【時をかける少女】名言・名シーンTOP15!細田守が贈るひと夏の傑作SF

2006年に公開された『時をかける少女』は、細田守さんが監督を務めた長編アニメーション映画。高校2年生の少女・紺野真琴は、ある日突然時間を跳躍する「タイムリープ」の力を得たことをきっかけに、自分のささやかな欲望を満たしていきます。その力を何度も使い続けた先で彼女は成長し、自分のすぐ側にいてくれた人との恋に向き合っていくことになるのです。そんな本作の名言&名シーンをご紹介していきます!

『時をかける少女』とは?

時をかける少女 [Blu-ray]

「時かけ」の略称でおなじみの『時をかける少女』は、2006年に公開された長編アニメーション映画。筒井康隆さんによって執筆された同名の小説を原作とし、小説から20年後の世界を舞台としています。監督は『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などでおなじみの細田守さんが担当しています。

主人公は高校2年生の少女・紺野真琴。男友達の津田功介・間宮千昭と一緒に遊ぶ日常に楽しさを覚えていた彼女は、ある日突然、時間を跳躍できる(=タイムリープ)能力を手に入れ。自分のささやかな欲望を満たすために時間を遡るようになります。それを何度も繰り返した先で、真琴は後悔に打ちのめされそうになりながらも成長し、やがて自分のすぐ傍にいてくれた人の大切な気持ちに向き合っていくことになるのです・・・。

ここからは、そんな本作の名言と名シーンをご紹介していきます!

『時をかける少女』名言&名シーン第15位

Time waits for no one.

映画の序盤、真琴が高校の理科室で見つける文言。”Time waits for no one”とは、直訳すると「時は誰のことも待たない」という意味。その下に顔文字で「↑(゜Д゜)ハァ?」と書かれている通り、序盤では何を意図した文言なのかよくわからないのですが、最後まで観終えたときにこの映画の内容を象徴した文言だったということに気付かされます。映画の途中、千昭がカラオケでこの文言が入った曲を歌う場面もまた印象的でした。

『時をかける少女』名言&名シーン第14位

土手の上から走ってタイムリープをするシーン

真琴は突然タイムリープする力を持ってしまったことを信じられずにいましたが、事情を知った叔母の芳山和子(よしやま・かずこ)から「コツさえわかればまたできるようになるんじゃない?」と言われ、試しに近所の土手の上から駆け出し、「いっけえええええええええ!!」とジャンプしてみるのです。

少しの間だけ時間を遡ってから元の時間に戻ってきたとき、近くにいた子どもたちから「一瞬消えたよな」という声が聞こえてきます。真琴はそこで本格的に時間を遡り、本当に自分はタイムリープできる能力を手に入れたのだと確信するのでした。

『時をかける少女』名言&名シーン第13位

果穂の告白を成功させようとタイムリープを繰り返すシーン

真琴たちの下級生の藤谷果穂は、同じボランティア部に所属する功介に片思いしていました。引っ込み思案な彼女は、友達2人に背中を押されてようやく功介に告白できたのですが、真琴が自分よりも良い成績をとってうかうかしていられないからと、振られてしまいます。事情を知った真琴は、果穂の告白をどうにか成功させようとタイムリープを繰り返します。

真琴が奮闘する姿が大変コミカルに描かれているシーン。最終的に真琴は告白を成功させるところまでは行きつけなかったのですが、過去に戻って功介と果穂に親しくなる良いきっかけを与えることに成功したのでした。

『時をかける少女』名言&名シーン第12位

「真琴、俺と付き合えば?」(間宮千昭)

千昭と功介と一緒に野球場で遊んだ帰り、真琴は千昭の乗っている自転車の後ろに乗せてもらいます。功介が果穂から告白されて断ったという話題になったとき、千昭は「真琴、俺と付き合えば?」と話しかけます。

突然の告白に動揺してしまった真琴は、千昭の自転車に乗せてもらう直前にタイムリープしてしまいます。千昭からの告白を防ごうと何度もタイムリープを繰り返した真琴は、最終的に千昭の自転車に乗らずにひとりで帰るという道を選び、千昭からの告白をなかったことにしてしまうのでした・・・。

『時をかける少女』名言&名シーン第11位

「俺が彼女つくったら、真琴が1人になっちゃうじゃん」(津田功介)

真琴がタイムリープによって千昭からの告白をなかったことにしたあと、千昭は真琴の友達の早川友梨と交際することになります。いつもは千昭も含めて3人一緒だったグラウンドで、功介と2人でキャッチボールをしていた際、真琴は功介に「彼女つくんないの?」と問いかけます。功介は「俺が彼女つくったら、真琴が1人になっちゃうじゃん」と答えて微笑みます。功介のイケメンすぎる台詞に思わずときめいてしまう名シーンでした・・・!

