【ヒロアカ】オーバーホール編をネタバレ解説!あらすじから結末まで徹底網羅!【僕のヒーローアカデミア】

アニメ化や映画化もされているヒーローアクション作品「僕のヒーローアカデミア」。アニメ第3期の後半に描かれた新たな組織『死穢八斎會』と若頭・オーバーホールの不気味さが際立っていました。そこで『オーバーホール編』を原作版からご紹介していきます!

『僕のヒーローアカデミア』とは?

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2014年から「週刊少年ジャンプ」で連載している「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」は、漫画家・堀越耕平先生の学園・ヒーローアクション作品です。これまでに第20巻まで刊行されました。

2016年にはアニメ「僕のヒーローアカデミア」の第1期が全13話で放送。翌年2017年には第2期が全25話、2018年には第3期が全25話、映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄ヒーロー〜」が公開されています。

「オーバーホール編」は、仮免試験終了後に行ったヒーローインターン中に発生した(ヴィラン連合と組んだ)『死穢八斎會』を中心に繰り広げられたストーリーでした。ヒーローインターン編と同時進行で行われていますが、若頭のオーバーホールこと治崎廻の不気味さと強さに、存在が気になった人も多いですよね!

『オーバーホール編』ネタバレ1:『死穢八斎會』若頭・治崎廻

天然記念物の極道組織

死柄木弔がリーダーを務めている『ヴィラン連合』とはまた違う、指定敵(ヴィラン)団体『死穢八斎會(しえはっさいかい)は、裏社会を取り仕切る怖い団体『極道』のひとつとして作られました。しかし、ヒーローが増え、世界の中心になってからは極道組織の摘発&解体が進みます。

『平和の象徴』と言われたNo.1プロヒーローのオールマイトが登場してから、さら摘発&解体が加速し、極道組織は減少、現代では天然記念物といわれています。

分解・修復の個性『オーバーホール』を持つ

極道の死穢八斎会の若頭を務めているのが、ペストマスクがトレードマークになっている治崎廻(オーバーホール)です。身寄りが無く誕生日なども不明で、年齢も明らかになっていません。個性『オーバーホール』は、人に使うと触っただけで殺傷することができる個性ですが、同時に即死レベルのダメージでも修復できるすごい個性でした。

また分解した相手と自分を混ぜて修復すると、分解した相手の能力を取り込んでパワーアップができるので、戦う相手としては手ごわいですね。

『オーバーホール編』ネタバレ2:ヴィラン連合と組む目的は?

「俺が次の支配者になる」

死穢八斎會とは違うヴィラン連合のアジトにやって来たオーバーホールは、オールマイトvsオール・フォーワンで表と裏のトップが陥落した後、誰がトップになるのか?と死柄木に聞いています。

「次は、俺だ」と言った死柄木に対して「計画はあるのか?」と返答していました。ヴィラン連合の仲間になるつもりが見られないオーバーホールは、自分には計画があると説明します。

「計画の遂行に、莫大な金が要る。時代遅れの小さなヤクザ者に、投資しようなんて物好きは、なかなかいなくてな。ただの名の膨れ上がったおまえたちがいれば話は別だ」「俺の傘下に入れ。おまえたちを使ってみせよう。そして俺が次の支配者になる」と言い切っていました。

反発するヴィラン連合vsオーバーホール

オーバーホールの提案に死柄木は「帰れ」と言い、その場に居たヴィラン連合のマグ姉は「私たちの居場所は、私たちが決めるわ!!」と攻撃を始めます。マグ姉を軽く触っただけで殺したオーバーホールに、ヴィラン連合は戦闘体制に入りました。

オーバーホールを襲おうとしてきた死柄木に、オーバーホールの仲間が立ちはだかります。反発するヴィラン連合を前に、オーバーホールの交渉は決裂…。

「穏便に済ませたかったよ。敵(ヴィラン)連合。こうなると冷静な判断を欠く。そうだな…戦力を削り合うのも不毛だし、ちょうど死体はお互いに一つ…キリもいい。頭を冷やして、後日また話そう。腕一本はまけてくれ(ヴィラン連合のコンプレスの腕を攻撃していたから)」「冷静になったら電話してくれ」と提案し、この場での応戦は終了しました。

『オーバーホール編』ネタバレ3:治崎廻の娘・エリが重要な「核」になる!

