『BLEACH』の浦原喜助は、物語の中でもキーマン的な存在です。普段は、本心を見せずに陰で死神や人間を支え続けている男でもあります。そんな浦原喜助だからこその名言があり、深い言葉もたくさんありますので、紹介していきます。
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浦原喜助とは?
浦原喜助 pic.twitter.com/IFQLDBxfKw
— kohei (@cv9vb2) September 22, 2018
浦原喜助は、元護廷十三隊の十二番隊の隊長で技術開発局の局長でもありました。しかし藍染の裏切りにより全ての罪を被らされて現世へと逃げました。現世では浦原商店として死神の援護をする仕事をしつつ、藍染の起こす行動に対応できる準備を整えていました。
科学者ということもあり、あらゆることに対して冷静に分析してその対処法を導くことに特化しています。自ら進んで戦うことはないのですが、危機だと判断した場合は、命を賭けて戦うことも辞さない覚悟を持っています。
斬魄刀は「紅姫」といって相手の力を相殺する能力を持っていて、卍解「観音開紅姫改メ」は触れたものを作り変える能力があります。
浦原喜助の名言第8位
「想う力は鉄より強い 半端な覚悟ならドブに捨てましょ」
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朽木ルキアを助けるために尸魂界に向かおうと決意した一護たちですが、どれほどの覚悟があるのか?ということに浦原は疑問を抱いていました。ルキアは出会ってまだ間もない相手で、それほどまでに情がある訳でもないと思ってもいました。
そして尸魂界に行くということは下手すれば死んで帰れなくなることもあるのです。しかし一護たちは浦原の想像を超えるほどの熱量を持っていたので、逆に激励してくれました。人を想う気持ちというのは、人を動かすことに大きく作用しているということですね。
しかしその想いが半端な気持ちでは、後悔に繋がってしまうということにもなります。
浦原喜助の名言第7位
「千の備えで一使えれば上等」
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浦原とユーハバッハの親衛隊であるアスキン・ナックルヴァールとの戦いで、浦原は苦戦することになります。本来は夜一に戦闘を任せて、自らはバックアップする予定でしたが、そうもいかなくなり、自ら戦わなければなられなくなりました。
そしてアスキンの毒の能力を逃れるために様々な策略を駆使して勝利に導くことができました。その半ばで口にした言葉でもありますが、科学者らしく成功に導くまでは失敗の連続だということです。ひとつの方法を考えてそれが確実に成功するという保証は何もないのです。
幾多の可能性を考えることでそのうちのどれかが成功に繋がるということですね。これは合理的で、勘や運などに頼らない確かなものと言えます。そして浦原らしい考え方だとも思います。
浦原喜助の名言第6位
「楔を失えば容易く崩れる 世界とはそういうモノなんスよ」
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藍染が崩玉の力を手に入れて、世界を手に入れるのはもう少しか?と思われましたが、一護の手によってそれは完全に阻まれました。そして浦原が弱まった藍染を封印しようとした時に、藍染は世界をまとめている霊王に従っている気持ちが分からないと言います。
霊王が存在することで、人間と虚と死神のバランスが保たれています。しかし霊王自体が不完全なものにしか見えなかったのです。だから藍染は自らが成り代わろうとしたのですが、浦原はそれを制するように話しました。世界は不完全だからこそ良いということです。
完璧な世界というものは、どこかに必ずほころびが出てしまうので、ぎりぎりの均衡を保っているぐらいが丁度良いのでしょう。
浦原喜助の名言第5位
「買い被りすっスよ 今のアタシは只の…しがない駄菓子屋っス」
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浦原喜助は、元護廷十三隊の十二番隊隊長で、技術開発局の局長を務めるほどの人物でした。そして死神と人間、虚の境目にも詳しくずっと研究も行っていたので、誰もが困ってしまうような状況でもすぐに解決してしまいます。まるで知らないことがないのでは?できないこともないのでは?と思えてしまう程優秀です。
そんな浦原のことを周囲の人間は高く評価して、褒めたりするのですが昔は昔で今の自分は何でもない存在だという感じです。そこに嫌味などはなく、純粋に過去の自分の過ちがあったから多くの人間が振り回されてしまったという後悔があります。
実力もあって優秀だからこそ、謙遜している姿がカッコ良いと言えます。実際に浦原がいなければ多くの人間が死んでいたことは確実です。