『時をかける少女』名言&名シーン第10位

「止まれぇえええええええええ!!!」(紺野真琴)

過去に遡った真琴によって、果穂と親しくなるきっかけを与えられた功介は、真琴の自転車を借りて彼女を送っていくことになります。その自転車のブレーキが故障していることを思い出した真琴は、慌てて功介たちを追いかけます。坂道の下にある踏切で事故が起こっていないことを確認し、安心した真琴が坂道を上っていると、その横を功介たちの乗った自転車が走り抜けていきます。

タイムリープには実は回数制限があり、真琴にはもうタイムリープできる力が残されていませんでした。真琴は必死に坂の下へと走っていく功介たちを追いかけ、その途中で転んでボロボロになってしまいます。功介たちの乗った自転車はそのまま勢いよく踏切を乗り越えてしまい、電車の近づく線路に向かって、真琴は「止まれぇえええええええええ!!!」と叫ぶのでした。

『時をかける少女』名言&名シーン第9位

「最低だ、あたし。人が大事なこと話してるのに、それをなかったことにしちゃったの。なんでちゃんと聞いてあげなかったのかな・・・」(紺野真琴)

功介と果穂の命を助けるために、最後のタイムリープする力を使った千昭が姿を消してしまったあと、真琴は功介と2人で話をします。千昭は真琴のことが好きだったこと、けれど恋愛に関係したことが苦手な真琴のために好きだと言い出すことができなかったのではないかということを、真琴は功介から聞かされます。

かつて自分が千昭からの告白をなかったことにしてしまったことを思い出した真琴は、「最低だ、あたし。人が大事なこと話してるのに、それをなかったことにしちゃったの。なんでちゃんと聞いてあげなかったのかな・・・」と後悔を吐露します。そして功介から離れた真琴は、学校の屋上へと駆け上がって大声で泣き出してしまうのです。真琴を気持ちを思うととても切ないシーンでした・・・!

『時をかける少女』名言&名シーン第8位

「帰らなきゃいけないのに、いつのまにか夏になった。お前らと一緒にいるのが、あんまり楽しくてさ」(間宮千昭)

映画の後半、千昭が実は未来から来た人間であったことが明らかになります。千昭は「タイムリープできる力」が込められた装置を未来から持ってきていて、うっかりそれを理科準備室に落としてしまいました。偶然それを起動させてしまった真琴は、回数制限つきでタイムリープを行えるようになったのです。

千昭は自分の時代ではなくなってしまったとある絵をどうしても見たくて、この時代にまでタイムリープしてきたことを真琴に説明します。そして「帰らなきゃいけないのに、いつのまにか夏になった。お前らと一緒にいるのが、あんまり楽しくてさ」と、自分の気持ちを吐露するのです。功介と果穂の命を助けるためにタイムリープできる最後の力を使った千昭は、もう未来に戻れなくなってしまいました。千昭は真琴に別れを告げ、雑踏の中へと消えてしまうのでした・・・。

『時をかける少女』名言&名シーン第7位

「あたし、千昭のこと、好きだ。ごめん」(紺野真琴)

千昭にタイムリープできる最後の力を取り戻させるために過去に戻った真琴は、理科準備室で友梨に話しかけられます。千昭に片思いしている友梨から彼の話題を振られた真琴は、真剣な表情で「あたし、千昭のこと、好きだ。ごめん」と自分の気持ちを伝えるのです。

友梨は驚きながらも納得した様子で「そっか。そうだと思った」と話し、千昭に会ってくるように促します。これまで変わらない日常を望み、千昭からの好意に上手く向き合うことのできなかった真琴が、確かな成長を見せたシーンでした。

『時をかける少女』名言&名シーン第6位

「真琴、前見て走れ!」(津田功介)

