【おおかみこどもの雨と雪】名言・名シーン20選! お母さんが共感できる名言たちを紹介します!

『おおかみこどもの雨と雪』は、人間とおおかみおとことの間に産まれた「おおかみこども」の成長の物語。母親である「花」と、おおかみこどもの姉弟「雨」と「雪」、そして亡くなってしまったおおかみおとこである父親、「彼」との親子の絆が描かれています。

全国のお母さん達はもちろん、たくさんの人々が気持ちを掴まれたこの作品。今回は印象に残る名シーン・名セリフを勝手にセレクト!あなたのお気に入りのシーンは?

目次

『おおかみこどもの雨と雪』の名言・名シーンをセレクション!

おおかみこどもの雨と雪

『おおかみこどもの雨と雪(おおかみこどものあめとゆき)』、細田守(ほそだまもる)監督によるオリジナルアニメーション映画です。細田監督の原作というだけでなく、脚本までも手掛けられているこちらの作品。『スタジオ地図(すたじおちず)』によって制作されています。

母親である『花(はな)』と、父親である『おおかみおとこ』(作中では名前は明かされず「彼」と呼ばれている。)との間に産まれた、『おおかみこども』の『雪(ゆき)』と『雨(あめ)』。そんな家族に起こった出来事を、娘の雪が語り部となって綴る「親子」がテーマのお話です。

SWITCH Vol.30 No.8 ◆ 細田守『おおかみこどもの雨と雪』はこの世界を祝福する

決して楽しいことだらけではない、むしろ辛い大変なことの方が多い彼らの生活の中で、数多くの名言、名シーンが生まれています。特に母である花の言動には、世のお母さんたちは「うんうん!」と頷いてしまうこと間違いなし!「おおかみこども」という特殊な境遇だからではなく、誰にでも通じる悩みや優しさを勝手にセレクションしていきます!

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第20位

花の父親からの大切な言葉「いつも笑顔でいなさい。」

まだ雨と雪が生まれる前、恋人同士だった花と彼が土手を歩きながら交わした会話に出てくるセリフです。こちらは、「花」という名前を付けてくれた亡き父の言葉。続くのは「辛いときとか苦しいとき、とりあえずでも無理矢理にでも笑っていれば、たいていのことは乗り越えられるのだから。」

温かくて厳しい言葉ですね。花がお父さんのことを大切に想っていたことが伝わります。それにしても、この時期の花と彼の慎ましく幸せな日々は見ている側も幸せになれますね。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第19位

飾られた野の花。ささやかな幸せ。

そんな彼との慎ましいけれども幸せな暮らしの名シーンをもう1つ。彼が「おおかみおとこ」だと知り、それでも彼と一緒にいることを決めた花。そして2人は一緒に暮らし始めます。

贅沢はできないけれど、同じ屋根の下で、一緒に温かいご飯を食べて、おしゃべりして笑う幸せ。窓際には空き瓶に飾られた野の花が少しずつ増えていきます。シーンのひとこまひとこまに彼らの生活を感じますね。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第18位

雪のワンピース

姉の雪はイノシシにだって負けないおてんばさん。そんな雪も小学校に上がる年になり、初めて同年代のたくさんの子供達と一緒に過ごすことになります。

明るい性格でどんどん皆に溶け込んでいく雪でしたが、蛇を素手で捕まえたり、宝箱の中は獣の骨や虫だらけ。いわゆる女の子らしくない、と思われる自分に悩みを感じていました。

そんな娘の真剣な悩みに花は(苦笑しながらも)可愛らしいワンピースを作ってあげます。雪にとってこのワンピースは、人の輪の中に入るための大切なお守りの役目になったのでしょうね。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第17位

「雨がいつもお世話になっております。」

姉の雪とはうってかわって、幼少期は身体も弱く弱虫で、近所のミケネコにもやられてしまう雨でしたが、3年生になるころには山の中で「先生」にいろいろなことを教わっているようでした。

雨の先生のことが気になった花は、雨に会えないかどうかたずねます。「先生は人間とは会わないよ。」という言葉に少しびっくりする花。かあさんならいいかな、という雨の言葉で森へと入っていきます。先生の正体は、近辺の山をまとめる主、野生のアカギツネでした。

