【アフロ田中】ロボに関する5つの知識!井上にプロポーズされたシーンが感動的すぎる…

ロボは「アフロ田中」シリーズに登場するロマンチックデブと言われた男・井上真也の彼女です。前髪を隠し、無口で、地味な女の子・ロボが、ロマンチックデブと言われた井上と出会い、別れ、そして結婚までいった愛の軌跡を5つの知識と共にご紹介していきましょう。

『アフロ田中』ロボとは?

2002年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載開始された「アフロ田中」シリーズは、漫画家・のりつけ雅春先生が描くコメディ作品です。主人公・田中広を中心に「高校アフロ田中」「中退アフロ田中」「上京アフロ田中」「さすらいアフロ田中」「しあわせアフロ田中」はどれも全10巻刊行されました。

2018年からはあらたに「結婚アフロ」が大好評連載中となっています。2012年には「アフロ田中」が劇場公開され、田中広には俳優の松田翔太さんが演じて話題となりました。

劇中に登場するロボは、町工場で機械的に働く女性として「高校アフロ」に初登場。田中たちが綺麗な女性たちに魅かれていく中、冴えないサブキャラとして登場していました。

ロボの知識1:町工場で働く無口で地味な女の子

初登場は「高校アフロ田中」

ロボ(本名・二階堂麗子)は、ドライバーなどの工具を作っている町工場で働きながら、お風呂無しのアパートに1人で暮らす無口で地味な20歳の女性でした(初登場時)。髪で顔を隠しているので表情は読み取れず、町工場でもほとんど話をしません。

大学の資金を稼ぐためにアルバイトにやって来た井上真也にも、「せめて隣が、かわいい娘だったらいいんだけども…これじゃーな~」と残念がられていました。単純作業の仕事を正確な動きと、一定のリズムで的確にこなすロボの姿を見た井上は「おまえ電池で動いているだろ!!」と心の中で断定されてしまうほど…。

自分を見ていた井上に「何か用ですか?」と言ったロボは、手元を見ずに正確に仕事をこなしていました。このことから、井上はロボットのように正確な仕事を見せる女の子として『ロボ』とあだ名を付けています。

ロボの素顔に井上は…?

ある日、銭湯でばったりと遭遇した井上とロボ。ロボは、お風呂上りで髪をまとめて表情がはっきりと見えている姿で登場します。井上に挨拶した後に、ノーブラだったのを気づいたロボは、胸を隠し、顔を赤くして立ち去っていきました。

恥らっているロボを見た井上は「あっれ~おかしいなぁ~…。ロボの野郎ォ~ふざけんなよ~…いきなり女の部分出してんじゃねえよォ~…。…似合わねえんだよ!!」と井上は心の中で呟きますが、お互いに顔を真っ赤にしているところが純情な男女ですね。

雨の日の出来事

高校アフロ田中(3) (ビッグコミックス)

 

ある日町工場の仕事が終わった2人は、突然の雨に困ってしまいます。会話が続かないのに耐えられなくなった井上は、雨の中傘を1本だけ購入して戻って来ました。井上と同じ方向に帰るロボは「せまいですけど、二人でひとつのカサを使って行くのが、一番合理的なんじゃないでしょうか?」と提案しています。

そして歩き出してしばらくすると、足をとられて倒れそうになったロボの後ろからは、1台のバイクがやって来るというピンチがやってきます。井上は体を張って助けようとしますが、無駄に終わり、雨に濡れて気まずいムードになりました。

雨に濡れながら、自分のカッコ悪さに落ち込む井上…。「ありがとう…」とロボは、井上に傘をさし出しながら言っています。女性として意識していないはずの井上が、女らしいロボに思わず優しく接してしまう様子が描かれていました。

ロボの知識2:天国から地獄へ…

クリスマスデート

高校アフロ田中(6) (ビッグコミックス)

雨の日の出来事の後、井上はロボの様子を見て、自分のことが好きなのではと推理していました。クリスマスデートを、傲慢な口調で井上は決めています。待ち合わせの場所になかなか来ないロボに不安感が募っていきました。

遅れて来たロボは「ごめんなさい…服を選んでいたら、遅くなってしまって…」と、おしゃれをしてやって来ます。表情は前髪で隠れて読み取れませんが、言葉からロボが井上からデートに誘われたのが嬉しかったのが伝わってきましたね。

