範馬刃牙VS範馬勇次郎が決着!エア夜食に至るまでの親子関係の変化を紹介ッ!

範馬刃牙と範馬勇次郎の親子関係はとても複雑でした。しかし5年の歳月が経つことで、変化も見られていき、最終的には最大の親子喧嘩までに発展していきます。刃牙と勇次郎の心境にはそこまでにどのような変化があったのか?親子対決の結末はどのようになったのか?などを詳しく紹介していきます。

範馬刃牙と範馬勇次郎とはどんな人物?

範馬刃牙(37) (少年チャンピオン・コミックス)

刃牙シリーズの主人公が範馬刃牙です。刃牙の父親は範馬勇次郎ですが、地上最強の生物と恐れられる格闘家でもありました。範馬勇次郎はたったひとりで一国と戦争できるほどの力があり、実際に戦地でもいくつもの小隊を殲滅させていました。

その強さを知っているアメリカの首相は、勇次郎と友好条約を結んでいるほどでした。その息子として刃牙は父親を追い抜こうと必死に努力を重ねて強さを重ねて成長しています。13歳の時に一度勇次郎と本気の手合わせをしましたが、あっさりと敗北し、殺されそうになったところを母親に助けられました。

その結果母親が命を落とすことになり、自らの弱さを悔やみました。それから5年経ち、刃牙もたくさんの格闘家と闘うことで経験値を上げて、世界でも屈指の武道家へと名前をとどろかせます。

範馬刃牙の心境の変化

範馬刃牙は範馬勇次郎に対して成長と共に心境が変化しているのが分かります。それは心身の成長と共に考え方も変わるという事なのだと思います。

ひとりでいろいろなことを経験したり、周囲の人間と関わることで範馬勇次郎という人間が分かってきたということもあるのかもしれません。そんな範馬刃牙の心境の変化は最初と現在では大きな違いがありますので、比べてみてください。

5年前の範馬刃牙

5年前の刃牙はまだ少年で、真っ向から誰とでも勝負することしか頭にありませんでした。母親からの期待も大きく、範馬勇次郎の息子としてのプレッシャーが相当あることも感じられました。そして範馬勇次郎とは対等に話すことなどもできず、ただ怖い人物としか思えませんでした。

母親が自らを勇次郎に捧げるための道具にしか考えていなかったことから、勇次郎のことも歪んだ目で見ています。だから13歳の刃牙にとって勇次郎は、まともに話し合いが通じる相手ではありませんでした。

強さとしても明らかな差があったので勇次郎も刃牙に対する態度が冷たいことも感じ取れました。

現在の範馬刃牙

現在の範馬刃牙は、母親の死を乗り越えたことで一回り成長しました。自らが弱かったことが最大の原因だと考えていましたが、すぐに再戦したとしても勝てないことも分かっていたのでまずは力をつけようと思います。

そして強くなるということの面白さも感じるようになったのです。だから楽しみながら強くなり、更に父親である勇次郎との勝負は、決まった形で行う一対一の勝負とかそういうのではなく、些細な親子喧嘩で始まる程度でいいとも考えました。

刃牙は勇次郎は自分の父親なんだから、当たり前に食事をして、話しをして、喧嘩するぐらいあるだろうと、以前のような恐怖の塊でしか見ていない頃と変わりました。これには周囲の人間を驚かせていましたし、勇次郎本人も驚いていました。

関連記事をご紹介!

範馬刃牙がかっこいい6つの理由!最強主人公の生き様を見よ!

範馬刃牙とは?

『刃牙』シリーズの主人公が範馬刃牙です。父親の範馬勇次郎は地上最強の生物として名を轟かせ、多くの格闘…

範馬勇次郎の心境の変化

刃牙が成長と共に心境を変化させるように勇次郎も心境が変化していきます。大人の勇次郎だからそう簡単には変わらないだろうと思う人も多いと思いますが、連載が開始したばかりの『グラップラー刃牙』と『範馬刃牙』を比べると明らかに勇次郎の心境の変化は見られています

それは刃牙という存在が一番大きく。刃牙にだけではなく、他の人間に対する考え方までも変わっているようでした。地上最強と呼ばれているからこその苦悩があり、心境が変化してからこその付き合いも生まれています。

