スクールアイドルグループ「μ's(ミューズ)」を中心としたメディアミックスプロジェクト『ラブライブ!』。「ことほの」は、μ'sの発起人である主人公・高坂穂乃果と、μ'sのメンバー・南ことりによる女性同士のカップリング。小さな頃からお互いをよく知る幼馴染であり、甘やかしたり甘やかされたりしている姿がかわいい関係。そんな「ことほの」の公式エピソードの数々をご紹介していきます!
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「ことほの」とは?
南ことり×高坂穂乃果
ちなみにSDSで一番好きなシーンは3歩目は大胆なことりちゃんのシーンではなく、こっちのことほのシーンです pic.twitter.com/aCEX2buqYu
— ファイレクシアの末端作業員、OD-10Z / 黒緑 – クリーチャー・ホラー (@od_10z) April 9, 2016
『ラブライブ!』は、9人の女子高校生によるスクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」を中心としたメディアミックスプロジェクト。2013年にテレビアニメ第1期が放送され、2014年に第2期が放送。2015年にはその続編となる映画『ラブライブ!The School Idol Movie』が公開されました。
「ことほの」は、μ’sの発起人である主人公・高坂穂乃果と、そのメンバー・南ことりによる女性同士のカップリング。同学年の園田海未も含めて、小さい頃からずっと仲良しの幼馴染。「やる!」と決めたことに真っ直ぐな穂乃果をことりが支え、時に消極的な面を見せることりを穂乃果が引っ張りながら支えています。
南ことり
南ことりは、音ノ木坂学院に通う高校2年生。音ノ木坂学院の理事長の娘でもあります。テレビアニメでは親には内緒でメイドカフェのアルバイトをしていて、伝説のメイド「ミナリンスキー」として有名な存在に。μ’sでは主に衣装担当として活躍しています。
人当たりのいい優しい性格で、しっかり者の海未が穂乃果を叱っているところを見てはなだめることもしばしば。一方で引っ込み思案な一面もあり、周りと自分を比べて自信をなくしてしまうことも。テレビアニメ第2期からは、芯の強さを見せていくようにもなります。
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高坂穂乃果
高坂穂乃果は、音ノ木坂学院に通う高校2年生。音ノ木坂学院に廃校の危機が訪れていると知ったときに、μ’sを立ち上げて母校を救うことを決意。幼馴染のことりと海未を初めとした在校生たちを次々とメンバーに引き込み、スクールアイドルの大会「ラブライブ!」優勝を目指して突き進んでいきます。
実家は和菓子屋で、普段家ではマイペースで怠け者な一面を見せていますが、一度「やる!」と決めたことにはとことんまで熱くなる性格。時に自信をなくしたり、周りが見えなくなってしまったりすることもありますが、その度にことり、そして海未から支えられています。
ここからは、そんな「ことほの」の公式エピソードの数々をご紹介していきます!
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「ことほの」エピソード1:「やっぱり無理だよ。穂乃果ちゃあん・・・」悩めることりを穂乃果が手助け!
『ラブライブ!』1期9話「ワンダーゾーン」
【3月3日】
2013年の今日、TVアニメ『ラブライブ!』1期 第9話『ワンダーゾーン』が放送されました。(※最速放送日)#lovelive #μsicforever pic.twitter.com/pmnOdyAbCl— ラブライブ!今日は何の日? (@365dayslovelive) March 2, 2017
μ’sのメンバーがメイド服姿のことりを見かけたことをきっかけに、ことりが伝説のメイド「ミナリンスキー」であったことが明らかに。何もない自分を変えたくて、秋葉原のメイドカフェでアルバイトを始めたということり。秋葉原でライブを開催することを決めたμ’sは、秋葉原のことをよく知ることりに新曲の作詞をお願いすることにします。
ことりのワンダーゾーンこの前久々アベマで見たがこのことり可愛くない?
