【アニメ化】約束のネバーランド「GFハウス脱獄編」のストーリーをネタバレ解説!

カテゴリーまとめはこちら:約束のネバーランド

2019年1月にアニメがスタートする『約束のネバーランド』脱獄編のストーリーをまとめました。エマたちがいかにして「幸せなハウス」から脱獄したのか、その経緯や策をおさらいしていきます!単行本1〜5巻までのネタバレ注意です。

記事にコメントするにはこちら

『約束のネバーランド』のGFハウス脱獄編を解説!

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『約束のネバーランド』は、原作・白井カイウ先生、漫画・出水ぽすか先生による少年漫画で、「週刊少年ジャンプ」にて連載されています。数々の漫画賞を受賞したことで有名な話題沸騰中の人気作品であり、2019年1月からはノイタミナ枠でアニメ放送も決定しています

今回はそんな『約束のネバーランド』がどんな作品なのかが分かる、物語の始まりである「脱獄編」のストーリーをさらっとまとめていきます。単行本1巻~5巻始めまでのストーリーであり、2019年1月からのアニメではこの脱獄編がアニメ化されます。あくまでも「さらっと」なので、気になった人は改めてコミックスやアニメでチェックしてみてください!

『約束のネバーランド』脱獄編1:エマとノーマンがハウスの真実を知る!

GFハウス最年長・エマは、家族皆がとても大好きで明るく元気な11歳の少女です。ある日エマは、里親に引き取られることになった妹・コニーの忘れ物を届けようと、同じく最年長の少年・ノーマンと共に門まで足を運びます。

そこでエマとノーマンが見たのは、大好きな妹の死体と、異形の「鬼」たち、そして冷酷な顔をしたハウスのママ・イザベラでした。ハウスは実は「農園」で、そこで育てられているエマ達は食人鬼の「食糧」であり、里子に出された子は皆「出荷」されていたのです。

真実を知ったエマとノーマンは、これ以上家族を誰も死なせないため、家族みんなでハウスから脱獄することを決意します。ハウス内にある森の先に塀があることを突き止めたふたりは、ロープさえあれば塀を超えられることを確信します。

塀には見張りも居ないようで、脱獄は容易かと思われました。しかし、イザベラはコニーの出荷時の痕跡から、ハウスの真実に気付いた子どもがいることに気付いていました。発信器があることを仄めかし、絶対に逃がす気はないという宣戦布告をしてみせます。

『約束のネバーランド』脱獄編2:発信器の存在とシスタ・クローネの登場

毎朝の子供向けとは思えないレベルの高いテストとそのスコア、そして出荷順や年齢から、食人鬼の目的が「より発達した脳」であることを突き止めたエマとノーマン。ふたりともうひとりの最年長・レイは、テストでフルスコアをとっていたため、出荷を保留されていた、いわば高級品中の高級品だったのです。

もちろん、ハウス一の知恵者・レイを味方に引き入れないわけにはいきません。エマとノーマンはハウスの真実を話し、レイもそれを受け入れます。しかし、一刻も早く脱獄の準備をしなければならないのに、イザベラは三人と10歳のドン、ギルダにお手伝いを頼み、自由時間をなくしてしまいます。

ノーマンがイザベラのやり口に疑問を持っていたときに現れたのは、ママの補佐であるシスター・クローネと、新入りの赤子・キャロル。イザベラは、ノーマン達を出し抜いた上で、全員での脱獄には障害となるふたつの存在をハウスへと呼びよせていたのです。

明確な敗北に悔しがるノーマンですが、クローネとキャロルは新たな情報源でもあります。エマはキャロルから、脱獄の上でもっとも厄介となる発信器が左耳に埋め込まれていることを発見しました

さらに、自由時間での鬼ごっこでは、皆の逃走の基礎力を上げる訓練も始めます。クローネとの鬼ごっこでは、逃走においての課題を自覚するとともに、クローネがエマ達にとって「敵」ではない可能性も出てきます。

『約束のネバーランド』脱獄編3:ドン、ギルダを引き入れる!