理科準備室で友梨に会ったあと、真琴は功介に呼び止められます。功介から千昭が先にグラウンドに行っていることを聞かされた真琴は、功介に果穂とその友人たちを野球に誘うように促し、絶対にブレーキが壊れている自分の自転車を使わないようにと念を押します。

千昭の元へ向かう途中、功介の方に振り返った真琴は「待っててくれてありがとう」と声をかけます。それはさっきまで真琴が来るのを待っていてくれたことに対する感謝でもありましたが、真琴がひとりぼっちにならないようにいつも気にかけてくれていたことに対する感謝でもありました。微笑んだ功介は「真琴、前見て走れ!」と呼びかけるのでした。

『時をかける少女』名言&名シーン第5位

「待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えにいくのがあなたでしょ」(芳山和子)

タイムリープできる最後の力を使った千昭が姿を消してしまったあと、真琴は叔母の和子に会いにいきます。和子はかつて自分が恋をした人の話をし、待つつもりはなかったのにその人のことを待ち続けてしまったことを話します。そして真琴は自分と同じようなタイプの人間ではないことを指摘し、「待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えにいくのがあなたでしょ」と励ますのです。

『時をかける少女』名言&名シーン第4位

「いっけええええええええ!!」(紺野真琴)

和子に背中を押されて家に戻ってきたあと、真琴はタイムリープできる回数があと1回だけ残されていることに気がつきます。千昭が功介と果穂の命を助けるためにタイムリープしたことによって、真琴が使ったはずの1回がなかったことになっていたのでした。

家から飛び出した真琴は、家の前にある坂道を全速力で駆け下ります。自分がいまタイムリープすれば、千昭も同じようにタイムリープできる回数を1回取り戻せるはずだと考え、「いっけええええええええ!!」と叫んで過去へとタイムリープするのです。その間、真琴は千昭と功介とつくってきた思い出の数々を目にします。このときに流れる奥華子さんの歌う挿入歌「変わらないもの」が大変爽やかで切なく、とても素敵でした。

『時をかける少女』名言&名シーン第3位

「あたしもさ、実はこれからやること決まったんだ」(紺野真琴)

千昭が未来へと戻ったあと、真琴はグラウンドで功介と果穂、果穂の友人2人と一緒に野球をします。功介といなくなってしまった千昭について話したあと、真琴は「あたしもさ、実はこれからやること決まったんだ」と話します。真琴のやることとは、千昭の見たがっていた絵を千昭のいる未来にまで残せるようにすること。功介は真琴がやることとはいったい何かと問いかけますが、真琴は「秘密」と微笑みます。そうして真琴は爽やかな風を受けながら、夏の空を見つめるのでした。

『時をかける少女』名言&名シーン第2位

「うん。すぐいく。走っていく」(紺野真琴)

夕暮れの土手での、真琴と千昭の別れのシーンの台詞。真琴のおかげでタイムリープできる最後の力を取り戻せた千昭は、元いた未来に戻ることを決めます。千昭から功介によろしく言っておいてほしいと言われたあと、真琴は告白されることを期待するのですが、まったく期待外れのことを言われてしまいます。「最後の最後にそれ!?」と真琴は怒り、早く行ってと千昭の背中を押し始めるのです。

そのまま本当に千昭が未来に帰ってしまったと思った真琴は、思わず大声で泣き出してしまうのですが、戻ってきた千昭に胸元に引き寄せられて、ある言葉を言われます。真琴は「うん。すぐいく。走っていく」と、とても真琴らしい言葉で返答します。真琴が千昭から言われたことはもちろん・・・。

『時をかける少女』名言&名シーン第1位

「未来で待ってる」(間宮千昭)

未来へと帰る直前に、千昭が真琴の耳元で言った台詞。「『時をかける少女』と言えばこの台詞!」という方も多いのではないでしょうか? あえて「好きだ」という直接的に言わず、この言葉で真琴への想いを表現したのが素敵ですよね。未来への希望を感じさせる、爽やかで切ない名シーンでした!

『時をかける少女』は高校生たちの青春を描いた傑作!

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ここまで『時をかける少女』の名言&名シーンをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 高校生たちの爽やかな青春が描かれた今作は、夏という季節にぴったりの映画ですよね。ぜひもう一度ご覧になってみてみはいかがでしょうか?

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