存在証明のオートマンでは陰謀と友情が絡み合ったシナリオになっています。
鳳凰院凶真のことを、よろしくお願いしますね。
紆余曲折の末のラストでは、アマデウスは知るはずのない牧瀬紅莉栖のような言葉を口にします。β世界線の、しかも日本に来る三ヶ月も前の牧瀬の記憶を元に作られているアマデウスは当然岡部の別の顔である鳳凰院凶真も世界線の事も知ってるハズはないのに。

なぜアマデウスが鳳凰院凶真を知っていたのか。


ではなぜアマデウスは鳳凰院凶真を知っていたのでしょうか?
これは私の推測ですが、恐らく、アマデウスが完全消去の直前にリーディングシュタイナーの能力が発現し、α世界線の牧瀬紅莉栖の記憶を引き継いだからなのではないでしょうか。自身がアマデウスになった自覚がなかった牧瀬は最初比屋定に手を伸ばしますが、当然画面の中からは触れることは出来ません。なので消えてしまう前に別の世界線の事を比屋定に告げ、岡部の事を託したのではないかと思います。
なぜ突如リーディングシュタイナーの能力に目覚めたのかは言及されていませんが、α世界線では生きている牧瀬がその後アマデウスを開発し、再度記憶をコピーしたからではないかと考えています。

アマデウスの正体!牧瀬紅莉栖とは何者なのか


アマデウスの元になった少女、牧瀬紅莉栖とは、物理学者の中鉢博士を父親に持つヴィクトル・コンドリア大学付属脳医学研究所の研究員で、若干17歳で論文が有名科学雑誌に掲載されるなど稀代の天才少女として名を馳せており、アマデウスシステムの開発提唱者です。
第一作目のシュタインズゲートでは牧瀬はその頭脳を活かし、どの世界線でも岡部を助ける役割を持っていました。
ここではアニメ第一作目のシュタインズゲートに触れながら牧瀬紅莉栖の事を紹介していきます。

世紀の天才少女、牧瀬紅莉栖とマッドサイエンティスト鳳凰院凶真


上記でも紹介したとおり、牧瀬紅莉栖が死亡する場面から物語が始まるシュタインズゲートですが、岡部が送信したDメールによって牧瀬が死亡しなかったα世界線へと移行してしまいました。大学一年の夏休み、岡部は死亡したはずの牧瀬紅莉栖と共に三週間を過ごす事になります。
岡部からみた牧瀬は勝気で探究心が旺盛、頭がよく冷静で岡部は牧瀬に憧れと恋心を抱きす。マッドサイエンティスト鳳凰院凶真を演じながら牧瀬と過ごす日々は後に人生で一番大切な三週間だと岡部が語るほど重要な日々でしたが、それはα世界線は幼馴染の椎名まゆりが死亡する世界線でした。
偶然岡部が持っていた能力、リーディングシュタイナーをつかって、まゆりを死の運命から助ける為に改変した過去を戻していきます。

リーディング・シュタイナーとクリスティーナ


岡部の持つリーディングシュタイナー(運命探知の魔眼)の能力とは、世界線変動前の記憶を所持できる能力で、物語の序盤、岡部達ラボメンは電話レンジDメールの性能を試す為に過去にDメールを送信しました。過去が改変されたら世界線が変動し、岡部だけが変動後の世界線の記憶を持たず変動前の世界線の記憶を所持しています。
また、牧瀬とラボメンの橋田によって電話レンジの機能を拡張しSERNLHCにハッキングする事で過去へのタイムリープ(記憶移動)を可能にし、岡部だけが過去に記憶を飛ばす事ができるようになりました。しかし、その事からSERNの下位組織のラウンダーに付け狙われる事になります。
因みにクリスティーナとは岡部が付けた牧瀬のあだ名で、本人はティーナじゃないと毎度訂正しています。