約束のネバーランド 2 (ジャンプコミックス)

シスターの動かし方から、イザベラがハウスの真実に気づいた子どもの特定を済ませていると確信したノーマンは、子ども達の中にイザベラのスパイがいると推測します。スパイ特定はもちろん、イザベラの裏をかき10日後という異常な速さでの脱獄決行のためにも、ノーマン達の次に年長のドン、ギルダを引き入れなければなりません

ふたりを傷つけないため、危険にさらさないために、エマとノーマンはハウスが「人身売買」のためにある施設だと嘘をつき、ここから逃げようと呼びかけます。ドンとギルダは戸惑いながらもエマ達を信じてくれました。

『約束のネバーランド』脱獄編4:ママのスパイが明らかに!

約束のネバーランド 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ドン、ギルダを仲間に引き入れたエマ達が次にやることはスパイの特定です。もっとも疑わしい年長のドン、ギルダ、そしてエマとレイには黙ってレイにも罠を仕掛けたノーマンは、イザベラのスパイがレイであることを看破します

レイはスパイに限らず、商品の監視や保安、品質向上など、イザベラが望む方に内側から誘導してきたのです。ノーマンはそれに衝撃を受けながらも、イザベラにノーマン達を制御できていると思わせるため、レイに今まで通り傍に居るよう要求します。

さらにノーマンは、レイがこの脱獄を仕掛けたことを見抜いていました。エマとノーマンにコニーの忘れ物を届けるように誘導したのはレイです。ノーマン達とともにイザベラをも制御していたレイは、ノーマンの読み通り、敵ではありませんでした。

レイは幼い頃からハウスの真実に気付いており、エマとノーマンを殺させないために、自分をイザベラに売り込んで脱獄の準備を進めてきました。発信器を無効化できる手段、イザベラの懐に入り込めるポジション、脱獄に必要な情報……。

レイはエマを騙して「全員での脱獄」を諦めるなら、完全にノーマンの切り札になってもいいと言います。ノーマンはレイに嘘をつくことの難しさを承知しつつ、レイを騙して切り札を手に入れた上で、全員での脱獄を決行することを決意します。

『約束のネバーランド』脱獄編5:ミネルヴァのメッセージに気付くエマ達

約束のネバーランド 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

エマにもスパイの正体を話したノーマンとレイ。それから3人は、脱獄後のことも考え、塀に登って外がどうなっているのか知る必要があると話し合います。そこでエマが持ち掛けたのが、ウィリアム・ミネルヴァという人物の話です

ハウスの図書館の至るところにある、ミネルヴァの蔵書票が貼られた本。蔵書票に描かれるフクロウの周りにはモールス信号で出来た円が書かれており、そのメッセージは「逃げろ」「収穫」「怪物」「農園」など、食用児たちに宛てたものだったのです。

これにより、「外」にミネルヴァという食用児の味方である男がいた、そして今もいるかもしれないという希望が生まれました。しかし、モールスがない本と、「約束」というメッセージの意味だけは分かりません。エマは何か重大な道しるべではないかと言いますが…?

『約束のネバーランド』脱獄編6:ドン・ギルダとの和解

エマ達3人がミネルヴァの話をしている一方で、ドンとギルダは売られた家族たちの行方を確かめるべく、イザベラの「秘密の部屋」に侵入していました。そこでふたりは、これまで里子に出された家族がハウスを出る際に持って行った私物を見ます。

エマ達の言う通りイザベラが嘘をついていたと確信するドンとギルダ。その一方で、エマ達の発言を鑑みて、人身売買などではなく、出ていった家族たちは皆すでに死んでいるのではないかと疑いを持ち始めます

ドンは全てを話すようエマに迫り、そこでドンとギルダは、自分たちが食べられるために育てられていたことを知ります。レイがスパイであったことや、エマやノーマンが自分たちを騙して敵だらけの外へ連れ出そうとしていたと知り、ドンは怒りのあまりレイとノーマンを殴りました

しかし、その怒りは「騙されていたこと」ではなく、家族で自分たちを信じて頼ってくれなかった悔しさからきたものでした。エマは信じる覚悟ができていなかったことに気付き、ふたりに謝ります。ノーマンも、ドンもギルダも、そしてレイも、互いに謝り、5人は改めて一緒に脱獄を目指すことになります。

