劇場版とテレビアニメ第二期が控えている大人気ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』。今回はそんな『ダンまち』の劇場版の情報やテレビアニメ第二期の内容予想、原作のあらすじなど盛りだくさんでご紹介していきたいと思います!
目次
大人気ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』とは?
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は、2013年1月からGA文庫より刊行されている大森藤ノ先生によるライトノベルです。現在までで本編が13巻まで発売されており、2018年10月4日にニコニコ生放送で放送された特別番組『劇場版「ダンまち」スペシャルプログラム 2018 秋』にて最新14巻が12月15日頃発売予定と発表されました。
広大な地下迷宮、「ダンジョン」を中心に栄えている迷宮都市オラリオには多くの名のある冒険者や実力者たちが集まっていました。田舎育ちの駆け出し冒険者の少年、ベル・クラネルは英雄譚にあるような出会いを求め、オラリオに訪れ、女神ヘスティアのファミリアに入団します。これは少年が歩み、女神が記す「眷族の物語(ファミリアミィス)」。
広がり続ける『ダンまち』の世界!
『ダンまち』は原作本編だけでなく、主人公ベル・クラネルの憧れの人物で「ロキ・ファミリア」の剣姫、アイズ・ヴァレンシュタインを主人公にしたスピンオフ作品『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア』が10巻まで刊行されています。
さらにベル・クラネルがよく立ち寄る酒場「豊穣の女主人」のウェイトレスで元冒険者のエルフ、リュー・リオンを主人公にしたスピンオフ作品『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル』の第1巻が刊行されています。
その上コミカライズやゲーム、さらには『パチスロダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』が2018年11月19日稼働予定と発表され、様々なコンテンツで活躍する大人気作品になっています。
大人気作品『ダンまち』の魅力とは?
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、通称『ダンまち』の魅力は何といってもタイトルとは裏腹に胸が熱くなるような王道のストーリー展開ではないでしょうか。いわゆる「俺TUEEEE」系とは異なり、主人公が強くなるためにもがく様子が描かれています。
またスピンオフ作品で、ベルたちの物語の裏でどんなことが起きていたのか、本編では口数の少ないヒロイン、アイズが何を思っているのかが描かれているので、物語に深みが出て、より作品に入り込めるのも大きな魅力になっています。
まだまだ謎も多く、続きが気になりますし、ベルの活躍を見たくて何度も読み返す人も多いのではないでしょうか。個人的にも最終的にベルが英雄となる様を見たいので最後まで追っていきたいと思っています。
『ダンまち』テレビアニメ第一期ではどこまで描かれたのか?
テレビアニメ第一期『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は、2015年4月に放送され、原作第1巻から第5巻までの内容がアニメ化されています。ちなみにスピンオフ作品『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』もテレビアニメ化され2017年4月に放送されています。
ベル・クラネルはミノタウロスとの一騎打ちに勝利したことでレベル2に至り、サポーターのリリルカ・アーデ、鍛冶師のヴェルフ・クロッゾと共にダンジョン中層域の攻略に挑みますが、遭難してしまいます。なんとか安全地帯となる18階層、リヴェラの街にたどり着きますがイレギュラーとなる階層主モンスターが出現、多くの冒険者と協力し撃破するというところで終わっています。
『ダンまち』テレビアニメ第二期のストーリーはどうなる?
【朗報】ダンまち2期&劇場版決定!!
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— 黒猫*fam@恋愛アニメ (@Kuroneko_798) February 18, 2018
ついに発表されたテレビアニメ第二期の制作ですが、現在のところ詳細な情報はありませんので放送時期などは分かりませんが、非常に嬉しい発表ですね。気になるその内容ですが、テレビアニメ第一期が原作第5巻まででしたので第6巻からとなるのは確実でしょう。
前回が1クールで5巻分でしたので今回も10巻まで。と言いたいところですが、実は原作第9巻から始まるエピソード『異端児(ゼノス)』編は第11巻までの3巻に渡る長編エピソードとなっており、途中で区切るのは難しいでしょう。
以上のことを踏まえると1クールなら原作第8巻まで、2クールなら11巻までとなるのではないでしょうか。もしくは第8巻がメインキャラクターの日常を描く番外編のような内容ですので第8巻をカットし、第11巻までの5巻分で1クールを制作されるのかもしれません。今回はせっかくなので第6巻から第11巻までのあらすじをご紹介したいと思います。
『ダンまち』原作のあらすじを紹介!
