謎の多い『約束のネバーランド』の中でも長い間謎の人物とされてきたウィリアム・ミネルヴァは、72話で遂にその正体が明らかとなりました。そこで今回は、ミネルヴァの正体や、なぜ子どもたちの味方をしているのか、解説していきたいと思います!
目次
子どもたちを陰から導くウィリアム・ミネルヴァとは?
約束のネバーランドのこのWMってウィリアム・ミネルヴァってこと!?わざと落としたの、、、??ノーマンはこれ見てすぐにお察ししたの、、??読み返せば読み返すほど先が気になるしフィルからはサイコ臭しかしんわ。。。 pic.twitter.com/uBtqMInFFz
— ねぎ (@yasaidane) April 11, 2017
ウィリアム・ミネルヴァは、『約束のネバーランド』において、鬼に捉われる子供たちを助ける存在ですが、その多くは謎に包まれていました。分かっていたのは、「ウィリアム・ミネルヴァ」という名前だけです。
ミネルヴァは、それまで農園の子どもたちに向けて様々な本などを寄贈している人と認識されていましたが、すぐにその寄贈されている本に記されている共通のマークが暗号であることが明らかとなり、「DANGER」「MONSTER」「FARM」などの言葉で子ども達に危険を知らせていました。
また、物語が徐々に進むにつれ、人間の世界と鬼の世界を行き来できる唯一の人物であることなども明らかになっていきましたが、農園に捉われる子ども達の味方であるということ以外は長い間謎に包まれていました。
農園からの脱出を手助けしたミネルヴァ
確かにミネルヴァさんが人間界を脅かす反逆者なのは分かるけど
わざわざ脱出の糸口の為の布石として
農園の皆が読むようにちゃんと面白く且つ伏線としてちゃんと覚えられるように印象付けた作品として『ウーゴ冒険記』を書いて
無事バレず行き届いてる辺りなんか応援したくなる#約束のネバーランド pic.twitter.com/VeeCHRU3Zf— 九兆@リンクス次元魔法少女育て屋 (@kyu_tyou) January 30, 2018
ミネルヴァは寄贈している本に付けたフクロウのマークで暗号を贈っていましたが、その中でも『ウーゴ冒険記』という本を贈っています。この『ウーゴ冒険記』は、主人公”ウーゴ”が相棒のキツネザル”マーヴィン”と世界の秘境を旅する冒険の物語でした。
しかし、実はこの『ウーゴ冒険記』はエマたちが農園の外へ脱出した時を想定して、危険を回避する手段や、生き延びる術が隠されている外の世界へのガイドブックであることが分かりました。実際、エマたちはこの本に書かれている知識で何度も命を救われています。
また、ミネルヴァは仕掛けの付いたペンも残しており、こちらの暗号を解読すると「助けがいるなら訪ねておいで 私はB06-32地点にいる」と自身の居場所を教えており、外の世界でも子どもたちの援助を行おうとしていることが分かります。
遂にゴールディ・ポンドでミネルヴァに接触!