5年前の範馬勇次郎

『グラップラー刃牙』当初の範馬勇次郎はまさに強さの象徴であり、鬼のようでした。強き者を探しては次々と勝負を挑み、相手を完全に破壊するまで勝負を止めませんでしたし、自分と相手との戦力がかなりあったとして一切容赦はしません。

そんな勝負の鬼を間近で見てきた刃牙だからこそ少年時代の刃牙にとってはただの恐ろしい人物にしか映っていませんでした。他者に対しても見下し、自らが一番であることを疑いませんし、意見など聞き入れる姿勢は微塵も見せません

そんな勇次郎だから親しい人間というものも存在しませんし、必要ないとも思っていました。

現在の範馬勇次郎

『範馬刃牙』からの勇次郎は息子である刃牙の成長ぶりを見ることで変わっていきました。そして自らが追及してきた強さに対しても余裕が出てきたのです。今まではがむしゃらに戦い壊すことだけをしていたのに、強さを知らしめるという形に変わってきました。

勇次郎は最強になってしまったことにより孤独を感じてもいました。自分と対等にやりあえる生物がどこにもいない。強さを求めようにもその先がないから虚しさが残るだけ…ゴールにたどり着いてしまったからこそ生きがいのなさを感じます。

そして刃牙が話した「親子対決といっても日にちを決めて勝負をするのではなく、一緒に過ごしている時間の中で起こる親子喧嘩のようなもの」ということに納得もしていました。

関連記事をご紹介!

【バキ】範馬勇次郎にまつわる5つの地上最強伝説を語るッッ!

範馬勇次郎とは?範馬勇次郎になりたい。永遠の男の憧れ。 pic.twitter.com/bhJ49lKxyn— ヒ…

範馬刃牙が範馬勇次郎を自宅に招待

刃牙は勇次郎を自宅へと初めて招待します。それは以前からも話していたのですが「親子なんだから一緒に団らんをして何がおかしい?」ということです。

これには周囲の人間も「お互いにあまりに強大な力を手にしてしまっているのだから叶うはずもないし不自然だ」と話します。勇次郎が絶対に刃牙の提案を飲まないと考えていたからの発言でしょうが、勇次郎は突如刃牙の家を訪れます

刃牙もそれを察してか夕食の準備をしていました。そして狭い部屋でのふたりの食事が始まりますが、勇次郎のたたずまいは完璧で食べ方、はしの持ち方は刃牙が感動してしまうほどでした。

範馬勇次郎が範馬刃牙をホテルのディナーに招待

刃牙が自宅に招待してくれたことを受けて勇次郎もホテルへディナーの招待をします。生まれて初めてのホテルでのディナーにどのような服装をしていいのか分からず、普段着で来てしまったことに勇次郎は腹を立てます。

しかしそんなことは教わっていないという刃牙の話しに怒りながらも納得しました。そしてふたりだけのディナーが始まるのですが、どれもこれも食べたことのないような料理ばかりで、勇次郎の食べ方を見ながら真似をして食べていました

そして食べながらも他愛もない会話をしていて、本当にどこにでもいるような親子のような感じに見えてきました。

範馬刃牙VS範馬勇次郎開戦!

範馬刃牙(31) (少年チャンピオン・コミックス)

勇次郎と刃牙がホテルでディナーを食べ終わった後にコーヒータイムでゆっくりとした時間が流れました。そんな中で刃牙は勇次郎にいきなり質問します。「どうして母親は死ななくてはならなかったんだい?」この質問を殺した張本人に聞くのは正に爆弾発言でした。

しかし勇次郎はあくまでも冷静に「子どもの知ることではない」とあっさり返してしまいます。それを受けて刃牙は更にエスカレートして勇次郎の胸倉をつかみます。これには勇次郎も流石に怒りをあらわにします。

そしてしつけという意味で刃牙の尻を思い切り引っ叩き、地上数十メートルから二人で車の上に落下します。その後も尻を蹴る、つねるなどしつけという意味での行為をくり返し、急所を狙う戦闘にはなりませんでしたが「本気でやろうぜ」という勇次郎の発言をきっかけに本気の闘いが始まります。