原作第6巻ではベルが戦争遊戯(ウォーゲーム)に挑む!
過去最短でレベル2にランクアップしたベル・クラネルは、羨望や興味、嫉妬といった様々な理由で注目の的になっていました。そんな中、ベルは恋多き神アポロンに目を付けられてしまいます。
ベルを自分のものにしようとするアポロンは様々な策を巡らしヘスティア・ファミリアを追い込み、ついには派閥同士の総力戦「戦争遊戯(ウォーゲーム)」にまで発展してしまいますが、ヘスティア・ファミリアはベル一人しか団員がいません。
途方に暮れるベルとヘスティアのもとに、リリルカ・アーデとヴェルフ・クロッゾ、そしてタケミカヅチ・ファミリアのヤマト・命、さらにリュー・リオンが助太刀に現れます。それでも圧倒的な戦力差を誇るアポロン・ファミリアに果たして勝利することができるのでしょうか。
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原作第7巻では新たな仲間が登場!
レベル3へとランクアップを果たしたベルは新たにファミリアの「本拠地(ホーム)」を手に入れました。そんな中、神ヘルメスにそそのかされベルは娼婦の女神イシュタルが支配する歓楽街に訪れます。
そこでベルはイシュタルの眷族で娼婦見習いの少女、サンジョウノ・春姫と出会います。実は彼女は命たちタケミカヅチ・ファミリアの幼馴染で極東の貴族の女の子でした。しかも一時的に他者のランクを1つアップさせる特殊な魔法「ウチデノコヅチ」を持っていました。
イシュタルが企んでいるオラリオ二大派閥の一つ、フレイヤ・ファミリア打倒が春姫の精神を犠牲にするものだということを知ったベルは、春姫を助けたいと願う命と共にたった二人でイシュタル・ファミリアから春姫の救出を決意します。
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原作第8巻はそれぞれの日常を描く!
都市外ではラキア王国の主神アレスが三万の軍勢を率いてオラリオに出兵していましたが、圧倒的な戦力を誇る冒険者がいるオラリオの都市内は普段と変わらない日常を過ごしていました。
久しぶりにダンジョン攻略を休み、羽を伸ばすベルたち。リリルカ・アーデは同じ「小人族(パルゥム)」の英雄、ロキ・ファミリアの団長の「勇者(ブレイバー)」フィン・ディムナに求婚され自分の気持ちと向き合うことに。
一方でヴェルフ・クロッゾはかつての主神、鍛冶の女神へファイストスに自身の気持ちを打ち明けます。そしてベルは担当アドバイザーのエイナ・チュールの護衛を務めることに。そしてヘスティアは・・・。それぞれがそれぞれの気持ちと向き合い少しだけ関係が進展したりしなかったりする日常編です。
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原作第9巻では「異端児(ゼノス)」編突入!
いつものようにダンジョンに潜るベルはある日、人語を解するモンスターの少女と出会います。彼女をウィーネと名付けたベルは、仲間たちに相談しホームで保護することになり、ウィーネとヘスティア・ファミリアの面々は次第に打ち解けていきます。
そして彼女と同じように理知を備えるモンスター「異端児(ゼノス)」の存在、そんな「異端児(ゼノス)」を狩る者たちの存在をギルドの主神ウラノスの右腕である「賢者」フェルズから知らされたベルたちは、苦悩の末、ウィーネを同じ「異端児(ゼノス)」の元に連れて行くことにします。
「異端児(ゼノス)」たちとの一時のふれあいを得たベルたちは「異端児(ゼノス)」のリーダー、リドにウィーネを託し、ダンジョンをあとにします。しかしそこに「異端児(ゼノス)」の命を弄ぶ犯罪者集団イケロス・ファミリアの魔の手が忍び寄ります。
原作第10巻は怒涛の展開!