『約束のネバーランド』脱獄編7:クローネの退場&ママの直接支配

ところが、何とその場面はクローネに見られていました。すわ出荷かと焦るエマ達に、クローネは共闘を持ち掛けます。クローネの目的は、イザベラをママの座から引きずり落とし自分がその座につくこと。証拠・権限・信用がないクローネは、エマ達に近づき確実な証拠を掴むしかそれを達成する術はありません。

そしてエマ達も、邪魔されるのを避けるため、クローネと手を組むしかありません。証拠を掴ませずにクローネから情報を引き出せれば脱獄にも有利になります。こうしてエマ達とクローネは、互いに利用する共闘関係を築きます

しかし、それも長くは続きませんでした。数日後、クローネはイザベラによって排除されたのです。今までのように補佐やスパイを通してではなく、イザベラ自らが直接支配をすることに決めたからです

イザベラはレイをクビにし、塀を上って外の様子を見る「下見」をしようとしていたエマとノーマンの前に現れました。飼育監としての本性をあらわにし、下見を強行するべく飛びかかってきたエマの足を容赦なく折ります。

そうして告げた衝撃の事実は、ノーマンの出荷の決定。その予定外の出荷により、イザベラは今までの方針から直接支配に切り替えざるを得なくなったのです。

『約束のネバーランド』脱獄編8:ノーマンの出荷

ノーマンの出荷は明日の夜。ノーマンがひとりで逃げればその後の警備が厳しくなり全員での脱獄が困難になり、エマの骨折で明日全員逃げるのも不可能。ノーマンに残されたのは大人しく出荷される道のみでしたが、エマとレイは諦めません

ふたりの案は、明日の昼、ノーマンはレイのつくった発信器を壊す装置を使い、逃げたふりをして森の中に身を隠すというものでした。ノーマンは全員での脱獄が厳しくなることを予想し反対していましたが、ふたりが何としてでも自分を死なせないとしているのを見て、みんなで生きてここから出ることを誓います。

しかし、出荷当日の日、ノーマンは姿を消さずにハウスへと戻ってきました。困惑し絶望するエマとレイに、ノーマンは塀の周りが崖であったことを伝えます。

約束のネバーランド 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

レイの情報と照らし合わせると、GF農園は塀によって6つの区画に分かれており、飼育場は塀を挟んで隣同士にあります。エマ達の居る第3飼育場の真西にあたる区画が本部であり、その区画の先にだけある橋を使って逃げるようにとノーマンは指示します。

発信器を無効化する装置も使わずにレイに返したノーマンは、嘘をついたことをふたりに謝りながらも、万が一にでも脱獄を失敗させないために死に行くという決意は変わらないと告げます。その言葉通り、レイが絶望しても、エマが必死に抗っても、ノーマンの決意は覆ることなく、彼は出荷されていきました。

『約束のネバーランド』脱獄編9:レイの本当の計画とは…?

『約束のネバーランド』コミックカレンダー2019 (ジャンプコミックス)

ノーマンが居なくなった後、レイは彼を死なせた絶望から、農園で死ぬことを選択するとエマ達に告げます。そしてエマも、頑張らなければいけないと分かってはいても、絶望が心を支配して、ろくに動くことができません。そしてとうとう何もしないまま2ヵ月が過ぎ、レイの12歳の誕生日、つまり出荷日を迎えたかに見えましたが……。

実は、イザベラからはそう見えていただけで、エマもレイも本当は諦めていませんでした。レイの誕生日前日の深夜、エマとレイは食堂にいました。エマとレイは互いに、脱獄の話をしに来たのです。

エマはイザベラの目を絶望した自分に向けさせることで油断させると同時に、弟妹たちに頼んで、脱獄のための道具や食料、防寒具などの準備を完了させていました。それを聞いたレイは、夜ハウスに火をつけて逃げることを提案します

イザベラが消火に手いっぱいな隙に本部に通報できないよう部屋の鍵穴に粘土を詰め、あくまでも本部には火事だと思わせた上で脱走することで、警備の目が橋に向かないようにするのです。