デクがプロインターンを行っているサー・ナイトアイの事務所は、オーバーホールがヴィラン連合と接触したのを掴んでいました。しかし、ヴィラン連合とどういった目的接触し、顛末がどうなったかまでは調査できず、死穢八斎會はヴィラン(敵)なのか黒に近いグレーの存在として扱われたまま…。

ナイトアイ事務所は、死穢八斎會の決定的な犯行の証拠を掴むために、街中で調査を開始しました。ナイトアイ事務所が調査中に、デクにぶつかって来たのはエリです。「ごめんね、痛かったよね」と手を差し伸べたデクに、怯えた様子のエリ…。そこに「ダメじゃないか。ヒーローに迷惑かけちゃあ、帰るぞ、エリ」とオーバーホールも登場ます。

オーバーホールと気づいたデクに、ミリオが表情を読ませないようにマスクを手渡し、その場を切り抜けようと試みていました。ですがエリの「いかな…いで…」と言う声に、デクはオーバーホールと対決モードになります。

この時は、エリがオーバーホールの殺気を読んで戦いになることはなく別れました。エリと一緒にアジトに戻ったオーバーホールは、失態を犯した部下を始末した後「壊理…我儘はもうよせよ。おまえは計画の”核”なんだ」と言っています。

『オーバーホール編』ネタバレ4:ヤクザの復権を目指して戦う

1度は交渉決裂したかに思われたヴィラン連合の死柄木が「そっちは敵連合の名が欲しい、俺たちは勢力を拡大したい。お互いニーズは合致しているわけだろ」と言ってきます。その代わり、自分たちはこれまで通り好きに行動する…と提携という条件と、オーバーホールの計画を明らかにするようにと言いました。

オーバーホールは「理を壊すんだ」と言って、うたれた相手が、個性が一時的に使えなくなる違法薬物を手にしています。違法薬物は、オーバーホールの指示で裏社会に出回り、切島鋭児郎が関わった事件でも使用されていました。

さらにオーバーホールは、自分の個性『分解・修復』をエリの体に入れ、エリの血を経由して一時的に個性を破壊する違法な薬を作っていました。闇の社会でお金になる薬を、娘の体で作っていたなんて驚きですよね。

『オーバーホール編』ネタバレ5:渡我被身子と分倍河原仁をどう動かす?

警察とヒーローが突入した直後、オーバーホールはエリを連れて逃げていました。「組長と俺さえいれば八斎會は死なない。ほとんどの子分は組長派で、俺の考えについて来やしない。俺こそが誰よりも組長の意思を尊重しているのにな」と言っています。

この時、提携という形でヴィラン連合の死柄木と組んでいたオーバーホールは、将棋をしながら「黒霧か都我、分倍河原をウチ(八斎會)にいれる。好きに動かれちゃこちらも不安だ」と提案していました。「便利な奴ばかり…動きは削ぐってか。ウチの要だ。そいつらは!!そんなにやれるか」と死柄木は反発。

しかし、オーバーホールは作戦の全貌を明かしたのだから…と交渉し、渡我被身子(トガヒミコ)と、分倍河原仁(トゥワイス)を応援部隊として借りています。2人は、警察とヒーローが突入した際に『出向組』としてデクたちの前に現れ、死穢八斎會の援護をしていました。

『オーバーホール編』ネタバレ6:ミリオ戦でゆがんだ治崎親子関係が明らかに!

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デクたちと別れて、個性『透過』で建物をすり抜けの単独行動でエリ救出に向かったミリオは、「少し話、聞かせてもらっていいですか?」「近道したんで…その子、保護しに来ました」とオーバーホールに言っていました。オーバーホールは「この子にとって、おまえはヒーローじゃない」と言って応戦します。

ミリオは、鉄砲玉八斎衆・酒気泥泥の近くにいる者の平衡感覚を奪う個性『泥酔』や、八斎衆の懐刀・音本真の強制的に本心を語らせる個性『真実吐き』に負けずに戦っていました。ミリオに抱かかえられたエリに「おまえは人を壊す、そう生まれついた」とオーバーホールは言っています。

「いつも言っているだろう。おまえの我儘で、俺が手を汚さなきゃいけなくなる」「おまえの行動一つ一つが人を殺す。呪われた存在なんだよ」と言葉を浴びせ続けていました。「自分の子に、何でそんな事が言えるんだ!!」と激怒したミリオに「俺に子などいない」とエリとは親子ではないと明らかにしています。