可愛いって言ってることりが可愛過ぎる(・8・) pic.twitter.com/w5NdxnnPYF
— おにくブタ~影~ (@oniku_tori) September 10, 2017
そのプレッシャーに押しつぶされそうになったことりは、教室で歌詞を考えながら「やっぱり無理だよ。穂乃果ちゃあん・・・」と涙声に。穂乃果は「こうなったら一緒に考えよう。とっておきの方法で!」と助け舟を出します。
海未も巻き込んでことりのアルバイト先で一緒に働き、ことりがいま感じていることを聞きながら「いまことりちゃんが言ったことを、そのまま歌にすればいいんだよ!」と提案する穂乃果。ことりは無事に歌詞を書き上げ、μ’sのライブは見事に成功を収めます。悩めることりを穂乃果が助けた名エピソードでした!
「ことほの」エピソード2:「聞いてほしかったよ。穂乃果ちゃんには」ことりと穂乃果のすれ違い
『ラブライブ!』1期12話「ともだち」
ことりと言えば1期12話「ともだち」
での海外留学することを穂乃果に始めて話すシーンが凄い心に残ってる
2人の気持ちがよく流れてきて生まれて初めてアニメで泣いたなぁ pic.twitter.com/Z2ZAtPWi4u— シスト@大阪1日目 (@sisuto_lovelive) September 11, 2016
学園祭のライブのために穂乃果が無茶をしすぎてしまったことをきっかけに、「ラブライブ!」のエントリーを取りやめることにしたμ’s。同じ頃に、ことりがこれから海外留学をして高校卒業まで戻ってこないことが明らかになり、穂乃果は大きなショックを受けます。
何故自分に相談してくれなかったのかと、ことりを問い詰める穂乃果。ことりは「ラブライブ!」に夢中の穂乃果に、その話を切り出すことはできなかったのだと語ります。そして「聞いてほしかったよ。穂乃果ちゃんには、一番に相談したかった」と言って、涙をぽろぽろとこぼしながら走り去ってしまうのでした。
「ことほの」エピソード3:「ことりちゃんと一緒にやりたいの!」穂乃果がことりを留学から引き止める!
『ラブライブ!』1期13話「μ’s ミュージックスタート!」
ことりちゃんと一緒にやりたいの!!!!!!いかないで!!!!!!!!!!!(無茶苦茶) pic.twitter.com/4XHFfA9NQo
— めんだまり (@mendamari) June 18, 2013
周りが見えなくなっていた自分を責め、一時はスクールアイドル引退宣言までしてしまった穂乃果。しかし、学院の友人、そしてμ’sのメンバーに励まされ、もう一度スクールアイドルをやりたいと思うように。海未はそんな穂乃果の決意を後押しし、留学先に旅立とうとすることりを今から連れ戻してくるように促します。
空港にたどりついた穂乃果は後ろからことりの手をとり、「私、スクールアイドルやりたいの。ことりちゃんと一緒にやりたいの!」と訴えます。そして、ことりを抱きしめて「いかないで!」と訴えるのです。本心では穂乃果たちと一緒にμ’sを続けたかったことりは、穂乃果のわがままに後押しされて留学に行かないことを決断。穂乃果とともに仲間たちの待つ音ノ木坂学院へと戻ったのでした。
「ことほの」エピソード4:「穂乃果ちゃんが選ぶ道ならどこへでも」ことりの発言が尊い
『ラブライブ!』2期1話「もう一度ラブライブ!」
「私は穂乃果ちゃんの選ぶ道ならどこへでもっ」 pic.twitter.com/S5vGNZ4o0U
— ぺっぺ (@anime0813) April 8, 2014
2学期に入り、μ’sのもとに再び「ラブライブ!」が開催されるニュースが舞い込みます。メンバーそれぞれが再挑戦に意気込むなか、穂乃果からは「出なくてもいいんじゃない?」という驚きの一言が飛び出します。穂乃果にも、本当は出場したいという気持ちがありました。しかし、自分のせいでまた周りに迷惑をかけてしまうことになるのでは、という懸念が足を止めさせたのです。
3年生はあと半年で卒業になるし、この9人で出られる最後の大会だから出場したいというメンバーたち。迷う穂乃果は「ことりちゃんは?」と問いかけます。ことりは微笑み、「私は、穂乃果ちゃんが選ぶ道ならどこへでも」と答えます。それはたとえ何があっても穂乃果の味方をする言葉。他のメンバーたちからの後押しも受け、穂乃果は「ラブライブ!」に出場することを決意。ことりの穂乃果への思いやりが見えた名シーンでした!