今から決行するというレイに、エマは賛同しつつも、イザベラが火事ではなく自分たちを優先したらどうするのか尋ねます。その問いにレイは、何と頭からオイルを被りました。レイは出荷を間近に控えた最上物であり、彼が燃えることをイザベラは何としてでも阻止しなければならなくなります。

人間である自分を「食用の商品」として育ててきたイザベラや「鬼」たちに報復するため、今までスパイとして家族を見捨ててきた報いを受けるため、レイは何年も前からそうやって死ぬことを決めていたのです。

『約束のネバーランド』脱獄編10:脱獄決行!

約束のネバーランド ~ノーマンからの手紙~ (JUMP j BOOKS)

しかし、エマは自分に火をつけようとしたレイを止めます。エマはレイに、ノーマンがレイの本当の計画に気付いていたこと、それを止めるように言われていたことを告げます。ノーマンはレイが死ぬことを阻止しつつ脱獄を成功させる策を、クローネが残していったヒントになりそうなペンとイザベラの部屋の鍵型と共に、エマに託していったのです。

肉や髪の毛を燃やし、人間が燃えているかのような臭いを出し、その上でレイの発信器を取り出して一緒に炎へと放り込むことで、イザベラの目を完全に欺きます。さらに、エマとノーマンは、ドンとギルダだけではなく、5歳以上の弟妹たちにもハウスの事実を告げていました

約束のネバーランド 5 (ジャンプコミックス)

そう、季節は冬。全員で逃げ出してもその先で命を落とすことがあっては本末転倒です。エマは6歳以上しか出荷されないこと、スコアからして早々に出荷されることはないことを考えて、4歳以下の弟妹たちをハウスに残していくことを選択しました

出荷が開始される2年以内に、4歳以下の子ども達と、GF農園の他の飼育場の食用児を迎えに行くと誓って……。さらにレイを驚かせたのは、逃げる道のりです。誰しもがあの崖は渡れない、だから橋に向かうはずと考える…だからこそノーマンは、橋ではなくロープとハンガーを使って対岸に渡るという道を指示していきました。

レイの知らない2か月間本気で準備してきたからこそ、普通怖がるであろう崖をスイスイと渡っていく弟妹たち。その光景を見たレイは、「諦めなくていい」というノーマンの声を聞きます。

全員が対岸へと渡り切った直後に、イザベラはエマ達を見つけました。しかしイザベラは、それ以上エマ達を追うことはしません。何もできないならせめて生き続けてやりたいと思っていたイザベラは、愛していた子どもたちの成長を見て、自分の負けを認めたのです

ただ普通に愛せたらよかったと嘆くイザベラは、エマ達が使ったロープを回収し、彼女たちが対岸に渡って逃げたことも上に報告しませんでした。最後の最後の母の愛によって、エマ達は「外」で最初の朝を迎えます

GFハウスの外に飛び出したエマ達の未来

約束のネバーランド 10 (ジャンプコミックス)

脱獄編の後に続くのは「ミネルヴァ探訪編」。食用児の味方である可能性が高いミネルヴァを探す旅となります。「幸せなハウス」から飛び出したエマ達がどのような壁を乗り越えていくのか、気になる方はコミックスを読んでみてください。

2019年1月より放送のアニメ『約束のネバーランド』では、今回まとめた脱獄編まで放送予定です。もちろん原作にはこの記事では紹介しきれなかった伏線や、キャラクターたちの魅力的な姿もたくさんあります。アニメの前に予習しておくと、ますますアニメを楽しむことができるかもしれません

関連記事をご紹介!

【約束のネバーランド】ムジカがエマに渡した「お守り」とは?

『約束のネバーランド』とは?

2016年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている「約束のネバーランド」は、白井カイウ…

【約束のネバーランド】ノーマンは死亡?生存?最後の「え」という言葉の意味

グレイス=フィールド1の天才!ノーマンってどんな男の子?
https://twitter.com/yakuneba_staf…

関連グッズをご紹介!

記事にコメントするにはこちら