井上は、自分の傲慢な誘い方に対して応えてくれたロボに「もしかして…今日来た理由って…オレの事が…好きだから…か…?」とドキドキしながら聞いています。ロボは顔をうつむきながら真っ赤にしてうなずいていました。もちろん井上も「好き…みたいだ…」と言って2人は交際がスタートしています。

バレンタインにはファーストキスそして…

高校アフロ田中(10) (ビッグコミックス)

ロボと井上は、バレンタインデーにファーストキスを済ませています。交際が順調に行くうちに、井上はボクシング部の仲間たちにロボを紹介しようと考えていました。ロボも「恥ずかしいから…」と言っていますが、井上は下校途中に仲間たちと遭遇させ紹介しようと計画します。

ところが、仲間たちはロボの地味な容姿を見て口々にネガティブな発言をするばかり…。ロボを紹介するのを怖くなった井上は、土壇場でロボを無視して立ち去ってしまいます。

「何してんだよー!ロボ傷ついてるじゃん!井上!!」と読者が思う中、井上は号泣しながらロボに駆け寄り土下座をしました。あまりの勢いで土下座をしたので、井上はおでこから血が出てしまいます。優しく慰めるロボに思わずキスをしてしまった井上…2人のキスで全てを悟った仲間たちの悲劇(喜劇)的な表情は笑えます!

涙の別れ

中退アフロ田中(1) (ビッグコミックス)

ボクシング部の仲間たちにキスを見せたラブラブカップルでしたが、大学に進学しコンパや飲み会などを満喫していた井上は、髪を染め言動にも変化が現れています。そしてロボに「オレ達さ…もうー終わりにしないか?」と井上は別れを告げました。

ロボは、理由も聞かずに「…わかり…ました…」と唇をかみ締めながら小さい声で応えるのが精一杯…。浮かれて帰っていく井上とは対照的に、その場でうずくまるロボの姿が、とても切なく、そして健気に映ります…。

キャンパスライフを楽しんだ井上でしたが、現実を知ると、自分が犯してしまった事の重大さに気づくのですが、それは遅すぎましたね。純粋に井上を愛していたロボの心の傷は深く、やり直したいと井上が言った時も、「ごめん…なさい…井上さん…ごめんなさい…」と涙を流して拒絶していました。

ロボの知識3:いんらん娘・白石ミカとの面白い不思議な関係

公民館でミカと出会う

中退アフロ田中(9) (ビッグコミックス)

日曜日に公民館にやって来たロボは「人と上手に話す法」を借りて、苦手な人とのコミュニケーションを克服しようと試みていました。そこで出会ったのが、公民館で働く、美人で明るく奔放な男性関係を持っていた自信家・白石ミカ。

興味を持ったミカは、銭湯でもロボを目撃して観察しています。湯上りに自販機で飲み物を購入するのですが、お金を入れたのに飲み物は出てきません。積極的な性格ではないロボは、諦めて立ち去ろうとしてしまいます。

それをずっと見ていたミカは、何も言えないロボの代わりに、銭湯のおばちゃんに言い、飲み物をゲットさせていました。後日、ロボは親切にしてくれたミカに、お礼の品(菓子折り)を届けています。ミカも言っていましたが、120円の自販機の飲み物1本のお礼に対して、菓子折りを手渡しちゃうロボは、超律儀な女性ですよね。

シリーズ史上破天荒強烈女性キャラ!

中退アフロ田中(7) (ビッグコミックス)

しばらくすると、働いていた町工場が潰れてしまったとロボが話をすると「あら、ちょーどいいじゃない。どーせなら営業とか、セールスとかに転職してみたら?」とアドバイスをしています。変わりたいと考えていたロボは、ミカのアドバイスを受けてセールスの仕事に転職。

仕事への悩みを打ち明けるロボに「苦手なところに踏みこんでるんだもの、逆につまずかなきゃおかしいのよ!」と励ましていました。ミカは「アフロ田中」シリーズに登場する女性キャラの中でも、なぜかトラの洋服を着て街中で酔いつぶれていたりと、破天荒強烈ナンバーワン。

主人公の田中広には「公民館のいんらん娘」とあだ名を付けられたミカですが、面倒見の良い姉御肌気質の女性でもあるんですよね。セールス業を解雇になったロボに、自分の実家の団子屋のアルバイトを紹介しています。

ロボの知識4:ロマンチックデブ・井上からのプロポーズ!