約束のネバーランド9巻読み!GP(ゴールディポンド)にたどり着いたエマ、そこで遂にミネルヴァの話を聞く!やっとミネルヴァの謎が解けてすっきりだけど新しく越えていくべき壁を知り目指す道に立ち向かうのも楽しみ!鬼たちとのバトル面白かった!今巻1つ衝撃があって驚いたわ!#約束のネバーランド pic.twitter.com/n78jorxiaq
— ゆーきゃん (@yukyan_1101) June 12, 2018
ミネルヴァの地下シェルターだったB06-32地点からヒントを得て、エマはゴールディ・ポンドへと向かいましたが、途中で密猟者に攫われしまします。エマが連れ去られた先は、目的地であるゴールディ・ポンドでしたが、そこは貴族の鬼が狩りをしたい野生本能を満たすべく作れた、狩場に変貌を遂げていました。
定期的に狩りをする鬼たちとの戦いを強いられるエマたちでしたが、その中で遂に、エマたちは人間界へと通じるエレベーターと、1台の電話機を発見し、電話からはミネルヴァの声を聞くことができました。
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明らかになるミネルヴァの真意と正体・・・
#約束のネバーランド 感想
電話の主はミネルヴァさん。
エレベーターは2人が予想した通り人間の世界へ行ける『道』。だけど今はもう動かないそのエレベーター。
針の位置と形が先週と違うな……。あとこちら側のコンソールは左で、向こう側のコンソールは右にあるのですね。#wj09 pic.twitter.com/qylYuMajpg— ぐんぐにる (@Gungnir3228) January 30, 2018
電話の声は録音であり、ミネルヴァと会話することはできませんでしたが、このメッセージで様々な事実が明らかとなりました。まずミネルヴァの本当の名前はジェイムズ・ラートリーであり、1000年前に鬼との『約束』を結んだ一族の末裔で、第35代当主として二世界間の調停役として約束を代々受け継いでいました。
その一方で食用児に犠牲を強いることを心苦しく思ったジェイムズは、ウィリアム・ミネルヴァという架空の人物を作り上げ、食用児たちが少しでも未来を選択できるように贈り物に細工をしていたのでした。
また、電話の中でジェイムズは、腹心の部下であった弟に裏切られ、自分が既に死んでいるであろうこと、またエレベーターなども使えなくなったことなども明かしました。ここでジェイムズの素顔も描かれており、2031年時点ではかなり若い男性であることも発覚しました。
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次々と判明する真実!子どもたちに新たな道が!
#約束のネバーランド 感想
机の引き出しにはそれぞれ何が入っているのか。#wj09 pic.twitter.com/L02vAFrzUf— ぐんぐにる (@Gungnir3228) January 30, 2018
また、食用児たちの支援者はジェイムズ以外にも存在していることや、エマたちが育ってきたグレイス=フィールドを含む4つの高級農園には、危険ではあるものの、塞がれる恐れのない、人間界への道が存在していることも明らかになりました。
ジェイムズはエマに人間界へ向かうのであれば、多くの人が殺され数が少なくなっているものの、残存する支援者を向かわせること、また鬼との「約束」を壊したいのであれば、止めないこと、さらに、それ以外の道を選ぶのであれば「七つの壁」を探すことを示しました。
さらに、73話では、ジェイムズからの贈り物として、「ゴールディ・ポンド」の設計図の他、支援者との連絡の取り方や、二世界への行き来についてのおびただしい量の情報をゲットすることができました。
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ノーマンは生きていた!ピーターに捉われたノーマンの運命は!?
いま読んでるマンガ
⇒約束のネバーランド 第9巻ノーマン生きてたー( ゚Д゚)(*´Д`) pic.twitter.com/rTegVTgt99
— とあるナナシ@फीनिक्स (@7740nanashi) June 10, 2018
また、74話では、出荷され死亡したと思われていたノーマンが生きていることが発覚。ノーマンは、出荷される前にジェイムズ・ラートリーの裏切り者である弟のピーター・ラートリーが里親となり、新農園:Λ(ラムダ)7214へ連れて行かれていました。
また、その農園でノーマンは毎日グレイス=フィールドよりも高難易度のテストを行い、それに毎日満点を出す日々を送っていました。しかし、そこも同様に脱出の難しい場所であり、ノーマンは現在軟禁生活を送っています。
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ミネルヴァは本当に死んでいるのか?今後の展開に期待!
ウィリアム・ミネルヴァことジェイムズ・ラートリーは、現在死亡していると考えられていますが、ジェイムズ自身も簡単には死なないと言っており、死んでいない可能性なども考えられます。
また、ミネルヴァの正体は明らかになったものの、物語が進めば進むほどまた新たな謎が増えており、今後も展開から目が離せそうにありません!
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