「雨がいつもお世話になっております。」と手土産をさしだす花。子供を心配する母の気持ちはどこでだって同じですね。ちなみに手土産はあぶらあげとモモ。先生はモモだけいただいていきました。モモの方がお好みだったご様子です。(笑)

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第16位

「人間だから!」

人間の世界にあまりなじめなかった雨は、先生と出会ってから水を得た魚のよう。雪に対しても森での様子を楽しそうにしゃべります。一方雪はというと、その頃転校生の『藤井草平(ふじいそうへい)』正体がばれるかもしれない不安から彼にケガをさせてしまったことでピリピリしています。

雪も森に行こうと誘う雨に、行かない、と突っぱねる雪。なんでと問われ、返した言葉がこのセリフです。一方雨は「おおかみだろ。」と反論。久々の兄弟喧嘩が勃発してしまいます。

成長していく上で、違う道を選択しようとしている雨と雪。2人の悩みは「おおかみこども」だからというわけではなく、誰でもが感じるであろう未来への不安でしょう。とはいえ、半分おおかみの雨と雪の喧嘩はすさまじいものが…。家の中はぐちゃぐちゃ身体は傷だらけ。花にも止めることができませんでした。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第15位

「なにが、自然だ。」

田舎に引っ越してきたばかりのころ、せめて野菜だけでも自分達で作ろうと花は自己流でがんばってみます。でも失敗ばかり…。畑で途方に暮れている花たちの所へ、『韮崎のおじいちゃん(にらさきのおじいちゃん)』が。笑って「ここはいいところですね。自然がいっぱいあって。」と話す花に、ぴしゃりと放つセリフがこちら。

厳しいですね!でも真実です。笑ってたら何もできんぞ、という韮崎のおじいちゃんの言葉は本物です。このころ、いかにもわけありな花たち親子に対して、近所の人達は腫れ物を触るような態度で接していました。都会から何も知らないよそ者がやってきた、という感じでしょうか。

中でも韮崎のおじいちゃんは仏頂面。にもかかわらず花たち親子のことを気にかけ、言葉少ないながらも農業のノウハウを教えてくれます。そんなおじいちゃんに言われて近所の人達も気にかけてくれるように…。個人的にとっても好きな人物です…!

第20位に選ばせていただいた花の亡き父親と、なんとなく人物像がダブルような気がするのです。態度はぶっきらぼうでも、心根はとっても温かな韮崎のおじいちゃん。花たちが田舎で生活できるようになったのは、この方のおかげでしょうね。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第14位

焼鳥のたれ、タプン。

ところで「アニメシ」ってご存知ですか?アニメの中には、時に美味しそう~!とため息の出るような料理が登場してきます。そんな料理が「アニメシ」と呼ばれているんですね。そして、この『おおかみこどもの雨と雪」にも、やっぱりステキなアニメシが数多く登場します!

まずは「焼き鳥」!お肉の間にピーマンやパプリカが刺さったごくごく普通の焼き鳥なのですが、ポイントは「たれ」。後づけで、コップに入ったたっぷりのたれにつけていただきます。このたれにつける時の「タプン」という様子がなんとも…!!

花と彼が一緒に暮らし始めた新婚当初に食べているのですが、食べた後の彼の「美味い!」と言わんばかりの表情がいいですね!引っ越ししたばかりのころにもこの料理は食卓に。もちろん彼の写真の前にもお供えされています。家族の特別な料理、でしょう。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第13位

つわりに染みるキジうどん。

さて、もう1つアニメシを…。「捕れたてホヤホヤ、キジうどん」です!(!?)彼が狩りでキジを捕ってきてくれまして、そちらで花のためにうどんを作ってくれるのです。

して、なんでうどんを作ってくれたのかというと…。花は雪を身ごもっている時、とてつもなく「つわり」がひどかったようで…。つわりに苦しむ花の姿がかなりリアルに描かれています。そんな花を心配しての彼の行動。

しかし、さすが!こんなところでおおかみの本領発揮ですね!最初は恐る恐る箸を口に運ぶ花でしたが、ひと口食べて目が輝く!慌てて2口目を口に運んでアチチ!となる姿は可愛らしいです!