「今度…あう…でっ…電話しゅるぽっ!!!いいかなっ!!?」

中退アフロ田中(8) (ビッグコミックス)

「中退アフロ田中」でセールス職に転職したロボは、井上もロボのことは心の片隅にあるものの2人の接点はないままストーリーはしばらく進んでいきます。ロボがある家から出る時に、ばったりと井上と遭遇。井上はロボがセールス業に転職しているのを知ります。

お互いに気まずい雰囲気のまま別れのですが、2人の様子を見ていたのは田中でした。「あれ?井上…行っちゃうけど、いいの…?」と田中の言葉で井上は「今度…あう…でっ…電話しゅるぽっ!!!いいかなっ!!?」と勇気を振り絞ってロボに声を掛けています。

その後、ペンギンのキーホルダー(ロボが以前井上にプレゼントしていた)をお互いにまだ持ち続けていたことがきっかけで、再びロボと井上は良い関係へと発展していきました。

上京アフロ田中(8) (ビッグコミックス)

ロボと井上は順調に恋人同士としてのステップを歩んでいき、ボクシング部の中で最初に同棲生活をスタートさせています。そしてロボが27歳になった頃井上は町工場があった場所(スーパー)へロボを連れ出していました。2人が作業していた場所は野菜売り場へと変貌しています。

懐かしい思い出と共に切り出した井上は、「ロボ…オレと…オレと!!…よかったらオレと!!かっ…がボっガボフッ!!か…家族!!家族!!家族になってくれないかー!!」婚約指輪を見せプロポーズをしていました。

プロポーズを聞いていたロボは、いつもと違い顔を上げ目に涙を浮かべています。「もちろん…喜んで…」と快諾するのですが、そこはスーパーの鮮魚コーナー(雨宿りをしていた場所)。ペンギンのペンダントといい、プロポーズの場所といい、水系にご縁がある2人ですよね。

ロボの知識5:結婚後のロボはどうなった?

結婚式の準備では意見を言う場面も

上京アフロ田中(10) (ビッグコミックス)

「上京アフロ」で結婚式の準備に入るロボですが、井上は白無垢が良く似合うと言って話を進めていました。井上の意見を尊重しようとするロボですが、ドレスの写真を眺めている姿は、どう見てもドレスを着たいと考えていますよね。

井上の母親からアドバイスをもらったロボは「和装じゃなくて…やっぱり…チャペルで…ドレスが着たいの…」と自分の意見を井上に伝えています。

井上も毎日ドレスのページを見ていたロボの姿を思い出し「結婚式は、女の子のものだからなぁ」「夫婦なんだから…オレ達は!」とロボの意見を尊重していました。ロボは、ついでに井上の汗の臭いも気になっていると打ち明けています。

町工場で機械的に動いていたロボから、格段に成長していますよね。髪をまとめドレスを着た綺麗なロボと、号泣しっぱなしの井上の結婚式を見て感動した読者も続出しました。

結婚後の登場は?

さすらいアフロ田中(4) (ビッグコミックス)

メインキャラクターの中で一番乗りでゴールインしたロボ(と井上)は、結婚前より頻度は少なくなりましたが、妊娠のエピソードではおこづかいを減らす決定を井上に伝えています。そして「さすらいアフロ田中」では妊娠&出産!「仁那(ニナ)」ちゃんは、井上にソックリな子供でした。

そしてロボの家に出産祝い(ガイガーカウンター)を持参してミカが登場しています。「本当にうれしい!!ありがとうミカさん!!すごい心配だったの…ありがとうミカさん…」ロボは涙を流して感激しています。小さい赤ちゃんを抱えて心配になっていたロボの気持ちを考えてのプレゼント(この前に東日本大震災のエピソードが登場)でした。

結婚式にも出席し、出産祝いを届ける関係まで続いたロボとミカ。その後、家を建てた井上と、2人目を妊娠したロボが登場しています。

【アフロ田中】ロボの恋愛は不器用でかわいらしい恋愛だった

美人揃いの「アフロ田中」シリーズで、地味、無口、不気味と言われていたロボこと二階堂麗子。ロマンチックデブと仲間たちに言われた井上真也との恋は、読んでいてもどかしくなるような、でも2人の恋のエピソードを読みたいと思わせてくれました。

井上との恋が育っていくに連れて、言動にも変化が現れ、ついに2人はゴールインします。夫婦になった後のロボは、良い妻、良い母として描かれることも多くなりましたが、顔を覆っていた前髪が徐々に短くなっていったのもロボの変化が表現されていました。

結婚後も「井上くん」「ロボ」と呼び合っている2人はいつまでも見守りたいカップルですよね!