死神の頂点に立つ男が山本元斎重國です。その強さは一体どのようなものなのか?斬魄刀の強さやその必殺技、どれほどの能力があるのかなどを詳しく紹介していきます。山本元斎重國の能力の高さを知れば、頂点に立っている理由も納得するはずです。
目次
山本元柳斎重國とは?
山本元柳斎重國は、護廷十三隊の総隊長を務める老人です。高齢ということもあり、尸魂界の長い歴史にも詳しく、幾多の戦いを生き抜いてきました。その実力は護廷十三隊をまとめるに相応しく、刀が無くとも素手でも十分な強さを持っています。
戦場では戦う姿をあまり見せず、護廷十三隊の隊長に任せて危機に直面した時に現れます。護廷十三隊隊長からも絶大な信頼があり、登場しただけで最悪な場面でもどうにかなるという雰囲気に変えてくれます。ラスボスであるユーハバッハとは因縁があります。
千年前からの因縁関係ですが、前回ユーハバッハを瀕死の状態にしたのは紛れもなく山本元柳斎重國なので、千年もの間現役という凄いおじいさんです。
「流刃若火」の基本的な能力
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山本元柳斎重國の持つ斬魄刀は「流刃若火」と言います。その能力ですが、炎熱系なので刀を振るうことで炎が飛び出します。そしてその炎の温度もかなりの高温となっているので、一瞬で相手を焼き殺してしまうほどの効果があります。
「流刃若火」は、分かりやすく炎が目に見えるように飛び出すのですが、範囲が恐ろしいほど広く半径数十メートルまでにその効果が反映されます。そのため多少距離を取っていたとしても関係なく焼かれて死ぬか、重傷を負わされる可能性があるのです。
山本元柳斎重國が振るう力の加減で炎の操作もできるようで、怒りに満ちている時は「加減はできぬぞ」と口に出すほどです。
「流刃若火」の必殺技
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山本元柳斎重國は、戦いの経験が豊富というだけあって、技の数も護廷十三隊の中でも一番多いかもしれません。始解の状態でも技の数が豊富で、効力も他の隊長の卍解に匹敵するものがあります。そんな「流刃若火」の必殺技を紹介していきます。
松明(たいまつ)
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山本が一番最初に見せた技で、浮竹と京楽と戦う時に出しました。周辺を炎で取り囲んで相手の逃げ場を封じるものですが、藍染の裏切りが発生したことで京楽たちと戦う理由もなくなり刀を引くことになりました。技の初歩といった感じなのでそこまで脅威を感じるものには見えません。
城郭炎上(じょうかくえんじょう)
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藍染との戦いで、市丸ギンと藍染と東仙を戦闘に参加させないように炎の壁で取り囲んでしまいました。松明と同じように相手の動きを封じるもので、攻撃というよりも足止めの効果があるようです。しかし松明の時よりも炎の規模が違うので、触れてしまうと当然無事では済みません。
山本の意思でしか消せないものでもあるので、自然に消滅する炎ではなさそうです。しかし藍染にとってはそれほどの困った様子もなかったので、いつでも炎の壁を突破できそうな感じでした。
撫斬(なでぎり)
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空座町の決戦で、アパッチ、ミラ・ローズ、スンスンが特殊能力で生み出した怪物がアヨンでした。アヨンの強さは副隊長クラスでは止めることは無理で、圧倒的な力とスピード、防御力を持っています。
そんなアヨンと山本は戦うことになったのですが、アヨンを一刀両断にしてしまったのがこの技です。まるでバターでも切るかのように力も入れず滑らかに斬ってしまったのですが、おそらく刃の熱で触れた細胞を溶かしてしまっているからこのようになってしまったのでしょう。
焱熱地獄(えんねつじごく)
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「流刃若火」の最大の技で、数本の炎の柱を出してその範囲内にある全てのものを焼き尽くすというものです。効果が大きい分だけ瞬時に出すことは不可能で、仕込みに時間が掛かりました。そして自身も犠牲にするとのことだったので、相撃ち覚悟の技でもあります。
藍染に使用しましたが、その技の効果が発揮する前に、改造破面であるワンダーワイスの「滅火皇子」によって封じられてしまいました。そして何も知らない山本はそのままワンダーワイスを攻撃して殺すのですが、その瞬間に封じてあった焱熱地獄の炎が飛び出します。