ラボメンNo.004 彼女の居た空白


まゆりが死なない元の世界とは、牧瀬がすでに死亡しているα世界線で岡部は悩みます。どれだけ過去にさかのぼっても、どの世界線でも牧瀬は必ず岡部の話を聞きまゆりを助けようと尽力してきました。まゆりを助けるか、牧瀬を助けるか。岡部はどちらかしか助けられないという二者択一の選択に迫られる事になります。
そして岡部はもう既に死が確定していた牧瀬ではなく、まゆりを助ける事を選ぶことになります。岡部と牧瀬は互いに気持ちを打ち明け、岡部は自分の想いに蓋をしてまゆりを助ける為にβ世界線に移動しました。
後に残ったのはまゆりが死なない世界ともう既に故人となった岡部しか知らない牧瀬と過ごした三週間の思い出、空席になったラボメンNO.004の席でした。

運命の分岐点 牧瀬紅莉栖の死亡した経緯


牧瀬はβ世界線では、ラジオ会館で行われたタイムマシーンの会見に参加した際、何者かに刺され死亡しました。偶然その会見に参加していた岡部は牧瀬の死亡している姿を見て、牧瀬紅莉栖が刺された旨をラボメンの橋田に送りました。そのメールがSERNのサーバーに記録され、岡部が世界線を移動することになったのでした。
シュタインズ・ゲート0では、まゆりを救い牧瀬の居ない世界で生きる事になった岡部の話を描いています。再放送版で放送されたシュタインズ・ゲート23話(β)境界面上のミッシングリンクを見た人は大変驚いたと思いますが、この話と第一期の23話とは別のものになっています。
では、岡部達の間に一体何があったのでしょうか?ここでは少しだけ23話βについて触れていきます。

紅莉栖を救う為に過去への移動


β世界線で生きる事を決意し、牧瀬の死んだ世界を受け入れた岡部の前に天音鈴羽が訪れます。α世界線ではSERNの陰謀を防ぐ為に未来から来た天音でしたが、β世界線での天音は第3次世界大戦を止める為に牧瀬紅莉栖を救うという任務を受け未来からタイムトラベルを行い岡部の前に立ったのでした。
牧瀬を助ける為に過去へ行き、その死の真相を知ろうとした岡部の前で、中鉢博士は牧瀬との会話中に逆上して牧瀬を殺そうとしました。岡部は、博士から牧瀬を守る為に博士が持ち出したナイフで博士を刺そうとしたのですが、寸前で牧瀬が博士を庇って前に飛び込んみ、結果、岡部が牧瀬を刺したのでした。
自分が牧瀬を殺した。その事実に岡部は驚愕し、そして絶望しました。

そして、絶望に彩られたゼロへ


エル・プサイ・コングルゥ。
これはこの時代の岡部が合言葉としてラボメンのルカ子に言っていただけじゃなく、本来の23話では未来の岡部からの動画メールで作戦名と共に告げられた言葉でした。しかし、岡部の元には動画メールが届かず、打ちひしがれた岡部をまゆりが立ち直らせる事もありませんでした。
自分が牧瀬を殺したことに絶望し、傷つき、打ちひしがれた岡部。第三次世界大戦を止める為になんとしても牧瀬を助けて欲しい天音は岡部を殴ってでも言う事を聞かせようとしますが、まゆりが庇い岡部は牧瀬が居ない世界線で生きていく事になります。
心療内科に通いながら、牧瀬と過ごした思い出のあるラボから目を背けて。

翌週が待ちきれない!STEINS;GATEで紅莉栖の居ない世界線の物語!


ここまで読んでくれてありがとうございます。今回は第一作目に触れながらシュタインズゲートゼロに登場するアマデウスについて紹介しました。
第一作目のシュタインズゲートは私のとても好きな作品で、ゼロが出ると聞いて心待ちにしていました。ゲーム版はクリア済みなのですが、数種類あるシナリオをどうアニメで組み合わせていくのかとても興味があり、毎週楽しみにしています。(記事を書いている2018年5月では放送中)
アマデウスは、比屋定は、まゆりは、そして岡部は。アニメ第一作目の最後に送られてきた未来からのDメール、そこに行き着くまでにゼロの岡部に一体何があったのか、次週の放送が待ち遠しいですね!