範馬刃牙が範馬勇次郎にぶつけた技

範馬刃牙は勇次郎を倒すために身に付けた技がいくつかあります。これは独自で編み出したものがほとんどですが、勇次郎との闘いの中でも出すことになった技があるので紹介していきます。

ゴキブリダッシュ

ゴキブリという生命体がいかに凄いかという観察から始まったのが、ゴキブリダッシュです。ゴキブリは一瞬で新幹線並みの速さに到達することのできる生物です。その理由は体内が液体であることで、脱力することと関係があると結びつけていました。

自らの体もどろどろに溶けているようなイメージを持つことで脱力して驚異的な瞬発力を生むことを見つけ、刃牙はそれを実際に使用することに成功しました。そしてこの速さを手に入れたことで、柴千春の指を眼球に当てて折ることにも成功しています。

勇次郎にもぶつけるのですが、ホテルの壁を何枚もぶち抜いてしまうほどの破壊力を生んでいました。この技には勇次郎も「良い師を持ったな」と絶賛するほどでした。師匠はゴキブリなんですけどね。

虎王

古武道の技のひとつで打撃と関節技の複合となります。下段からの蹴り上段からの蹴りを順に放ち、最後に肩から落として腕の関節を決めます。これは元々『餓狼伝』の主人公丹波文七が作中で使用した技なのですが、『餓狼伝』の作画は『刃牙』の板垣恵介が担当しています。

まさか勇次郎との闘いの中でコラボするとは思いませんでしたが、知っている人からすると思わず笑ってしまうシーンかもしれません。この技には勇次郎も予想ができなかったのか、がっちりと押さえられて身動きができなくなりました。

しかし地面に拳を叩きこんでえぐり、脱出不可能な状態を簡単に回避してしまいました。地面をまるでゼリーのように扱える勇次郎にしかできません。

関連記事をご紹介!

範馬刃牙の使用技まとめ!ゴキブリダッシュやトリケラトプス拳など最強技が集結ッ!

「バキ」シリーズの主人公・範馬刃牙とは?

発行部数7500万部以上を誇る超人気格闘漫画「バキ」シリーズの主人公、範馬…

範馬勇次郎の受けの姿勢

勇次郎は自分から仕掛けるということをほとんどしません。まずは刃牙のあらゆる攻撃を受けるということを前提に闘っています。それは刃牙の成長を知るためにも必要なことで、どのような攻撃をしてくるのか?という楽しさもありました。

そしてひとつひとつの攻撃を受けたりかわしたりして、刃牙の成長と強さを認めることになります。ゴキブリダッシュも前進で受け止め、虎王も返し、意識外の攻撃も察知したり、技術では何から何まで勇次郎が上だということが分かります

あらゆる刃牙の攻撃を受けてもまるで致命傷にはならず、涼しい顔を見せているので何をしたら険しい表情になるのかが想像つきません。

範馬刃牙VS範馬勇次郎の力比べの結末は?

刃牙と勇次郎の対決は、高度な技の応酬となりました。刃牙は鞭打から始まり、ゴキブリダッシュや意識外の攻撃を繰り出すと、勇次郎はそれを全て受け切ります。

それから刃牙の足首を掴むとヌンチャクのように高速で振り回して、車を一台破壊するという並みの人間なら死んでしまう攻撃を出します。それでも両者にとって深刻なダメージには繋がりませんでした。そして最終的には力のみの殴り合いを選択しました。

ノーガードでの殴り合いは単純な力比べとなります。無言の殴り合いの光景は神々しさを感じさせ、それを見ている人間に崇められるほどでした。力比べの結末は、範馬勇次郎の勝ちとなり、刃牙は立ち上がることすら困難な状況になってしまいました。

最大の見せ場はエア夜食!