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第12位

「あぶない…。」

彼が亡くなってしまってから、花は1人で雨と雪を育てます。が、大変、大変…。雪はやんちゃで家の中で駆けずり回る!!そんな子育て真っ盛りのシーンなのですが、これ、世の親御さん方は皆さん共感されるでしょう…。

「あぶない…。」花が口にしますが、いや、ほんと、危ない!!子供は目を離すと何をするか分からないものです。観てるこちらがひやひやします…。が、大事がなくて本当に良かった。

これから親になるかもしれない方は、ぜひ花の育児風景を参考にしてくださいね!(笑)それにしても花は本当に1人でがんばっていましたね。誰か信用できる友人でもいたらよかったのですが…。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第11位

「どうしておおかみはいつも悪者なの?」

雪とはちがって大人しい性格の雨。近所のミケネコにボロボロにされたり、3人でピクニックに行けば疲れて吐いてしまったり…。そんな雨がこぼすセリフです。

絵本の中でおおかみはいつも悪役。みんなの嫌われ者になるおおかみが悲しく、ポロポロと涙をこぼします。そんな雨の背中を優しくなでながら、お母さんはおおかみが好き、味方だから、と花が伝えます。親子の関係にジーンときてしまうシーンです。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第10位

「引っ越ししよう。選べるように。」

彼が亡くなってから、なんとか1人で雨と雪を育てていた花でした。が、都会でおおかみこどもの正体を隠しながら生活していくのは思ったよりもきついもの。ある日夕暮れ時の人気のない公園で、半分おおかみの姿で駆け回る雨と雪を見ながらつぶやきます。

雨と雪が、このさきどう生きたいか。人間か、おおかみか。今のままだと難しいと感じた花は田舎に引っ越すことを決意します。子供達が自分で自分の道を選べるように、という花の気持ちに、ステキだなあと思わされたシーンです。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第9位

新居の掃除。新しい発見。

そんなわけで田舎に引っ越しをすることになった花たち親子。見に行ったおうちはとっても大きいけれどオンボロな古い家。仲介業者さんもこれじゃあねえ…と渋る中、花は即決。こちらに引っ越すことに決めました。

しかしながら古い!古い!安いだけあって手入れもされていないし大変です!花は一生懸命新しい自分たちのおうちを磨き上げます。床や屋根を補強したり、台所や窓を磨き上げたり。これは大変だ…。

でも、掃除していく中で新居が息を吹き返すような場面が…。台所の洗い場を磨いていると、汚れていた時には気が付かなかったきれいなタイルが現れます。くすんだ窓を磨けばそこには美しい透かし模様が…。これからの生活を祝福するようなステキな発見。花たち親子はステキな新居を手に入れました!

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第8位

「彼」の最後。

名シーンというにはあまりに悲しいのですが…。避けては通れない彼の最後のシーン。語り部が雪ということもあり、詳細な記録は分かりませんが、ある雨の日に彼は姿を消してしまいます。

中々帰ってこない彼を心配して(家のドアの前にはスーパーに袋に入った食料品と財布が…。)花が探しに出かけると…。川の中で亡くなっている彼を見つけます。何が原因なのかは分かりませんが、残った事実は花が2人の子供と残されたということ。

とてもとても悲しいけれど、それでもその後花は笑います雪と雨を自分が育てる、と彼に対して決意するシーン。親は強い、と感じさせるシーンでした。でも、その後の花が田舎に引っ越しをして、たくさんの人に巡り合えてよかった…!自分で何でも背負いすぎるの!良くないです!

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第7位

雪の日。雨の本能。

引っ越しをしてから初めての冬を迎え、そして初めての雪の日。窓を開けると一面の銀世界!花も雨も雪も、おおはしゃぎで雪の中を駆け回ります!

そんな楽しい時間を過ごしていた中、事件は起こります。ヤマセミを捕ろうとした雨が、冬の冷たい川に落ちてしまうのです。雪に助けられたものの、花は心配で心臓が止まる思い…。

しかし弱虫のはずの雨が妙に落ち着いていて、今日はヤマセミが取れそうな気がした…と。雨の中のおおかみの本能がはっきりと目覚めた瞬間でした。この出来事をきっかけに、雨は段々とおおかみとしての生活にシフトしていくのです。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第6位