自らその炎に飛び込んでどうにか防ぐことには成功しますが、かなりの重傷を負うことになり戦線離脱してしまいました。
「流刃若火」の卍解
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「流刃若火」の卍解は「残炎の太刀」といいます。藍染との戦いで苦戦を強いられた時ですら出すことがなかったのですが、ユーハバッハに成り代わっていたロイド・ロイドとの対決の時は出し惜しみすることなどできないとばかりに卍解を出しました。
そしてこの「残炎の太刀は」卍解の中でも技の数が多く、威力が巨大すぎるとも言われています。何故、山本元柳斎重國が『BLEACH』の死神の中で最強であり、護廷十三隊の総隊長に相応しい人物かというのが分かってしまうほどなので、詳しく紹介していきます。
残火の太刀 東 旭日刃(きょくじつじん)
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刃の切っ先に全ての力を込めたもので、触れた瞬間に跡形もなく消滅させてしまいます。刀自体が炎がくすぶったような感じになっていて、まるで派手な様子はありません。しかし「流刃若火」の炎の攻撃力と比べるとそれを遥に上回る破壊力になっています。
切っ先の触れた地面が消滅して巨大な穴も開いていました。これだけでも人間に当たればその人は一瞬で消滅してしまうことは確実です。
残火の太刀 西 残日獄衣(ざんじつごくい)
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炎で自身を纏う最高防御形態のような技です。この時の炎の温度は太陽と同じ一万五千度もあるので、山本に触れただけで消滅してしまいます。数名のクインシーが山本に一度に襲い掛かりましたが、何もせずとも相手が倒れていきました。
これがあるだけでも他の死神とかなりの差を感じてしまいます。
残火の太刀 南 火火十万億死大葬陣(かかじゅうまんおくしだいそうじん)
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死人を蘇らせる能力があり、山本が今まで斬った者たちが黒い躯となって相手に襲い掛かります。山本が今まで斬った人数は恐らく数千という数に及ぶので、死人が大群で襲い掛かったら抵抗するのも難しくなります。しかも死人なので相手にダメージなどもないです。
残火の太刀 北 天地灰尽(てんちかいじん)
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高熱によって周囲を溶かしてしまう技です。ユーハバッハに成り代わっていたロイド・ロイドを葬った技ですが、おそらく刀を取り巻く数メートルの範囲が溶かす範囲になっていると思われます。そのため太刀をかわしたとしても溶かされるという結果になるのでしょう。
「流刃若火」への対抗策
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「流刃若火」の対抗策を一番に考えていたのは、藍染でした。藍染が一番怖いと思っていた存在が山本だったので、改造破面であるワンダーワイスを生み出したのです。ワンダーワイスは「流刃若火」を封じるだけに作られた存在でした。
能力は炎を自らの体内に閉じ込めるというものです。山本の無限とも思える炎も一瞬で取り込んでしまうほどなので、炎を封じることだけに特化した能力でもありました。炎が使えなくなってしまえば、山本も「流刃若火」を使えなかったので、素手で応戦するしかありません。
しかし素手でも十分に強すぎるので、山本の能力の高さは計り知れないものでもありました。
山本元柳斎重國の斬魄刀「流刃若火」は揺るぐことなく最強!
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山本元柳斎重國の斬魄刀「流刃若火」にはたくさんの技がありました。そして卍解である「残火の太刀」にも技があります。技のひとつひとつが反則的な強さを持っていて、ほとんどが触れれば消滅してしまうものばかりです。
攻撃範囲も広く、防御も同時に兼ねているのでどのように崩していいのかが分かりません。まともに真正面からぶつかっていけばやられてしまうことは確実なので、藍染のように精神系の能力や炎を封じる能力であるワンダー・ワイスを駆使することでどうにか対抗できます。
それでも山本を倒すということには至らないので、ユーハバッハクラスの力がないと無理です。純粋な強さでは一護も敵わないとも言えるので、「流刃若火」は斬魄刀の中でも最強だと思います。
山本が一番長生きしている分だけ、経験値があって卍解を鍛え上げて生み出した技の数も多いのでしょうね。