5年前なら刃牙を確実に殺していたであろう勇次郎も刃牙が動けなくなったのを見ると「これ以上の加撃は格闘ではない…」と親子対決の終わりを告げました。その場を去ろうとした時に刃牙の闘気は衰えていませんでした。

気迫のみで勇次郎に攻撃を繰り出していたのですが、それを勇次郎も感じ取りました。何度も何度も必死に攻撃を繰り出す刃牙の気持ちを汲み取ってか、勇次郎はその場で味噌汁を作る仕草をみせます。これがエア夜食の始まりです。

そこには無いはずなのに、勇次郎の作った味噌汁を刃牙に食べさせるという親子の団らんが始まりました。初めて作ってもらった食事に対して刃牙は感謝の言葉を伝え、食べる振りをしました。

そこで刃牙が満足として終了と思いきや…なんとまさかのちゃぶ台返しをみせます。これには勇次郎も驚き刃牙に怒りの表情を見せました。しかしこれには理由があり、味噌汁がしょっぱかったということです。

勇次郎の面子を保つためにあえてちゃぶ台をひっくり返して誤魔化したのです。それを受けて勇次郎も「確かに…あの味噌汁はしょっぱかった」と認めました。それを含めて「強さとは、我が儘を通す力」を実現した刃牙に「最強を名乗れ」と言いました。

しかし刃牙は「強さとは、決着の際に見下ろしている者が勝者」ということでは勇次郎が勝者だと、自らの勝利を辞退しました。そこで刃牙と勇次郎の完全決着となりました。

関連記事をご紹介!

【刃牙シリーズ】旨そうな食事ランキングTOP20!強くなりたくば喰らえ!!!

旨そうな飯と最強の男雄漢を描かせたら天下一ッ。それが「刃牙」という漫画だッ!!出典:https://www.amazon.co…

範馬勇次郎の魅せる名言

刃牙と勇次郎の対決までの間にはいくつかの名言があります。その中でも特に息子刃牙に対して話している言葉が今までの勇次郎からすると心変わりしていることが感じられます。

父親として教えられることがあるという内容になっていますが、流石勇次郎という話し方でもあります。そんな名言を少し紹介します。

「漫然と口に物を運ぶな。何を前にし、何を食べているのか意識しろ」

刃牙が勇次郎を自宅へ夕食に招待した時に、刃牙は生まれて初めて勇次郎が目の前で食事をするところを見たかもしれません。どのような食べ方をするのか?そこに注目していましたが、勇次郎の食べ方は実にスマートで単純に綺麗でした。

食事の作法とはこういうものをいうのか…そう魅せて教えていたのです。更に食事とは何か?について語ったのがこの時です。食べるということは、誰かの命で成り立っていることで、人間が強者だから弱者である生き物が食べられているのだと教えました。

これは勇次郎の生き方に通じています。殺して食べるとは相手が弱いから仕方のないことだけど、闘ったからこその結末でもあると言うことです。

「毒も喰らう 栄養も喰らう」

これも刃牙との食事の際に飛び出した言葉ですが、刃牙がスーパーで売っているメカブを出した時に「保存料とかいろいろ入っているけど、体にいいから…」と言ったことで勇次郎がこのように返してくれました。

刃牙が買って食べているものを否定するのではなく、逆に自分も学ぶべきことがあるかのように話すのが刃牙にとっては嬉しいことでした。ここまで親子らしい会話をしたことがあったのだろうか?ということを感じさせてくれました。

そしてこの言葉も勇次郎らしい表現で、簡潔にまとめた中に凄みがあります。

関連記事をご紹介!

【グラップラー刃牙】名言&名シーンTOP20!うまい料理を食らうがごとく…

グラップラー刃牙とは?出典:…

範馬刃牙も範馬勇次郎も心境の変化で良い関係性に

刃牙と勇次郎の関係は確実に5年前から比べると変わっています。刃牙は勇次郎に対して憎しみや恐怖の対象者でしかありませんでした。一方で勇次郎も自分を満足させるための玩具のようなもの程度にしか見ていません。

これは両者の間に力の差が歴然としていたからです。しかし刃牙が成長するとともに地上最強に近い力を手に入れ、勇次郎に対する考え方も変わったからこそ勇次郎にも変化が見られました。

刃牙からの歩み寄りに対して、勇次郎も歩み寄り、親子の会話をすることで両者の闘いは対決ではなく、親子喧嘩であるという認識になります。結果は勇次郎が勝者となりますが、刃牙との関係はとても良いものとなって終了していますので、今後の親子関係も気になります。

関連記事をご紹介!

【グラップラー刃牙】強さランキングTOP20!バキシリーズ最強は誰だッッ!?

歴代の強者共をランキング形式で紹介!!

【刃牙25周年企画!!】刃牙シリーズ25周年記念格闘士タオル応募者全員サービス!…