浦原喜助の名言第4位
「誰も見たことのないものを作るなら自分の手で それが科学者ってもんス」
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浦原が根っからの科学者であることを分かりやすく伝えている言葉です。浦原は研究する時には人の真似事はせず、常に新しいものを開発しようとしています。そしてそれを心から楽しんでいるのも分かります。
そして多くの人間を救ってきた実績もあるので、凄いとしか言いようがありません。しかし無邪気に好きな研究を行ってきた結果、藍染に悪用されてしまうこともあるので、科学者バカがこういったろことで出ているのかもしれません。
もっと慎重に、自らの開発したものの後に及ぼす影響のことを考えたら藍染の計画も成しえなかったでしょう。自らの開発したものの説明をしている時の浦原の活き活きとしている姿は、見ていてもかわいらしく思えてきます。
浦原喜助の名言第3位
「死にに行く理由に他人を使うなよ」
浦原喜助 pic.twitter.com/GKexHIWu7U
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これはなかなか深い言葉だと思います。何かあった時に何かのせいにしたいという気持ちがどこかあるのが人間です。しかし自分で決めたことなのに、それを何かのせいにするのではない!ということです。
何かのせいにするということは逃げ道を作ってるのだと思います。そうすることで自身を護って、傷口を浅くしようというのも感じられます。何事も自分でやると決めたら、誰のせいにしてもいけないのです。
そんな心構えになれれば良いんのですが、人は何かの理由が欲しくなる存在でもありますね。
浦原喜助の名言第2位
「死なない為に死ぬほど準備することなんて みんなやっている事でしょう」
浦原喜助 pic.twitter.com/WsszhPKkft
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こちらも浦原とアスキンとの戦いの中で出た言葉ですが、死ということに対してしっかりとした考えを持っていることが分かります。ひとつしかない命だからこそ、あらゆることに慎重にならなくてはならないということで、命の奪い合いという場面なら尚更です。
殺し合う相手のことをしっかりと見極めて、それに合わせた対抗策を練る。そのためには事前の準備も怠らない。これが当たり前だと話すのですが、これが難しいから大半の人間は死んでしまうのでしょう。戦闘は不意に訪れる行為であり、予測が不可能なものばかりだからです。
しかしそんなイレギュラーも含めて準備をしていくことが、殺し合いで生き抜くことなのだと思います。この言葉は何も用意してこない人間は死んで当然とも話しているかのようですが、実際はそうですね。力の無い者は、頭脳でカバーするしかないのです。
浦原喜助の名言第1位
「誤算はなかった それが一番の誤算」
浦原喜助 pic.twitter.com/U0PUu4TJ53
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平子真二たちが虚化してしまった後に浦原は現世で必死にそれを止める方法を探していました。そしてどうにか虚化を食い止めることができ、平子たちは虚の力も手に入れることができました。しかし平子たちは浦原に助けられたことをそれほど満足していませんでした。
元々は浦原の研究が藍染の計画にも大きく関わってきたからです。浦原の研究自体に誤算はなかったのでしょうが、藍染の行動を読むことができなかったことが誤算でした。研究開発したのはいいけど、それを悪用されるということまで考えなかったのでしょうね。
そのことを浦原は後悔しているからこそ、誤算がないと思った自分の気持ち自体が誤算だったということです。藍染は浦原のことを認めているからこそ、利用するに値すると思っていたのでしょうね。
浦原喜助の名言を知ることで普段の姿とは違った一面が見られる
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浦原喜助は、優秀すぎる科学者でした。しかし研究に没頭しすぎるあまりに他人の感情や考えといったものには鈍感だったのかもしれません。藍染が秘かに世界を変える計画を練ったことも全く気付かず、結果平子たちを虚化させてしまうことになりました。
そんな過去のことを後悔しているから、浦原は現世で馬鹿らしい振る舞いをしていました。しかし中身はずば抜けて優秀だから、その片鱗を時折見せてもくれます。ここぞ!という時にはしっかりと決めてくれるので、それが言葉にも現れています。
浦原は普段はどこか抜けていて、弱そうというイメージがあります。しかしそれを覆すだけの実力と能力があるからこそ光って見えるところがあるのです。