『オーバーホール編』ネタバレ7:過去を捨て組長を「おやじ」と慕う

「寄る辺がねェなら、ウチに来い、小僧。名前は?喋れるか?」と言われて死穢八斎會の組長に拾われたオーバーホールは、組長をおやじとして慕っていました。死穢八斎會に入ってからは、本名の『治崎廻』は捨て、組のために『オーバーホール』として生きてきたのです。

成長したオーバーホールは、別の組が解体させられたのを組長に聞かされます。このままでは死穢八斎會は生き残れない…。死穢八斎會が生き残るには革新が必要だと考えていましたね。

再び革新を提案したオーバーホールに組長は「てめェ、あれだけシメられてまだ言うンか。人の道から逸れたら、侠客終いよ。治崎。心のねェ外道に人はついてきやしねェ」と反対していました。組長は、違法薬物に死穢八斎會の未来を託すのは反対していたんですね。

『オーバーホール編』ネタバレ8:ミリオ戦はどうなった?

非情なエリの扱い方に激怒したミリオは、オーバーホールと激戦を繰り広げました。「大丈夫!!俺が君のヒーローになる!」と、エリを抱かかえた時に言った言葉はミリオの本心です。オーバーホールの強さは認めたミリオですが、「俺の方が強い!!」と言って一撃を加えていました。

「もう指一本も触れさせない!!二人まとめて倒してやる!!おまえの負けだ。治崎!!」とオーバーホールの本名を言っています。近くに倒れていた玄野針(クロノスタシス)は、エリの体内から作った個性を完全に消せる違法薬物の弾を込めた銃で、エリを庇うだろうと予測しミリオを狙いました。

クロノスタシスの予想通り、ミリオは「もう君を悲しませない。もう痛い思いはさせない!」とエリを庇って銃弾を受けています。

クロノスタシスに「笑えるな!救おうとしたその子の力で、おまえの培ってきた全てが今!無に帰した!!」と言われましたが、「これまでの全て何も無駄にはなってない。俺は依然ルミリオンだ!!」と2人相手に無個性のまま素手で戦っていました。無個性になった状態で、戦い続けたミリオは、間違いなくエリのヒーローでしたね!

『オーバーホール編』ネタバレ9:救出に駆け付けたデクに圧倒的な個性をみせつける!

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個性を完全に消してしまう違法薬物が仕込まれた銃弾で、無個性になってしまったミリオ…。戦いの3分の1を、無個性のまま戦い続けたミリオの前にデクたちが登場します。

オーバーホールは体制を立て直し、倒れていたクロノスタシスのダメージを修復し音本、本当によくやってくれたよ。おまえなら俺の為に死ねるだろう!?」と言って音本と自分を融合させていました。音本と融合する時に、オーバーホールは自分のダメージも修復しています。

そして「潔癖の気があってなァ…触られると…つい頭に血が上ってしまう…ここまでされたのは初めてだ」「悲しい人生だったな、ルミリオン。壊理に…俺に関わらなければ、”個性”を永遠に失うこともなかった。病に罹ったままでいられた」と、ミリオの個性が無個性化したのをデクたちに知らせています。

ミリオの状態を知ったナイトアイは、オールマイトの未来を見た時以来久し振りに他人(オーバーホール)の予知をしていました。オーバーホールの未来は、ナイトアイにどんな風に見えていたのでしょうか…

『オーバーホール編』ネタバレ10:治崎廻とエリの本当の関係

オーバーホールは、エリが自分の娘ではないと言っていました。エリの母親は、死穢八斎會組長の娘です。娘は組長に結婚を反対されて絶縁していましたが、ある日『ダンナが死んだ。この子は呪われている』と言って組長に連れて来た少女だったのです。

エリが父親に触れたら、父親は着ていた衣服を残して消えてしまった…。組長の娘の個性でも、エリの消えてしまった父親の個性でもない突然変異の個性だったために、エリの母親は不気味がったんですね。『消滅』という共通の個性を持っていたオーバーホールに、組長はエリの個性を調べて欲しいと託していました。

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オーバーホールは、エリの個性を『巻き戻す”個性”』と結論を出しています。レアな個性だと判断したオーバーホール。個性を『病気』と捉え、人間を正常化させるには無個性にさせるしかないと考えている人物でした。

そして、死穢八斎會復活させる作戦として、個性と無個性を利用しようと考えたのです。まずエリの体から無個性化できる違法薬物を開発し流通させます。ある程度出回ったところで、次は『巻き戻し』から作られた『個性を復活させられるエリから作られた血清』を流通させ、莫大な資金を得ようと考えていたのでした。