「大丈夫、大丈夫。」

お母さんである花の言葉です。「大丈夫。」と優しく唱えて撫でてあげれば、大抵のことはなんとかなる気がします。弱虫の雨はよく「大丈夫して。」と花に甘えていました。

不思議なことに、大丈夫という落ち着いた言葉や、人に撫でてもらう温かさは、本当に癒しの効果がありますよね。化学的にも脳内のホルモンの影響などで説明されていますものね。花の「大丈夫。」は魔法の言葉なのです。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第5位

「大丈夫。少しくらい調子が悪くても、温かい食べ物と優しい君の手があれば、また元気になるよ。」

第4位に続くような名言ですね。この言葉は、今は亡き彼がかつて花に伝えた言葉です。子育てはとっても大変。おおかみこどもとあってはなおさらです。体調が悪くなっても、人間の病院に行くべきか、それとも動物病院に行く方がよいのか…。

花は1人で押しつぶされそうな不安を抱えていたでしょう。でも、彼のこの言葉を思い出しては必死に不安を押しのけていたのではないでしょうか。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第4位

「おみやげみっつ、たこみっつ」

いよいよ小学校に行く年齢になった雪。6歳になり、だいぶコントロール出来るようになったとはいえ、興奮したりすればついついおおかみの姿になってしまいます。そこでこちらのセリフ。

「おみやげみっつ、たこみっつ」は、「指切りげんまん」に続く言葉として、地方によっては使われる言葉なんだとか。細田監督によって、舞台挨拶インタビューで語られています。

雪にとってのおまじないの言葉、この言葉があれば学校に行っても大丈夫!最初はちょっぴり不安を感じていた雪でしたが、すぐに学校にとけこみ、元気に学校生活を楽しむのでした。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第3位

「わたし、まだあなたに何もしてあげてない。」

雪の日、おおかみのほんのうに目覚めてからの雨は、段々とおおかみの姿で森を駆けまわるようになります。野生のアカギツネである先生にも出会い、おおかみとしてたくさんのことを学んでいきます。

そんな夏の日のことです。大嵐がやってきました。この年は大雨が続いて、山は木が倒れたり土砂崩れがあったりで大変なことに。雨の先生も足を怪我してしまい、先生の代わりとなるために雨は森に向かいます。

雨はおおかみとして生きる道を選びました。そんな雨に花が伝えた言葉…。お母さんなら誰もが感じる気持ちでしょうか。何もしてあげてない。まだ何も…。でも、子供たちは自分の道を見つけて巣立っていきます。親はその姿を見送る事しかできないのですね。

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第2位

「だから…もう泣くな。」草平の真っ直ぐな言葉。

そんな大嵐の中、雪は学校に草平と2人取り残されていました。雪と草平だけお迎えがこないのです。以前草平を傷つけてしまった事件から、2人は言葉にするのは難しい、お互いを大切に想う気持ちを持っていました。

草平も家の事情があり、早く大人になりたいという複雑な気持ちを抱えています。嵐の教室で草平の話を聞いた雪は、あの事件のとき草平を傷つけたおおかみは自分だと告白し、おおかみになった姿を見せます。

わかっていた、と。雪の秘密は誰にも言わない。という草平の言葉に、雪はどんなに救われたでしょうか。大粒の涙をこぼす雪「だから…もう泣くな。」と伝える草平は、とてつもなくいい男でした!

『おおかみこどもの雨と雪』名言・名シーン第1位

「しっかり生きて!」

とうとう雨がおおかみとなって山へと向かいます。崖のてっぺんで雨が放った立派な遠吠え。それを見た花は、悲しい気持ちに胸がいっぱいでありながらも、その悲しさが洗い流されていくような涙を流します。

花らしい、最高の笑顔で、巣立ってゆく我が子、雨に向かって叫ぶ花の姿!「しっかり生きて!」とは、花の、正真正銘、嘘いつわりのない言葉だったのでしょうね。

『おおかみこどもの雨と雪』生きることの難しさときらめきと、そして母の強さ…。

いかがでしたか? 『おおかみこどもの雨と雪』、親子の絆、そして生きることの困難と大切さが描かれた作品だと思います。子供達の成長や、雨と雪との生きる道の選択。そして母である花の強さ…

まだ映画を観ていない方は、ぜひ観てほしい『おおかみこどもの雨と雪』。難しいテーマや悲しい出来事について、優しい世界で綴られています。あなたのオススメのワンシーンを探してみてくださいね!

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