イケロス・ファミリアによってウィーネを攫われ仲間を殺された「異端児(ゼノス)」たちは暴走し、18階層の冒険者たちの前に現れてしまいます。ウラノスの要請を受けダンジョンに向かったガネーシャ・ファミリアとベルはそこで人工ダンジョン「人造迷宮(クノッソス)」を発見します。
「人造迷宮(クノッソス)」を使い、「異端児(ゼノス)」の捕獲、密輸を行っていたイケロス・ファミリアの存在を知ったベルは、モンスターのために人に刃を向けることに。そんなベルに対しイケロス・ファミリアの団長「暴蛮者(ヘイザー)」ディックス・ペルディクスは、「偽善者」と罵ります。
そして暴走したままドラゴンの姿で地上に飛び出してしまったウィーネを救うためベルは討伐するために駆けつけた憧れであるアイズと、ロキ・ファミリアに敵対することに・・・。
原作第11巻ではベルが再び英雄に!
モンスターに味方したことでオラリオ中から敵意を向けられるベル。それでも「異端児(ゼノス)」を救うと決意したベルとヘスティア・ファミリアの面々、そしてリューやナァーザなどベルを信じる人たちも協力し地上に出てしまった「異端児(ゼノス)」たちをダンジョンに帰すため動き出します。
一方で、「異端児(ゼノス)」を討伐するため動くロキ・ファミリアもベルの動きに注意していました。そんな中ヘルメスはベルの地に堕ちた名声を取り戻すため「異端児(ゼノス)」たちに逃がす代わりに数名犠牲になるよう取引を持ち掛けます。
様々な思惑が交錯する中、再び戦場となるオラリオに黒いミノタウロスの「異端児(ゼノス)」であるアステリオスが現れ、ベルを見つけると「再戦を!」と話します。多くの冒険者が逃げ出す中、ベルは再びミノタウロスとの一騎打ちに挑みます。
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テレビアニメ第二期で「異端児(ゼノス)」編はあるのか?
ダンまちのミノタウロスとの戦いの時のベルがかっこいい pic.twitter.com/WoTXlXMa1q
— 櫻井 尚輝 (@naokisakurai555) August 19, 2016
さて原作第6巻から第11巻までのあらすじをご紹介しましたがいかがでしょうか。前半の「戦争遊戯(ウォーゲーム)」編、「春姫」編も楽しみですが、やはり「異端児(ゼノス)」編も見たいですよね。
となるとやはり第8巻の日常編はカットされるのか、もしくは2クールでじっくり描いてくれるのか。もしくは日常編はOVAでという可能性もあるかもしれません。エピソードの大筋としては1話から3話分ぐらいで収まるでしょうし。
なんとしてもテレビアニメ第一期でも描かれていたベルとミノタウロスの一騎打ちをもう一度見たいと思う方は多いでしょうし、第三部の完結となるこのエピソードまではぜひアニメ化してほしいですね。
二期の前にまずは劇場版『ダンまち』が!
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』劇場版とTVシリーズ2期の制作が決定!
合わせて、『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ー オリオンの矢 ー』 のティザービジュアルを公開しました!
詳細は今後発表いたしますので、続報をお待ち下さい!#danmachi pic.twitter.com/hOSQzMrvPe— 『ダンまち』シリーズ アニメ公式 (@danmachi_anime) February 18, 2018
とまあ期待のふくらむテレビアニメ第二期ですが、その前に2019年2月15日に映画『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか‐オリオンの矢‐』の公開が発表されました。
こちらは公式の発表では、原作の大森藤ノ先生書き下ろしの完全オリジナルストーリーで、劇場版オリジナルキャラクターも登場します。今回はダンジョンではなくオラリオの外での物語になっているようです。
2018年10月4日の特別番組であらすじが発表されました。「神月祭」と呼ばれる祭りで、ベルは選ばれた者にしか抜けない伝説の「槍」を抜いてしまいます。そして彼の前に現れる一柱の女神。そしてオラリオからはるか遠く離れた秘境の地でベルの新たな冒険が始まります。
今後も『ダンまち』から目が離せない!
アニメ第二期の予想から原作のあらすじ、そして劇場版の情報をご紹介してきました。劇場版の前には最新巻となる原作第14巻が発売予定なので今後が楽しみですね。また『パチスロ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』もあるので大人の方はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
どんどん広がっていく『ダンまち』の世界。それだけ魅力的な作品だということでもありますので、もしまだ振れたことのない方は今からでも遅くありません!ぜひこれを機会に原作、アニメ第一期をご覧になって、一緒にまずは劇場版を期待しながら待ちましょう!
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