『オーバーホール編』ネタバレ11:組長のために何をしても構わない

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死穢八斎會の若頭として実権を握っていたオーバーホールは、組の革新をどんどん図り、違法薬物の売買で得た資金を元手に勢力を拡大させようとしていたのでした。デクたちとの戦いの前の時点で、組長は病に倒れて意識のない状態で登場しています。

病に倒れる前に、組長は「おめェが拾われた恩を返そうとしてんのぁわかる。だが、やりすぎなんだおめェはいつも。俺の道から外れたことはすんじゃねェ」違法薬物売買に反対していました。

エリを組長から託されていたオーバーホールは、「オヤジの宿願を果す為に、おまえがいるんだ壊理」とデクにエリを奪われた時に執念深く言っていました。

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エリを取り戻すためなら、デクを殺しても構わないという考えは「人の道から逸れたら、侠客終いよ。治崎。心のねェ外道に人はついてきやしねェ」と人の道から外れて欲しくないと願っていた組長の意思とは逆の考え…。

組長はエリを使うのも反対「ウチの考えに背きてえなら、おめェ…もう出てけ」とオーバーホールに言っています。オーバーホールは、その場で組長を病に見せかけ植物状態にしてしまいました。

そしてエリを逃げられないように拘束「分解するしか止める術はない!」と結論付けます(個性を『病気』と考えていたので、人間を正常化させるにはエリを利用して無力化させるしかないと考えた)。組長が裏の世界で復権できるためなら何をしても構わない、植物状態から戻ったら、組長は分かってくれると自分の勝手な考えで行動していたんですね。

『オーバーホール編』ネタバレ12:デクとの直接対決の結果は?

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音本と融合したオーバーホールと戦ったデクは、「治崎は死んでもエリちゃんを諦めない。時間はかけられない!ダメージを稼いでも”修復”される!」と分析していました。脳天に一撃させるために『マンチェスタースマッシュ』を仕掛けるも、オーバーホールに避けられてしまいます。意地でもエリを連れて行こうとしたオーバーホール…。

エリも諦めかけますが、ミリオのマントが出てくると『救からなくては』と前向きな感情が出てきます。エリを強く抱きしめたデクは「必ず勝って、必ず助ける」と決意します。エリは自分の個性でデクの怪我を過去に巻き戻し、無意識に修復させていました。

エリの母親やオーバーホールは『呪われた個性』と言いましたが、デクは「とっても優しい”個性”じゃないか」とエリの個性を褒めています。

「じゃあ、それ以上のスピードで常に大怪我し続けていたら…エリちゃん…力を貸してくれるかい」と言って『ワン・フォー・オール フルカウル100%』をオーバーホールに使用しました。デクとエリのコラボでオーバーホールは負けています。

『オーバーホール編』ネタバレ13:ヴィラン連合の意図が判明!

トガヒミコとトゥワイスのヴィラン連合の出向組は、デクと対決した後姿を消しています。その後、お茶子たちにデクの戦っている場所を知らせたのは、デクに変装したトガヒミコでした。そして、デクに負けたオーバーホールは、警察に身柄を拘束されています。護送されている途中に現れたのは、死柄木とヴィラン連合…。

死柄木は、「あのな、オーバーホール。”個性”消してやるって人間がさァ、”個性”に頼ってちゃいけねェよな」と言って、個性を無個性化できる違法薬物と、個性を戻す血清を奪っていました。

そして、両腕を切断…「おまえが費やしてきた努力はさァ!俺のもんになっちゃったよ!!これからは咥える指もなく、ただただ眺めて生きていけ!!頑張ろうな!!」と言ってその場を立ち去っています。

『僕のヒーローアカデミア』オーバーホールは「おやじ」のために戦っていた

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天然記念物とまでいわれていた闇組織に位置していたヤクザ団体『死穢八斎會』の若頭を務めているオーバーホールは、再び暗躍できるように組織の革新を行っています。それは、オーバーホールが「おやじ」と慕っていた死穢八斎會組長とは相反する行動でしたね。

おやじを植物人間にして黙らせ、幼い少女・エリの個性を冷酷に利用してきたオーバーホール。最後は、ヴィラン連合の死柄木によって大事な両手を奪われ、薬も血清も奪われてしまいました。

第3期終了と同時に発表された第4期では、オーバーホールはメインキャラとして登場します。クライマックスでのミリオやデクとの戦いが、どう映像化されるのか楽しみですね!

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