竈門炭十郎…炭治郎の父であり、ヒノカミ神楽と耳飾りを息子に継がせた人物!すでに故人のようですが、生前の正体や鬼との関係…また、炭治郎と同じく鬼殺隊だったのかなどなど…ネタバレを含みながら考察してみました。
目次
【鬼滅の刃】全ての謎を握る!?竈門炭十郎と日の呼吸の関係とは
週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画【鬼滅の刃】。ストーリーも佳境を迎え、真相に段々と近づいてきましたね!さて、連載当初からネット上で話題となっていた『炭治郎の父親も鬼殺隊だった』説ですが、ついに作中でも“竈門家は古くから鬼と関係のある血筋”であることが明かされました。
それと同時に、日の呼吸の使い手に選ばれた者は生まれつき額に痣があるという衝撃の事実も判明。炭治郎の父、竈門炭十郎も生まれつき額に痣があったとされていますが、炭十郎は日の呼吸の使い手だったのでしょうか、それとも…?
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竈門炭十郎は炭治郎の父親!物語開始時には故人だが…
竈門家の男性陣、みんな顔が一緒でいいね(^q^) pic.twitter.com/zz0b9sXPya
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竈門家は、父の炭十郎と母の葵枝 、長男の炭治郎、次男の竹雄、三男の茂、四男の六太、長女の禰豆子、次女の花子で構成されています。しかし、父である炭十郎は既に故人で、炭治郎は父のあとを継いで炭焼き職人として一家を支える頼もしい長男に成長しました!
読者からは『実は父は生きているんじゃ?』といった声もあるようで、今後突然に炭十郎が作中に登場する可能性も無きにしもあらず…予想のつかない展開こそ、鬼滅の刃の醍醐味ですよね!
幼い炭治郎に“耳飾り”と“神楽”を継承するようにと告げた
炭治郎の記憶に登場する父はやつれていて“体が弱かった”
続いては、炭治郎と鬼の関係、日の呼吸についての謎に迫ります。幼い炭治郎に、どうして父さんは体が弱いのに長く舞っていられるのかと尋ねられ「どれだけ動いても疲れない息の仕方がある」と打ち明ける炭十郎。これはヒノカミ神楽を舞う為に行う“呼吸”なのか、それともヒノカミ神楽自体に呼吸法が隠されているのか…どちらとも取れる発言ですよね。
さらに炭十郎は、「正しい呼吸ができればずっと舞える」と言及しており、耳飾りと神楽を“途切れず”継承させることを炭治郎に頼んでいます。実際に、炭治郎がつけている花札のような耳飾りは、この時はまだ父である炭十郎の耳にあるのが確認できますね。
竈門家の習わし
年のはじめにはヒノカミ様に舞を捧げてお祈りをする
竈門家は代々炭焼き職人の家系であることが炭治郎から語られていましたが、年のはじめにはヒノカミ様に舞を捧げる行事もあったようですね。この舞を応用して危機を脱することも多くなってきた炭治郎ですが、ヒノカミ様への舞も中々ハードな雰囲気がありました。炭十郎は舞を捧げる時「炎」を書かれたタレで顔を隠していましたが、ヒノカミ様というのは日の神様ではなくて単純に火・炎の神様、という解釈もできます。
炭治郎が死に直面した時、走馬灯の中で父を見る!
『ヒノカミ様になりきるんだ』
鬼の蜘蛛「累」との激戦で、走馬灯を見た炭治郎…人が死ぬ直前に見るものと言われていますよね、ただ【鬼滅の刃】での走馬灯シーンは、ピンチには変わりありませんが“迫り来る死を回避する方法”なんだそう。さて、累との戦いの中で、炭治郎が死なないために記憶の深い部分から引き出したのは、父親の炭十郎の思い出でした。
まだ幼い炭治郎と禰豆子を優しく見つめる、やつれた父の姿…雰囲気は炭治郎とよく似ていますが、やせ細った体や目のしたのクマが目立ち、お世辞にもたくましいとは言えない弱々しい容貌でした。
しかし炭治郎は父の言葉で死地から見事に復活し、いつもの水の呼吸ではなくヒノカミ神楽「円舞」を繰り出します!この時点で明確な型名は決まっていなかったようで、炭治郎はヒノカミ神楽の「呼吸」だと名言しています。結局このシーンでますます竃門家の謎は深まり、日の呼吸とヒノカミ神楽の関係性も不明なままです。
父、炭十郎も鬼殺隊だったのか?鬼舞辻無惨が“耳飾り”に執着する理由
ふむ…(^q^) pic.twitter.com/hjre3ebzsv
— は▼い△あ▼め(^q^)(^q^) (@ha11111ame) August 23, 2018