「ことほの」エピソード5:「またいつか行こうね」飛行機での2人の会話がかわいい
『ラブライブ!The School Idol Movie』
テレビアニメで見事に「ラブライブ!」優勝を成し遂げたμ’sは、劇場版で海外公演を行うためにニューヨークに行くことに。その帰りの飛行機で目をさました穂乃果は、窓のシェードを開けて雲海の広がる青空を目にします。隣の席に座っていたことりは、窓から差し込む光と「きれい・・・」と呟く穂乃果の声に目を覚まします。
「ライブ、楽しかったね」と話す穂乃果に、大きく頷くことり。ふたりはくすくすと笑いながら、「またいつか行こうね」「みんなでもう1回行こう。いつか、かならず」と言い合います。みんなが寝静まっている間に、ふたりが内緒話をするように話すのが可愛すぎるシーンでした!
ことりは穂乃果の「相棒」
ことりと衣装作ってる時の
あんじゅ「お互い強引な相棒を持って大変ね」
ハワイアン穂乃果「衣装考えてきたよ!」
あんじゅ「ほんと…大変ね…(ドン引き)」
ここ好き #劇場版ラブライブ pic.twitter.com/y0pTwQSvQE— わかめ ⚓?✨埼玉2日目 (@wakame_tncf) May 26, 2017
劇場版には、この他にも美味しい「ことほの」シーンがあります。劇場版の後半、穂乃果の発案でμ’sはさまざまなスクールアイドルグループを集めたライブを企画することに。その準備を手伝いに、スクールアイドルグループ「A-RISE」が音ノ木坂学院にやってきます。そのメンバー・優木あんじゅは、ことりが急いでつくった衣装の数々を見て、「お互い強引な相棒を持つ者同士、大変ね」と発言。
あんじゅにとっての相棒とは「A-RISE」のリーダー・綺羅ツバサのことで、ことりにとっての相棒とは、もちろん穂乃果のこと。その直後に「衣装考えてみたよ!」と、ノリノリでハワイアンな衣装を身につけてやってきた穂乃果を見て、あんじゅは苦笑いを浮かべ、ことりもまた「いつものことです」とでも言うように、あははと笑ったのでした。
「ことほの」エピソード6:「もしかして、おなかすいてるの?」穂乃果を甘やかすことりがかわいい
『ラブライブ! School idol diary ~南ことり~』
テレビアニメや劇場版に限らず、μ’sの物語は「ラブライブ! School idol diary」という小説シリーズの方でも展開されています。その「南ことり」と題した巻の「LITTLE BIRD」というエピソードで、ことりが学校の近くで出会った穂乃果にチェリーパイをあげる場面があります。
朝ごはんを食べそこね、おなかをすかせてしゅーんとしている穂乃果を、ついかわいいと思ってしまうことり。ことりがカバンから出した手作りのチェリーパイをもらった穂乃果は、満面の笑みに。お話の終わりでは、ことりはいつもおいしそうな匂いがしていて、つい罠にかかった動物みたいにフラフラと寄っていってしまうのだとコメント。2人のやりとりがかわいいエピソードでした!
ことほのは支え合いが素敵な幼馴染!
あと一戦してねよ
ことりちゃんかわいい!!!
ことほの最高 pic.twitter.com/08okY0l9jw— あひる (@ahiru217) September 9, 2016
ここまで「ことほの」の公式エピソードの数々をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 小さな頃からお互いをよく知る2人は、甘やかしたり甘やかされたりしながら、いざというときに互いを支え合える関係を築いています。そんな「ことほの」が尊いです!