作中で、鬼舞辻無惨は一度“追い詰められた事がある”事が判明しました。鬼舞辻無惨によって鬼にされた十二鬼月の中には、炭治郎と戦った時に見た「記憶」に細胞レベルで反応し、畏怖した鬼がいましたよね。
その記憶の片鱗には“耳飾りをつけた額に痣のある剣士”の姿が。しかし、額の痣、そして耳飾りという共通のポイントはありますが炭治郎の父、炭十郎の姿には見えません。彼は一体誰なのでしょうか…?ますます謎は深まるばかりです。
“炭吉”って一体誰?炭治郎が夢で見た痣のある侍と一組の夫婦
煉獄家で家系図あるって話をしてたから家系図見れたりするかなー。炭吉さんはどれくらい上の方なんだろう。(鬼滅の刃2巻より) #wj13 #鬼滅の刃 pic.twitter.com/tq9dl8h6Le
— ほっけ (@hokke_1234) February 26, 2018
上弦の鬼、妓夫太郎と堕姫との戦いで折れてしまった日輪刀の新調が届くのを待っていた炭治郎ですが、またしても刀を駄目にしてしまい、刀鍛冶の鋼鐵塚さんの怒りが爆発!結局、新たな刀を打ってもらうべく刀鍛冶の隠れ里へと向かうことになりました。
隠れ里にたどり着いた炭治郎は、戦国時代に造られた戦闘訓練用の絡繰人形『縁壱零式』を目にすると、以前にどこかで見た…知っている人の顔だ、との印象を抱きます。この人形の原型は実在した剣士だそうで、人形の腕を6本にしないと、モデルとなった剣士の動きが再現できないとまで言われる程の剣技の持ち主だったんですね。モデルとなった人物が仮に父の炭十郎だったのであれば、それを受け継いだ炭治郎の爆発的な戦闘センスと能力の高さにも納得がいきます。
そしてさらに、炭治郎はここで気になる発言を残しています。上弦の鬼たちとの戦いで昏睡状態の中、見た夢に出てきた一組の夫婦と侍…その姿は炭治郎の祖先だと確信がもてるほど似ている男性と、額に痣のある耳飾りをした侍の姿がありました。憂いを帯びた表情は『縁壱零式』のものとよく似ていましたが、一体どちらがモデルだったのでしょう…。
誰が竈門家の先祖に耳飾りとヒノカミ神楽を伝えた?
からくり人形縁壱零式!!
先生中味描くの好き……? pic.twitter.com/zJZ4NPewgi— りんこ (@urokoringo) March 19, 2018
かつて日の呼吸の使い手であった “誰か” の存在
気になるのは、炭治郎の夢の中で見た剣士と夫婦の会話!夫婦には生まれたばかりの赤ちゃんがいるようですが、剣士には跡継ぎがいない。そこで、命を助けてもらったお礼に剣士の事を後世に伝えると申し出ますが、剣士はこれを断りました。
その理由については詳しく明かされていませんが、なんとなく意味深な雰囲気を感じます。剣士は夫婦の命を救い、家にしばらく匿ってもらっていた様子からすると、少なくとも血縁者ではないはず。そしてこの剣士、普段は黒い刀身が戦う時だけ赤くなると住吉の妻が言っていたのも気になります。
日の剣士の顔…目の感じが義勇さんっぽい。
義勇さんの御先祖様だったりするのかな。
義勇さん自身は水の呼吸の使い手だけど。 pic.twitter.com/ojU1yFvdgU— 月見月まい@FE風花雪月?灰狼組スカウト&覇王ルート二週目中?✨ (@tukimitukimai) February 26, 2018
炭治郎が見たこの夢の出来事は、今までのストーリーから逆算しておよそ100年~300年以上前でしょう。そして、この剣士が日の呼吸初代の剣士であるならば、この時住吉に耳飾りとヒノカミ神楽の舞を伝えたんじゃないか…との仮説にたどり着きました。
あくまでも“日の呼吸”ではなく、ヒノカミ神楽として伝えたのは日の呼吸の使い手や跡継ぎが途絶えたと、鬼の目をそらす目的もあったんじゃないかと考えられます。
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結局のところ、炭治郎の父…炭十郎は鬼殺隊だったのかどうか、真実が知りたいところ…!しかし、体が弱かった父が鬼殺隊として活躍するのは少し難しい気もします。日の呼吸の使い手としての特徴、額の痣などがあることか何らかの形で鬼を退治した事はありそうですが、その点についても未だ不明なまま。
また、「竃門炭十郎生存説」が真実である可能性も0ではありません。さらに、炭治郎の兄弟子である富岡義勇も深く関わってきそうな予感がします。日の呼吸の存在が明らかになった今、続いては鬼と竈門家…炭治郎と炭十郎の謎が明かされるのを待ちましょう!